「週刊トヨタ2000GT」第40号 たっぷりストロークのあるリヤサスペンション
デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第40号です。
前65号の長丁場のこのシリーズは、前回にて全体の60%の進捗に達しました。今号からは残り4割となります。これまでに配布されているパーツを眺めると、7割くらいに達しているような感じがしますが、足回りなど、ゆっくり仕上げていくのかと思います。今回からしばらくは、サスペンション周りを組み立てていきます。
今回のパーツは、リヤサスペンションパーツです。
小さなビニール袋に、全てのパーツがコンパクトに納められています。しかし、組立作業はパーツのショボさに比例しておらず、結構楽しいものがありました。
パーツの一覧です。
リヤダンパー×2、リヤアッパーアーム左×1、リヤアッパーアーム右×1、ビス(Vタイプ)×3(うち1本は予備)、ビス(Wタイプ)×5(うち1本は予備)、ビス(Xタイプ)×3(うち1本は予備)、ビス(Uタイプ)×5(うち1本は予備)です。
38号のフロントサスペンションの時と同様に、ダンパーのバネが2つ入っています。最初からスプリングの両端にパーツが取り付けてあるので、読者が面倒な作業をすることはありません。気が利いていると思います。
今回の作業は、リヤアッパーアームとリヤダンパーの取り付けです。
シャシーフレームに、リヤアッパーアームとリヤダンパーを指定のビスで取り付けます。リヤアッパーアームの左右前後を間違えなければ作業は簡単です。
問題は、今回使用しないXタイプのビスを含め、複数の種類のビスが同じビニールの小袋に入っていることです。読者の立場としては、その号に使用するパーツのみ、都度配布して欲しいものです。しかし、配布パーツが少ない号に、後のパーツも一緒に入れることはある程度仕方ないことではあります。せめて、全く使用しない種類のビスは、別個の小袋に入れて欲しいと思う次第です。
これまでのところ、このシリーズはキットとして非常に良く出来ており、デアゴスティーニには珍しく気が利いているところが多いだけに、今回のような些細なことが気になってしまうものです。
全く使用しないXタイプのビスは取り分けて袋に入れて封をして、他の予備ビスと共にツールボックスに保管しておくことにします。写真ではまだ取り分けていませんが、UタイプとWタイプのビスも更に2本ずつ後の号にて使用するので保管します。
今回のパーツと共に、シャシーフレームを用意します。
リヤアッパーアームには左右の区別があります。
それぞれ「L」、「R」と刻印されています。この刻印された側がフロント側となります。
まず、左側のリヤアッパーアームから取り付けます。
シャシーフレームのビス穴に合わせて、リヤアッパーアームを差し込みます。
後ろ側からLタイプの長いビスを差込み、ドライバーで締め付けます。
ねじ込むと、リヤアッパーアームの前側にビスが入っていきます。
ビスの頭が、リヤアッパーアームの後端とツライチになるくらいで止めておきます。いっぱいまでねじ込む必要は無いようです。
右側のリヤアッパーアームも同様に取り付けます。
リヤダンパーを取り付けます。
六角形になった側を、シャシーフレーム側の取り付けポスト部に差し込んではめ込みます。
シャシーフレームのダンパーの取り付けポスト部の上側に、Uタイプのビスを差し込んで、少し手で締め付けます。
クロスレンチでUタイプのビスをねじ込みます。
この部分に、ちゃんと六角頭のビスを使用しているのは心憎い演出です。
リヤダンパーの下側の部分を、リヤアッパーアームに差し込みます。
この取り付け部はスプリングにはまっているだけなので、手で方向を変えることが出来ます。
Wタイプのビスを後ろ側から通して、ドライバーで締め付けます。
ここも、ネジ頭がツライチになるくらいでOKとのことです。締め付けすぎると、サスペンションの動きが悪くなります。
左右とも取り付け完了です。
手でリヤアッパーアームを押すと、サスペンションは結構なストロークがあることがわかります。楽しい感触です。
これで今回の作業は終了です。
次回、第41号のパーツは、リヤロワアームです。
シャシーフレーム後部にリヤロワアームブラケットを取り付け、そのにリヤロワアームを取り付けます。これから更に2号に亘り、リヤサスペンションの仕上げに掛かることになります。
| 固定リンク
「ミニカー」カテゴリの記事
- 週刊「ナイトライダー」106号~110号 最終号、とうとう完成!(2023.07.17)
- 週刊「ナイトライダー」101号~105号 次回の配達でシリーズ終了!(2023.06.04)
- 週刊「ナイトライダー」97号~100号 今回終われば残り10号(2023.05.03)
- 週刊「ナイトライダー」93号~96号 コツコツ地味な内装作業を続けます(2023.04.09)
- 週刊「ナイトライダー」89号~92号 後ろから見なけれ完成形?(2023.03.05)
「週刊トヨタ2000GT」カテゴリの記事
- 「週刊トヨタ2000GT」オプションのスポークホイールで足元キリリ!(2013.10.20)
- 「週刊トヨタ2000GT」オリジナルサウンドが鳴るディスプレイケース到着!(2013.06.09)
- 「週刊トヨタ2000GT」第65号 ワイヤーホイール発売予告のチラシ封入!(2013.03.11)
- 「週刊トヨタ2000GT」第64号 ダッシュボードを削らないとドアが閉まらない・・・(2013.03.10)
コメント
サスペンションの作業は楽しいですよね~~~(>_<)(>_<)
『週間日産GTR』の方は現在35号でまだ、3分の1程度ですから、
こちらの方がペースが速いです。そう言えば、『週刊マクラーレンMP4/4』の2号が発売されてますが、YUJIさんは、『週刊マクラーレンMP4/4』は創刊号コレクションになさるのですか???
ちょっと気になったので(>_<)(>_<)
投稿: 人生を考える会 会長 | 2012年9月24日 (月) 01時27分
>人生を考える会 会長さん、こんばんは。
週刊マクラーレンMP4/4は、創刊号のDVDに満足したので、2号以降は入手しません。明日発売の戦艦大和も創刊号だけ入手予定です。
投稿: YUJI | 2012年9月24日 (月) 20時56分