「週刊トヨタ2000GT」第41号 ワクワクサスペンション作り!
デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第41号です。
40号と共に、23日の日曜日の夕方に届きました。40号、41号共に付属パーツが小さいものばかりなので、ペラペラの梱包です。長いシリーズ中には、こういったことがよくあるものです。
パーツは小さいものばかりでも、工作の内容は、サスペンションの組み立てなので、決して退屈ではありません。シャシーフレームに立てたタップの正確さが求められるなど、結構読者のスキルの度合いが試されそうな気がします。とはいえ、全く難しい作業は無いのがこのシリーズの良いところです。難しい箇所はあらかじめ配布時に組んで置くなどして、読者への負担を巧みに回避しています。
今回のパーツは、前回に引き続き、リヤサスペンションのパーツです。
40号とそっくりの小さなビニール袋に納められています。
パーツの一覧です。
リヤロワアーム左×1、リヤロワアーム右×1、リヤロワアームブラケット×4、ビス(Sタイプ)×5(※1本は予備)、ビス(Rタイプ)×5(※1本は予備)、ビス(Hタイプ)×7(※1本は予備)です。
完成後に力が加わるサスペンションパーツは、多くが金属製となっています。特にリヤロアアームは精度高く成型されて、塗装が施されており、手にしているだけでもワクワクする仕上がりです。
Hタイプのビスは今回使用しません。袋から出さずにツールボックスに納めます。
今回の作業は、リヤロワアームのシャシーフレームへの取り付けです。
シャシーフレーム後部にリヤロワアームブラケットを取り付け、そこへリヤロワアームを組み付けていきます。リヤロワアームブラケットの取り付けは、読者自身がシャシーフレームに立てたタップ穴にビスをねじ込むので、きちんとタップが立てられていないとガッチリ止まらないという恐れがあります。ただ、多少タップ立てが不足していても、ビスをねじ込む際にネジ穴が出来ていくので、そんなに心配することは無いでしょう。
今回の付属パーツに加え、前回リヤアッパーアームを取り付けたシャシーフレームを用意します。ガッチリとしたシャシーフレームに金属パーツを取り付けていくのは楽しいものです。
シャシーフレーム後部の側面のビス穴に、リヤロワアームブラケットを取り付けます。Rタイプのビスを使用します。結構力が要ります。
リヤロワアームブラケットは、ネジが切ってある側を後ろにします。この部分は、読者自身がタップを立てた箇所です。ちょっとネジが長すぎる感がありますが、結構ちゃんと固定出来ました。
後ろ側のビス穴にも、リヤロワアームブラケットを固定します。
反対側の右側面にも、リヤロワアームブラケットを固定します。
リヤアッパーアームと同様、リヤロワアームにも左右の区別があります。
それぞれ「L]、「R」と刻印されており、刻印されている側が上面になります。非常に判りやすくなっています。まあ、ネジ止めなので、間違えてもやり直しが利きます。
組み立てガイドの解説通り、左側から取り付けます。
リヤロワアームブラケットの隙間に、リヤロワアームを差し込みます。見事にピッタリ収まります。こういった部分が、模型の全体の精度の高さを物語っているようです。
Sタイプのビスを前側からねじ込んで固定します。
あまりきつく締め過ぎると、サスペンションの動きが渋くなってしまうので、適当なところで止めておきます。
後ろ側のブラケット部分も固定します。
同様に、右側のリヤロワアームも固定します。若干ドライバーを斜めにしての作業ですが、特に締め付けに問題ありません。
これで今回の作業は終了です。
リヤロワアームがブラブラしていて、何とも中途半端な状態です。残りは次号となります。
仮組み状態にて、左右のリヤタイヤを取り付けてみます。
ディファレンシャルの穴にシャフトを差込み、サスペンションアームに仮に被せます。昔のスポーツカーらしく、非常にリヤロワアームが長いことが判ります。大きな上下運動が楽しめることが確認できました。早くタイヤを固定させたいものです。
次回、第42号のパーツは、引き続きリヤサスペンションに加え、フロントサスペンションのパーツが一部付属します。今回中途半端で終わったリヤサスペンションを、いよいよ次回完成させます。ダブルウィッシュボーンサスペンションの動きが楽しめるようになりそうです。
その次の43号では、久し振りの大型パーツであるシャシーパネルが付属します。シャシーフレームの取り付けは後の号となるかと思われます。これまでに配布されたパーツを使用して、フロントサスペンションを組み立てていくことになりそうです。だんだん足回りのメカニズムが出来てきます。非常に楽しい作業が続きます。
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コメント
一寸いらぬ疑問。 後輪このままの組立を予想すると、1号の完成裏面写真のように、ドライブシャフトのシルバーに塗装されている部分が見えなくなるような気がしますが? シャフトの方向はどちらでも影響ないようですが39号ではシルバー塗装注意されていますね。。 ひまです。
投稿: honest | 2012年9月25日 (火) 11時52分
honestさん、こんばんは。
>ドライブシャフトのシルバーに塗装されている部分が見えなくなるような気がしますが?
本当ですね!
私がまた間違えたかと思って37号、39号見直してみましたが、組み立てガイド通りでした。ひょっとして、ドライブシャフトの取り付け方向の指示が間違っていたかもしれませんね。固定する時に直す指示があれば良いのですが・・・。
投稿: YUJI | 2012年9月25日 (火) 20時51分
あのあと、元社長であった事はは秘して、デアゴに伝えました。 丁寧に対応してくれて、後ほど連絡してくれるとの事です。 1号の例の写真のすぐ下に、”実際の模型とは一部異なる場合があります。”とありますので責任は逃れられますね。 しかし黒の中に点在するシルバードット捨てがたいですね。
投稿: honest | 2012年9月26日 (水) 10時53分
honestさん、デアゴさんへのお問い合わせありがとうございます。ご返答はきっと我々の参考になります。ドライブシャフトの取り付け方法が逆だったのかと思います。その内、公式ページでも告知するでしょうか。
投稿: YUJI | 2012年9月26日 (水) 21時23分
年寄のあせり、シャフトを正し?、後悔しないように、ついでに、シャフトをデフにチョットの力で押し込みました、快いレスポンス、綺麗におさまります。・・・デアゴの返事まつ余裕ありません、というオッチョコチョイです。
まねしないように。
投稿: honest | 2012年9月27日 (木) 17時30分
> 元社長であった事は秘して
honestさん、現社長は和時計をやってらっしゃるようです。(URL)
投稿: カズキ | 2012年9月27日 (木) 17時42分
>honestさん、こんばんは。
私も記事中の写真では、デフにシャフトを差し込んでしまっています。やさしく抜き取りました。サスペンションに追従する仕組み、楽しいです。
>カズキさん、こんばんは。
デアゴの社長さん、組み立て中に迷ったら、先行組み立ての女性社員に質問に行けば簡単に解決しそうで、羨ましいです。
投稿: YUJI | 2012年9月27日 (木) 21時13分
カズキさん、現社長のブログ一寸拝見しました。 寄席にいったことがないとの事、 先端を走るものとして信じられません。
投稿: honest | 2012年9月28日 (金) 21時40分
PS 金額でいうと、 先日博多で”sound of music"を娘と観賞しましたが、寄席の20倍します。 やっかみですね。
投稿: honest | 2012年9月28日 (金) 21時50分