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2012年9月

2012年9月29日 (土)

改訂版「戦艦大和をつくる」創刊号

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デアゴスティーニから9月25日に新創刊となった、週刊パーツ付きクラフトマガジン「戦艦大和をつくる」の創刊号を買ってきました。例によって創刊号は特別価格にて手が出しやすくなっています。390円です。

このシリーズは、2005年9月から2007年6月に掛けて発刊されていた同名のシリーズの改訂版です。当時も盛んにTVCMが入っていたので印象に残っているのですが、週刊クラフトマガジンにあまり興味が無かったために、創刊号を含めて購入していませんでした。今回も、新たに長丁場のシリーズを開始する予定はないのですが、とりあえず創刊号は押さえておきます。スタートアップDVDは付属していませんが、390円ならば、冊子の情報だけでもオトクかと思います。

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書店の店頭にて、冊子の立ち読みとパーツの確認が出来るパッケージになっています。
戦艦の特徴的な部分である艦橋が、創刊号のパーツとなっているのがわかります。

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創刊号の冊子にシリーズガイド、模型と統一縮尺の船体平面図、パーツなどが入っており、390円とは思えない豪華さです。まあ、次号からは最後まで、価格に見合わない内容のものが続きます。クラフトマガジンとはそういうものと思わなければ楽しめません。

全90号にて2号以降は1190円です。最近創刊されるデアゴスティーニのクラフトマガジンは、1680円~1980円くらいに価格アップしているので、かなり安く感じます。7年前の最初のシリーズと価格を揃えたのでしょう。シリーズ全号のコストは10万6300円。しかし塗料や道具などいろいろ揃えなければいけませんし、デアゴスティーニから様々なオプションパーツがシリーズ途中に出てくるでしょうから、あと数万円必要と考えたほうが良いでしょう。

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模型の縮尺は250分の1です。完成すると、全長105.2cmという迫力満点の戦艦模型が出来上がることになります。日本にて、多くの方の住宅事情を勘案すると、これがほぼ最大限の大きさかもしれません。

同梱されている船体縮尺図は、模型の原寸大となっているので、2次元ではありますが、拡げると完成時の巨大さを垣間見ることが出来ます。今回の改訂版では、大和に加えて同型艦の武蔵へ改装することが出来ます。竣工時はほぼ同じ姿であった両艦は、先に姿を消した武蔵と、最終的にかなりの対空兵器を増備した大和では少々異なっていたようです。シリーズ前半は共通のパーツにて、後半から武蔵用のパーツ配布もなされるとの事で、最初からどちらを作るのか決めておかなくても、後半に入る際に決断すれば良いようです。

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魅力的な大型模型キットですが、現在は2005年当時と異なり、タミヤの350分の1キットをはじめ、大和の精密な大型キットが複数発売されています。但し、こちらは週刊クラフトマガジンという販売手法のために、一概に比較は出来ません。書店で買えるという気楽さは当時よりも浸透しているので、以前以上に売れると見込まれているのかもしれません。

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創刊号付属のパーツを確認します。
船体の内部構造のパーツと共に、艦橋のパーツが付属しています。艦橋は重量感のある金属製です。

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模型を構成するパーツと共に、組み立てに要するツール類もシリーズ中にて一部配布されます。創刊号には、平型精密ヤスリと木工用ボンド、プラパテが付属します。
木工用ボンドは、デアゴスティーニの他のシリーズの創刊号にもよく付属してくるものです。容器の使い勝手が良いので、他の工作時に便利に使用します。ヤスリは安物ですが、大雑把な作業に使えそうです。

こういったほかの工作にも使用できるツールが付属するのも、創刊号の楽しみの一つでもあります。

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写真は仮組みの状態です実際に接着してしまうと嵩張ります。
金属製の艦橋パーツは、意外と精度が高くてピッタリパーツが合います。

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90号を組み立て続けると、1mを超える立派な大和の模型が出来上がることになります。専用ケースは、全号購読した読者への全員プレゼントです。これに、製作者の名前を掘り込んだネームプレートを入れれば、見事な置物となるでしょう。ネームプレートは、結構な価格のオプションとして販売されることと思われます。

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2号以降は、船体の内部構造を組み立てながら、艦橋や主砲等の魅力的なパーツを順次組み立てていくという方式です。

前回の大和のシリーズを組み立てた方によると、難しい部分が多く、かなりの時間を要す模型であるとの事です。船首のバルバス・バウの球状表現を、読者自身が削りだして造形しなくてはならないなど、高い技術も必要との事。私自身は、同じくデアゴスティーニのC62や零戦を作っていた頃と比べて、現在は作業時間を確保することが困難なために、次号以降は見送ります。

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2012年9月27日 (木)

「週刊SL鉄道模型」第33号 木琴のバチならぬクリーニング棒です

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講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の第33号です。

シリーズ折り返しにて実施する試運転に向けてのパーツが順次配布されています。今回はこれといった作業はありませんので、多忙な方にも安心?です。暇な時には物足りませんが、現在の私の様に、決算処理にて趣味に時間が避けない時期にはありがたくさえ思えます。パートワークは作業を溜め込みたくないのです。

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今回の付属パーツは、「DCフィーダーとクリーニング棒」です。
ボール紙の台紙にセロテープで貼り付け、袋に収めるといった簡単な梱包です。

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とりあえずパーツを取り出します。
パッと見ると、DCフィーダーはともかく、とても鉄道模型のパーツには見えません。何かの衛生用品みたいです。

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クリーニング棒と称する道具です。
先端に球状の固めた綿を取り付けた木製の棒1本と、やたらと細い綿棒5本です。クリーニング棒は、レールの踏面を掃除するもので、細い綿棒は、車両の車輪を掃除するためのものです。

クリーニング棒、オモチャの木琴のバチか、耳かきの梵天の様に見えます。
ただ、1本じゃ木琴で大した曲は弾けませんし、硬く固めてあるので梵天のように耳には入りません。

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前作の「鉄道模型少年時代」にも、レールクリーニング棒が付属してきました。連結式の本体の先にクリップで布片を固定する道具で、汚れたら布片だけ交換すればよいというスグレモノです。結構気に入って愛用しています。すぐに市販化されるかと思っていたのですが、現在でも販売されていません。先端の布片が弛みやすいので、使用するのに結構コツが必要なので、市販化が見送られているのかもしれません。

今回のクリーニング棒は、木の棒の先に固めた綿の球を取り付けただけといったシンプルな形状です。先端は交換できないので、汚れたら使い捨てです。車輪の回転に従って発生する静電気の影響で、レールは結構汚れるのです。1本だけのクリーニング棒では、すぐに使い果たしてしまうでしょう。

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木製ベースには、試運転用の周回レールが仮敷設してあります。まだ敷いたばかりなので汚れていませんが、一応クリーニング棒の使い勝手を確認します。球の部分の硬さがレールを優しく拭くのに便利そうです、なかなか良い感触です。「鉄道模型少年時代」のレールクリーナーよりも使いやすいのは確実です。しかもコンパクトなので、レールの周囲の木やストラクチャーとの接触の心配は少なくなりそうです。

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このクリーニング棒と極細綿棒は、通販にて販売するとのことです。クリーニング棒10本と綿棒20本、そしてTOMIXのレールクリーナーが付属して1680円。
それぞれ1本と5本しか付属していない33号は、DCフィーダーが付属しているとはいえ、かなりのボッタクリかと思ってしまいます。まあ、パートワークの特製上、仕方の無いことではあります。DCフィーダーは、全く同じ市販品が525円です。

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木琴のバチ、もといクリーニング棒で遊んでしまいましたが、今回の作業ではまだクリーニングするべき汚れも無いでしょう。
今回の作業は、DCフィーダーの接続です。コントローラーと接続し、レールに給電するためのパーツです。

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このDCフィーダーは、TOMIXの市販品のDCフィーダーと殆ど同じです。ケーブルの長さも同じ70cmです。
レールと接触する部分の端子のメッキが、市販品のゴールドに対してシルバーメッキとなっています。製作マニュアルの写真ではゴールドになっているので、ロットによる差異であると思われます。実用上の影響は全くありません。

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手持ちの市販品のDCフィーダーが日本製なのに対し、今回のパーツは中国製でした。こちらも現在の市販品は中国製かと思われるので、まあ同じものと見て良いでしょう。

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今回のDCフィーダーを接続する箇所は、ジオラマの右手前部分です。木製ベースには予め穴が開けられているので、情景シートに最小限の切込みを入れてケーブルを通すことになります。
木製ベースの位置を入れ替えて穴埋めしてしまった私は。改めて穴を穿つ必要があります。レール固定の際に実施します。今回はDCフィーダーの品質確認をして終了です。

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次号、第34号の付属パーツは、「動力ユニット」です。
いよいよ創刊号の車両に動力ユニットが取り付けられます。コントローラーが揃うには35号まで待たないといけませんが、市販のコントローラーを持っておられる方は、試運転が可能となります。

鉄道コレクション動力ユニット12m級用TM-03と同等品かと思われます。現時点では模型屋さんで見かけることが少ない動力ですが、今回の週刊SL鉄道模型のパーツのための生産にて、市販品も店頭に並ぶかもしれません。

34号は、特別価格の2180円です。同等品の鉄コレ動力の定価が2310円なので、お買い得!と思ってしまいますが、安売り店ならば2000円以下で求められます。今後もコントローラーや転車台のようなコストの掛かっている号には高い特別価格を設定されますが、今回の33号のような、明らかにお安く仕上げた号には休めの特別価格設定等ということはありません。講談社さんに限らず、他社のパートワークでも見られる現象です。まずは50号までの購読者プレゼントの模型入手のためと割り切りましょう。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」木製ベースの配線穴あけ

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第34号 お待ちかねの動力ユニット!

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2012年9月26日 (水)

「週刊SL鉄道模型」木製ベースの配線穴あけ

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講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の制作の話題です。

全70号のこのシリーズは、もうすぐ折り返し点となります。32号にて試運転のための周回レールのパーツが揃い、これまでに配布されたパーツを並べると、だんだんジオラマの姿らしくなってきました。

このシリーズの特徴的なパーツである転車台がまだ配布されていないものの、ジオラマ右側の繁華街の部分は、ほぼ完成形の姿を現しています。

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車両をレールに乗せると、更に完成後の状態が創造出来る様になります。バテロコに牽かれた短編成の貨物列車が昭和の情景に似合います。

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これからのんびり配布される転車台やポイントを順次並べていくと、高度成長期の日本の街並みの息遣いが見えてくることでしょう。現在の状態でも、結構楽しめます。

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電飾を施しているビルは、線路が全部揃ってから固定する予定です。
元々、木製ベースには配線を通す穴があけられていたのですが、私はベースの順序を替えてしまったために全部塞いでいます。改めて穴をあけなければなりません。建物の固定時に穴あけしてもよいのですが、工作の仕上げ部分は忙しくなるものです。さしてやることの無い今の内に、簡単な穴あけくらい終わらせておきたいものです。

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最初にあけられていた穴は、直径1cm程の大きなものでした。ジオコレの電飾セットを組み込むのに対応しているのだと思います。私の場合は、木製ベース裏に通すのは細いケーブルだけなので、大きな穴は必要ありません。

木製ベースの素材のMDFは軟らかいので、簡単に穴があけられます。でも手動ドリルであけるのは面倒なので、電動ドリルを使用します。

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電動ドリルを使用すると、あっという間に穴があいてしまいます。
穴の周囲を整えて、配線穴あけ完了です。

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ボードの裏側の穴も整えます。

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穴の直径は4mm。細いケーブルを通すには十分です。

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サッサとビルを固定してしまいたくなりますが、我慢しておきます。地面の大幅な改良を行う際に、建物は固定してあるとやり難いのです。

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このジオラマの道路部分は、低くて不自然です。ストラクチャーを仮置きするまで気付きませんでした。道路部分は、紙製のペラペラのシートが貼られています。

ビルの土台部分が道路からかなり高い位置にあります。道路を貼る前に確認しておけば良かったと思います。道路シートの下に厚手のボール紙等を貼って嵩上げしたくなります。しかし、木工用ボンドでしっかり接着してしまっているので、今更どうしようもありません。

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ジオラマ奥の消防車の車庫部分の段差は更に気になります。こんなに道路と段差があっては、緊急時に消防車が出動するのが困難です。いきなり引っかかってしまいそうなので、消防車の配置が難しくなります。車庫から道路に出て行く光景を再現するためには、道路の嵩上げが必要です。

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このシリーズでは、初めてジオラマ作りに挑戦される方でも、簡単に完成させられるように工夫が凝らされています。その為に、多少の矛盾やチャチさは妥協しています。
読者がそれぞれ工夫を凝らして改良していくのも楽しいものです。まだまだ続くこのシリーズ、存分に改良を楽しみたいと思います。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第32号 試運転まであと4号!

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第33号 木琴のバチならぬクリーニング棒です

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2012年9月24日 (月)

「週刊トヨタ2000GT」第41号 ワクワクサスペンション作り!

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デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第41号です。

40号と共に、23日の日曜日の夕方に届きました。40号、41号共に付属パーツが小さいものばかりなので、ペラペラの梱包です。長いシリーズ中には、こういったことがよくあるものです。

パーツは小さいものばかりでも、工作の内容は、サスペンションの組み立てなので、決して退屈ではありません。シャシーフレームに立てたタップの正確さが求められるなど、結構読者のスキルの度合いが試されそうな気がします。とはいえ、全く難しい作業は無いのがこのシリーズの良いところです。難しい箇所はあらかじめ配布時に組んで置くなどして、読者への負担を巧みに回避しています。

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今回のパーツは、前回に引き続き、リヤサスペンションのパーツです。
40号とそっくりの小さなビニール袋に納められています。

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パーツの一覧です。
リヤロワアーム左×1、リヤロワアーム右×1、リヤロワアームブラケット×4、ビス(Sタイプ)×5(※1本は予備)、ビス(Rタイプ)×5(※1本は予備)、ビス(Hタイプ)×7(※1本は予備)です。

完成後に力が加わるサスペンションパーツは、多くが金属製となっています。特にリヤロアアームは精度高く成型されて、塗装が施されており、手にしているだけでもワクワクする仕上がりです。

Hタイプのビスは今回使用しません。袋から出さずにツールボックスに納めます。

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今回の作業は、リヤロワアームのシャシーフレームへの取り付けです。
シャシーフレーム後部にリヤロワアームブラケットを取り付け、そこへリヤロワアームを組み付けていきます。リヤロワアームブラケットの取り付けは、読者自身がシャシーフレームに立てたタップ穴にビスをねじ込むので、きちんとタップが立てられていないとガッチリ止まらないという恐れがあります。ただ、多少タップ立てが不足していても、ビスをねじ込む際にネジ穴が出来ていくので、そんなに心配することは無いでしょう。

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今回の付属パーツに加え、前回リヤアッパーアームを取り付けたシャシーフレームを用意します。ガッチリとしたシャシーフレームに金属パーツを取り付けていくのは楽しいものです。

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シャシーフレーム後部の側面のビス穴に、リヤロワアームブラケットを取り付けます。Rタイプのビスを使用します。結構力が要ります。
リヤロワアームブラケットは、ネジが切ってある側を後ろにします。この部分は、読者自身がタップを立てた箇所です。ちょっとネジが長すぎる感がありますが、結構ちゃんと固定出来ました。

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後ろ側のビス穴にも、リヤロワアームブラケットを固定します。

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反対側の右側面にも、リヤロワアームブラケットを固定します。

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リヤアッパーアームと同様、リヤロワアームにも左右の区別があります。
それぞれ「L]、「R」と刻印されており、刻印されている側が上面になります。非常に判りやすくなっています。まあ、ネジ止めなので、間違えてもやり直しが利きます。

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組み立てガイドの解説通り、左側から取り付けます。
リヤロワアームブラケットの隙間に、リヤロワアームを差し込みます。見事にピッタリ収まります。こういった部分が、模型の全体の精度の高さを物語っているようです。

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Sタイプのビスを前側からねじ込んで固定します。
あまりきつく締め過ぎると、サスペンションの動きが渋くなってしまうので、適当なところで止めておきます。

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後ろ側のブラケット部分も固定します。

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同様に、右側のリヤロワアームも固定します。若干ドライバーを斜めにしての作業ですが、特に締め付けに問題ありません。

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これで今回の作業は終了です。
リヤロワアームがブラブラしていて、何とも中途半端な状態です。残りは次号となります。

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仮組み状態にて、左右のリヤタイヤを取り付けてみます。
ディファレンシャルの穴にシャフトを差込み、サスペンションアームに仮に被せます。昔のスポーツカーらしく、非常にリヤロワアームが長いことが判ります。大きな上下運動が楽しめることが確認できました。早くタイヤを固定させたいものです。

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次回、第42号のパーツは、引き続きリヤサスペンションに加え、フロントサスペンションのパーツが一部付属します。今回中途半端で終わったリヤサスペンションを、いよいよ次回完成させます。ダブルウィッシュボーンサスペンションの動きが楽しめるようになりそうです。

その次の43号では、久し振りの大型パーツであるシャシーパネルが付属します。シャシーフレームの取り付けは後の号となるかと思われます。これまでに配布されたパーツを使用して、フロントサスペンションを組み立てていくことになりそうです。だんだん足回りのメカニズムが出来てきます。非常に楽しい作業が続きます。

前回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第40号 たっぷりストロークのあるリヤサスペンション

次回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第42号 ダブルウィッシュボーンサスペンションの動きの再現性が素晴らしい!

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2012年9月23日 (日)

「週刊トヨタ2000GT」第40号 たっぷりストロークのあるリヤサスペンション

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デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第40号です。

前65号の長丁場のこのシリーズは、前回にて全体の60%の進捗に達しました。今号からは残り4割となります。これまでに配布されているパーツを眺めると、7割くらいに達しているような感じがしますが、足回りなど、ゆっくり仕上げていくのかと思います。今回からしばらくは、サスペンション周りを組み立てていきます。

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今回のパーツは、リヤサスペンションパーツです。
小さなビニール袋に、全てのパーツがコンパクトに納められています。しかし、組立作業はパーツのショボさに比例しておらず、結構楽しいものがありました。

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パーツの一覧です。
リヤダンパー×2、リヤアッパーアーム左×1、リヤアッパーアーム右×1、ビス(Vタイプ)×3(うち1本は予備)、ビス(Wタイプ)×5(うち1本は予備)、ビス(Xタイプ)×3(うち1本は予備)、ビス(Uタイプ)×5(うち1本は予備)です。

38号のフロントサスペンションの時と同様に、ダンパーのバネが2つ入っています。最初からスプリングの両端にパーツが取り付けてあるので、読者が面倒な作業をすることはありません。気が利いていると思います。

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今回の作業は、リヤアッパーアームとリヤダンパーの取り付けです。
シャシーフレームに、リヤアッパーアームとリヤダンパーを指定のビスで取り付けます。リヤアッパーアームの左右前後を間違えなければ作業は簡単です。

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問題は、今回使用しないXタイプのビスを含め、複数の種類のビスが同じビニールの小袋に入っていることです。読者の立場としては、その号に使用するパーツのみ、都度配布して欲しいものです。しかし、配布パーツが少ない号に、後のパーツも一緒に入れることはある程度仕方ないことではあります。せめて、全く使用しない種類のビスは、別個の小袋に入れて欲しいと思う次第です。

これまでのところ、このシリーズはキットとして非常に良く出来ており、デアゴスティーニには珍しく気が利いているところが多いだけに、今回のような些細なことが気になってしまうものです。

全く使用しないXタイプのビスは取り分けて袋に入れて封をして、他の予備ビスと共にツールボックスに保管しておくことにします。写真ではまだ取り分けていませんが、UタイプとWタイプのビスも更に2本ずつ後の号にて使用するので保管します。

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今回のパーツと共に、シャシーフレームを用意します。

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リヤアッパーアームには左右の区別があります。
それぞれ「L」、「R」と刻印されています。この刻印された側がフロント側となります。

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まず、左側のリヤアッパーアームから取り付けます。
シャシーフレームのビス穴に合わせて、リヤアッパーアームを差し込みます。

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後ろ側からLタイプの長いビスを差込み、ドライバーで締め付けます。

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ねじ込むと、リヤアッパーアームの前側にビスが入っていきます。
ビスの頭が、リヤアッパーアームの後端とツライチになるくらいで止めておきます。いっぱいまでねじ込む必要は無いようです。

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右側のリヤアッパーアームも同様に取り付けます。

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リヤダンパーを取り付けます。
六角形になった側を、シャシーフレーム側の取り付けポスト部に差し込んではめ込みます。

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シャシーフレームのダンパーの取り付けポスト部の上側に、Uタイプのビスを差し込んで、少し手で締め付けます。

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クロスレンチでUタイプのビスをねじ込みます。
この部分に、ちゃんと六角頭のビスを使用しているのは心憎い演出です。

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リヤダンパーの下側の部分を、リヤアッパーアームに差し込みます。
この取り付け部はスプリングにはまっているだけなので、手で方向を変えることが出来ます。

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Wタイプのビスを後ろ側から通して、ドライバーで締め付けます。
ここも、ネジ頭がツライチになるくらいでOKとのことです。締め付けすぎると、サスペンションの動きが悪くなります。

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左右とも取り付け完了です。
手でリヤアッパーアームを押すと、サスペンションは結構なストロークがあることがわかります。楽しい感触です。

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これで今回の作業は終了です。

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次回、第41号のパーツは、リヤロワアームです。
シャシーフレーム後部にリヤロワアームブラケットを取り付け、そのにリヤロワアームを取り付けます。これから更に2号に亘り、リヤサスペンションの仕上げに掛かることになります。

前回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第39号 全体の6割に到達!

次回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第41号 ワクワクサスペンション作り!

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2012年9月22日 (土)

海原電鉄in鉄道模型少年時代

さんけいのみにちゅあーとキットスタジオジプリの映画の「千と千尋の神隠し」に出てきた「銭婆の家と海原電鉄」の組み立ての話題です。

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先日、銭婆の家も完成して、このキットの組立作業は完了しました。元々の目的であった付属品の海原電鉄の車両の動力化も成功し、ヘッドライト、テールランプ、室内灯を点灯させての走行も可能になっています。映画の世界の中のようなジオラマを製作するのは大変なので、とりあえずは既存のレイアウトを走らせることにします。

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走行の前にディスプレイケースに入れて飾って楽しみます。車両の長さが短いので、1両用のケースで2両とも飾ることが出来ます。
しかし、走行性能を優先したために車両間の隙間が広すぎて、眺めていると萎えます。

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用意したのは、講談社のパートワークの「鉄道模型少年時代」です。
完成してしばらくは楽しんでいましたが、それからはずっと隣室のタンスの上に置きっぱなしになっていました。かなりの長時間かけて電飾の追加やディティールアップ作業を行ったものなのに、完成すると興味が薄れてしまうのです。

単行のディーセルカーがゆるゆると走るのが似合う里山の夏祭りの光景を再現したジオラマですが、果たして海原電鉄の車両は溶け込むことが出来るでしょうか。

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映画の中の、水を切って走る光景が印象深いので、そのまま置くと場違いのような感じですが、車両自体は古くてローカル色豊かなので、そんなに似合わないわけではありません。パンタグラフの無い車両なので、非電化の里山交通路線でも矛盾しません。鉄橋を渡る光景は、なかなか良いものです。

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ジプリワールドに出てくるかもしれないような、萱葺きの屋根と車両がマッチしています。低速走行でもヘッドライトが明るく灯るので、電飾満載のこのジオラマでも寂しいことはありません。

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2両連結の車両を、カーブのきついミニレイアウトで走らせると、どうしても車両間の隙間が気になってしまうものです。こればかりは諦めざるを得ません。
自己改造した自動踏切は正常に作動しています。

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里山駅に入線する海原電鉄の光景です。
普段は単行のディーゼルカーが止まる短いホームですが、2両編成の海原電鉄車両でもギリギリ納まります。
ホームで待っている方々から見ると、何とも今日は変な車両が入ってきたと思われることでしょう。下手に乗り込んだら何処に連れて行かれるか判らないので、見送って頂きたいものです。

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C140のカーブは曲がれると思っていたのですが、このジオラマを走らせていると、少々車輪が空回りする感じです。2両連結の状態だと、内側の台車が車体に干渉してしまう様子です。あまり無理に走らせられるものではありません。

現在製作中の「週刊SL鉄道模型」でも走らないことは無いでしょうが、期待は出来ません。

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ということで、木製ベースにエンドレスレールを敷いて試運転が出来るようになった「週刊SL鉄道模型」に設置します。殆ど何にも無い素寒貧の光景です。

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やっぱりC140のコーナーでは車輪が空転しているような音が出ます。完成後もあまり走らせることは出来ません。

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ミニレイアウトでは走行自体は少々無理があるものの、古びた流線形のデザインが、里山の夏祭りの中を通過していく光景は悪くありません。つい長時間楽しんでしまいます。

後は、この車両を収納するケースを用意したいものです。いつまでも作業台の隅っこに置いていくわけにはいきません。

前回はこちら
さんけい「銭婆の家と海原電鉄」一応完成です

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2012年9月20日 (木)

「週刊SL鉄道模型」第32号 試運転まであと4号!

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講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の第32号です。

この間始まったばかりと思っていたこのシリーズですが、既に全70号の折り返し点が近づいてきました。ジオラマの土台部分が出来、レールやストラクチャーの設置の段階ももうすぐかと思います。

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今回の付属パーツは、「レールセット7」です。
レールパーツの多いこのシリーズでは、度々レールだけが付属する号となります。

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S99の直線レール1本と、S18.5の直線レール3本です。今回も隙間を埋めるようなチマチマレールが付属しています。S18.5なんて、長さ調整に使用するものでしょう。こういう回には、読者に何か楽しみを与えないと、モチベーションが低下します。

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今回の作業は、木製ベース上への楕円形レール仮敷設です。
ちゃんとワクワクするような作業が用意されていました。

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これまでに配布されたレールセット1~7の殆どを使用して、エンドレスのレール組みをします。

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製作マニュアルに、それぞれのレールの位置が解説されています。今後配布される3箇所のポイント部分については、今の段階では直線レールと曲線レールで代替することになります。製作マニュアルを見なくても、木製ベース上に貼った情景シートにレール種別が書かれています。

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これまでのレールセットを用意します。
適当に分割配布しているのかと思ったのですが、ちゃんとコントローラー配布の号までにエンドレスにて試運転が出来るようになっていたようです。鉄道模型は、レール上を走らせると楽しみが一気に増えます。
ただ、今の時点では動力ユニットもコントローラーも無いので、車両を走らせることは出来ません。

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情景シートに書かれた通りレールを敷くだけなので、あっという間に終わります。楕円形とは言い難い、異形のエンドレスです。ビルなどのストラクチャーを設置するともっと雰囲気が盛り上がるでしょうが、電飾のためのケーブル取り回しが面倒なので、今回は小山部のみ設置します。

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今回は仮敷設なので、当然ながらレールは固定しません。ポイント部分には代替レールが使われています。

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このシリーズでは、バラストを撒きません。TOMIXの市販のファイトラックの色違いなので、道床には一応バラストの造形があります。でも、やっぱり寂しいので、レール固定後に自己責任の工作にてバラストを撒きたいものです。

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手持ちのTOMIXのコントローラーとDCフィーダーを接続し、シリーズ序盤に配布された車両を走らせます。

創刊号の機関車の動力化には、34号に付属してくる動力ユニットが必要ですが、私は鉄コレの12m級動力を使用して早々に走行可能にしています。

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のっぺらぼうの平原の佇まいですが、一応車両が走行すると、一人前の鉄道模型の雰囲気になります。

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ストラクチャーを置いていないと、ジオラマが狭く感じるものです。あっという間に1周してしまいます。平らな造成地のようです。

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貨物列車がトコトコ走る光景は、あと1ヶ月足らずで体験できるようになります。

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今後、33号にてDCフィーダー、34号にて動力ユニット、35号コントローラー、36号ACアダプターと揃い、仮敷設のレールと共に、試運転が出来るようになります。

予告写真を見ると、動力ユニットは鉄コレの12m級動力そのままのようです。このシリーズのためだけに再生産したとは思えないので、市販品も店頭に並んでくるでしょう。

コントローラーは、TOMIXのN-600の色違いのように見えますが、スイッチが一つ多いですし、左側のポイントスイッチ接続部が省略されているなどから、このシリーズのオリジナル品かと思われます。またACアダプターも市販品と形状が異なるようです。これもその内、カラーリングを変えてTOMIXブランドで市販されるのでしょう。

動力ユニットが付属する34号と、コントローラーが付属する35号は、特別価格にて2,180円となります。チャチな小パーツやレールが少しだけ付属する号が「安い」特別価格などということは絶対に無く、コストが掛かる号のみ上乗せするとは、講談社のパートワーク、実にちゃっかりしています。いつものことであります。

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次号、第33号の付属パーツは、「DCフィーダーとクリーニング棒」です。
DCフィーダーは、TOMIXの市販のものと同じ様です。木の棒の先に丸い球体が付いたものがクリーニング棒のようです。綿棒のようなものも写真に写っています。これも1680円の雑誌のオマケか、と思うと、コントローラーも通常価格にしろよ、と言いたくもなるものです。

前作の「鉄道模型少年時代」でも、レールクリーナーが配布されました。先端のクリップの先に布片を挟んで使用するタイプにて、非常に使いやすくて愛用しています。今回は、交換が出来ないタイプのようですが、果たして使い勝手は如何に。

チマチマとレールばかりが続いて停滞気味でしたが、これから4号後には試運転にて盛り上がることでしょう。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」宅地部・小山部の隙間埋めと地面の改良作業

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」木製ベースの配線穴あけ

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2012年9月19日 (水)

さんけい「銭婆の家と海原電鉄」一応完成です

さんけいのみにちゅあーとキットスタジオジプリの映画の「千と千尋の神隠し」に出てきた「銭婆の家と海原電鉄」の組み立ての話題です。

前回、ようやくキットの本体部分である銭婆の家の組み立てを開始しました。途中まで作ったところ、組み立てはかなり簡単だと感じています。このキットで最も難しいのは、海原電鉄の車両の部分かと思います。

今回は、一気に銭婆の家を完成させて、キットの組み立てを完了したいと思います。車両を動力化して完成させてから、随分と時が経ってしまいました。

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銭婆の家で特徴的なのは、大きな屋根のパーツです。萱葺き屋根を、屋根シートを貼り付けて表現することになっています。

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組み立て説明書を見ながら、屋根パーツの端部を折って接着していきます。

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屋根を建物に取り付けると、一気に感性が近づいたような気がします。

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屋根シートを切り抜きます。
切った屋根シートの断面部分は、水性カラーペンのグレーで塗っておきます。切断面が白いままだと、完成後に目立つのです。このあたりのことは、組み立て説明書にも明記されるようになりました。

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屋根の頂上部分には、多くのパーツを貼り合わせて厚みを持たせる構造となっています。しかしその多くの部分が説明書では省略されており、指示通り組み立てると多くのパーツが余ってしまいます。間違いの補足のために、一枚の追加解説書が入っています。

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説明書では、薄くペラペラの屋根シートの裏側に接着剤を塗るのではなく、屋根側に塗るという指示がなされています。確かに屋根シートに接着剤を塗ると、水分のために丸まってしまって処置に困ることがあります。

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屋根シート、煙突、屋根の中央部のパーツを貼り付けていきます。
表面に模様がプリントされた紙を貼っただけですが、ちゃんと萱葺きの屋根の情景になっています。

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入口のアーチの装飾板や、窓のブラインドを取り付けていきます。
これで建物本体はほぼ完成です。

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建物本体が出来たら、アクセサリー部分の組み立てです。
入口のアーチには、カンテラを吊るします。このカンテラは、手が伸びてピョコピョコ移動できるようになっています。つまりカンテラは一つしか無いはずなのですが、このキットでは、アーチに吊られている状態と、ピョコピョコ歩いている状態との二つとも表現できるようになっています。

このカンテラにLEDを仕込んで点灯させようかと思っていましたが、非常に小さくて形を損なわずに点灯化を行うのは困難です。やってやれないことはありませんが・・・。今日の時点では、点灯しない状態にて組み立てておきます。

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これで銭婆の家は完成です。かなり簡単な建物でした。
付属の人形パーツを切り抜いて配置すると、映画の中の光景を思い起こすことが出来ます。

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但し、銭婆の家はこの母屋だけでなく、離れや納屋、そして周囲の畑などが一体となって独特の光景を作り上げていました。この建物だけ手にしても、あまり雰囲気があるものではありません。

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銭婆の家、そして沼の底のホーム、海原電鉄の電車と、キットに付属していた全てのパーツの組み立てが終わりました。海原電鉄の車両以外は、今後登場することが無いかも知れません。キットの組み立てが中途半端で中断してしまっており、寂しく感じていましたが、これでようやく一件落着となりました。

前回はこちら
さんけい「銭婆の家と海原電鉄」キットの本体部分の銭婆の家の組み立て開始

次回はこちら
海原電鉄in鉄道模型少年時代

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2012年9月17日 (月)

さんけい「銭婆の家と海原電鉄」キットの本体部分の銭婆の家の組み立て開始

さんけいのみにちゅあーとキットスタジオジプリの映画の「千と千尋の神隠し」に出てきた「銭婆の家と海原電鉄」の組み立ての話題です。

このペーパーキットのオマケとも言うべき車両に多大な時間を掛けて改造してきましたが、ひと段落してようやく本体とも言うべき銭婆の家を組み立て始めることにしました。通常の組み立て手順では購入後、最初に手掛けるはずのものです。

車両完成後にすぐ手がけたかったのですが、9月に入ってずっと忙しい日が続いていたので、ズルズルと遅くなってしまいました。

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さんけいの他の建物のキットと同様、パーツの厚紙を貼り合わせて立体感を出すという組み立て方です。正確な場所に貼りあわせれば、ピッタリとパーツ同士を組み合す事が出来ます。まずは四方の壁部分から組み立て開始です。壁を貼り合わせて窓部分を取り付けます。

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入口部分の特徴的なアーチの内側には、花柄模様をプリントしたシートを貼り付けます。組み立て説明書には書かれておらず、補足解説の紙に書かれていました。
さんけいのホームページからリンクしている「みにちゅあーとブログ」にも書かれていた内容と一緒です。

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このアーチ部分のシートは慎重に貼らないとずれそうなので、壁の状態の内に張っておくことにします。建物完成後だと貼り難そうです。

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銭婆の家は窓の部分が少ないので、内側からプラ板を貼る箇所も僅か6箇所です。一一辺14mmの正方形にカットしてから窓の内側に貼ります。

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屋根の骨組みを作ります。
縦横の梁を組み合わせてから天井板にはめ込もうとしましたが、うまくはまってくれません。一旦組んだ縦横の梁を分解し、2枚の横梁を先に差し込んでから、縦梁を組み合わせてはめ込むことにしました。

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天井裏部分は屋根を貼ってしまうと見えなくなるので、接着剤を塗りこんで、ガッチリ固めることにしました。

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天井パーツに、4辺の壁を取り付けていきます。
この建物は単純な四角形なので、パーツの組み合わせは簡単です。

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四方の壁を取り付けたら、床板を接着するという指示です。
建物の電飾を行おうと思ったら、この時点でLEDを建物内部に仕込んでおかなくてはなりません。この建物をジオラマにおいて活用しようとは思っていないので、LEDによる電飾にもあまり食指が動きません。素組みして楽しもうと思います。

簡単なキットとはいえ、工作を始めた時間が遅かったのであまり進みませんでした。続きは後日行うことにします。

前回はこちら
さんけい「銭婆の家と海原電鉄」の沼の底ホームの作成

次回はこちら
さんけい「銭婆の家と海原電鉄」一応完成です

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2012年9月15日 (土)

「週刊SL鉄道模型」宅地部・小山部の隙間埋めと地面の改良作業

  9月に入ってから仕事が忙しく、平日はなかなか工作する暇がありません。週末に休日出勤することもあり、趣味に時間が避けない日々が続いていました。深夜まで、または夜明けを通り越して翌日朝になってしまったこともあります。忙しい時の徹夜続きも、若い頃は何とかなったのですが、寄る年波には勝てず、現在遅めの夏バテ気味です。

3連休の初日の今日も休日出勤する予定だったのですが、昨夜、部署のスタッフ皆が遅くまで頑張って目処がついたので、無事世間並みに連休を享受することになりました。元々仕事する予定だったので出かける用事はありません。製作中の講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」のパーツの改良作業を行います。

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今週号の31号にて、宅地部、小山部1・2の表面に石垣シートを貼りました。凹凸に乏しいジオラマの中での貴重な起伏部分です。学習雑誌の付録のような組み立て方の小山の表面に、ペラペラの石垣シートを貼っただけなので、あまり実感的ではありません。芝居のセットのようなチャチさです。

創刊号に載っている試作品のジオラマを見ると、この宅地部や小山部はスチレンボードを貼り重ねて作ってあるように見えます。しかし製品版になって、コストと工作手順簡略化のために紙工作になったのでしょう。側面の石垣も、試作品では立体感のあるジオコレの石垣パーツが貼られていましたが、これも印刷されたペラペラの紙になってしまいました。

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石垣シートのサイズが微妙に小さく、隅間が生じてしまっています。地肌が見えており、あまり格好良くありません。この隙間は、後の号に付属するフォーリッジを貼って隠すとのことですが、ちゃんと地面を作り上げてからフォーリッジを貼らないと不自然な仕上がりになると思います。フォーリッジは隙間を隠すために貼るのではなく、草が生えている情景を作り上げるために使いたいものです。

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ジオラマ左奥に配置する二つの小山部には、線路を挟んで橋が架けられます。ただ、橋を仮置きすると、手前の小山部分に掛かる方が浮いてしまいます。

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橋の左右に飛び出ている突起の一番手前を切除すれば、ピッタリはまるのではないかと思います。ニッパーで切除します。

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これですんなりと橋が納まりました。
でも、僅かに隙間が生じます。小山部の上面の地面の部分があまりに不自然です。情景シートには一応僅かな凹凸の印刷表現が付けられているものの、紙を貼っただけなので、到底土の地面には見えないのです。

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素材が紙製なので、ジオラマの地面作りに使用する木工用ボンド水溶液が浸透してブワブワになるのではないかと心配になります。しかし、このままではダメダメで全く満足できないので、失敗したら別素材で作り直すつもりで改良作業を行おうと思います。

まずはシートの隙間埋めと上面の土の地面の情景作りです。模型用のパウダーやサンド、木工用ボンド水溶液、スポイト、タミヤの情景テクスチャーペイント等、いつも使用しているジオラマの地面作りの資材を用意します。

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まず、ジオラマ右奥に配置する宅地部の丘から手掛けます。
石垣の上面部分の隙間を、情景テクスチャーペイントで埋めます。地肌部分を塗るだけで、かなり良い感じになります。

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スロープ部分には、隙間を埋めるのと同時に舗装された部分のグレードアップを行います。
ファーラーの道路用塗料を使用します。非常に塗りやすい素材で、適当に塗っても平滑なアスファルトの道路の佇まいになります。舶来のジオラマ用品は高価ですが、使い勝手が良く、やはり一日の長があります。

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上面の地面部分に、木工用ボンド水溶液を筆で塗ります。
情景シートが水分を吸い込んでしまうのではないかと心配していましたが、多少の量なら問題ありませんでした。

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白い土の部分には、モーリンのリアルサンドを使用します。
木工用ボンド水溶液が乾く前に、地面部分に薄く撒きます。このリアルサンドは木工用ボンド水溶液が浸透しやすく、非常に扱いやすい素材です。パウダーを使用するよりも施工が楽です。

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リアルサンドの上から、木工用ボンド水溶液をスポイトで垂らします。
通常ならば、かなり多量のボンド液を垂らすのですが、土台が紙製なので慎重に必要量のみにします。

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一様に木工用ボンド水溶液を浸透させたら、地肌が見えている部分にリアルサンドを追加して撒きます。
この宅地部には、後の作業で建築中の家を設置します。地面の最終的な仕上げは、それを設置後に行うので、今回はある程度地面を埋め尽くせば良いと思います。

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続いて、ジオラマ左奥に設置する小山部二つの地面の作成です。
隙間部分を塗装して埋めてから、地面にタミヤの情景テクスチャーペイントのブラウンを塗ります。赤土の地面の表現は、この情景テクスチャーペイントを塗るだけでもそれなりに仕上がります。

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しかし、木工用ボンド水溶液が使用できることが判ったので、情景テクスチャーペイントが乾く前に、更にパウダーを撒きます。
TOMIXのカラーパウダーのライトブラウンを使用します。ライトとは言いながらも、施工後はかなり濃い色に仕上がります。

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パウダーはリアルサンドと異なり、木工用ボンド水溶液はパウダーに浸透させるのにコツが必要です。今回は、まだ湿り気のある塗料の上にパウダーを撒いているので、比較的浸透しやすくなっています。でも油断したら、軽いパウダーはあっという間に木工用ボンド水溶液に浮いて流れてしまいますし、雑なスポイト操作で気泡を作ったら、弾けてクレーターになってしまいます。

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宅地部と小山部のシートの隙間埋めと、上面の地面の改良作業はこれで一旦中断です。木工用ボンド水溶液が乾燥するまで、丸一日程度は放置します。乾燥したら、赤土の部分はもう少し薄い色になります。
今回の木工用ボンド水溶液の使用において、ぶわぶわする等の紙素材の変化はあまりありませんでした。今後、地面の作成時にもパウダー施工が行えることが判りました。

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小山部に架けられる橋の取り付け部分にはパウダーが掛かっていないので、問題なく橋を架けることが出来ます。今後、木製ベースの上に小山部を設置してから、グリーンのパウダーやフォーリッジ等を活用して仕上げを行う予定です。

但し、上面の土の地面を整えたら、気になるのは凹凸に乏しい石垣部分です。遠目にはそれなりに石垣に見えるのですが、近くで見ると紙のシートの質感丸出しです。仕上げの際のウェザリングで何とかしようとは思いますが、ジオコレの石垣を貼ったら良かったかもしれません。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第31号 隙間が目立つ石垣シート・・・

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第32号 試運転まであと4号!

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2012年9月13日 (木)

「週刊SL鉄道模型」第31号 隙間が目立つ石垣シート・・・

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講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の第31号です。

18号から購読をお願いしているブックサービスさんからは、毎週書店発売日の木曜日か、その前の水曜日にコンスタントに届きます。私の通勤経路のお気に入りの書店が無くなってしまい、忙しくてなかなか毎週書店に引き取りに行けなくなっているので、非常にありがたいサービスです。末端の配達はヤマト運輸さんなので、再配達の対応も実にスムーズです。

このシリーズについては、ブックサービスさんに既に最終号までの購読を予約しています。最後まで発売日に入手できることを期待しています。書店に行けないけど週刊誌は発売日に毎週手にしたい、というワガママを聞いてくれるサービスの実現には、配送ネットワークやコスト構造など、様々な壁がありますが、今はそれを乗り越えるところまで企業努力が進んでいるのかと感心しています。

同時に購読しているデアゴスティーニさんの「週刊トヨタ2000GT」は、デアゴスティーニさんの直販の通販で求めていますが、毎週配達ではなく、奇数号の発売日までに2週分まとめて届くという従来のスタイルです。それでも通販の購読はそんなもの、と今までは思っていました。ブックサービスさんの毎週発売日配達のサービスを経験すると、2週まとめて配達というのが何とももどかしく感じるようになってしまいました。

先日、デアゴスティーニさんから、メールで購読紙の定期配達についてのネット上でのアンケートのお知らせがありました。現状の2週まとめて配達のサービスの満足度調査のようです。一応、毎週配達希望、そして末端の配達に融通の利かない日本郵便ではなく、再配達対応が良いヤマト運輸か佐川急便を利用していただきたい旨、回答しておきましたが、同意見の方も多いかと思います。

それにしても、顧客の欲望は果てしないと思います。
直販の状態では早期に実現することは難しいかと存じますが、ブックサービスさん等の協力企業を使用するなどの方法も選択できれば、と願っています。

さて、紙工作の続くジオラマ作成作りに入ります。

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今回の付属パーツは、「レールセット6」です。
すぐには使用しないレールの配布が続きます。

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今回は、車庫や手前の駅などの行き止まり部分に配置するエンドレール2本です。直線レールの一方の端に車止めが付けられています。簡単に枕木などを組んだだけの、ローカル線の終点の佇まいです。

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エンドレールを2本繋げると、車両ディスプレイ用のレールになりそうですが、両端が車止めだと閉じ込められたようで窮屈な感じです。エンドレールで少し遊んだら、元の梱包に戻して大切に保管しておくことにします。

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今回の作業は、宅地部、小山部1・2への石垣シート貼りです。
29号に付属してきた石垣シートを、先週まで3週間に亘って紙工作にて組み立ててきた小山の表面に貼り付けていきます。学習雑誌の付録のような組立作業は、今週にて一旦仕上げとなるようです。

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29号に付属してきた石垣シートを切り抜きます。
表面には、ジオラマの地面に貼った情景シートと同じ凹凸加工が施されています。幅の広いパーツの縁の線の内側をカットしていきます。

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合計9つのパーツを切り抜きました。カッターナイフを使用しましたが、ハサミでも良いでしょう。

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たった9つのパーツなので、使用場所を間違えることはありませんが、一応裏面に番号を記しておきます。

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まず、ジオラマ右奥の低い宅地部から作成します。使用するパーツは3つです。土台の側面は、ジオラマ外周パネルを貼るので、内側と上面、そしてスロープ部分にのみ石垣シートを貼ります。

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側面の石垣シートは、2箇所山折りにしてから使用します。この部分には、ちゃんと折り線が付けられています。

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製作マニュアルには、角部分に両面テープを貼ってから接着剤を使用するようになっていますが。面倒なので最初から接着剤のみにて貼り付けることにします。
タミヤのクラフトボンドを使用していますが、今回の作業については、わざわざ割高なものを使用しなくても、普通の木工用ボンドで十分です。

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側面の石垣と、上面の土の地面部分を貼りましたが、大きさが微妙に異なっており、かなり隙間が空いてしまいました。この隙間には、後の作業にてフォーリッジなどを貼っていくので問題ないとのことですが、非常に気になります。石垣シートには一応凹凸表現がありますが、殆ど目立ちません。まるっきり紙工作の佇まいそのままです。

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続いて、ジオラマ左側に配置する小山部二つにシートを貼っていきます。まずはCパーツからです。やはりシートの間の隙間が目立ちます。

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最も複雑な形状のBパーツを作成します。
手前部分のギザギザ側面には、石垣シートの一部を曲げて貼り付ける必要があります。ここには折り曲げ線が無いので、現物合わせにて折り曲げます。

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側面の奥側は、線路のカーブに合わせてラウンドしているので、あらかじめ石垣シートに丸め癖を付けておきます。

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3つの小山部に石垣シートを貼り付けました。
しかし学習雑誌の付録を組み立てたような佇まいであることは変わりません。荒削りな紙工作に正確な精度は期待できません。これは改良が必須でしょう。

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木製ベースに仮置きしてみます。
平面的な今回のジオラマの、ササヤカな立体表現部分が姿を現しました。遠目には違和感がありません。

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左側の小山部には、線路をオーバーハングして橋が架けられます。しかし小山部の切り込み部分が狭いので、橋の取り付けの際には、切削する必要があります。地面の改良と共に実施します。

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次号、第32号の付属パーツは、「レールセット7」です。
長短の直線レール4本詰め合わせです。このレールも、敷くのはまだ先のこととなります。来週号の作業については予告がありません。ひょっとして付属品のレールを確認して、組立作業無しとなるのでしょうか。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第30号 紙工作も3週目なら堂に入ったもの

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」宅地部・小山部の隙間埋めと地面の改良作業

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2012年9月10日 (月)

「週刊トヨタ2000GT」第39号 全体の6割に到達!

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デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第39号です。

全65号のこのシリーズは、今回にて全体の60%の進捗となります。序盤にはアチコチの特徴的なパーツをバラバラに組み立てていたので、まだモデルカーとしての全体像が見えない状態です。しかしエンジンや内装部分は殆ど完成していますし、ボディパーツは無いものの、パーツの配布状況は6割を大きく越えているような気がします。バラバラに組み立ててきた各所の組付けには時間が掛かるでしょうが、今後は更に毎回の作業が少なくなってくるような気がします。

ディスプレイ模型としてのクオリティはかなり高いですし、パーツ精度も高いので、お気楽シリーズとして楽しんでいきたいと思います。

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今回のパーツは、右リヤアクスルパーツです。
ちんまりとビニール袋に納められています。38号と一緒に配達されましたが、どちらも小さなパーツばかりだったので、ペラペラの軽いパッケージでした。フレームパーツの時とは大違いです。

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パーツの一覧です。
右リヤハブ×1、右ブレーキキャリパー×1、ブレーキディスク×1、ドライブシャフト×1、ナット×1、リヤアクスルシャフト×1、ホースコネクター×1、ラジエーターホース×1です。

左右の違いはあれど、基本的に37号のパーツと同じ様なものです。しかしホースコネクターやラジエターホースのパーツが同梱されていました。

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今回の作業は、右リヤアクスルの組み立てです。
作業自体は、37号で行った左リヤアクスルの組み立てと同様です。リヤハブのネジ穴にタップを立てる必要がありますが、全く難しいことはありません。

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ホースコネクターとラジエターホースのパーツは、今回使用しません。エンジンをシャシーフレームに載せるときまで必要無さそうです。ビニールの小袋から出すことなく、号名を記してツールボックスに入れておきます。

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今回も、タップを立てる作業があるので、34号付属の2.3mmタップを用意しておきます。また、36号付属のPタイプのビス2本も必要です。
写真に収め忘れましたが、当然ながら右リヤタイヤも必要です。

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リヤハブの内側のネジ穴に、タップを立てます。
穴が浅いので、1.5回転少々回すだけです。

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ブレーキキャリパーを接着します。
アクアリンカーをブレーキキャリパーの接合部分に塗ります。

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ブレーキキャリパーをはめ込んで、接着固定します。

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ブレーキディスクをブレーキキャリパーの隙間に挟み込みます。
組み立てガイドには、表裏の確認の解説がありますが、表裏を間違えたらはまりません。

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リヤハブにタイヤをはめ込みます。

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今回付属のリヤアクスルシャフトを、中央の穴に差し込みます。

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クロスレンチに今回付属のナットをセットして、タイヤの表面の中央に飛び出たリヤアクスルシャフトにねじ込みます。

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タイヤの裏側に、ドライブシャフトを取り付けます。
ネジ穴を合わせます。

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2箇所のネジ穴に、Pタイプのビスをねじ込みます。

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これで今回の作業は終了です。
ついこの前行ったばかりの作業の繰り返しなので、あっという間に終わりました。

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まだシャシーフレームに車輪を取り付けるのは先のことですが、ドライブシャフトをディファレンシャルの穴に差し込んで様子を見ることは出来ます。

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次回、第40号のパーツは、リヤサスペンションパーツです。
リヤアッパーアームとリヤダンパーなどが付属します。いよいよシャシーフレームにサスペンションを取り付けていきます。

その次の41号では、リヤロワアームが付属します。シャシーフレーム後部にリヤロアアームを取り付けますが、タイヤの取り付けはもう少し先になる様子です。残り4割となったこのシリーズ、だんだんと回数調整の段階に入ってきたように思います。

前回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第38号 ダンパーのバネの伸縮を楽しむ号

前回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第40号 たっぷりストロークのあるリヤサスペンション

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2012年9月 9日 (日)

「週刊トヨタ2000GT」第38号 ダンパーのバネの伸縮を楽しむ号

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デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第38号です。

このところ、また忙しい日々が続いており、あまり模型と戯れている時間が取れません。毎週購読しているパートワークは、多忙の折にはつい溜め込んでしまいがちなのですが、このトヨタ2000GTのシリーズに関しては、毎週の作業が僅かなので、空き時間で何とか進められます。少しでも溜め込むと、作業を再開するのが億劫になってしまうものです。

今月は、デアゴスティーニから、「週刊マクラーレンホンダMP4/4」とか、「戦艦大和を作る」等の魅力的なシリーズが創刊されますが、現在新しいシリーズを始める意欲がありません。それらは創刊号のみ楽しみ、現在進行中のトヨタ2000GTの組み立てを存分に楽しむことにします。尚、今回はパーツを確認するだけで終わってしまいます。

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今回のパーツは、フロントサスペンションのパーツです。
ダブルウィッシュボーンサスペンションの特徴的なサスアームと、スプリングの入ったダンパーです。小さな小袋に入っていますが、しっかり重量感があります。嬉しいことに、金属パーツです。

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パーツの一覧です。
フロントダンパー×2、フロントアッパーアーム左×1、フロントアッパーアーム右×1、フロントロワアーム左×1です。

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今回の作業は、フロントサスアームの準備です。
パーツのチェックと準備とのことですが、はっきり言って今回やらなくても良い作業ばかり指示されています。パーツの散逸が心配な方は、開封すらしなくても良いかもしれません。

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上下のサスアームには、左右の区別が付けられています。側面に「R」、「L」と刻印されているので区別が付きます。

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ダンパーのパーツです。
難しい作業の一切が省かれているこのシリーズらしく、スプリングは最初から入れられた状態でのパーツ配布となっています。

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ダンパーの上下を押すと、スプリングが伸縮します。結構なストロークがあります。この模型では、サスペンションがちゃんと動作することがわかります。このバネの伸縮する感触が楽しい!つい遊んでしまいます。

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フレームのパーツにフロントサスペンションを仮にはめ込んでみます。取り付ける際には、サスアームにネジ穴からビスにて固定することになります。

組み立てガイドには、そのサスアームのサイドの穴についても、Lタイプのビスにてチェックするという指示がなされています。しかし、ビニール袋からLタイプビスを取り出して散逸させても困るので、確認作業は取り付け時に繰り越します。

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これで今回の作業は終了です。組み立ては何にもありませんでした。バネで遊んだだけです。
ビニール袋に納め、ツールボックスの中に入れて保管とします。

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次回、第39号のパーツは、右リヤアクスルパーツです。
前号の37号で組み立てた左リヤアクスルと同じ作業を繰り返します。序盤にタイヤが配布されてから、ようやくフレームに取り付ける準備が進みだしています。パーツにタップを立てたりする作業があるものの、全体的には軽い作業なので、すぐに終了できるでしょう。時間のある時には物足りないですが、忙しくて心に余裕がない時でも作業を溜めずに進められるありがたいシリーズです。

前回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第37号 足回りの地味な作業が続きます

次回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第39号 全体の6割に到達!

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2012年9月 8日 (土)

「週刊マクラーレンホンダMP4/4」創刊号の付属DVDだけでもオトク!

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9月4日新創刊の、デアゴスティーニの「週刊マクラーレンホンダMP4/4」の創刊号の話題です。いつもの新シリーズの発売時のように、どこの書店でも店頭に大量に山積みされています。赤白マシンが描かれたパッケージが映えます。新潟地区でテスト販売されていたものが、全国発売となったものです。

今なお日本で人気の高い伝説のF1パイロット、アイルトン・セナの最初のチャンピオンマシンで、史上最強の誉れ高いマクラーレンホンダMP4/4の8分の1スケールのモデルカーを作成していくシリーズです。全70号にて創刊号は特別価格の890円、2号以降は1790円です。これまでにデアゴスティーニからは、同じマクラーレンのF1マシンのMP4/23のシリーズがありました。今回のMP4/4はかなり昔のマシンですが、前回よりも人気が出そうな気がします。

現在45歳の私の年代は、F1ブーム、そしてセナ人気をリアルに体験しているので、非常に馴染み深いものがあります。私自身、その頃毎年のように鈴鹿サーキットに日本GPを観戦に行っていました。駐車場に停めた車の中に車中泊しながらの3日間、臭ってきそうですし体力的には現在とても出来ませんが、生のF1の雰囲気を存分に味わっていました。ちなみに宿泊は車の中で、駐車場で自炊していても、毎晩銭湯に入っていましたので、思ったほど臭かったとは思いませんが・・・。

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冊子やパーツは書店店頭で確認できるようになっています。マクラーレンMP4/4の情報というよりは、セナの伝説を読みながら模型を組み立てていくといった感じです。書店で見たパーツの第一印象としては、正直言って質感が安っぽいというものでした。大きなプラモデルの感じです。

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当時のF1マシンには、タバコメーカーのロゴが大きく入っているものが多く、このマクラーレンホンダMP4/4にも、メインスポンサーのマルボロのロゴのステッカーが車体中に貼られていました。しかし、モデルカーの世界でもタバコの広告ご法度の現在では、当然マルボロロゴはありません。ただ、マルボロロゴのあった場所にバーコード模様を描いた後年モデルのような処置はされておらず、白く抜かれているだけなので、ロゴステッカーを自作すれば良さそうです。デアゴスティーニのシリーズは数量が見込めるので、プラモデルのようにサードパーティーからマルボロロゴのステッカーが発売される可能性も高いと思います。

当時のマクラーレンのF1マシンは、マルボロのロゴだけでなく、車体全体の赤白の塗り分け自体がマルボロをイメージするものとなっていました。88年当時には鋭角に尖っていた塗り分けの角の部分が、この模型では丸くなっていることには違和感があります。現在、マクラーレンの本社に動態保存されているコレクションマシンの色分けと同様にしたのでしょう。

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書店で見て安っぽい!と思ったフロントノーズのパーツです。
創刊号には特徴的なパーツを付属して、2号以降の購買意欲をそそる役割があります。

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開封します。
フロントノーズに加え、内部のノーズコーン、そしてエンジンのカムカバーとホンダのロゴなどが付属しています。カムカバーのみ金属製です。
チューブ入りのプラモデル用接着剤と小さな紙やすりも入っています。紙やすりは、接着時に接着面の塗装を剥がすためのものです。今回のパーツはナイフで剥がしたほうがやり易そうではありますが。

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フロントノーズとフロントウィングには塗装が施されています。このシリーズ、殆どの部分には塗装の必要は無さそうです。しかしヌメッとした肉厚のプラモデルの質感です。実際のF1マシンのカーボンの雰囲気があるわけではありません。まあ仕方ないのでしょう。

今回のパーツだけを見て模型のクオリティーを判断することは、木を見て森を見ない行為になると思うので、軽はずみなことは言えません。しかし、同じくデアゴスティーニのモデルカーのシリーズで、私も現在製作中の「トヨタ2000GT」の模型のクオリティーがかなり高いだけに、このフロントノーズとカムカバーのユルさが気になってしまいます。製作難易度は、トヨタ2000GTよりかなり高そうに思えます。

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フロントウィングの裏側には、ちゃんとカーボン風の塗装が施されているものの、型抜きの際の丸いラインが残っています。何とかならなかったのか、と思ってしまいます。
但し、実際のカッチカチのドライカーボンの素材感を塗装で出すには非常に高い技術が必要です。価格的にもパートワークの品質としては十分なレベルといえます。

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創刊号付属のシリーズガイドを見ると、先程気になったボディの赤白の塗り分け部分の丸い部分はデカールを貼って仕上げるようです。最初は尖った状態の塗り分けであることを、はっきり示唆しています。丸くするデカールをわざわざ貼ってディティールダウンする人などいないでしょうが、一応大人の事情として不可解なデカール付属させるようです。これは良い対応かと思います。

リヤカウル部分の丸めの塗り分けについての記載はありません。しかし、ここも尖った状態の塗り分けの上に、デカールを貼って丸めるのでは、と予想します。

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付属の「アイルトン・セナ」スペシャルDVDです。
デアゴスティーニのシリーズの創刊号には、スタートアップDVDが付属することが多くあります。中にはシリーズ中に組み立てる模型の解説ばかりのものがあり、創刊号しか買わない者にとっては無用の情報だけとなってしまいます。しかし、今回のDVDはかなりの力作です。シリーズの模型の組み立て方の解説は少しだけで、後はアイルトン・セナの伝説の世界を存分に味わうことが出来る内容だからです。ビデオの長さは45分もあります。

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セナの生涯やF1での活躍伝説に加え、中嶋悟、ニール・オートレイのインタビュー、そしてルイス・ハミルトンとジェイソン・バトンという現役F1チャンピオン二人のMP4/4対面など盛りだくさんです。チャンピオンたちが憧れのセナのマシンのコクピットに座り、まるで子供のようにはしゃぎまわっています。

そういえば、BBCの人気番組「TOP GEAR」でも、ルイス・ハミルトンがMP4/4をシルバーストーンサーキットで走らせてはしゃいでいる光景がありました。残念ながら、BSフジの放送ではカットされていたのですが、TOP GEARチャレンジDVDの中に納められています。

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読者全員プレゼントとして、1~16号までの購読者には、昨年発売されたアイルトン・セナのトリビュート映画「アイルトン・セナ音速の彼方へ」のDVDがもらえます。しかしこのDVD、1980円で買えるようで(創刊号付属DVD参照)、別にシリーズ購読しなくても普通に買いたいものです。

そして17号から最終70号までの購読では、シリーズで組み立てる模型のコクピットに乗せる、「アイルトン・セナ オリジナルフィギュア」がもらえます。セナの黄色いヘルメットは、車体同様に塗装された状態で届けられるのかと思います。おでこの部分のマルボロロゴは自作となるのでしょう。

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次号、2号の付属品は、フロントタイヤやホイール、フロントウィングパーツなどです。デアゴスティーニのシリーズは、相変わらずどんなシリーズでもアチコチバラバラにパーツが配布されるようです。仕掛品の保管には気を遣うことになるでしょう。
組立作業には接着箇所が多いようで、トヨタ2000GTのシリーズよりは技術が必要かと思われます。

私は、このマシンが活躍してセナが優勝した88年の日本GPは観戦にいけなかったのですが、もう一回の鈴鹿でのセナの優勝の93年の日本GPは見ています。コースの奥の、当時は自由席(というかただの土手)だったスプーンカーブに陣取り、決勝レースを眺めました。タイヤ交換にてプロストに抜かれた後、大粒の雨が降り出して、見ていたスプーンカーブの手前の直線でセナが、滑る路面を慎重に走るプロストをぶち抜き、ドリフトしながら豪快に駆け抜けていったのを目の当たりにしました。タイム的には1周あたりそんなに違わないのに、実際の走りはまるで異なり、まさに鬼神の如く。結局、それがセナの最後の日本GP。流し撮りしたセナのマシンの写真は、4ツ切りに引き延ばして楽しんでいたものです。今回ネガを探したのですが、出てきません。残念です。

セナの多くの記録は抜かれてしまっていますが、記憶と伝説は残っています。おじさん世代の思い出深いF1マシン、きっと音速の貴公子と共にいつまでも頭の中を駆け抜けていっているのでしょう。模型だけでなく、情報誌としても期待できます。

私はとりあえず、創刊号のDVDを存分に楽しんで満足したので、今回もこのまま創刊号コレクションになってしまいそうです。創刊号だけは安いですし、DVDを楽しむために買ったとしても、決して無駄では無いと思います。

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2012年9月 6日 (木)

「週刊SL鉄道模型」第30号 紙工作も3週目なら堂に入ったもの

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講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の第30号です。

このところ仕事が忙しくて、あまり工作している時間がありません。しかし、中盤に入っているこのシリーズは現在、紙工作のようなお気楽作業が続いており、あまり時間が掛からず負担になりません。今週は先週までよりは少し難しい組み立てです。3週にわたって組み立てる小山部分が、順を追って複雑な形状になっているといった巧みな作業構成のために、慣れもあって、難しさを感じずに組んでいけます。

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今回の付属パーツは、「レールセット5」です。

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TOMIXのファイントラックのS33直線レールの色違いです。長さ調節に使用するような短いレール6本です。今回の作業では使用しないので、大切に保管しておくことにします。

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今回の作業は、小山部2の作成です。
今週も、28号に付属してきた土台パネルのパーツを使用しての紙工作です。付属パーツを使用しないときには、これまでに配布してきたパーツを少しずつ組み立てていくパターンが続いています。3つ全部一度に組み立てると結構時間を要しますが、一つずつならあまり負担になりません。良い作業構成だと思います。

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使用するのは、Bのパーツ11個です。殆ど切れ込みが入っているので、ホンの少しのゲート部分を切断するだけです。これまでの二つの小山部分よりもずっとパーツが多いので、組み立て手順が複雑です。しかし、芯となる補強財の取り付け以外に気を遣うことは無く、前回までの二つの小山が出来ていれば簡単に組み立てられると思います。

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土台パネルのパーツのシートの余白に、今回の小山部分の補強材の取り付け方法の図解が描かれています。冊子の製作マニュアルと合わせて参照しながら作業を行いました。3つの芯材は、それぞれ二つのパーツを貼り合わせて作成します。

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芯の部分を作成します。
それぞれB1とB2、B3とB4、B5とB6のパーツを貼り合わせます。

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パーツの折れ線に合わせて折ります。山折と谷折の線があるので確認しながら折ります。小山部の全体のイメージが想像できれば、折り曲げがスムーズに進みます。

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まず、小山部の底板部分に補強材の芯3つを接着します。

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天板部分に、橋の取り付け部分を接着します。
手前の面を合わせると、奥の部分は少々内側に接着することになります。

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天板パーツに、手前部分の側板を貼り付けます。
のりしろに接着剤を塗り、乾かないうちにサッサと押し付けて接着します。

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補強材部分もしっかりと接着します。速乾アクリアか、タミヤのクラフトボンドなら楽々です。

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3つの補強材の内、左右の二つは垂直になりますが、真ん中は橋の取り付け部分を避けるためにホンの少し斜めになってしまいました。でも、あまり全体の形状には影響しないので、そのまま作業を続けました。この紙細工の小山をそのまま使用するかどうかも判りませんし・・・。

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奥の部分の即いたパーツも貼り付けていきます。
まず、位置を決めるために、角の部分ののりしろからしっかり接着します。

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底板の丸い穴から指を入れて、のりしろ部分を押し付けてしっかりと接着していきます。ラウンドしている部分も単純な円弧形状なので、特に難しくはありません。
これで今回の作業は終了です。製作マニュアルには両面テープを角部分に貼る旨、解説がありますが、それは石垣シートを貼る際でも構わないでしょう。

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先週組み立てた小山と一緒に木製ベースに乗せ、前号の橋を仮置きします。
線路をオーバーハングしている橋が少々長めで、手前の小山部にかなり食い込んでいるのが気になりますが、フォーリッジ等を使用して地面を仕上げれば、違和感無くなるでしょう。

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前号に付属してきた石垣シートは、来週貼り付け作業を行います。
切り取り線の内側を切って貼ればよいのでしょうから、今からでもやってしまえる作業ですが、毎週少しずつ作業を行っていくこのシリーズの方式に付き合い、まだ石垣シートには手を付けないようにしておきます。

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次号、第31号の付属パーツは、「レールセット6」です。
行き止まりの場所に設置するエンドレール2本です。これも来週の組み立て作業で使用しないので、当分の間保管しておくことになります。とにかく今回のシリーズは、前作に比べてレールが多いので、少しずつ長きに亘って配布されます。その間、レールと関係のない組み立て指示が行われるというパターンが続くのでしょう。今後の構成が楽しみです。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第29号 お気楽紙工作が続きます

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第31号 隙間が目立つ石垣シート・・・

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2012年9月 5日 (水)

さんけい「銭婆の家と海原電鉄」の沼の底ホームの作成

さんけいのみにちゅあーとキットスタジオジプリの映画の「千と千尋の神隠し」に出てきた「銭婆の家と海原電鉄」の組み立ての話題です。

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前回までに、海原電鉄の車両のNゲージのレール上走行化、及びヘッドライト、テールランプの点灯化改造を行い、何とか終了しました。しかし、このペーパーッキットの本体とも言うべき銭婆(ぜにーば)の家については全くの手付かずです。

車両が欲しくて買ったキットなのだからしょうがないのですが、組み立てていないパーツがゴロゴロあるのは気になるので、少しずつ組み立てを手がけていくことにしました。まずは海原電鉄のホームからです。千尋が銭婆の家に向かうときに降りた「沼の底」駅のホームであると思われます。

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映画の中の沼の底駅は、朽ち果てて腐る寸前のような荒れ果てた駅でした。しかしこのキットでは、真新しいホームに仕上がりそうです。汚くしたければ、完成後にウェザリングを施すことになるのでしょう。
まずはホームの土台部分からの組み立てです。ホームだけの無人駅なので、簡単に組み立てられそうです。

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土台部分を組んでから、天板部分を貼り付けます。
説明書では、天板内側と外側の板を貼り合わせてから土台に取り付けるように書かれていました。しかし、天板は最後に接着した方がキレイに仕上がりそうです。

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ホームを組み立て、ベース部分に接着します。
ホームの組み立てでは、ブロック状の模様を側面と上面共に合わせる事がポイントです。単純な形状なので、それ以外に気にする部分はありません。

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枕木とレールを貼り付けます。
本来、ディスプレイモデルであるこのキットは、この紙製レールの上に車両を固定するようになっています。動力化改造した私としては、紙製のレールなど固定しないほうが良いのですが、まあ解説どおりに組み立てて楽しむことにします。

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ホーム上に設置するのは、この時計のパーツのみです。他には何にもありません。
映画の中では、沼の底のホームの時計は朽ち果てていて、時計として機能していないのはもちろん、何やら垂れ下がっている感じでした。模型でも何だか垂れ下がったような表現があります。

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時計が傾いていますが、これは取り付け不良ではありません。組み立て解説でも傾けて取り付けるように指示されています。映画の中でも、お辞儀しているように傾いていました。

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ホームが完成したので、海原電鉄の車両を設置します。レール幅が車輪とピッタリです。

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すっかり暗くなってから、千尋たちを乗せた列車がこの沼の底ホームに入ってきました。誰もいないホームに下りた光景を思い起こします。

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ホームの工作は簡単なので、あっという間に出来てしまって物足りない気分です。
続いて銭婆の家も組み立ててみようかと思います。

前回はこちら
走る!灯る!海原電鉄車両の走行改造完了

次回はこちら
さんけい「銭婆の家と海原電鉄」キットの本体部分の銭婆の家の組み立て開始

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2012年9月 2日 (日)

走る!灯る!海原電鉄車両の走行改造完了

さんけいのみにちゅあーとキットスタジオジプリの映画の「千と千尋の神隠し」に出てきた「銭婆の家と海原電鉄」の海原電鉄車両組立ての話題です。

付随車のライト点灯改造が終わり、2両編成の車両のNゲージ化がほぼ完了しました。元々は、動力化やライト点灯など全く考慮されていないペーパーキットです。しかしボディの剛性が結構高かったことと、汎用性の高い鉄コレ動力のお陰で、何とか安定走行、及びライト点灯させることが出来ました。

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ライト点灯改造は、先に行った動力車と基本的には同じです。動力ユニットのスペースがないために、回路を納めるスペースの余裕があります。

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車体には1灯のヘッドライト、2灯のテールランプを取り付け、レンズ部分には、Hアイズミニが接着してあります。

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動力車は、室内灯設置スペースを確保するために、吊革パーツを切除しましたが、付随車の方は温存します。

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自作の室内灯ユニットです。夕庵式室内灯を参考にさせて頂いています。
自作のスイッチングダイオードとCRDを組み合わせて砲弾型白色LEDに接続し、LEDの先にはタミヤのソフトプラ棒を接着しています。

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ヘッドライトとテールランプの点灯回路です。
整流用ダイオードとCRDの回路の中に、タンタルコンデンサと2kΩのチップ抵抗を組み合わせています。コンデンサと抵抗は、進行方向と反対側のライトのちらつきを抑えるためです。テールランプの方は暗く灯すために、更に2kΩの抵抗を挟み込みます。
市販の点灯ユニットに比べて、何とも不細工な自作回路ですが、私は他に安定点灯させる方法を知らないので仕方ありません。

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集電は、Bトレインショーティー用走行台車から行います。
Bトレ走行台車は集電台車となっているので、改造が楽なのです。台車の集電板に直接0.2mmのポリウレタン線を半田付けしました。細い線を使うと、何とか台車の動きに対応出来る物です。Bトレ用集電板の発売を心待ちにしています。
当初は片方の台車からのみ集電を行っていましたが、ライトの安定点灯のために、結局両方の台車から集電することにしました。

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室内灯、ヘッドライト、テールランプの回路をそれぞれ接続します。
室内灯の発光部は、吊革パーツでうまく隠れます。

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シャシーにボディを被せます。
この段階では、集電は後ろの台車からのみ行っていますが、走行時にライトが安定しないので、前後双方の台車からの集電に切り替えています。Bトレ用ウェイトを車内と床下に貼り、集電性能を高めました。重量のある動力車に比べて、付随車は安定集電に苦労します。
せっかく車内にシートを設置したので、千尋やカオナシ達を乗せたかったのですが、ケーブルが多くて邪魔な上に全く目立たないので断念しました。

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動力車、付随車共にライト取り付け完了です。室内灯の灯りがササヤカですが、部屋を暗くすると、ちゃんと灯っていることが判ります。

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進行方向では、ヘッドライトが点灯します。LEDがレンズのすぐ後ろにあるので、非常に明るく灯ります。劇中でも、夜間にライトを点灯させて走行している光景が印象的でした。

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後尾の車両では、テールランプが点灯しています。
千尋が沼の底の駅で降りて、ホームに佇んでいる間に列車が行ってしまう時に、テールランプが輝いている光景を思い起こします。

走行実験中の動画です。

カーブレールはTOMIXのC140です。これ以上の急カーブの走行は困難です。
付随車にウェイトを積んだことにより、安定したライト点灯が実現しました。やれやれ、小さな車両の改造に何とも長い時間を要したものです。

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このキットは海原電鉄が主役なのではなく、あくまで銭婆の家のキットに車両が付属しているものです。銭婆の家も作るべきなのでしょうが、イマイチ意気が上がりません。映画の中の銭婆の家は、キットの母屋だけでなく、離れや納屋があり、周囲の畑等と相まって、独特の長閑なイメージがありました。それに、千尋たちは銭婆の家に向かう際、海原電鉄の沼の底駅から少し歩いていたので、車両のすぐ隣に銭婆の家があるのも不自然です。私は何やらヘリクツを並べて、意気の上がらない工作から逃げているようでもありますが・・・。

とにかく、念願の海原電鉄のNゲージ化が終わったので、今夜はちょっと良いお酒で乾杯します。

前回はこちら
さんけい海原電鉄 動力車のライト取り付け作業

次回はこちら
さんけい「銭婆の家と海原電鉄」の沼の底ホームの作成

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2012年9月 1日 (土)

さんけい海原電鉄 動力車のライト取り付け作業

さんけいのみにちゅあーとキットスタジオジプリの映画の「千と千尋の神隠し」に出てきた「銭婆の家と海原電鉄」の海原電鉄車両組立ての話題です。

前回の作業で、劇中と同じ2両編成の状態で、Nゲージのレール上の走行が成功しました。走るだけで満足しても良かったのですが、それに加えてヘッドライトとテールランプ、及び室内灯の点灯改造を行います。

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ボディパーツの内側から、テールランプ用の赤色チップLEDを取り付けます。テールランプ部分に穴をあけておき、内側部分にチップLEDを直接接着します。そのままだと動力ユニットに干渉するので、動力ユニット側のLED設置部分を削り取っておきました。
ヘッドライトは車体組み立て時にLEDを仕込んでいます。

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テールランプのレンズ部分には、Hアイズミニの1.2mタイプを取り付けます。LEDからの導光用に、内部に光ファイバーを通しています。極短いものですが、結構効果があるものです。
LEDの取り付けに瞬間接着剤を使用したので、前面窓の内側が白化してしまいました。動力ユニットへの組み付け前に、指にコンパウンドを付けて磨いておくことにします。

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ボディの内側にLEDの光が漏れないように、ラッカー系塗料のつや消しブラックで遮光します。

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室内灯を作成します。
室内灯は、夕庵式室内灯を参考にさせていただきました。直径3mmのタミヤのソフトプラ棒の表面を耐水ペーパーで擦ってマットにした状態のものを、先端を平らに削った砲弾型白色LEDに密着して接着します。

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極性が変わってもLEDが点灯するように、整流ダイオードを4個つなげて作った自作スイッチングダイオードを作り、15mAのCRDを挟み込んで回路を作成します。コンデンサを挟み込まないと多少ちらつきが生じますが、ヘッドライトやテールランプほどには気にならないので、これで回路完成とします。

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室内灯を天井裏に取り付けます。
その後、ヘッドライトとテールランプの自作回路を接続し、結線します。
室内灯の上に回路を設置してしまったので、この動力車の室内灯はあまり明るく灯らないと思います。

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動力ユニットの集電シューにポリウレタン線を直接半田付けして電源とします。感性模型に比べると、あまりスマートな方法ではありませんが、確実に集電できます。

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ヘッドライト、テールランプの点灯方向を確認してから、集電ケーブルとライトの回路のケーブルを繋ぎます。

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ボディを被せて点灯実験です。
進行方向側のヘッドライトが明るく点灯します。パワーパックにTOMIXのN-1001CLを使用すると、停止状態から明るく灯ってくれます。室内灯は予想していた通り、ササヤカな灯りとなりました。後部の付随車では明るい車内を実現したいものです。

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後部側では、テールランプが点灯します。
テールランプの回路には、2.2kΩの抵抗が挟み込んであるので、ヘッドライトに比べてかなり暗く灯ります。

動力車のライト点灯改造はひとまず成功です。
後は付随車となります。長く続けてきたこの海原電鉄のペーパーキット改造も、ようやく先が見えてきました。

前回はこちら
さんけい海原電鉄2両編成にてとりあえず走行実験成功!

次回はこちら
走る!灯る!海原電鉄車両の走行改造完了

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