「週刊トヨタ2000GT」第44号 シリーズ初のボディパネルパーツに満足!
デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第44号です。
今回のパーツは、右ドアパーツです。
このシリーズ初めてのボディパネルのパーツとなっています。モデルカーにとっては、ボディパネルの出来具合は非常に重要なポイントです。週刊パーツ付きマガジンでは、序盤にボディパネル等のパーツを一つ入れてあるものなので、それで全体のモデルの品質が理解できるのですが、このシリーズでは終盤までボディ表面のクオリティは不明のままでした。
パーツは大きくないのでビニール袋に簡単に入れてあるだけですが、ドアが金属製なのでズッシリと重たくなっています。
パーツの一覧です。
右ドアウインドウ×1、右ドアアウトサイド×1、右ドアトリム×1、ドアヒンジプレート×1、ドアヒンジバネ×1、ドアヒンジ×1、ビス(Cタイプ)、ビス(KKタイプ)×3(※1本は予備)です。
ドアの外側パーツは、当然ながら金属製です。その他、ドアヒンジやドアヒンジバネ等の力の加わる部分も金属製でした。
今回の作業は、車体右側のドアアウトサイドの組み立てです。
ドアは開閉可能で、内蔵のバネ材によって開閉状態を維持できる仕様となっています。ドアの内側は、次号にて組み立てて、今回の外側と組み合わせます。
心配していたボディパーツのクオリティは、まずまずでした。今回のドアだけを見ていても全体のバランスは判りませんが、少なくとも塗装は良い感じです。エッジのダマや埃混入は見当たりません。また、適度なツヤがあります。
トヨタ2000GTの時代の車のボディ塗装は、現在の車のようにツヤツヤではありませんでした。現在レストアされた車は、デカデカ光るウレタン2K塗装が施されたものが多く、きれいではありますが、オリジナルの塗装とは雰囲気が異なります。
このモデルの塗装は、丁寧でかつ落ち着いたツヤがあります。良い感じに仕上がっていると思います。以降のボディパネルにも期待できそうです。
ドアハンドルやキーホールのクロームパーツはプラスチックですが、違和感はありません。最初から取り付けられています。ドアハンドルは固定のダミーにて、開閉操作を行うわけではありません。
ドアパーツを裏返すと、こちらは一応塗装されているだけです。内側パネルを取り付けるので、こちらは表面を仕上げる必要が無いからです。表面の塗装の丁寧さが良く判ります。
作業台の上にドアパーツを直置きして作業をすると、塗装面やドアハンドル部分を傷つけるので、以後は組み立てガイドにある通り、タオルを敷いて作業を行います。
ウインドウパーツを取り付けるネジ穴2箇所にタップを立てます。
シリーズ付属の2.3mmタップを使用して、1回転だけ回してタップを立てました。
ドアの前側に、ドアヒンジを取り付けます。
まず、ドアヒンジを取り付け部に乗せます。
ドアヒンジの固定部分に、ドアヒンジバネを置きます。
更に、ドアヒンジバネを挟み込むようにドアヒンジプレートを置きます。
KKタイプのビスを使用して、ドアヒンジパネルを固定します。このネジ穴にはタップが切ってありませんが、ビスをねじ込むことによってちゃんと固定されていきました。
ある程度固定したら、ドアヒンジを上に跳ね上げて、しっかりとねじ込みます。
サイドウインドウ取り付け部分に、ドアトリムを置きます。
更にドアウインドウパーツを置きます。
この窓は固定してしまうので、完成後に開閉することは出来ません。
Cタイプビス2本を使用して、ウインドウパーツを固定します。
これで今回の作業は終了です。
前後に長いドアに比べて、小振りなドアウインドウです。ウインドウのサッシ部分は、際世から塗装されています。なかなか良い感じです。もっと早く、どこかのボディパネルが配布されていれば良かったのですが、終盤まで勿体ぶることで、期待感が更に大きくなってしまいました。私としては、十分に満足できるクオリティで安心しています。
次回、第45号のパーツは、右ドアの内側パネルです。
ドアのパネルに灰皿やシガーライター、ドアロックレバー、ウインドウハンドルなどを取り付けてから、今回の外側と合体させます。
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コメント
45号のシガーライター、灰皿、左右のドアにあるようですね。 実は今年買い換えた車のおかげで、五十数年の喫煙を、止めました。なにしろ逃げ場だった車に灰皿、シガーライターがついていません。
煙草始めた頃、熊本に洒落たCAFE ”紫煙荘”というのががありました。今の駅の”紫煙荘”は人格無視の設備ですね。 禁煙家ではありますが、一方的に意地悪な嫌煙家にはなりたくないと思います。
投稿: honest | 2012年10月21日 (日) 21時46分
honestさん、こんばんは。
45号も44号と一緒に今日の夕方届きました。灰皿、シガーライター付属していましたね。
最近のハイブリッド車をはじめ、多くの車の灰皿がオプションになっていますね。マイカーからも締め出すのは、タバコを吸っていない(十代の戯れのフカシを除く!)私でもやり過ぎかと思います。
シガーライターが無いのは、アクセサリーを接続できなくて困ります。車の電源の企画になってしまっていますね。その内、タバコに火を点けるための端子だって知らない方が増えてきそうですね。
投稿: YUJI | 2012年10月21日 (日) 22時30分