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2012年11月

2012年11月29日 (木)

「週刊SL鉄道模型」第42号 謎のレール敷設ツールが明らかに!でも今回の組立作業はありません

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講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の第42号です。

レール小出しのフェーズにて、このところ実に単調です。毎回機械的に受け取って、開封するといった状態です。しかも今回は、工作作業の指示は全くありません。その代わり、明らかになっていない一部のパーツの概要を知ることが出来ました。

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マーボウさんからコメントにて教えていただいたとおり、昨日記事にした、【寅さんの町 ジオラマ「昭和の柴又商店街」を作る】の案内チラシが入っていました。今回は限定3000セットの内の第一弾として1000セットの受付を開始したとの事です。

この類のマーケットがどのくらいあるのか資料が無いのですが、3000セットも販売する予定ということにビックリしました。

諸星昭弘さん設計という魅力はあるものの、今回の企画では、諸星さんのテクニックも、有りモノの組み合わせ方を考えるという活躍範囲にとどまってしまっていると思います。既に模型趣味を持たれている方は、内容と価格のバランスを見るので買う方は限られるでしょうから、これからジオラマ工作を始めたくて、しかも寅さん映画のファンを取り込もうということなのでしょうか。そんな方が3000人も居ると見込んだのでしょう。本当に居るのかな?

数値で検証します。
矢野経済研究所 「オタク市場に関する調査結果2011」によると、2011年度の鉄道模型(ジオラマ等周辺商材を含む)の市場規模は約160億円とのこと。日用品の中では、液体ハンドソープや男性用カミソリの替刃(だけ)などが同じくらいの市場規模です。趣味の商品の市場は思ったよりも小さいものです。

このシリーズの限定3000個完売にて、売上高は約3億2000万円(半数が月払い、半数が一括払いと仮定)。単一の通販限定企画商材が、鉄道模型(ジオラマ等周辺商材を含む)の実に2%程度にもなる大ヒット商品になるということです。3000個限定というのは、とりあえず「限定」という言葉に反応させて注文を焦らせるための、とりあえず言ってみた数字ということが判ります。注文分だけ作るのでしょう。新聞広告などでこれまでに結構広告宣伝費が掛かっていることもありますので、どんなに注文数が少なくても損をしない売価付けをしているのかと思います。

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Webページや新聞広告で見るより鮮明なチラシで見ると、よりこのジオラマの中身が理解できます。パッと見は柴又商店街の雰囲気を良く捉えていると思います。映画に詳しい方は、「ぜんぜん違う!」と言われるかもしれませんが、安価なジオコレの寄せ集めでこれだけ雰囲気を出すのは、諸星さんの設計センスの素晴らしさの証左でしょう。ただ、自分で設計する能力が無くても、今回の場合、このチラシを真似して似たようなジオラマを作るのは簡単です。

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現実の販売数量ではコストが合わないでしょうが、諸星さん設計のオリジナルストラクチャーで設計するか、オリジナルサウンド組み込みなどの付加価値があれば魅力アップするのに、と思います。でも、きっと綿密なマーケティングを行った上での発売なのでしょう。動向を見守りたいと思います。

本当に3000セットも作るのなら、諸星さん作成のストラクチャーの試作品を基にキット生産しても十分に採算が合うでしょう。加工してくれる会社探しましょうか?

この企画が大ヒットするならば、雨後の筍の様に同様企画が様々な会社から発売される事と思います。数年前の昭和ジオラマのプチブレイクを思い出します。

破天荒な売価設定に反応し、いろいろ意地悪なことを考えてしまいましたが、この企画は寅さんトランク風にジオラマを収めるということが魅力だということに改めて気付きました。商売はアイデアなのですね。夢の世界が詰まったトランクが手元にあるということを想像するとワクワクします。

今回はやること無いので、封入チラシで楽しみました。
本題に入ります。でも、すぐ終わります。

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今回の付属パーツは、「レールセット9」です。
毎回同じ様なパッケージにて、手にしたワクワク感はあまりありません。レールは当分使用しないので、このまま仕舞って置いても良いのですが、不良品ではないことを確認しないといけないので、一応開封します。

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C177-30の曲線レール1本、S70の直線レール1本、S99の直線レール2本です。
レール部、ジョイント部、道床部共に不具合はありません。またパッケージに戻しておきます。同等市販品のコスト計算は、精神衛生上良くないのでやめておきます。

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今回の作業は、今後の付録の確認です。
「確認する」というキーワードは、こうした週刊パートワークでは物理的な作業は何にも無いということです。前号に引続き、ストラクチャーを順次固定していくのかと思っていたのですが、そうではありませんでした。

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今回配布のレールの設置場所が示されています。ポイントが配布されないと設置できない場所ばかりなので、仮置きする必要は無さそうです。

私は今回のような小型の鉄道模型ジオラマでは、レール関連を先に完成してしまってから、ストラクチャーを固定した方がやりやすいと考えています。そのため、当分ストラクチャーは手付かずとなります。

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工作無くて寂しいですが、その代わり今後のパーツについての重要な情報が得られました。
まずは44~46号にて3つ配布されるポイントレールです。3箇所のポイントは全て右分岐のポイントなので同じパーツです。手で方向を切り替える手動ポイントです。市販品とサイズは同じですが、スイッチ部分の形状が異なります。より手で切り替え易い形状になっているようです。

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TOMIXのファイントラックのミニ電動ポイントPR140-30(F)と比較します。あわよくば、駆動ユニットを入れてポイントを電動化させたかったのですが、今号の写真を見る限り、駆動ユニット部分の着脱が出来ないような感じです。実際のポイントを手にしないと何とも言えません。

シリーズ付属のポイントを、丸ごと市販のミニ電動ポイントPR140-30(F)に交換することは可能です。しかし道床のカラーが異なるのが問題です。茶色に塗れば良いのですが、電動ポイントの道床塗装には手間が掛かりそうです。枕木の間の塗装とか、ポイントを損ねそうです。迷います。44号のポイントを見てから再度検討します。

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47号の「レール敷設用ツール」についての情報も得られました。
パーツの名称は初期から判っていたのですが、ずっと謎のツールでした。レールをジオラマベースに固定するために使用する釘と釘打ちでした。両面テープでレールを仮固定してから、釘を使って本固定する際に、このペンのようなツールを使用するのでしょう。

このジオラマのベースはスチレンボードなので、釘は指で簡単に差し込めます。今後、他の工作に使用できるとは思えませんし、こんなツール無くても良いのですが、最低50号までは全部購読しないとSL車両がもらえません。

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次号、第43号の付属パーツは、「レールセット10」です。
車庫や手前の駅の終点部分に設置するエンドレール2本です。ローカル線らしい簡単な車止めが付いています。付属パーツについてよりも、冊子の製作マニュアルの内容の方に興味があります。
その次の44号から3号に亘っては、いよいよポイントの配布となります。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第41号 目抜き通りのビル設置で街の雰囲気盛り上がる

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第43号 49号からの転車台の仕様が明らかに!

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2012年11月28日 (水)

講談社のジオラマ「昭和の柴又商店街を作る」うまくやるな!でも売れるかな?

昨日の朝、朝日新聞を読んでいて、一面カラー広告のページに見入ってしまいました。講談社の広告です。

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全50巻の「男はつらいよ寅さんDVDマガジン」が完結したとの広告ですが、気になったのはその下側です。

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寅さんの町 ジオラマ「昭和の柴又商店街を作る」というものが発売されるとの事。「寅さんの故郷・柴又をあなたのご自宅で再現」とあります。

長らくNゲージ鉄道模型のパートワークシリーズを出版している講談社から、「男はつらいよ」の映画のファンならきっと欲しいだろうと思われる柴又商店街のジオラマを製作するシリーズが発売になるようです。

私は発売を昨日知ったのですが、10月30日から予約を開始しているとの事。

2013年3月5日(火)配布開始。月2回、5日と20日に配本にて全30回。コストは3800円×30回にて11万4000円。一括払いだと9万9800円。書店で販売せず、第1弾は1000セットの通販限定発売です。途中でキャンセルできないので、書店売りのパートワークと異なり正確な生産計画が立てられます。講談社さん、うまくやるな!と思います。

講談社:寅さんの町 ジオラマ「昭和の柴又商店街を作る」
http://web.1week.cc/book/shibamata/

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150分の1スケールのジオラマですが、これまでのNゲージジオラマ製作マガジンと違い、鉄道模型ではありません。柴又商店街のイメージを縮小して作成するという工作です。

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「他では買えないオリジナル設計」とありますが、この類のシリーズ常にて、個々のパーツの殆どは市販品の改良品です。オリジナリティ溢れるのは、A3サイズのコンパクトなジオラマを、「寅さんトランク風」に収納出来るというところ。私はこのシリーズを買うことはありえませんが、このトランクだけは欲しい!と思ってしまいます。但し、当然ながらトランクだけでは買えません。

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気になるのは、レイアウトのデザインを諸星昭弘さんが行っているとの記載。上記のHPの中にはそんなことは全く見当たらないのですが、新聞広告にはしっかりと書かれています。

このシリーズオリジナルのストラクチャーは、表面のみの柴又駅と、商店街アーチくらいものので、他の建物等はTOMYTECのジオコレの建物コレクションを使用しているようです。看板の表面や一部建物のカラーリングは変更してあります。

出来合いのパーツを組み合わせて、柴又商店街の雰囲気を再現させるには、かなりのセンスが必要かと思われます。微妙な配置のバランスに、諸星さんのアドバイスがあったのかもしれません。市販品の寄せ集めなので、細かく見るとアレコレ気になりますが、全体的にちゃんと映画の中の柴又商店街の様に見えます。映画を参考に、店頭をもっとゴチャゴチャさせれば、更に完成度が上がりそうです。

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公式ページや広告写真に使用されているのは試作品で、販売時にはグレードアップされるとのことです。
諸星昭弘さんのジオラマの、圧縮されたような独特の世界のオリジナルストラクチャーを組み合わせて、デフォルメされた柴又商店街を再現するのなら、是非購読したいものです。でもそんなのは一点モノならともかく、今回の様に1000セットも量産するのは困難でしょう。ちゃんと電飾も施すようなので、これで卓上ジオラマとして十分に楽しめるものになるでしょう。

コストと手間をかけて一点モノを現物合わせにて作り上げるよりも、同一品質にてソコソコのコストで量産する方が、商売としてずっと高度で大変なのです。

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長く模型をやっていると、どこにどんなパーツが使われているか、この写真にて全て想像が付きます。中には入手困難なものもありますが、大抵のストラクチャーは安価に入手できそうです。自分で配置のバランスを考え出すのは大変です。相当のセンスが必要です。でも、この写真を参考に真似して作るのは難しくありません。とにかく、一番難しいのはトランクでしょう。

このジオラマ製作シリーズ、中身は殆ど安価なジオコレで、しかも鉄道模型でもないのに10万円以上とはビックリ価格ですが、半分以上は版権と設計アイデア代金だということでしょう。途中キャンセルで出来ない通販限定にて、講談社さん、これまでのジオラマ製作パートワークで培ったノウハウを存分に活かしつつ、リスクの少ないビジネスをされるなあ、と思う次第です。しかも販売は外部委託です。

「寅さんの町」という強力なコンテンツではあるものの、素人の素朴な印象としてちょっと販売価格が高いかな、と思います。比較対象としては、以前、東京交通局から売られていた、映画「always3丁目の夕日」の舞台を再現した「夕日町三丁目 都電ジオラマ」があります。街にあかりが灯り、都電が動く仕様にて10万5000円でした。東京交通局のは少量生産の完成品にて単純比較は出来ませんが、横に並べて冷静に見れば、今回の寅さんの町のジオラマは、その半額程度がせいぜいかと思います。

映画の世界の再現、というのは魅力的なテーマで、ファンにはたまらないものでしょう。まだ相場が確立していない世界だけに販売予想が出来ませんが、第1弾の1000セットって売れるのでしょうか。同時に付属する「東京下町柴又新聞」の資料的価値も勘案する必要がありますが。

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シリーズ終了後には、プロのモデラーが作った組み立て済み完成品の販売もあります。早めに予約を受け付けるようです。価格は18万円。組み立て代金は実に8万円。これについては、どういう価格設定なのか、私には理解が困難です。世の中には「価格は関係なので!完成品が欲しい」っていうお大尽がいるのかも。

今後、価格改定か仕様変更される可能性が大と考えています。地面の起伏が無い上に稼動部分があるわけじゃなし、簡単な電飾はありながらも、全部のパーツが揃っていれば、さしたる苦労無く短期間で作れちゃうでしょう。シリーズ終了後に、もっと安価に更にグレードアップした柴又商店街ジオラマを売る方が出てきそうです。

私自身は、趣味を売ってまで贅沢するつもりはありませんし、趣味までノルマの様になるのは嫌なのでやりませんが・・・。

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2012年11月27日 (火)

「週刊トヨタ2000GT」紛失したラジエターホース!すぐに送ってもらえました

デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」の製作の話題です。
今回は組み立てに関するものではなく、デアゴスティーニさんに紛失パーツを送ってもらった話です。

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書店販売では、既に50号が発売になっていますが、デアゴスティーニ通販にて求めている私の手元に届くのは、週末以降のことになります。

先週号の49号にて、全体の75%を越えたこのシリーズでは、いよいよボディパーツが順次配布されて楽しくなっています。左右のドアに引き続き、フロントのエンジンフード、リヤのバックドアも配布され、ボディ表面の塗装の具合を確認できるようになってきました。塗装面のクオリティはまずまずです。表面に保護剤のようなものが付着している場合がありますが、一度布で磨き上げたらピカピカになります。実際の自動車のボディに使用するガラスコーティング剤を使用しても良いかもしれません。私はいずれ、コンパウンドで表面を磨いてからガラスコーティングを施す予定にしています。

ボディパーツの配布と平行して、シャシー部分も今までに組み立ててきた各所を組み合わせていく指示があります。エンジンが搭載されてシャシーパネルも取り付け、いよいよモデルカーとしての形状が出来上がってきています。

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まだシャシーパネルの上に内装パーツを取り付ける指示はありませんが、既に上に被せて仮組みすることが出来ます。

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先日、テレビ東京の「ヒットの復習」の取材を受けた際にも、これまでのパーツを仮組みして手に持つ演出をしました。
ところでテレビ東京さん、番組の録画を収めたDVDを送ってくれるという約束だったのですが、2週間以上経過してもまだ頂けていません。先週催促をし、すぐに送ってくれるとのことだったのですが。その後なしのつぶて。自分が出演した番組を凄く見たいわけではありませんが、こちらでは放送が無かったので、一応見てみたいものなので、何卒ご配慮の程、宜しくお願いしたいものです。

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仮組みする時には、各部のパーツが外れないように気をつけなければなりません。
私は、エンジン前部のラジエターのホースが抜け落ちて紛失してしまいました。取材の際にはあった事を記憶しているので、再分解の際に外れて、そのまま失くしてしまったのでしょう。取材後に部屋は掃除してしまったので、見つかる可能性はありません。

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一応、デアゴスティーニの公式ページのコメント欄に、14号のラジエターホースだけ失くして困っている旨記載して送ったところ、すぐに代替パーツを送ってきてくれました。ダメなら14号のパーツのみ購入するしかないのですが、小さなホース状のパーツ一つのために買うのは勿体無い気持ちがするものです。

デアゴスティーニさんのサポートは概ね良く、非常に頼りになると思います。

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ラジエターキャップとホースは一体化されたパーツなので、今回はホースだけでなくキャップも付けて送ってくれました。長さ42mmの同様のパーツがあれば、他のものでも流用出来るかもしれません。

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無事、ラジエターキャップにラジエターホースが取り付けられました。
但し、ラジエターホースを固定するのはまだ先のことと思われます。また失くしてはいけないので、今回送ってもらった方のパーツはしばらくツールボックスに仕舞っておこうと思います。

このシリーズは、デアゴスティーニのシリーズの中ではある程度、模型の制作の手順に正確にパーツ配布がなされている方ですが、それでも序盤に組み立てて放置というパーツもん沢山あります。組み付け時までこれ以上破損や紛失の無いよう、大切に保管していきたいものです。

前回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第49号 どんどんシャシーが組みあがるぞ!

次回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第50号 リヤウィンドウはめ込むだけにてすぐに終了

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2012年11月25日 (日)

「週刊ロボゼロ」オプションのジャイロセンサー到着、但し作動に悪戦苦闘!

デアゴスティーニのパーツ付き・ハイスペックロボットマガジン「週刊ロボゼロ」の話題です。

久し振りにロボゼロと戯れました。注文していたオプションパーツの一つが届いたからです。ジャイロセンサーキット、赤外センサーキット、センサーラックフレーム、赤外線リモートコントローラーキットを注文していましたが、今回はジャイロセンサーのみ到着しました。

ジャイロセンサーと一緒に、ロボゼロ開発社の姫路ソフトワークス作成の必要データとごく簡単な仕様解説のpdfファイルの入ったCD-ROMが付属していました。しかし、この解説では解り難く、私はジャイロセンサーを機能させるのに悪戦苦闘してしまいました。

正常作動させるまでにあれこれ苦労しましたが、余計な手順を沢山踏んでしまった私には、ジャイロセンサーの動作手順を解説するスキルがありません。デアゴスティーニさんは、動作手順を詳しく書いた手順書を作成してオプション注文者に配布するべきと考えます。このままでは、せっかくの優れたオプションパーツが無駄になる方が出てきそうです。

ひょっとしたら、苦労したのはアホな私だけで、皆さんすんなり出来たのかもしれません。それでしたら、申し訳ありません。

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大きな白い箱だったので、注文したオプションパーツが全て届いたのかと思いましたが、スカスカに軽いので、中身の殆どは梱包材でした。

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いつも作業台の飾りとなっているロボゼロ君。久し振りに電源を入れてもらえそうです。

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入っていたのは、小さなジャイロセンサーとCD-ROM1枚です。ジャイロセンサーには、あらかじめハーネスと接続コネクターが取り付けられています。

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付属のCD-ROMには「ROBOXEROオプション用プログラム&データディスクVol.1」と書かれています。ジャイロセンサーだけでなく、他のオプションパーツに使用するデータも入っていました。紙の説明書は入っておらず、このCDの中のpdfファイルを参照して取り付けを行います。

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このジャイロセンサー、オプションカタログに掲載されていたものと少々異なります。随分と小型化されている上に、基板がむき出しではなく、プラスチックの透明ケースに収められています。

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CD-ROMの中のpdfファイルを参照して取り付けを行います。
ジャイロセンサーの取り付け場所は、腰フレームの裏側です。赤いフレームパーツに両面テープで貼り付けます。ここなら取り付け後も目立たないと思います。

しかしこの場所には、ビスの先が2つ飛び出ています。ジャイロセンサーにあらかじめ貼られていた両面テープでは、このビスの先が邪魔になってうまく取り付けが出来ません。

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そこで、最初から貼られていたペラペラの両面テープを剥がして、地厚の強力両面テープを使用することにしました。ビスが飛び出ている部分を避けるように、両面テープをカットします。腰フレームの奥の側面との接触部分にも両面テープを貼って固定することにします。

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両面テープを2枚重ねにして厚みを稼ぐと、うまくビスを避けて固定することが出来ました。これでロボゼロが激しく動いても外れることは無いでしょう。

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ジャイロセンサーのコネクターは、ロボゼロの背中のコントロールボードに接続します。久し振りに、バックカバーを取り外します。

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ゴチャゴチャと詰め込んだサーボモーターのケーブルを掻き分け、ジャイロセンサーを接続する端子を探します。一番左端の端子にジャイロセンサーのコネクターを差し込みます。ここ以外には刺さらない形状なので、間違えることは無いでしょう。

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端子を差し込んだら、ケーブルをサーボモーターのケーブルと一緒に束ねます。

サーボモーターのケーブルを束ねていたバンドを切断して新たに束ね直すため、自前で3本の結束バンドを用意する必要があります。

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ケーブルを傷つけないように注意しながら、結束バンドを順次切断して、ジャイロセンサーのケーブルと一緒に新しい結束バンドで束ね直します。

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ケーブルを束ねたら、余った部分を背中の中に押し込んで、再びバックカバーを取り付けます。
腰フレーム下部に取り付けられたジャイロセンサー、正面から見ているとほとんど目立ちません。

これでハードとしてのジャイロセンサー取り付けは完了です。30分もあれば取り付けられるでしょう。しかし体制制御させるためには、ソフトウェア部分の作業が必要です。

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付属のCD-ROMには、ジャイロセンサーのプログラムが入っており、pdfファイルにその使用方法が書かれていました。しかし、解説は僅か8行の文章だけにて、手順書はありません。

ロボゼロの開発元の姫路ソフトワークスが作成した、ロボゼロの基本形であるJO-ZEROの解説書を殆どそんまま使用しているのかと思われます。この8行の説明だけでわかる人って多いのでしょうか。私が何とかわかったのは、プログラムとして登録して、赤外線リモコンのコマンドにてジャイロONとOFFを切り替えることだけでした。

尚、CD-ROMに納められている赤外線コントローラー用のロボゼロファイルをそのままmicroSDにコピーしても動きません。

デアゴスティーニのシリーズを買い続ける様なユーザーの中には、私の様にあまりロボットやソフトウェアに詳しくない人も多いはずです。せっかくオプションパーツを買っても、このままでは無駄になりかねません。

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ブツブツ言っていても埒が開かないので、久し振りにRXコントローラーを起動します。ロボゼロのディップスイッチを切り替えて、シリアルケーブルを使用してパソコンと接続します。

参考になりそうなのは、ロボゼロの最終号に付属してきた簡単操作ガイドと、66号の記事です。

RXコントローラーのプログラムエディターを起動して、今回付属のCDに入っている「ジャイロON」と「ジャイロOFF」を登録します。66号の記事を参考にします。

次に、プログラム書き込みを起動して、ファイル書き込みを行います。66号の記事を参考にしていると、機動コマンドであるFile番号の5番に書き込んでしまって、ロボゼロの機動すら出来なくなります。66号の記事、かなり問題があります。

一番参考にさせていただいたのが、何かとお世話になっているカズキさんがご自身の会社のメディアクラフトのHPに記載されているロボゼロ関連の記事でした。まだジャイロセンサーの取り付けはやっておられませんが、うんてい動作やロボゼロに掃除をさせる記事の中のプログラム登録の方法がそのまま役に立ちました。カズキさん、本当にありがとうございました。

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「ジャイロON」はFile番号13、「ジャイロOFF」ファイル番号15に書き込み、登録しました。カズキさんの記事によると、13番は赤外線リモコンの1番ボタン、15番は3番ボタンのコマンドに相当するとのことです。デフォルト設定での1番ボタンは左アッパー、3番ボタンは右アッパー。物騒なことをさせたくない私のロボゼロは、左右のパンチを封印し、1番にてジャイロ機動、3番にてジャイロOFFに切替が行えるようになりました。

File番号と赤外線リモコンのコマンドの対照表くらい、シリーズ中に掲載しておくべきと思います。デアゴさんのロボゼロ編集部の方は、本当に記事を見ながらロボゼロを動かしているのか疑わしくなります。私自身、カズキさんの記事無しでは途方に暮れるところでした。

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とにかく3時間くらい格闘してジャイロを設定し、ロボゼロ起動後にジャイロセンサーの動作ONにします。小刻みにバランスを取り出し、明らかに姿勢制御に入ったことが判ります。

これまですぐに転んでいた絨毯の床の上でも、こけずに歩くことが出来るようになりました。ジャイロセンサーは正常に作動すると、大きな効果を発揮することは間違いありません。シリーズに入れ込めば良かったのに、と思います。

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少々小突いても、ロボゼロは自分でバランスを取ります。勿論、度を越せば転びます。
常に小刻みにサーボモーターを動かしてバランスを取るので、電池の消費は激しいかもしれませんが、10分程度は十分に動作します。これまでとそんなに変わりません。ジャイロをOFFにすると、元通り簡単に転ぶので、これからは常にONにしておくことになりそうです。

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これまで必ず転んでいたミドルキックも出来るようになりました。
ジャイロONにした後、しばらく歩行動作などして、ロボゼロをウォーミングアップしておく必要があります。機動直後では、キック時に転ぶことがあります。

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オプションのジャイロセンサー動作が苦労の末、何とか作動できたので、乾杯です。この前、明治村にて買ってきた「明治村浪漫麦酒」です。琥珀色が美しい、まったりとした味。地ビールは濃い目のものが多くて、正直すごく美味いものが少なかったのですが、最近は良いものも増えてきました。この明治村のビールはかなり美味しい。

ご面倒かもしれませんが、デアゴスティーニさんには、姫路ソフトワークスの棒切れを投げつけるような雑な解説をそのまま付けるだけでなく、是非ジャイロセンサーの設定手順書を作成していただきたいと思います。ジャイロだけでなく、これから配布される赤外線コントローラーや、赤外線センサーについても、付属のCDの中のpdfだけで設定するのは困難だと思います。編集部内にて、これまでロボゼロにあまり携わってこなかった方に見てもらって、すぐにオプションパーツの正常動作が出来るのなら問題ありませんが、そんな検証は行っていないことは明白です。公式オプションを発売する以上、責任を果たしてほしいものです。

デアゴスティーニのロボゼロシリーズを購読してきたのは、ロボットマニアだけではありません。皆さん全てプログラムに詳しいわけではありません。ホンの一部のロボットマニアを対象にしている姫路ソフトワークスにマニュアル作成を丸投げするのではなく、デアゴスティーニから見た読者視点にて今後、ジャイロセンサー、赤外線センサー、赤外線コントローラー、その他オプションパーツの設定手順を公式ページで公開するか、まずければオプション通販利用者に配布するかを願う次第です。

但し、繰り返しになりますが、他の皆様がすんなり設定できたのならば、以上はアホの戯言ということになります・・・。

無事ジャイロセンサーが動作したロボゼロは、これでようやく完成形!と思われるほどの安定度です。絨毯の上でも上手に歩き、キックもする。今後の赤外線センサーと合わせた自立動作への期待が膨らみます。

前回はこちら
「週刊ロボゼロ」サーボギアの予備入手と外部電源の自作

次回はこちら
「週刊ロボゼロ」続々届くオプションパーツ!赤外線センサーの取り付け

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2012年11月24日 (土)

「ななつ星in九州」抽選外れてがっかりするやらホッとするやら・・・

来年の10月に、JR九州にクルージングトレインが登場するというので、とりあえず受付期間の10月に申し込んでおきました。世の中不景気ながらも、前評判ではかなりの人気が予想されました。とても乗りたい列車です。とりあえず申し込んでおきました。

クルーズトレイン「ななつ星in九州」JR九州
http://www.cruisetrain-sevenstars.jp/

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先日、JR九州のクルーズトレインツアーデスクから封書が届きました。表面には「ななつ星in九州」のシンボルマークとロゴが金色印刷されています。

In02

「ひょっとして、抽選に当たったの?」と心沸き立ちます。新聞報道などで申込みが殺到してかなりの倍率になっていたことを思い出します。くじ運は決してよくないので、あまり期待はしていませんでした。

来年の10月からの第1期に設定されているツアーは、3泊4日にて九州をぐるりと一周するコースと、1泊2日にて博多から長崎、阿蘇を回るコースの二つにて、私は1泊2日の方を申し込んでいました。ピンポイントで4日間も休暇が取れる保証はありませんし、何より3泊4日ツアーは私には費用が高いからです。

In03

いそいそと封筒を開けて中身を出します。
「書類送付のご案内」と書かれた紙が出てきました。
確か申込みのweb画面では、抽選結果の案内後、すぐに代金を振り込む必要があるように書かれていました。1泊2日コースの代金は15万円~22万円。申し込んだ2名分にて30万円以上をすぐに用意しなければならない!ということが頭を過ぎります。

In04

送付書類は
・抽選結果 キャンセル待ちのお知らせ
・1泊2日コース運行ルート変更のご案内

つまりキャンセル待ちということにて、抽選に外れたというお知らせでした。うーん、やっぱり当たらなかったようです。

In05

抽選結果のカードには、キャンセル待ち番号が記載されています。400番台とのことにて、私の前に400人以上が待っているのか、単なる整理番号なのかはわかりません。

残念ではありましたが、とりあえずすぐに30~44万円を用意しなくても良かったわけにて、ちょっとホッとしたというのも事実です。

「ななつ星in九州」のホームページを見ると、申込数の概要が掲載されていました。第1期、平成25年10月~12月の8本分、112室のツアーに対し、申込みは814件(倍率7.27倍)との事です。

内訳は3泊4日ツアー413件(倍率5.9倍)、1泊2日ツアー401件(倍率9.55倍)。3泊4日のツアー5本に対し、1泊2日のツアーは3本のために、1泊2日の方の倍率が高くなったようです。3泊4日のツアーを申し込んだのは、大半が60代以降、私のような40代やそれ以下の年代は殆どが1泊2日のツアー申し込みだったようです。現役世代にとっては、まだまだゆったりバカンスは困難ということなのでしょうか。

料金は、3泊4日ツアー2人1室1人分料金
スイート:380,000円
DXスイート:500,000円
DXスイート:550,000円(展望タイプ)

1泊2日ツアー2人1室1人分料金
スイート:150,000円
DXスイート:200,000円
DXスイート:220,000円(展望タイプ)

移動の為の手段ではなく、豪華列車に乗ってクルージングを楽しむということが目的の為に、今までの鉄道運賃と比較できない程に高価な設定です。

列車なので、「スイート」等と言ってもリビングとベッドルームが分かれたホテルの続き部屋という意味であるスイートルームと異なり、ツインベッドにトイレ・シャワー付きの部屋にてビジネスホテルくらいの設備ではあります。「豪華」という意味合いにて、スイート(Suite)という言葉が独り歩きしています。但し、イメージ画像を見る限り、ホテルや客船ではなく列車内でのこの設備は驚異的です。

世界のクルージングトレインで、最も有名だと思われるのが「ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス(VSOE)」です。往年の豪華列車、オリエント急行をモチーフにした観光列車は、そのツアー価格も破格です。「ななつ星in九州」は、このVSOEのツアー価格も参考にしているのかと想像します。

VSOEのツアー料金は、やっぱり凄い!
ロンドン-ベニス間1泊2日ツアー2人1室1人分料金
・ダブル:270,000円
・スイート(2室コネクティングルーム):364,000円

現在、VSOEにて3泊4日ツアーのコースが載っていないので、4泊5日ツアーにて比較します。

4泊5日ツアー
・ダブル:338,000円
・スイート:503,000円

お金の感覚が異常になってきているので、VSOEの4泊5日ツアーが割安に思えてきてしまいます。4泊の内、車中泊は2泊、ホテル2泊です。いくら豪華列車でも、シャワー無しの4泊は辛いので、交互にホテル泊を入れるようです。

歴史的な文化遺産とも言うべきオリエント急行の車両に乗って旅行するという付加価値はあるものの、「ななつ星in九州」の車両には、VOSEには無い各室シャワー、トイレを備えています。クルージングトレインの料金設定の比較対象になる位のステイタスを目指していることかと思います。

豪華なクルージングとして列車よりも先に思い浮かぶのは、豪華客船での旅行です。日本の豪華客船として有名で、私にもすぐに思い浮かぶのが郵船クルーズの「飛鳥Ⅱ」です。世界一周クルーズの価格が500万から2500万円くらいということにて、自分達とは無縁の世界の様な憧れの存在として認識していました。テレビで見てため息を漏らす対象です。

飛鳥Ⅱの1泊2日のワンナイトクルーズの料金を調べてみると、意外とリーズナブルなのに気付きます。

最近のクリスマスクルーズの価格です。
1泊2日飛鳥Ⅱワンナイトクルーズ
49,000円~250,000円。

3/19~22 3泊4日「春うららクルーズ」
150,000~750,000円。

高価な部屋だと無理ですが、最低価格の部屋なら行ってみようかと思わないでもありません。列車と異なりスペース的に余裕のある客船は、最低価格と最高価格との差が大きくなります。ものすごく豪華な部屋が設置できるのでしょう。

それでも日本の客船は格差が小さいとの事です。外国船だと上級しか入れない区画があったりして、はっきりと分けられているそうです。いずれも乗った事が無いので、伝聞ではあります。

1回のクルーズに700~800人も参加する飛鳥Ⅱと、たった14室、28名しか参加できない「ななつ星in九州」とは効率が違うので同列には比べられないかもしれません。でも旅行に参加する客側は、旅の手段として検討対象にすることでしょう。

JR九州のクルーズトレインツアーデスクでは今後、「ななつ星in九州」の第2期(平成26年1月~3月出発分)の案内を、今年の12月下旬頃に行うそうです。私は第1期の抽選に漏れましたが、いつか乗れるときが来るでしょう。豪華客船等でも、就航後あまり初期に乗ると設備の初期トラブルに見舞われるとも言います。それに沿線に撮影隊がズラリと並んだ状態での乗車は気恥ずかしいと思います。落ち着いて車窓を楽しめないかもしれません。

第1期の申込者の平均年齢は57.8歳とのこと。多くの若年の鉄道ファンには高すぎる料金設定なのかと思います。きっと今回は、私にはまだ早い!ということなのでしょう。

これから長年に亘って走り続けるであろう「ななつ星in九州」。好評なら、今後関門トンネルを抜けて九州を飛び出すツアーが出来るかもしれません。名古屋まで来て欲しいものです。

まだ実車が出来上がっていない段階で模型の事を考えても仕方ないのですが、Nゲージ模型が発売されたら入手したいものです。いつか乗れる日まで、模型を手に夢を膨らませたいと思います。まずはJR九州が、ペーパークラフトでも作ってくれることを期待しています。

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2012年11月23日 (金)

祝復活!蒸気機関車12号 そして紅葉、牛鍋・・・晩秋の明治村散策

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自宅から高速道路を使えば1時間程度の距離にある「博物館明治村」は、晩秋のこの季節、紅葉がとても綺麗です。明治時代の瀟洒な建造物と紅葉とが溶け込み、遠い山まで行かなくても風雅な日本の秋を感じることが出来るお気に入りの場所です。

以前は度々訪れていたのですが、このところ足が遠のいており、直近に訪れてから実に4年も経っていました。長期間、足が遠のいていたのは、動態保存されている蒸気機関車と京都市電電車の運転が、2年間程休止されていたからです。

明治時代の貴重な車両を動かし続けるのには、大変な苦労があることと思います。時折、大規模なメンテナンスが必要になるのでしょう。でも長期間、2両の蒸気機関車と、同じく2両の市電が丸々休んでいては、私としては明治村の魅力の相当部分が無いも同然になります。牛肉の入っていないスキヤキの様なものです。つまり、行く意味が殆ど無くなるのです。

メンテナンスが終了し、9月より京都市電が運転再開しました。

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心配なのは、明治7年生まれの蒸気機関車12号です。ボイラーに深刻な問題を抱えていたからです。このまま貴重な明治生まれの蒸気機関車が静態保存になってしまうのか、と心配していたら、11月8日から運転を再開するとの新聞報道を見ました。そうなれば、何とかその元気な姿を目にしたくなるものです。

大阪のサッパボイラに修理に行っていたボイラーの調子も良いようで、今日は元気に10往復の運転をこなしていました。やっぱり蒸気機関車や市電の音が響く明治村でなくては楽しくありません。

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繋がれる3両の客車も明治生まれの本物。両端の車両はデッキ付き、真ん中の車両はデッキの無い客車です。乗り込めばゴトゴト5分足らずの乗車時間ですが、緩やかな走りと共に明治の汽車旅の気分を僅かながら味わえます。

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シンプルな運転席。
圧力計以外は必要ないかと思うくらいのすっきり加減です。

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終点、「なごや駅」での機回し作業です。転車台は二人掛りにて回しています。人力です。手際よく、あっという間に転回します。

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運転は一日10往復だけなので、公式ページで最新の発着時間を確認しておいた方が、無駄なく回れると思います。

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もう一方の終点「とうきやう駅」での機回し作業。
明治7年、イギリスのシャープ・スチュアート社製。日本最初の鉄道路線である、新橋-横浜間を走った機関車の一つです。日本最古の動態保存蒸気機関車です。直線調の優美なスタイルです。この機関車の模型が欲しい!
同時代の1号機関車の模型はあるのですが・・・。

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もう1両の明治45年製の動態保存蒸気機関車の9号は、火を落として車庫で整備中でした。以前は12号と9号が半月ごとに交代で走っていたので、2両の調子が整ったら、今後もそんなローテーションが組まれることと思われます。

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明治43年製京都市電も元気です。
蒸気機関車牽引列車は、客車が3両あるので余程のことが無ければ満員になりませんが、こちらは1両だけなので注意が必要です。午後からは。ちゃんと並ばないと満員で乗れないこともあります。
入鹿池の近くの景色の良いところを走ります。結構な勾配も登ります。車掌さんが沿線ガイドしてくれるのが楽しい。

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京都市電の真ん中の停留所から程近い場所に、レールと共に車庫のような、謎の空間があります。現在、テーブル等が置かれて中途半端な休憩所のようになっているこの場所、以前は日本最古の蒸気動車が置かれていた場所でした。

蒸気動車はJR東海からの預託だったので、JR東海が「リニア・鉄道館」を計画したときに、展示物の一つとするために移動されたのです。

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これは2008年11月に訪れたときの蒸気動車の光景です。
屋根付きの車庫にて大切に保存されていました。車両の状態も良好です。東山動植物園に長期間置かれ、この車両と同じくリニア・鉄道館に移設された蒸気機関車C62 17号機は朽ち果てる寸前のような凄まじい保存状態から救われたような感じでしたが、こちらは明治村でも大切に扱われていたので微妙な気分です。

この空きスペースに、何か新しい展示物が置かれることを期待しています。

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さて、昼前まで散策したら食事です。ここ明治村にて楽しみにしているのが、「大井牛肉店」の牛鍋です。
明治時代に神戸に建てられた大井牛肉店の建物の中で、文明開化の時代さながらの牛鍋が賞味出来るのです。蒸気機関車をネタに、ここの牛鍋を食べに来たといっても過言ではありません。前日に電話予約をしたら、隅の居心地の良い席をリサーブしておいてくれました。連休は非常に混むので、予約しておけば安心です。まあ予約していなくても客の回転が早いので、待っていれば食べられます。

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炭火を使用した七輪がセットされたあか台も、明治を思わせる年季の入ったシロモノです。牛鍋の食材の量は、2人前でこんなものです。ご飯とお漬物、デザートの柚子シャーベットがセットになっています。

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調理は全て仲居さんが行ってくれます。
野菜の種類が少ないスキヤキといった感じです。関西風にて、最初に「こんなに!」ってくらい砂糖を入れてから肉を焼きます。神戸の肉屋さんなのに、何故か飛騨牛です。

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最初は頼りなく思えた炭火は、とっても力強く食材を熱します。特製の割り下を掛けると、もう香りがたまりません。寒くなると、この明治村の牛鍋を思い出してしまうのです。ガスのコンロやIHの用に火加減を調整できませんが、どんなに煮ても美味しい肉です。鍋あとにうどんでも入れたいところですが、そういう設定は明治の時代には無かったようです。大人しくご飯を食べます。

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牛鍋は、松の5000円と竹の4000円の二つだけ。どちらも量は同じにて、肉のランクが違うとのこと。一人前1000円の違いなので、松しか食べたことがありません。味がどれだけ違うのかはわかりません。

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食後は再び散策です。
旧帝国ホテル正面玄関です。今日はお日柄が良いのか、何組もの結婚式が行われていました。園内2箇所の教会のどちらかで式を挙げ、この帝国ホテル(玄関部分だけだが)の中で披露宴を行うって趣向は楽しそうです。新郎新婦、ご親族にとっては素晴らしい思い出になることでしょう。式に呼ばれた方は、交通の便が悪くて大変かもしれません。

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隣の開場で行われている披露宴の音を僅かに聞きながら、旧帝国ホテル正面玄関のティールームで休憩です。いくらか忘れましたが、コーヒーとケーキは普通のお手軽価格にて、決して帝国ホテルばりの高級な価格ではありません。フランク・ロイド・ライト設計の建物の雰囲気も良く、休憩に最適。

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朝方降っていた雨のお陰で空気が澄んでおり、紅葉がひときわ美しく見えました。大井牛肉店の仲居さんによると、今年の明治村の紅葉は特に綺麗とのことです。

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皇居から移築された二重橋飾電燈付近。何処を切り取っても絵になる光景の、紅葉溢れる明治村。
汽車の汽笛や市電の鐘の響く中の散策は、お手軽な秋を感じることが出来ます。また来年の今頃、楽しみたいと思います。

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2012年11月22日 (木)

「週刊SL鉄道模型」第41号 目抜き通りのビル設置で街の雰囲気盛り上がる

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講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の第41号です。

延々と続くレール配布パーツのフェーズとなりました。しばらく付属パーツを使用しての作業がありません。私は、冊子の製作マニュアルにて毎週どのような作業指示を行うのかという点に興味があります。

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今回の付属パーツは、「レールセット8」です。
これから6号に亘って、小分けにレールが配布されます。41号~43号に直線、及び曲線レール、44号~46号に3箇所の手動ポイントを一つずつとなります。

その後、47号に謎の「レール敷設用ツール」、49号から51号にて、このシリーズのハイライトの一つである転車台が3分割されて配布され、レール関係のパーツがすべて揃います。

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パッケージを開けて、レールを取り出して確認します。
S72.5とS18.5の短い直線レール、それぞれ2本ずつです。レールは今回の作業に使用しませんが、一応不具合が無いかを確認しておく必要があります。私のところに来たパーツには問題ありませんでした。

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TOMIXの市販のファイントラックと比べると、道床のカラーが異なっているオリジナルバージョンではありますが、市販品価格を知っていると微妙な気持ちになってしまいます。
市販品のS72.5レールは2本セットで294円、S18.5レールは、S33レールとそれぞれ2本ずつのセットで588円。41号の付属パーツのレールを市販品で揃えると、882円にてS33レール2本が余ります。

パーツの原価が高い号には通常より高い価格にしているだけに、レール小分けの号のセコさが際立ってしまいます。

今のところ、茶色道床のファイントラックを入手する手段はこのシリーズしか無いので仕方ありません。50号までの購読者プレゼントのSL模型への期待度が上がります。ハードルをうんと上げて待っていることにします。

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今回の作業は、一部のストラクチャーの固定です。
レールはある程度揃うまで敷設作業を行えないので、その間にこれまでに配布されたパーツを木製ベースに取り付けていく作業を行うようです。私はレールにバラストを撒く予定の為に、敷設後にストラクチャーを固定します。今回は製作マニュアルを確認しつつ、仮設置するに止めておきます。

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今回固定する指示があるのは、10号の里山キネマ会館ビル、11号の里山運送ビル、12号の雑居ビル、13号のスワン会館ビルの4つです。

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製作マニュアルの指示では、ストラクチャーは土台部分に両面テープを貼って固定することになっています。厚手の両面テープを使用すれば、ある程度頑丈に設置できるかと思います。

しかし両面テープというものは、数年で劣化して剥がれてくることも念頭に置いておかなければなりません。しっかりと固定したかったら、ちゃんと接着剤を使用する方が良いでしょう。

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私の場合、各ストラクチャーには電飾を施してあるので、土台部分からはケーブルが出ています。木製ベースには、ケーブルを通す最低限の穴を開けています。

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今回は固定はしませんが、とりあえず指定場所に置いてみました。

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目抜き通りに4個のビルを置くだけで、平原のようだったジオラマに立体感が出て街の雰囲気になってきます。

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但し、道路と建物の土台部分の段差が気になります。
土台付きのストラクチャーをポンと置くだけなので、どうしても道路より一段上がってしまうのです。建物の周囲に歩道のような表現があるのなら段差があっても良いのですが、建物ごとに段差があるのは不自然に思えてしまうのです。

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特に、里山運送ビルの裏側の段差は何とかしようと思っています。
ビルの裏側は、トラックを着ける搬出入口となっているのに、地面からの段差が大きいからです。

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カーコレのトラックを設置しようにも、この段差があって着けられません。段差は約3mm。実際のスケールに換算したら45cmにもなります。ジオラマの正面から丸見えの場所となるので目立ちます。

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以前、消防団車庫の入り口部分をスロープ状に改造して、消防車を設置する際の不自然さを緩和しました。同様に里山交通ビルの裏側の土台をスロープ状にすることを検討したいと思います。
また、ベースのスチレンボード部分を掘り下げるという方法もあります。

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これからしばらく付属パーツを使用する作業がないために、これまでに組み立てたストラクチャーを少しずつ固定していく作戦のようです。

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次号、第42号の付属パーツは、「レールセット9」です。
短い直線3本と曲線レール1本のセットです。今回同様、微妙な気分になる内容ではありますが、製作マニュアルの指示がどんな内容なのかということを楽しみにしていきたいと思います。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」39-40号の建築中木造住宅には正統派の大工さんを!

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第42号 謎のレール敷設ツールが明らかに!でも今回の組立作業はありません

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2012年11月21日 (水)

「週刊トヨタ2000GT」第49号 どんどんシャシーが組みあがるぞ!

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デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第48号です。

左右のドアの次はボンネット、そしてバックドアと、前後左右の開閉部分のボディパーツが続けて配布されています。各所とも、ボディの塗装面の品質はまずまずです。付属パーツ以外にもシャシーフレーム周りの工作があるので、少々手応えがあります。でも全く難しいことはありません。樹脂パーツの取り付けの際には、ビスを締め付け過ぎないように気をつけることくらいです。

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今回のパーツは、バックドアです。
トヨタ2000GTは独立したトランク部分を持っているクーペではなく、車室とラゲッジスペースが一体となった、今で言うハッチバックスタイルです。そのリヤハッチの部分となります。金属製のボディパーツなので、今回も重みがあります。

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パーツの一覧です。
バックドア×1、車名ロゴ×1です。
車名ロゴとは、「TOYOTA2000GT」の車名を記載したプラスチックのプレートです。
バックドアのウインドウを取り付けるHゴム部分は、内側パーツと一体化した状態です。

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今回の作業は、バックドアへの車名ロゴのはめ込みと、シャシーフレームへのシャシーパネルの取り付けです。
まず、今号付属のバックドアに車名ロゴをはめ込みます。そして、48号でエンジンを組み付けたシャシーフレームに、シャシーパネルとマフラーを取り付けていきます。だんだんシャーシ部分が近づいてきます。

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前号のフードはヒンジ部分が独立したパーツとなっていますが、今回はヒンジ部分がバックドアの内側パーツに最初からガッチリ取り付けられています。

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車名ロゴをバックドアにはめ込みます。
上下を合わせて突起を穴に押し込みます。

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今回のパーツについては、これでオシマイです。
少し取り付けが緩いような気がします。最終的にボディに取り付ける前に接着しようと思います。

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車名プレートを取り付けたら次号まで使用しないので、パーツが入っていたビニール袋に収め、傷が付かないように大切に保管することにします。

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前号にてエンジンを載せたシャシーフレーム、2本のマフラー、43号に付属してきて保管していたシャシーパネル、43号付属のCCタイプビス10本、41号付属のHタイプビス2本を用意します。

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43号に付属してきたシャシーパネルには、前側に保護用のランナーが取り付けられています。私は43号配布の時点にて既にランナーを切除しています。

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シャシーフレームの前の方から、シャシーパネルの先端を差し込むようにセットします。

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これまでの手順の間違いが無ければ、シャシーパネルはシャシーフレームにピッタリ乗っかるはずです。リヤサスペンションのダンパーの突起部分をはめ込んで位置を決めます。

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シャシーパネルのシャシーフレームへの固定は、CCタイプのビス10本にて行います。ビスは真ん中の部分を最初に固定し、続いて前後、最後にその間の順にてビス止めします。

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ビスは、ビス頭がシャシーパネルとツライチになるくらいまでねじ込んだら、それ以上力を込めてねじ込まなくてもOKです。あまり力を込めてねじ込むと、樹脂パーツのシャシーパネルが割れてしまいます。

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10箇所ビスをねじ込むと、シャシーパネルはガッチリ固定されます。

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リヤハブから飛び出ているブレーキホースを、シャシーパネルに開けられた穴に通します。

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マフラーを取り付けます。
マフラーの根元をエキゾーストパイプ先端にはめ込み、続いて突起をシャシーパネルの穴に差し込みます。

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もう1本のマフラーもはめ込み、シャシーパネルを裏返しても外れないようにマスキングテープで仮止めします。

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シャシーパネルの内側から、Hタイプのビス2本にてマフラーを固定します。これで今回の作業は終了です。

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シャシーパネルが取り付けられたことで、ほぼシャシー部分が完成となりました。

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前輪のステアリング部分が固定されたら、足回りは出来上がることになります。

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シャシーフレームの前部に取り付けたエンジンから、後部のマフラー部分まで排気管が繋がりました。

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真横から見ると、前輪よりも後ろ側にエンジンが搭載されていることがわかります。いわゆるフロントミッドシップ。重量物をホイールベースの内側に置いて、運動性能を高くするということでしょう。

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次回、第50号のパーツは、バックドアウインドウです。
今号付属のバックドアに、ウインドウパーツを取り付けます。接着の必要は無く、はめ込んで固定するかと思われます。
その次の51号では、ダッシュボードのパーツが配布されます。樹脂製で軽いチマチマしたパーツばかりですが、運転席の代表的なパーツであるステアリングホイールも付属するので、非常に楽しみです。

インストルメントパネルにダッシュボードを取り付けて、内装部分を完成に近づけていきます。

前回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第48号 いよいよエンジン搭載!

次回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」紛失したラジエターホース!すぐに送ってもらえました

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2012年11月20日 (火)

「週刊トヨタ2000GT」第48号 いよいよエンジン搭載!

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デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第48号です。

18日に49号と共に配達があったようですが、18日、19日と神戸に旅行に行っていたので開封が遅れました。書店の店頭では既に49号が発売になっています。48号は1週間遅れの作業となりました。

ドアパーツに引続き、塗装されたボディ外装のパーツの配布が続いています。ズッシリと重い金属製のボディパーツにまずまずの品質の塗装が施されているので、このところ非常に楽しいフェーズとなっています。今号より、配布パーツの組み立てに加え、これまでに組み立ててきた各部分を合体していく作業があります。序盤から毎週、ホンの少ししか作業のなかったこのシリーズは、終盤に掛かってきて作業量が多くなり、模型作りの醍醐味が味わえるようになってきました。

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今回のパーツは、フードです。
フードとは、エンジンフードのことであり、一般的にボンネットと呼ばれる部分です。左右のそれぞれのドアよりも広い塗装面があるので、そのクオリティを確かめることが出来ます。

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パーツの一覧です。
フード×1、左フードヒンジ×1、右フードヒンジ×1です。
フードはもちろん金属製なので、パッケージは薄いもののズッシリと重みがあります。ヒンジは金属の平板を曲げて加工してあります。

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今回の作業は、フードへのヒンジの仮留めと、シャシーフレームへのエンジンの搭載です。
付属パーツのフードについては殆ど作業はありません。しかし、いよいよエンジンがシャシーフレームに載せられます。また、エキゾーストパイプをシャシーフレームに固定します。これまで長らく組み立ててきた各部分を組み合わせてモデルカーにしていくという作業が続きます。

このシリーズのパーツ精度は高いので、今回の組立作業自体はそんなに難しくありません。しかしパーツの個体差があるようです。きちんとビス穴が合わないものもあるかもしれません。その際のリカバリー方法も組み立てガイドに記載してありました。

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エンジンフードの裏側には、最初から断熱材を模したパーツが取り付けられています。表面の塗装面は、保護剤のような油分が付着しているのかムラになっていましたが、磨いたらピカピカになりました。

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エンジンフードを裏返して、前部のヒンジ取り付け部分にヒンジを仮に合わせます。

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左右のヒンジの穴が、フード裏側の突起にちゃんと合うことを確認します。組み立てガイドにはマスキングテープで仮固定するとの指示がありましたが、パーツ紛失のリスクを考慮し、ボディへのフードの取り付時までに、別々に保管しておくことにします。

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仮組みしてピッタリ合うことを確認したら、パーツが入れられていたビニール袋に収めて、傷が付かないように大切に保管します。ヒンジの固定は、今後の号にて固定するためのビスが配布されてからとなります。

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さて、今回と次回はいよいよシャシーフレームにエンジンを搭載するという作業があります。

シャシーフレーム、23号で組み上げてからずっと保管してきたエンジンパーツ、そして17号に仮組みしたエキゾーストパイプとマフラー、35号付属のDタイプビス2本、Lタイプビス1本、Mタイプビス2本を取り出して用意します。エンジンは組んでから久しいので、どこかパーツが外れているかもしれません。これからの作業を始める前にチェックを行います。私の場合、輪ゴム状のタイミングベルトはアクアリンカーで接着してしまいました。接着する際は、水性の接着剤を使用しないと、タイミングベルトを損ねるので要注意です。

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エキゾーストパイプの先端に、マスキングテープで仮止めしてあるマフラー部分は今回使用しないので、一旦外します。

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エンジンのマニホールド部分にエキゾーストパイプをセットします。差し込んでもスカスカで固定できませんが、それぞれビスでシャシーフレームにガッチリ固定するので、接着する必要はありませんでした。

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エキゾーストパイプが外れないように保持したまま、シャシーフレームの前側からエキゾーストパイプを差し込んでいきます。

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ミッションケース後部のビス穴と、シャシーフレームのビス穴が合う様に、プロペラシャフトにミッションケース後端を差し込みます。

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Mタイプのビス2本にて、ミッションケースをシャシーフレームに固定します。

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シャシーフレームをひっくり返し、オイルパンのサイドのネジ穴とシャシーフレームのネジ穴を合わせます。Dタイプのビス2本を使用して固定します。これらのビスは、あまりきつく締めると樹脂パーツを損ないます。奥まで締めた状態から更に力を入れないようにします。ガタつかなければOKでしょう。

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Lタイプのビスを使用して、エキゾーストパイプ部分をシャシーフレームに固定します。
これで今回の作業は終了です。

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序盤に長らく組み立ててきたエンジンパーツが、シャシーフレームに搭載されて固定されました。これまでに何度も仮組みしてパーツがピッタリ組み合うことを確認していました。このシリーズのパーツ精度の高さに感心します。

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組み立てガイドの12ページには、エンジン部分のビス穴が合わない際の加工方法が書かれています。
「ビス穴のずれは、亜鉛合金製パーツと樹脂製パーツの成型後に起こる熱収縮によるもので、製造不良ではございません。」と書かれています。しかし、パーツを製作する際には素材ごとの熱収縮を計算に入れて設計するものです。熱収縮によってビス穴が合わないのは不具合とみなされることもあるでしょう。

まあ模型の世界のことなので、ヤスリで削って現物合わせにて調整して組み立てれば良いでしょう。私のパーツは幸い、何の調整も無くピッタリ合いました。

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次回、第49号のパーツは、バックドアです。
いわゆるハッチゲートです。塗装されたボディパーツの配布が続きます。バックドアには車名ロゴを差し込んで、車体への取付までは保存となります。50号にてバックドアウインドウを取り付けます。

配布パーツの作業とは別に、今回に引続き、シャシーフレームにパーツを取り付ける作業があります。43号で配布されて保管していたシャシーパネルと、今回エキゾーストパイプと分離したマフラー部分を固定します。バラバラだったパーツが、パズルのピースを合わせる様に一つに組みあがっていくという楽しみが味わえます。

前回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第47号 左右ドアの完成!

次回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第49号 どんどんシャシーが組みあがるぞ!

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2012年11月19日 (月)

神戸にて「真珠の耳飾の少女」鑑賞と北野町散策

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秋晴れに恵まれた18日から、今日19日にかけて神戸に来ています。

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目的は、神戸市立博物館にて開催されている「マウリッツハイス美術館展」です。オランダのハーグにある同美術館が改装に入っているので、その間に収蔵されている美術品が海外に巡業に出ているというわけです。日本でも人気の高いフェルメールの「真珠の耳飾の少女」は、東京に引き続き、神戸にて公開されるということで、何とか見たいものだと思っていました。

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なぜか有名な美術展は名古屋を通過するので、東京か関西に出かけなければなりません。
秋の行楽シーズンではありますが、開館後30分程度経った神戸市立博物館の混雑は無く、10分程度並んだだけで中に入ることが出来ました、

目的の画の前では人ごみはあるものの、動きながらではありますが、眼前で見ることが出来ます。少々離れた位置からは長く見ていても良いというすみわけをした鑑賞方法は素晴らしいと思います。マーボウさんが言われていた通り、意外に小さな画ですが、強烈な存在感があります。

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展示スペースは撮影禁止のために、ロビーに掲げられた複製画の前にて記念撮影スペースが設けられています。

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美術館の後は、北野町散策です。
風見鶏の家。屋内の記念撮影スペースで楽しんでいたら、知らないうちに撮影待ちの行列が出来てしまいました。異人館に入るには、いちいち入場料が要るので、若い頃は外で写真を撮るだけだったのですが、中に入るのも楽しいものでした。入場料500円。

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少々坂道を登って、うろこの家も訪問。こちらは入場料1000円。最上階からの神戸の街の眺望が素晴らしい。

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妻の趣味にて、チョコレート専門店、カファレルでティータイム。

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今回の宿は、旧居留地のオリエンタルホテル。震災にて被災してからずっとクローズしていた名門ホテル。数年前に再建復活してから一度訪れたいと考えていました。

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スタンダードフロアの部屋ですが、港に面していて広々と気持ちよい。洗い場のあるバスルームは快適です。

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神戸に来て食べたかったのが、本場の明石焼き。まあ明石は隣町ですが、神戸でも当然美味しい。

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ディナーコースの中のメインだった神戸牛らしいが、ワインに酔っていてよく覚えていない・・・。

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港の灯りを楽しみながら、ビール缶を何本か空けて、神戸の夜は更けていきました。この記事は夕べ書くつもりだったのですが、結局朝になってしまいました。

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2012年11月17日 (土)

ジオコレ「電飾キットF道路照明用」お手頃だが田舎の道路にはちょっと大き目か?

明日から明後日まで、泊り掛けで神戸に出かけます。

現在、神戸市立博物館で開催されている「マウリッツハイス美術館展」を見に行きます。そのついでに遊んでこようというタクラミです。今日は激しい風雨が吹き荒れていましたが、明日は晴れる様子にて、秋の行楽を楽しんでこようと思います。デアゴスティーニのトヨタ2000GTの49、49号が明日あたり届くかもしれませんが、火曜日以降ゆっくり組み立てることにします。

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TOMYTECのジオコレの電飾キットが充実してきました。

建物内部に仕込む照明から始まり、外から照らすライトアップ用やプラットホームの屋根などの裏側に取り付ける照明などに続き、街灯までシリーズに加わっています。かなり前に発売になっており、気になっていました。街灯は自作で色々作った方が小さくて情景に合うものが出来るので、自分で活用することはないかもしれませんが、買って内容を確認してみることにしました。

道路用の街灯が3本入って、定価1680円です。決して高くありません。チップLEDを半田付けして自作することを考えると、非常にお手軽だと思います。これを使えば、簡単に街灯を自分のレイアウトに設置できます。

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街灯は、ベース部分がついており、自立する構造です。付属パーツを使用して、高さを変えることが出来ます。低い状態で5cm、高くすると10cmです。リアルサイズに換算すると、それぞれ7.5mと15m。かなり高い街灯のようです。

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箱から取り出します。ご丁寧に、説明書までビニール袋に納められています。
LEDが付けられた街灯本体と支柱の延長パーツ、電池ボックスのセットです。

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3本の街灯は、最初から組み立て済みです。台座もケーブルに通った状態です。
最初に手にした印象は、「太い!」でした。支柱の直径は3mm。リアルサイズに換算すると45cm。そんな太い支柱の街灯なんてありません。太めの電柱みたいです。高速道路や郊外の道路の照明に使用するのなら良いかも知れません。

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発光部には、3mmサイズのチップLEDが取り付けられています。LED発光面は下に向いているので、発光時には道路を照らす感じになります。

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支柱の延長パーツは、台座との間に挟みこんで接着する必要があります。
高さ15mの街灯なんて、高速道路の街灯のようです。Nゲージではなく、HOゲージに使用するのなら田舎の街灯としても活用できるでしょう。

F07

電源となる電池は付属していません。電池ボックスを開けるにはドライバーが要ります。手持ちの電池を入れて、再び蓋をします。

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電池ボックスのサイドには、6つのコネクター端子があります。一つの電池ボックスで6つまでLEDを点けることができます。この街灯だけでなく、他の電飾キットも共用できます。

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点灯実験です。
LEDは黄橙色です。暖色系の灯りがやさしく道路を照らします。ちょうど高速道路のナトリウムランプの様な感じです。

F10

カーコレと並べてみると、やっぱり街灯の支柱が太すぎるように思えますが、大きなレイアウトの高速道路の情景を作るときにはこの街灯が使用できるかと思います。自作するよりもずっと効率よい作業が出来ると思います。

一番右側のは、支柱の直径1.5mmの自作街灯です。田舎の道の街灯はこれでも大きいくらいですが、これ以上小さいのは私には作れません。

現在製作中の「週刊SL鉄道模型」のような小さなジオラマには似合いませんが、大きなものなら十分に利用価値があると思われます。何と言っても安い。自分でチップLEDを半田付けして街灯を量産することに楽しみを見出せる場合は必要ありません。でも細かくて面倒なので、場合によっては市販品を流用するのもアリかと思っています。

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2012年11月16日 (金)

「週刊SL鉄道模型」39-40号の建築中木造住宅には正統派の大工さんを!

講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の制作の話題です。

今回は、シリーズのジオラマに加えるフィギュアを用意した件の小ネタです。

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アイコムのマイクロ・ライフ144分の1んもフィギュア「大工4人衆」を入手しました。Nゲージジオラマで使用できるピューター製のフィギュアです。かなり前に製造中止になっていると思われ、なかなか店頭では見つけることが出来ず、ネット通販で求めました。検索すると、まだ結構流通在庫があるようです。

しかし商品価格の588円に対し、運賃が630円かかりました。アイコムのフィギュアは、数年前には普通に模型屋さんに並んでいたのですが、当時買っておかなかったので、少々高くついても仕方ありません。

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39-40号にて、建築中の家のパーツが配布されました。昔ながらの木造2階建て住宅ながら、現代のビルの建築現場のような立派な足場が付属しています。この足場をそのまま使用するかどうかは今後の課題になります。まだまだジオラマへの設置には時間があります。

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39号には、建築中の家にて作業中のフィギュアが3体付属してきました。どれも動きのある職人さんです。足場と同様、こちらもかなり近代的な職人さんとなっています。週刊SL鉄道模型の時代の昭和30年代の「大工さん」のイメージではありません。

やっぱり正統派の大工さんが欲しいという事で、アイコムの大工4人衆のフィギュアを探していたのでした。

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この大工4人衆、小さなフィギュアを遠めに見てもはっきり「大工さん」です。アイコムのフィギュアには足元にスタンド部分があるので、設置の際にはこれをニッパーで丁寧に切っていく必要があります。今日はフィギュアを確認するだけなので、このままにしておきます。

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まずは作業中の2体。
左側は金槌を使っているのでしょうか。口に銜えた釘を一つ一つ柱に打ち付けているような状況かと思われます。

右側は、材木を鋸で切断中です。どちらも昔の大工さんのような格好です。

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休憩中の2体です。
座り込んでお弁当を食べている光景です。付属している木材パーツの上に座らせてしまいましたが、きっと大工さんは大切な資材の上に座ったりしないと思うので、これはまずかったかと思いました。怒鳴られる前に片付けます。

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39号付属のフィギュア3体と共に、7人もの職人さんが働く建築現場が出来そうです。工期が遅れているので、大勢で日が暮れてからも突貫工事をしている光景が出来そうです。年かさの古典的大工さん4人と、機能的な格好の若い職人さん3人という陣容です。

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スタンド部分の台座を付けたまま、ちょっと仮置きします。
昔ながらの法被を羽織って作業中の大工さん。思い出の中の建築光景が蘇ってきそうです。ますます金属製の足場が似合わなくなってきました。まだまだ工夫して楽しめそうです。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第40号 ボージョレ・ヌーボー飲みつつ作業!

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第41号 目抜き通りのビル設置で街の雰囲気盛り上がる

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2012年11月15日 (木)

「週刊SL鉄道模型」第40号 ボージョレ・ヌーボー飲みつつ作業!

2012

今日は、今年のボージョレ・ヌーボー解禁日にて、帰りがてら名古屋駅の名鉄百貨店で1本買ってきました。売場で最も安かったフルボトルで1108円のペットボトル入りの味気ないビンです。西友やドン・キホーテ等に行けばもっと安いのもあるそうですが、さすがにボージョレ・ヌーボーのために平日の夜に通り道に無い店に行くほど暇ではありません。

20数年間毎年、ボージョレ・ヌーボーの解禁日かその翌日くらいに飲んでおり、決してその後追加して買うことが無い、一年で一度出会う味です。安いのでも、少々お高い2000円台のものを飲んでもあまり変わりが無いものでもあります。年によっても殆ど味の変化も感じません。今年はボージョレー地方のガメイ種のブドウが不作だというのに、日本には決して不足しないように手配しているという状況との事。今年もアチコチでふんだんに並んでいます。ワインというには余りにあっさりとして頼りないですが、ブドウ風味の飲み物としてはそれなりに美味しい。これを飲むと秋が深まってきたと毎年感じる歳時記になっています。

今夜は、この新酒を飲みながら工作を楽しみます。

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講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の第40号です。

先週に引き続き、久し振りのストラクチャーの組み立てです。

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特製クリアケースの第3次受注の案内のチラシが入っていました。11月15日から12月16日までの約1ヶ月間、受注するとの事です。私はまだ1次、2次受注で申し込んでいないので、そろそろ注文しなければなりません。まだ「最終受注」と書かれていないのでもう一度くらい案内があるかも、と思っていますが、買いそびれるのもマズイでしょう。とにかく嵩張って邪魔なので、完成時くらいに届くのがベストなのですが・・・。

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今回の付属パーツは、「建築中の家2 足場」です。
前号の「建築中の家1 柱部」と組み合わせて、ジオラマ右奥の建築中の家が出来上がります。

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箱から取り出します。
今回のパーツは、市販のTOMYTECのジオコレの「建築中の建物A木造」が基本となっています。ジオコレでは柱部と足場がセットになっていましたが、このシリーズでは2号に分けて配布されています。今回はかなり地味なパーツ構成です。

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足場は組み立て式になっています。支柱、階段部、足場、側壁に分かれています。近代的なレンタル足場をイメージしているようです。金属的なメタリックと塗装が施されています。

週刊SL鉄道模型のジオラマは、SLの全盛期の昭和30年代くらいをイメージして作られています。その頃にこんな機能的な足場はあまり普及していなかったのではないでしょうか。丸太をロープや針金で結び付けて板材を並べた足場ならよかったのに、と思う次第です。

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今回の作業は、建設中の家(足場)の組立てです。
あまり気は進みませんが、建築中の家をジオラマに固定するのはまだまだ先のことなので、とりあえず製作マニュアルに沿って組み立てようと思います。ニッパーと接着剤を用意します。

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側壁部分に支柱を取り付けていくという手順です。まず階段部をランナーから切り離します。階段部の突起と側壁の窪みを合わせて斜めに側壁に接着します。

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4本の支柱を側壁に取り付けていきます。
側壁には後で足場を取り付けるので、突起部が内側を向くようにします。製作マニュアルに書かれている通り、右側から順番にランナーから切り離し、側壁の左側から接着していきます。

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4つの支柱を順番に接着します。
突起部に接着剤を軽く付けて、側壁の穴に差し込みます。今回の工作も、接着剤が無いと組み立てることは出来ません。

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足場をランナーから切り離します。
足場は合計5枚使用します。2枚は予備として余ります。

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支柱の突起部に接着剤を軽く点け、足場を接着します。

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全ての足場を取り付け終わりました。
今回の工作は接着が必要な上に少々細かいので、30分くらい掛かっています。

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少々肉厚ながら、立てると建築現場の雰囲気が盛り上がります。

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先週組み立てた建築中の家に並べます。
家自体は従来工法の日本家屋なのですが、思ったとおり足場がやたらと近代的です。

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照明を点けて雰囲気を盛り上げます。フィギュアを設置すると、もっと盛り上がりそうです。でもこの足場をそのまま使用するかは迷っています。当時の足場を研究してみたいものです。

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次号、第41号の付属パーツは、「レールセット8」です。
短い直線レール4本のセットです。今回の建築中の家と同様、レールも次回からしばらくセコい小出しのフェーズに入ります。レールの構成比が高い今回のシリーズにて、レールは号数調整の格好のパーツとなっているのでしょう。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」建築中の家に作業灯を設置

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」39-40号の建築中木造住宅には正統派の大工さんを!

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2012年11月13日 (火)

フライッシュマンNゲージSL模型のプロフィカプラーを交換して扱い易くする!

今日は、市販車両のカプラー交換という小ネタです。簡単な工作ですが、私自身なかなか手がけられなかったことなので、工作記録として残します。

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今回手掛けたのは、外国型Nゲージ模型です。

フライッシュマンの7160テンダー機関車です。形式は、ドイツ連邦鉄道DB, class 38.10-40旅客用機関車です。日本でもメジャーなメーカーであるドイツのフライッシュマンの模型は、精密な造形から人気があります。扱う模型店も多く、良く見かける外国型模型の一つです。私も大好きですが、Nゲージでも結構高価なので、おいそれと買えません。欧州型はHOゲージよりもNゲージの方が高価だったりするのです。

この模型は、昨年パリを訪れたときに、モンマルトルのLes Cheminotsという鉄道模型店で買ってきたものです。中古品ながら美品で、160ユーロの値札が訂正されて80ユーロ。随分とお安く買えたものです。フライッシュマンのNゲージのSL模型はドイツやフランスでも高価なのに、この模型だけはやたらと安かったのです。

ちょっと垣間見ただけの私が断定的な事は言えませんが、鉄道模型の本場のドイツやフランスでは、Nゲージ模型はとても高価です。日本では車両セットが買える価格で、機関車1両さえ買えません。模型店は多く、デパートにも売場があったりして、鉄道模型趣味は広く浸透しているのですが、日本のBトレや鉄コレのような、気軽に手に出来る鉄道模型はありませんし、趣味としての敷居も高い気がします。先進国中で最も安価に鉄道模型が楽しめるのは日本だと思う次第です。物価の安い国では鉄道模型趣味など普及していないので、日本が世界最安なのかもしれません。ヨーロッパの模型ファンが日本にやってきたら、ウハウハと買い込んでしまうように思えます。

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相場からはかなりお安く買ってきたこのSL模型、テンダードライブながら走りは良好で、ヘッドライトも問題なく点灯します。2C型の中型SLなので、ちょっときついカーブも曲がれます。お座敷レイアウトなら十分に活躍できる余地はあります。もっと活躍させていても良いはずなのですが、買って帰って来てから手にすることも無く、長い間放置していました。

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あまり使用しなかった理由は、装着しているカプラーです。
フライッシュマンのNゲージ模型の一部が採用しているプロフィカプラーが付いています。確実に連結できて伸縮するので優れたカプラーなのですが、他のNゲージ模型と互換性がありません。フライッシュマンのNゲージ模型でも、大半は通常のアーノルドカプラーが装着されているのですが、たまにプロフィカプラーのものを見かけます。
安価だったのは、このカプラーのせいかもしれません。勿論、購入時にわかっていたのですが、カプラーなんか簡単に何とかなる部分だと思い、気にしないで買ってきてしまいました。

このプロフィカプラーを一般的なアーノルドカプラーに交換して、汎用性を高めたいと思います。ずっとやりたかったことなのですが、結構大掛かりな工作になることが帰国後すぐにわかったので、ズルズルと時ばかりが経過してしまいました。機能、性能とも優れていても、他の車両と連結できなければ、機関車の意味がありません。

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このフライッシュマンの蒸気機関車模型のカプラーは、台車のカプラーボックスを分解して簡単に交換できる構造になっていませんでした。テンダー自体を分解する必要があります。この模型はテンダーにモーターが入っているテンダードライブなので、慎重な作業が必要です。
マイナスの精密ドライバーを下側から入れて、テンダーのボディ部分を取り外します。更にウェイトを取り外すと、台枠を固定しているネジが見えます。ネジは前後2個あります。

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外国型模型の多くは、ユーザーによる注油などのメンテナンスを前提としているので、分解するのは容易です。機関車部分の車輪で集電し、テンダーのモーターを回す仕組みなので、機関車からテンダーにケーブルが通じています。連結器部分を外し、モーターに被さった回路部分を取り外すと、機関車本体とテンダーは分離できます。

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更に、台枠に固定されているモーターを取り外します。
前側の2個のネジを外すと、モーターが外れます。たかがカプラーを外すのに、モーターまで外すこと無いじゃないか、と思うのですが、ここまで分解しないとカプラーにアプローチ出来ないので仕方無いのです。

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台枠を慎重に上に取り外すと、ようやくカプラーが取り外せるようになります。

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プロフィカプラーは、台枠と一体のカプラーポケットに簡単にスプリングで押されて取り付けられているだけです。スプリングを飛ばさないように、カプラーを取り外します。

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用意しておいたアーノルドカプラーに交換します。
このカプラーは、鉄コレの走行台車に付属しているものです。何の改造も無く、ピッタリ収まりました。

バラしついでに掃除と注油をしようかと思ったのですが、殆ど走行させていない様子で全く汚れていませんでした。

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慎重に元通りに組み上げます。
大きくてゴツいアーノルドカプラーになりましたが、これで一般的な客車や貨車との連結が可能になりました。私はやったことありませんが、より実感的なKATOカプラーへの交換も可能なのではないでしょうか。

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早速、同じフライッシュマンの同時代のドイツ客車と連結します。
中型蒸気機関車に、戦前型の客車が良く似合います。

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後ろに連結する車両にもよりますが、C177のカーブまでなら曲がることが出来るようです。現在製作中の「週刊SL鉄道模型」のジオラマのカーブは曲がれません。もとより転車台に載せられませんし、情景に似合わないので無理するつもりはありません。

C177位なら、カプラーが外れてしまうこともありません。独自企画の優れたカプラーよりも、他の車両と連結できる汎用性の方が勝ると思うので、かなり満足しています。

貴重な模型を分解するのに躊躇し、なかなか手掛けられなかったのですが、やってみれば簡単だったカプラー交換の話でした。

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2012年11月11日 (日)

「週刊SL鉄道模型」建築中の家に作業灯を設置

講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の制作の話題です。

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前回の39号には、久し振りのストラクチャーとして建築中の家が付属してきました。次号の足場と組み合わせて完成?となります。ジオラマにはすっかり出来上がった建物ばかり並んでいるのが普通です。こういう建てかけの状態のものを設置すると、情景に奥行きが出るようで楽しいものです。

ジオコレの「建築中の建物A木造」を基本としているようですが、少しカラーリングが異なっているようです。ジオコレにしては柱の線が細くて、なかなか良く出来ています。

工期が遅れていて、日が暮れても建築作業を続けている状態を表現すべく、裸電球の作業灯を設置しようと思います。マーボウさんから頂いたアイデアを参考にさせてもらいました。ありがとうございます。

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使用するのは、1608タイプの白色チップLEDです。
私が扱うことが出来る最も小さなタイプのLEDなのですが、それでも職人さんのフィギュアと並べると巨大です。24cm×12cmの巨大な発光体となります。

「こんなのぶら下がってたら、暑苦しくって仕事になんねぇよ!」って叱られそうですけれど、勘弁してもらいます。久し振りのチップLEDへの半田付けも無事終了したので、天井部分へ取り付けを行います。

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電球には傘など取り付けていない裸の状態で、少し天井からコードでぶら下がっている設定とします。
ケーブルを適当な箇所で折り曲げ、ゼリー状瞬間接着剤を使って柱に接着します。

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ケーブルを柱に沿って折り曲げながら接着していきます。
最終的には柱に全て沿わせて地面の下にケーブルを這わせるのですが、今回はフィギュアや小物を設置しないので、天井を固定しないため、取れない程度にとめておくだけにしておきます。

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天井を仮設置して状態を見ます。
柱からぶら下がったLEDですが、点灯していない状態だと全く目立ちません。ジオラマの右奥に設置してしまうと、殆どLEDは見えないでしょう。場合によってはケーブルを柱と同色に塗装する必要があるかと思っていたのですが、必要ないかもしれません。

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テスト点灯します。
小さな白色LEDですが、輝きは強烈で、目を刺すような明るさです。他のストラクチャーのように建物内部に設置して、窓からの透過光を楽しむのではなく、LEDの光が直接目に入る位置にあるので、眩しいわけです。

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横から見ます。もう少し天井からのケーブルを長くしておけば良かったかとも思います。
LEDの光が強烈で、裸電球っていうには明るすぎます。「眩しくって仕事んなんねぇじゃねぇか!」ってやっぱり怒られるかもしれません。

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LEDの輝度を下げるには、流れる電流量を少なくすれば良いのですが、他の回路との兼合いがあって面倒なので、LEDの発光面を塗装します。白色LEDの光が余りに白々としているので、暖色系にします。
ラッカー系のクリアーイエローの塗料をLED発光面に厚塗りします。少々厚塗りしても、クリアー系の塗料は光を遮断することがありません。

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昔の裸電球に比べて明るすぎるのは変わりませんが、多少抑えられた感じです。今度は白色電球というには黄色くなってしまいましたが、電球色の1608タイプのチップLEDが手元に無いので、これで職人さんには納得してもらうことにします。

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本来、照明を取り付けないであろう建築中の家ですが、ジオラマ右奥が暗いのも寂しいので、作業灯を輝かせて楽しみます。単に、LEDを取り付けて楽しみたいだけだろうって言われれば、その通りかもしれません。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第39号 建築中の家のセコい分割配布

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第40号 ボージョレ・ヌーボー飲みつつ作業!

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2012年11月 8日 (木)

「週刊SL鉄道模型」第39号 建築中の家のセコい分割配布

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講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の第39号です。

久々のストラクチャーの組立てです。作業自体はそんなに時間を要しませんが、パーツを丁寧に接着していく必要があるので、ちょっと真剣に取り組まないと仕上がりが歪みます。

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今回の付属パーツは、「建築中の家1 柱部」です。
白い規定のストラクチャー箱に入れられています。

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箱から取り出します。
市販品のTOMYTECのジオコレの「建設中の建物A木造」と同じものと思われます。ジオコレの方は、今回の柱部に加えて次回の足場部分も含めてのセットです。販売価格はトータルで1,365円(税込)。それを2号に分割しての配布となっています。

動力ユニットとかコントローラーとか、コストが嵩むのにどうやっても分割できないパーツが付属するときは特別価格の号となっているのだから、今回のパーツのようなものはチマチマせこく分けずにこのくらい1回にまとめて配布すれば良いのに、と思ってしまいます。せめて特定の号を、通常より価格アップさせている特別価格が無ければ心情的にもかなり良くなることでしょう。しかし全号同じ価格にすると、特定号ばかり注文して買われて困るのかもしれません。

あくまで週刊誌なので、冊子の方が主体でパーツはオマケなのだと再認識して納得することにします。

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パーツを確認します。
今回は細くて華奢なパーツが多いので、曲がりや折れをきちんと確認します。ジオコレの建物のパーツは軟質樹脂なので、細いパーツは曲がり易いのです。最初から折れていたり、あまりに曲がりが酷くてまともに組み立てられない場合は講談社さんに連絡して交換してもらう必要があります。

私のところに来たパーツは、少々柱の歪みが見られたものの、接着すれば落ち着きそうなので、十分に許容範囲です。このまま組立作業を進めます。

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今回の作業は、建設中の家(柱部)の組立てです。
ジオラマの右奥の宅地部の丘に設置する建築中の木造住宅です。土台の基礎部分に柱、屋根の骨組みだけ組みあがってきている状態を表現します。

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家とともに、周囲に設置する建築資材や職人さんのフィギュアも付属しています。3体のフィギュアは作業中の動きをしています。

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柱1と柱2のパーツは似ているので見分けが付き難いのですが、柱の基部の基礎への差し込み部にちゃんと刻印があります。

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組立てには接着する必要があります。しかしまずはうまく組みあがるか見極めるために、接着剤無しで組んでみることにします。

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基礎部分に側面の柱、途中までの床板を差し込み、そして屋根を被せて仮組み完了です。柱の接点部分を接着していないので、少し触っているとバラバラになってしまいそうですが、概ねパーツの精度は良さそうです。再度バラして組み立て直します。

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接着には、製作マニュアルの指示通りアクアリンカーを使用しました。

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縦横の柱の接点部分は、接着剤が固まるまで抑えておかないと離れてしまいます。しばらく指で押さえていましたが、輪ゴムを使用して30分くらい放置したら落ち着きました。

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工期が遅れて日が暮れてからも作業を継続するという設定にて、屋根裏の柱に裸電球の照明を吊るす予定です。そのために、屋根は今回固定しません。
また3体のフィギュアを設置する指示がありましたが、配置方法を決めかねているので今回は保留します。

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製作マニュアルには、職人さんのフィギュアの設置例が書かれています。立ち姿の2体は向かい合って話しているという設定とのことです。なるほど、動きがあって楽しそうです。
手を上に上げてなにか作業中のように見えるので、それぞれバラバラの箇所で作業に没頭中という状況にしたいと思います。照明とフィギュア設置後に屋根を固定します。

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照明取り付けは次号の足場作成の後になるので、今回は屋根、資材、そしてフィギュアは保管することにします。

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ジオラマ右奥の住宅地の丘に仮設置します。
敷地ギリギリのスペースにこんな家を建てたら、線路に転落しそうですが、まあ模型の世界なので間延びしない方が良いでしょう。

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次号、第40号の付属パーツは、「建築中の家2 足場」です。ジオコレの「建設中の建物A木造」は、今号と次号で揃います。セコく分割した片割れは、さらにみみっちい小パーツに見えます。今号付属の小物とフィギュアを次号に回せばもう少しバランスが取れそうな気がします。

この足場は今回のパーツの側面に取り付け、建築中の家が完成?することになります。

前回はこちら
KATO「C56小海線」は週刊SL鉄道模型ジオラマ走れるかも!

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」建築中の家に作業灯を設置

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2012年11月 6日 (火)

「週刊トヨタ2000GT」第47号 左右ドアの完成!

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デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第47号です。

46号と共に、5日の月曜日に受け取っています。基本的に45号の右側ドアの組立てと同じ作業なので、目新しいことはありません。丁寧に作業しても、15分程度で終わってしまいます。

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今回のパーツは、左側ドアパネルです。
45号の右側ドアパネルと対称形です。

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パーツの一覧です。
左ドアパネル×1、シガーライター×1、左ドア用灰皿×1、左ドアパネルレストトリム×1、左ドアパネルレスト×1、左ドアロックレバー×1、左ドアウインドウハンドル×1です。

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今回の作業は、左ドアパネルの組立てです。
左側のドアの内装部分を組み立て、46号で組み立てた左ドアアウトサイドにはめ込んで、左側ドアを完成させます。

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前回組み立てた左側ドアと、多目的ボンドを用意します。パーツの精度が高く、ボンドは無くてもパーツは外れそうにありませんが、一応接着した方が安心できるでしょう。

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まず、灰皿にシガーライターを取り付けます。右側ドアと同じ様に、シガーライターは少々傾いているので、手前に傾くように調整しました。

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ドアパネルの内側から、灰皿を取り付けます。外れることは無いでしょうが、一応ボンドで接着しました。

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左ドアウインドウハンドルを取り付けます。
このハンドルはダミーなので、回すことは出来ません。

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続いて、左ドアロックレバーを取り付けます。

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左ドアパネルレストトリムを左ドアパネルレストに差し込みます。

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左ドアパネルレストをドアパネルに差し込みます。
これでドアの内側の諸々のパーツの取り付け完了です。

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取り付け部の内側から多目的ボンドを塗って、差し込んだパーツが外れないようにします。内側に隠れる部分なので、多少接着剤がはみ出しても大丈夫でしょう。しっかり塗っておきます。

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完成したドアパネルを、46号で組み立てた左ドアアウトサイドのパーツと組み合わせます。

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ドアの内側と外側は、突起と穴を合わせて差し込むだけです。接着の必要はありません。これで今回の作業は終了です。

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左右のドアが出来上がりました。手に取るとズッシリと重い。金属の外装パーツを前部合わせると、かなりの重量になりそうです。その重みは大型模型を組み立てているといった実感をもたらしてくれるでしょう。

ボディへのドアの取り付けはまだまだ先のことかと思われます。

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次回、第48号のパーツは、フードです。
フードといっても。もちろん食べ物ではなくエンジンフードの事で、所謂ボンネットと呼ばれるパーツです。今回のドアパーツ以上に大きなボディ外装パーツの配布となります。次回はヒンジを仮止めするようです。

付属パーツ以外の作業として、エンジンをいよいよシャシーフレームに固定するようです。バラバラに組み立ててきた各部のパーツを、パズルの様に組み合わせていく段階に入ってきました。

その次の49号のパーツは、バックドアです。前部のボンネット部分のフードに引続き、後部のハッチゲートとなるバックドアの配布です。どんどんボディパーツが付属していきます。49号では、シャシーフレームにシャシーパネルとマフラーを取り付けていくようです。ワクワクするような作業が続きます。

前回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第46号 作業内容は44号の繰り返しですが、ボディパーツ外装は楽しい!

次回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第48号 いよいよエンジン搭載!

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2012年11月 5日 (月)

「週刊トヨタ2000GT」第46号 作業内容は44号の繰り返しですが、ボディパーツ外装は楽しい!

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昨日の「岡崎市音楽家協会定期演奏会」は、節目の25周年のイベントということもあって、オーケストラに6人のソリスト出演という豪華版となりました。チケットは事前に完売、実際の会場も全425席満員御礼という有難いことにて、非常に盛り上がりました。演奏後のロビーでのお客様との語らい、そして身内の打ち上げなどこなしながらも、本人は疲れなく演奏を楽しんだようです。私はお土産や荷物を運んで役目を果たしたつもりであります。

このトヨタ2000GTについては、4日の日曜日に配達に来てくれたようなのですが、結局遅くまで家を空けており、本日再配達してもらいました。

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デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第46号です。

44号より、ボディ外装パーツの配布が続いています。塗装面のクオリティはまずまずのため、パーツの到着が待ち遠しく感じます。

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今回のパーツは、左ドアアウトサイドです。
ドアパーツは大きくありませんが、金属製のために持ち重りがします。は44号の右ドアと対称形パーツのため、目新しい作業はありません。

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パーツの一覧です。
左ドアウインドウ×1、左ドアトリム×1、ドアヒンジプレート×1、ドアヒンジバネ×1、左ドアアウトサイド×1、ドアヒンジ×1です。
ビスは一部44号にまとめて配布されましたが、それ以外は殆ど同じです。

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今回の作業は、左ドアアウトサイドの組立てです。
作業手順は44号で組み立てた右ドアアウトサイドとほぼ同じ内容です。ドアヒンジのバネの取り付けをしっかり行うこと以外は、大した注意点はありません。

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今回のパーツと共に、44号に付属してきたCタイプビス2本とKKタイプビス1本、そして2.3mmタップも用意します。組み立て時には、塗装面に傷が付かないよう、作業台に布を敷いて保護しました。

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まず、ドアの内側のウインドウパーツ取り付け部分にタップを立てます。2箇所のネジ穴にそれぞれ1回転だけタップを立てるとの事ですが、やりすぎなければ正確に1回転でなくても構いません。多少足りなくても、ビスをねじ込んでいくと固定するので、気楽にやれば良さそうです。

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ドアの根元部分に、ドアヒンジを乗せます。

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ドアヒンジバネをドアヒンジの上に載せます。

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更にドアヒンジプレートを載せます。この前右側ドアを組み立てたばかりなので、ロクに組み立てガイドを見なくても、このあたりはスイスイ進みます。

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KKタイプのビスで、ドアヒンジプレートを固定します。まずはワッシャーがドアヒンジプレートに到達する程度に軽く締めます。

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ドアヒンジを立て、ビスをしっかり締めこみます。
私の場合、右のドアよりも今回の左のドアの方がきつく仕上がったようです。ドアを開けるときに助手席の方が力が要ることになります。

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更に、左ドアトリムをドア上部に乗せます。

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左ドアウインドウパーツを乗せて、ドアトリムに重ねます。

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タップを切ったネジ穴に、Cタイプビスを使用してウインドウを固定します。
これで今回の作業は終了です。

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適度な艶のあるボディ塗装は、右側ドアとほぼ同じ品質です。出来の良い外装パーツを眺めているのは楽しいものです。同じデアゴスティーニの以前のモデルカーのシリーズの「フェラーリ・グランツーリズモ」の塗装よりも良くできています。

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次回、第47号のパーツは、左ドアパネルです。
今回の左ドアアウトサイドの内張り部分を作成します。45号の作業とほぼ同じなので、すぐに終了すると思います。

前回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第45号 内側が大きく抉られたドアパネル

次回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第47号 左右ドアの完成!

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2012年11月 3日 (土)

テレビ東京「ヒットの復習」の取材を受けました

本日、テレビ東京の「ヒットの復習」という番組の取材を受けました。

何の番組?って私も先週打診があった時まで知らなかったのですが、11月4日から放送される新番組でした。日曜の昼間に「ヒットの秘密」という番組が放送されており、その姉妹番組として24時35分から30分間の番組が登場するとの事です。

デアゴスティーニのヒットの秘密を探るという内容にて、11月11日(日)24時35分から30分間の番組内のホンの一部に使用される予定です。テレビ東京の首都圏ローカルのみの放送なので、私の周囲の放送はありません。テレビ東京さんには申し訳ないながら、そんなに知った人が見る事も無く、心配に及ばないから今回の取材を受けたという次第です。

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テレビ東京さんは、以前「ありえへん∞世界」にて、やはりデアゴスティーニ関連の取材を受けており、その担当からの紹介があったとのこと。デアゴスティーニさんの会社の取材だけでは単なる宣伝番組になってしまうので、ユーザーをひっ捕まえて弄ろうということなのでしょう。いい歳して模型と戯れているオヤジを演じようと意気込んでいました。

深夜番組ということで、番組制作会社のディレクターさん一人でお越しになりました。
「ありえへん∞世界」の時の軽いノリの取材を思い出して警戒していたのですが、今回は非常に熱心で真面目な42歳のベテランディレクターさんでした。私は映像では挙動不審に見えるでしょうが、かなり落ち着いて対応させて頂けたと思います。今回は、事前の電話やメールでのやり取りも十分にされていたので、安心していました。

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お宅訪問の定番通り、ピンポンを鳴らして玄関で挨拶するところからスタート。玄関ではC62模型がお出迎えです。暗い玄関でも、無塗装のキンキラC62は目立ちます。もちろん、車輪を回して汽笛が鳴るところもバッチリ撮影されましたが、どれだけ使用してもらえるでしょうか。

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ロボゼロです。
11月末到着予定のジャイロセンサーや赤外線センサー等のオプションをまだ取り付けていないので、あまり動かしていません。今回久し振りの動作のために、リモコン操作を思い出すのに時間を要しました。

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いつも隣の部屋のタンスの上に置いてあるフェラーリ・グランツーリズモと、テレビラックに入れている零戦も動員します。フェラーリのライトやエンジン音、クラクション等の動作、そして零戦のオプションパーツのプロペラ回転等も何度も試しました。どうも、デアゴスティーニ本社の模型では、ちゃんど動作を撮影できなかったとの事です。展示模型には試作品も多く、あまりアップでの撮影も許可されなかったとの事。

私の模型は、特に零戦はあまりアップで撮って欲しくない出来栄えですが、これも他の読者の方が「うちの零戦の方がずっときれい!」安心させる役割なのだと自分に言い聞かせます。

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ロボゼロには習字のアクションをしてもらいました。
「お気に入りの動きはありますか?」と聞かれたので、カズキさんの作られた「コマネチ!」と思ったのですが、ちょっと雰囲気的にヤバいので、真面目に対応してしまいました。残念です。

ロボゼロ君は4回のアクションにてようやくOK。筆ペンの持たせ方にはコツが要ります。

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製作中のトヨタ2000GTは、組み立て中のパーツを組み合わせて撮影をしました。最後には、デアゴスティーニのシリーズに囲まれて、組み立て中のトヨタ2000GT模型を手にとって眺め、にんまりしている変なおじさんの光景を撮って終了。取材時間は2時間以上にも及びましたが、きっと使用されるのは長くても2分程度となるのでしょう。

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ディレクターさん、何か手土産をと気になされたのか、デアゴスティーニさんからロボゼロのサーボモーターを3個ももらってきてくれました。何ともありがたい事。今、ロボゼロのサーボモーターだけのパーツ販売はなされておらず、バックナンバーごと買う他無いのです。ロボゼロをあまり動かしたくない一番の原因は、サーボモーターの破損が怖いからです。予備のサーボモーターを何個かと内部のギアパーツを入手してはいますが、それに加えて3個も予備が出来たので、かなり安心して動かせます。

私は11月11日の放送を見ることが出来ませんが、映像はDVD等に落として送ってくださるとのことにて、楽しみに待っていようと思います。ひょっとして、大きな事象が起きて内容が変更されたり、あかり良い映像にならずに使われない可能性もあります。その時は仕方ありません。

いい歳した素人が、見栄えのしないマヌケ面を晒す事について、昨年の震災以降控えていたのですが、今回は事前対応にて非常に安心させていただいたので、お役に立てるなら道化に使用していただくべくお受けしました。日頃、テレビは見て楽しむ側にて、作っている方のご苦労を垣間見る機会は非常に貴重です。良い経験をさせて頂けたと思います。

東京から思い道具を抱えて単身にてお越しになったディレクターさん、本当にお疲れ様でした。

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2012年11月 2日 (金)

KATO「C56小海線」は週刊SL鉄道模型ジオラマ走れるかも!

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KATOから先日新発売となったNゲージ蒸気機関車模型「C56小海線」を早速買ってきました。

2007年の12月にC62東海道形の発売以来、KATOでは蒸気機関車模型のクオリティが刷新されています。正確な150分の1スケールにて精密に仕上げられており、どれも手に取って眺めているだけでもワクワクするものばかりです。

今回のC56は、ローカル線用の小型蒸気機関車ながら、少々長距離が走れるようにテンダーを繋いだバランスの取れたスタイルが特徴です。山岳路線である小海線で「高原のポニー」として人気を博した当時の姿を模型化しています。

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KATOのC62やD51と同じサイズのケースに入っています。機関車が小さいので、真ん中にちんまりと収まっています。ケースに入れたままでも、華奢なプロポーションや細部のディティールの細かさが感じ取れます。

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最近のKATOの蒸気機関車模型は、ケースから機関車底部に取り付けたトレーごと取り外す方式になっています。蒸気機関車模型は細かいパーツが破損し易いのですが、このトレー方式により、かなり扱い易くなっています。

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入手前からKATOのサイト等でそのクオリティーの高さは解っていましたが、実際に眺めてみると何とも素晴らしい模型です。これが定価10,500円とは信じられない。2割引のキッズランドで購入したので8,400円でした。

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ハンドレールやブレーキパイプなどの細かいパーツもちゃんと再現されています。

前部のヘッドライトは、シールドビームの小型タイプです。小さいのに、ちゃんと点灯します。キャブの天井部に光源を置いて、そこから導光する方式です。停止時からの常点灯は出来ませんが、スロー走行から点灯します。

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テンダー後部の後照灯は後退時に点灯します。ヘッドライトよりも発光面が広いので、こちらの方が明るく灯ります。

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ナンバープレートは、4種の内からの選択式です。
小海線で活躍したC56のナンバーが付属しています。144号機、149号機、150号機、159号機です。

機関車前面に取り付けられる重連用(バック運転用)カプラー、及びナックルカプラーも付属しています。

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私自身は小海線のC56活躍時の事についての知識が全く無いので、別にナンバーは何でも構いません。とりあえず144号機にしておきます。小諸に行ったときに静態保存機を見た覚えがあります。

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ナンバープレートは接着せず、軽く押し込むだけで固定されるようです。以前のナンバープレート取り付けは手間が掛かりましたが、最近のKATOの模型は簡単になっています。もし外れたら、別の号機にすれば良いと思います。

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何とも小さくて可愛いC56模型です。
同じくKATOのC62と比較してみると、半分少々の長さしかありません。

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左はC62、真ん中は今回のC56、右はD51です。いずれもKATOの製品で、150分の1スケールです。こんなに小さいのに、一人前にテンダーを従えた本格スタイルなのが楽しく思えます。

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気軽に買える価格のNゲージC56模型といえば、今まではマイクロエースくらいしかありませんでした。一応比較の為に引っ張り出しました。並べると、マイクロエースのはボイラーが太くてずんぐりむっくりしていて別の種類の機関車のようです。これでも単体で見ていると、C56に見えたものですが・・・。
設計年代が違いますので、これ以上の比較は差し控えます。

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このKATOの新製品のC56を手にして、私が最も気になっていたのは、製作中の「週刊SL鉄道模型」のジオラマを走行できるかということです。

半径140mmのミニカーブレールを使用しているので、走行できる車両は限られます。結果から言って、余裕は無いものの、このC56は半径140mmのカーブを通過できます。3~4両の貨車は楽々牽けます。

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低速から安定しています。ジオラマ奥のS字カーブも楽々抜けます。問題は、ポイントを通過できるかどうかです。多分、いけそうな感じではあります。

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週刊SL鉄道模型の50号までの購読者全員プレゼントのB20もどきのパーシー改造タンク機関車よりも、このC56の方がずっとサマになると思います。

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小型で転車台にも楽々載せられるC56。個体差はあるかと思いますが、私の買ったものはなかなかの走行性能でした。安くて精密でよく走る、これは久し振りに複数欲しいと思わせる蒸気機関車模型です。今回は小海線と限定されていましたが、動態保存されている160号機や44号機の模型化も期待しています。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第38号 濃淡2色のフォーリッジ

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第39号 建築中の家のセコい分割配布

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2012年11月 1日 (木)

「週刊SL鉄道模型」第38号 濃淡2色のフォーリッジ

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講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の第38号です。

季節の変わり目に体調を崩し、先週後半から風邪気味が続いています。熱は無いので仕事に支障は無いものの、鼻炎と咳のために周囲に迷惑を掛けています。

帰宅するといつもよりも疲れているのか、グッタリします。今回は取り立てて急いで作業をしなければならない内容では無いので、パーツを保管して終了としておきます。確認だけなので、レポートも簡単にて恐縮です。

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今回の付属パーツは、「フォーリッジ」です。
規定の白いストラクチャー箱に入っています。大きさはあるものの、スカスカに軽い。中身はスポンジのようなものなので仕方ありません。

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箱から取り出します。
濃淡のグリーンのフォーリッジが、小袋二つに分けて入れられています。フォーリッジとは、ジオラマの草や樹葉の表現に使用される、繊維状のものに細かく砕いたスポンジ素材を絡ませたものです。細かくちぎってほぐし、木工用ボンド等で接着して使用します。

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TOMIXの市販のフォーリッジと全く同じ素材のようです。2色入ってはいますが、それぞれとても小さな袋です。いくらテーブルサイズのジオラマとはいえ、こんな少しのフォーリッジではすぐに使い果たしてしまいそうです。

それなりに緑豊かに仕上げようと思ったら、市販のフォーリッジ等を追加する必要があるでしょう。

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今回の作業は、ジオラマ左奥に橋を架けて設置する小山部2へのフォーリッジ貼り付けです。

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紙製の石垣シートを貼り付けただけの小山部分は、製作マニュアルの指示の通りに素直に組み立てると、シートの隙間が目立つ仕上がりになります。そのために、このフォーリッジを貼り付けて隙間を塞ごうという作戦のようです。通常、フォーリッジは木工用ボンドを使用して貼り付けるのですが、今回は両面テープを使うという指示がなされています。工作を出来るだけ簡単にしようという配慮かと思われます。

フォーリッジは、ある程度まとめて施工したいので、私は今回の作業はパスです。

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製作マニュアルの完成見本では、見事に継ぎ目がフォーリッジで塞がれています。

私は小山部の上面にはパウダーを撒き、シート間の隙間にも色入れをして目立たないようにしています。両面テープでのフォーリッジ貼り付けはお手軽ながら、後で確実に剥がれてくるので注意が必要です。地面部分のフォーリッジ貼り付けの際に、ついでに行う予定です。

フォーリッジは貼り付けた後に表面部分から崩れてポロポロ取れるので、ちゃんと固めたいものです。粉っぽくて小汚いジオラマは、フォーリッジ等のスポンジ素材やパウダーが剥がれて周囲に飛び散っているものです。模型の世界くらい、きれいに仕上げたいものです。

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今後のラインナップについて、再確認がありました。ジオラマ右奥に設置する建築中の家が2週に亘って配布されてから、線路のパーツ配布が続きます。3箇所のポイントはそれぞれ1980円、転車台のパーツ配布の3つの号はそれぞれ2180円の特別価格となります。47号の「線路敷設用ツール」とはどんなパーツなのでしょうか。年明け最初のサプライズとなるかもしれません。

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次号、第39号の付属パーツは、「建築中の家1 柱部」です。続く40号には「建築中の家2 足場」が配布されて、この建築中の家が完成?します。予告写真には職人さんのフィギュアが設置されています。これも付属するのでしょうか。
私の場合、ストラクチャーには電飾を施していますが、建築中の家には電気を灯すわけにも行かないし、どうしたものかと思います。普通の住宅をライトアップするってのも違和感あるし、素直に夜は休工としておこうかと思います。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」トラクターを眺めての休息日・・・

次回はこちら
KATO「C56小海線」は週刊SL鉄道模型ジオラマ走れるかも!

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