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2013年6月 9日 (日)

「週刊トヨタ2000GT」オリジナルサウンドが鳴るディスプレイケース到着!

デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」の製作の話題です。

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3月に終了して久しいこのシリーズ、注文していたオプションのディスプレイケースが到着したので、久し振りに模型を引っ張り出しました。このケースは3月に申し込んでいましたが、いつ届くのか判らず、すっかり忘れていました。ちなみに、同じくオプションのトヨタ2000GTのプロトタイプのワイヤーホイールは、まだ届きません。

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厳重に梱包された箱をあけて、ディスプレイケースを取り出します。
アクリルのカバーは厚みがあって頑丈です。かなり透明度が高くて高級感があります。

しかし台座はプラスチック丸出しで安っぽい印象です。パッと見では17800円の価値があるとは思えません。しかしこのケースには、トヨタ2000GTのオリジナルサウンドが再生されるギミックがあります。それに魅力を感じて注文したのです。ただのケースだったら、「はざいや」さんなどに頼んで作ってもらえば安く上がります。

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サウンド機能と共にこのケースのオリジナルなのは、このロゴです。
ケースの奥の面に貼られています。

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模型を収納します。
ギリギリのサイズではなくてかなり余裕があります。斜めに設置しても大丈夫です。但し車止めがないので、ケースに入れたまま移動すると車輪が回って模型が動いてしまいます。車止めは欲しかったと思います。自作しても良いのでしょうが。

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サウンドは、ケースの台座の右側にあるスイッチを押すと再生されます。
トヨタ2000GTのエンジンをかけ、ブリッフィング(空ぶかし)の音を聞くことが出来ます。カバーを被せてしまうと音がくぐもって聞こえますが、それでも十分楽しめます。

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電源はボタン電池とのこと。
最初からセットしてあり、アクリルの遮断板を引き抜けば導電します。メインスイッチは見当たりません。正面のスイッチを押しているときのみ動作して、後は勝手に電源が切れるのでしょう。

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アクリルカバーの内部スペースにはかなり余裕があるので、エンジンフードやバックドアを開けた状態でも展示が可能です。しかし左右のドアは、両方開けたらスペースが不足します。

車の周囲にも余裕があるので、今後ワイヤーホイールが到着したら、ノーマルホイールのタイヤと交換して、取り外したタイヤをケースの隅っこに積んでおくことも出来そうです。

デアゴスティーニの次の大型ミニカーのコレクションとしては、「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」というシリーズが広島地区にて6月3日より先行発売されています。まだ地域限定テスト販売なのに、何故か公式サイトに専用ページが開設されています。(いつまであるか判りませんが・・・)
公式ページから購読注文も出来るので、発行部数を読むためのテスト販売のようです。全国販売は規定路線なのでしょう。

http://deagostini.jp/lclmt/?utm_expid=56136368-2

ランボルギーニ・カウンタックといえば、70年代のスーパーカーブームの代表的存在です。圧倒的なフォルムにて当時の少年たちの心を鷲掴みにしました。今でも色褪せないその魅力、実物は持てなくても大スケール模型で存分に楽しめそうです。

カウンタックのLP500S、いわゆるウルフ・カウンタック。ランボルギーニ・トラットリーニがたった一人の顧客のためにワンオフで製造した幻の特別仕様のカウンタックです。スーパーカーブームの立役者の1台でもあります。

カナダの石油王、ウォルター・ウルフからの注文で作られた特別仕様のカウンタックの内のLP500Sは3台ありましたが、その内の第1号車が今回の模型のモデルとなった車です。当初搭載されたエンジンは、元々カウンタックのプロトタイプに積まれていた5000CCのもの。試作車から取り外されて眠っていたものを、徹底的にオーバーホールして搭載しました。後にウルフ・カウンタックの2号車にエンジンを譲り、1号車はノーマルのLP400の4000CCに換装されてしまいます。ウォルター・ウルフのお眼鏡に適う特別製のエンジンは、たった1基しかなかったからです。

この車はノーマルエンジンに積み替えられてウルフの手を離れてから数奇な運命を辿りました。1978年のスーパーカーブームの真っ只中に日本にやってきて、全国のスーパーカーショーで少年たちの憧れの的になりました。近年は織田無道が一時所有していてTVに登場したりしました。織田無道が破産してからは横浜のランボルギーニ車のパーツ専門店のオーナーの手に渡って、ウルフ・カウンタックの竣工時の姿を取戻すレストアを施されたようです。元々特別な顧客のためにワンオフで作った車なので、量産車とは比べ物にならないくらい各所の仕上げは素晴らしかったのでしょう。

デアゴスティーニのこれまでの10分の1スケール大型ミニカーシリーズのフェラーリ・グランツーリズモやトヨタ2000GTと異なり、カウンタックは8分の1スケールです。確かに実車のカウンタックは、意外に小さな車です。迫力ある模型とするために、更に大型模型としたのでしょう。でも3台同じスケールで楽しめないのは残念です。8分の1スケールと言えば、同じパートワークではイーグルモスの日産GT-R、またはイタリアのポケールのミニカーがありますが、あまり一般的ではないでしょう。

公式サイトを見ていて気になるのは、カウンタックの特徴的なガルウィングドアのヒンジが実車よりかなり前にあることです。ピボット部分がドア前端にあります。神秘的ともいえるカウンタックのガルウィングドアを開けたときの光景が見られず、単純な跳ね上げドアに成り下がっています。大型模型だけに再現して欲しかった重要な部分です。ドアを開けなければ結構いい線行っているのに残念。ひょっとして、この模型の設計者はスーパーカーブームを経験していない方なのでしょうか。

個人的には、オーバーフェンダーやスポイラーを取り付けて派手な伝説車のウルフ・カウンタックよりも、デザイナーの意向を表現したシンプルなLP400の方に魅力を感じるのですが、スーパーカーブームを経験したおじさん世代の心を捉えるにはLP500Sの方がパワーがあると思います。全80号と長いですし、やたらとデカいですが、ドアのヒンジ位置さえ改良されたならば、全国発売の折には購入したいものです。

前回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第65号 ワイヤーホイール発売予告のチラシ封入!

次回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」オプションのスポークホイールで足元キリリ!

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コメント

YUJIさん、こんばんは。
私のところにもケースが届きました。2000GTそのものは完成していますが、ワイヤーホイール待ちで箱に入って眠っています。

昔、カウンタックは憧れの車でしたね。
サイトを見たら、ご指摘のようにこのドアギミックは致命的に残念です。ドアの前端が突き刺さるかのように開く姿はカウンタックの最大の魅力と言ってもいいと思うのですが。それから、私も同様にLP400の方が好みです。黄色のLP400だったら作っちゃったかもしれません。

投稿: まっぴい | 2013年6月 9日 (日) 20時36分

まっぴいさん、こんばんは。

>ドアの前端が突き刺さるかのように開く姿はカウンタックの最大の魅力と言ってもいいと思うのですが。

そう、ドアを開けたときのカウンタックの特徴、「この模型の設計者、解ってないな」と感じました。スーパーカーブーム当時のミニカーやプラモにも正確に再現できていないものが多くて、少年たちは「違う!」って憤ったものです。8分の1の大型模型ならば、絶対に再現できていなければならない重要なポイントです。京商の12分の1ミニカーでもちゃんと再現されているのに。

ドアを閉めていればソコソコの仕上がりに見えるのですが。

投稿: YUJI | 2013年6月 9日 (日) 21時38分

2000GTのケース来ましたか。
そろそろ鉄道模型と合わせて作ろうかと思っていたところです。
今回もいつものアクリルのカットを注文しようと思っています。
今回の2000GTはベースがないのでどうしようかと悩んでいます。
零戦の時のように甲板にみたてた合板という訳にもいかないので・・

次はカウンタックですか
実はスーパーカーブームの頃は免許を取りたての時で貧乏学生でも乗れるスーパー現実カーを探していました。
という事で私も経験していない一人です。(ガルウイングの件はピンと来ませんでした)

投稿: カズキ | 2013年6月10日 (月) 07時30分

カウンタック、この世代の方々とつきあって頂いている事を、あらためて実感します。C62以来の6シリーズ、今回は観客席から応援します。

投稿: honest | 2013年6月10日 (月) 09時25分

>カズキさん、こんにちは。

アクリルカバーは良く出来ていますが、台座がチャチです。エンジン音、カズキさんは本物の音を楽しまれたのでしたね。

スピーカーの性能がイマイチなのか、普通のエンジン音に聞こえます(当たり前ですが・・・)。キャブレターでも一発始動できれいに回っています。

私、スーパーカーブームの頃は小学生でした。
父親に頼んで、あちこちのスーパーカーショーを見て回りました。きっと父親も楽しんでいたのでしょう。子供は暇なので、撮った写真は穴があくほど見つめていました。ドアの違和感が気になります。


>honestさん、こんにちは。

実は、私もカウンタックの全国発売の折に挑戦するかどうかは未定です。ドアだけでなく、結構あちこち気になるようになりました。

投稿: YUJI | 2013年6月10日 (月) 17時41分

はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいております^^

自分は2000GTで初デアゴだったのですが、2000GTと同じくLP500Sも形がかなり良いので定期購読を検討中です。がしかし、ドアのヒンジはやはり気になるもので、他の人達も同様に気になっているようで頷いております。
先日デアゴに「ドアのヒンジと灯火類のはめ込みピン丸見えが改修されたら購読します」とメールしておきました。たぶん相当な数の改修希望メールが来てるんじゃないでしょうかね?

投稿: あるし | 2013年6月14日 (金) 00時03分

あるしさん、はじめまして。

カウンタックの大型模型は魅力的ですね。
ドアの部分は多くのプラモや模型でも再現されていないものが多いので、ドア開閉気候は設計時に模型を参考にしたのでは?と勘繰っています。改めてアウトモビーリ・ヴェローチェでちゃんと実車を取材して欲しいものです。

>「ドアのヒンジと灯火類のはめ込みピン丸見えが改修されたら購読します」とメールしておきました。

リアコンビランプの部分のピンが透けているのは気になりますね。小さなプラモなら妥協するべきところですが、8分の1サイズだと目だっています。ミニカーとしては結構な価格となります。全国発売までに試作品からの改良がなされることを願っています。

投稿: YUJI | 2013年6月14日 (金) 21時03分

デアゴからちょっとショックな手紙が来てますね。
スポークホイールの納期が遅れるという事ですがそれはまぁいいとして、スポークの材質をプラスチックに変更するという事です。
最初はスチールでデザインしていたと思うのですが加工に時間がかかるので止めたのだと思います。
本物と同じスチールのスポークを期待していたのに残念です。
材料だけ配布してこちらで組み立てても構わなかったのですが・・・・

投稿: カズキ | 2013年7月 3日 (水) 16時15分

カズキさん、こんばんは。

私のところにも手紙が来ていました。
プラなら注文したかどうか判らなかったです・・・。
ちょっと残念ですが、格好良いホイールにしてくれれば納得します。

投稿: YUJI | 2013年7月 3日 (水) 21時58分

>ドアのヒンジ位置
そうなんですよね。間違ってますよね。

以前、模型雑誌の「モデルグラフィックス」で、
1/24の田宮・フジミ・青島.3社の「カウンタック・ランボルギーニ」の作り比べがあって、大変興味深く読みました。

(各メーカーのこだわりの部分や、模型にするときリアルティももたらすためのディフォルメ等 田宮ディフォルメが有名でしょうか?)

ドアヒンジが正確に再現されているのは、青島だけでした
(設計年度が、青島が10年以上も新しく、過去の2社を超える再現度を目指したので、当然ですが)

うーん、せっかくの大型モデルなのですが…

投稿: WINO | 2013年9月26日 (木) 20時20分

WINOさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

>ドアヒンジが正確に再現されているのは、青島だけでした

情報ありがとうございます。青島のモデル入手したいと思います。
スーパーカーブームに少年期を過ごしたものとしては、こだわりたい部分です。

デアゴのカウンタックの創刊号入手していますが、まだ開封してパーツ確認する暇無く放置しています。冊子をパラパラしていると、堂々と実車のドアを開けた写真が掲載されていて、模型との違いがはっきりします。

シリーズ買い続ける予定ですが、完成後もドアは開けずに楽しまなくてはなりません。

投稿: YUJI | 2013年9月26日 (木) 20時58分

MODELKASTEN - 雑誌・別冊 - 月刊モデルグラフィックス2010年12月号
http://www.modelkasten.com/magazine/mg/187470313.html

確か、この号で3社(田宮・フジミ・青島)の比較が特集されてた記憶があります
今、押入れに入っているので記憶が曖昧なのですが…
青島版も、技術的な問題か、模型としてリアリティをもたらすためのディフォルメか完全再現とはいえないようですね。

実車を正確にスケールダウンしても、光の加減、視点の関係
模型の場合上から見下ろすことが多いのと、
こういったスポーツカーの場合、雑誌や書籍の、パースのかかった写真の印象が強く
(クルマはそれほどでもありませんが、戦艦等の場合)、
人間の主観に影響をあたえるので、模型の場合、ディフォルメされることが多々あります
有名なところでは、実物の特徴をよく捉えて、強調する田宮ディフォルメでしょうか
(個人的には、田宮模型に、今の技術で再設計して欲しいのですが…) 

下は、気になってる資料などです。機会があればドウゾ

昔は、エアロのついたアニバーサリーモデルや、ウォーターウルフ仕様が好みでしたが
今は、LP400のシンプルさ(というよりデザイナーの想いを可能限り形にした)に惹かれますね

実車は、イベントで乗車・エンジンまでかけさせていただきました事がありますが
(イベント開始前に、1時間ほどじっくり堪能しました)

ボディの出来は、面一とはいえず、内装もあらが目立ちましたね
(オーナー曰く、生産年代もあるけど、ランボルギーニーだからねぇとのこと)

初恋は初恋のままというか、模型映えのする、車だと思います
自分も、田宮、フジは制作したことあるのですが
青島版もつくりたく成ってきましたねぇw

SCF Vol.1ランボルギーニ・カウンタック | NEKO WEB
http://www.neko.co.jp/?p=3014


ランボルギーニ カウンタック LP400 (プラモデル)
http://www.1999.co.jp/10114633

ランボルギーニ カウンタック LP400 (プラモデル) 商品画像2
http://www.1999.co.jp/image/10114633a2/20/2

ランボルギーニ カウンタック 専用エッチングパーツ (プラモデル)
http://www.1999.co.jp/10114634

投稿: WINO | 2013年9月27日 (金) 02時57分

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