エフトイズ「名車アーカイブVol.1」アコガレの初代ソアラ
模型屋さんの店内をブラブラしていたら、エフトイズの食玩「名車アーカイブVol.1」を見つけ、何となく二つ買って来ました。パッケージの初代ソアラに釣られたのです。中には72分の1スケールのミニカーがオマケで入っているようです。
エフトイズの食玩といえば、軍艦などミニタリー系のものを楽しんでいます。
他にも色々出ている様子です。コンビニで売られているらしいのですが、まだコンビニの店頭では見たことがありません。
1980年代の国産名車をモデル化しているようです。
今回購入した第1弾には、1981年登場のトヨタの初代ソアラ、トヨタセリカXX、ホンダシティRのどれかが入っています。どれが入っているかは開封するまで判らないブラインドパッケージです。ボディカラーはそれぞれ3色。
一つ目を開けたら、首尾よくソアラが出てきました。ボディカラーは赤。
当時は非常に高額な車なのに、一世を風靡した名車なのでうじゃじゃ街中を走っていましたが、赤いソアラなんて殆ど見たことはありませんでした。ミニカーとしては目立つので良いでしょう。
スラントノーズの角ばったイメージの初代ソアラですが、このミニカーでは大きさのせいもあってかのっぺりした印象です。ボディカラーの赤に対して、車内色のグレーが良いコントラストとなっています。
エフトイズのシリーズは、あくまで菓子として販売されています。そのために小さなガムが一粒入っています。申し訳ないながら、このガムは不味いので捨てます・・・。
フェンダーミラーが付属パーツとなっており、自分で取り付けなければなりません。非常に小さいので、ピンセットが必須です。
2ドアクーペのスタイリッシュなグランツーリスモなのにフェンダーミラーは似合いませんが、当時はドアミラーが合法では無かったので仕方ないのです。ドアミラーに交換した車が多かったように思います。
初代ソアラが登場した1981年当時は、私はまだ中学生だったので、当然免許もありません。それに300万円オーバーの途方も無い高額な車でした。お友達のお父さんが乗っていたら、見せてもらうのが関の山。
付属品は男性フィギュアと緑色の公衆電話。当時のトレンディドラマに出てきそうな光景です。
このミニカー、プラスチック製ということが災いしているのか、エッジが利いていなくてディティールが甘く感じます。まあ、ソアラの魅力は少しは感じられる出来ではあります。
石油ショックから立ち直っていない不況の時代に、よくこんな贅沢なクーペが開発されたものだと思います。この後、日本はバブルの好景気に向けて走り続けていき、ソアラのような高級車が道路に溢れかえることになります。ハイソカーなんて呼ばれていました。
もう一つの箱からは、可愛いシティRが出てきました。
ソアラとは対照的ですが、これも一斉を風靡して街中に溢れかえりました。懐かしい!
付属品は、若い女性のフィギュアとモトコンポです。
小さな原付バイクのモトコンポは、シティのトランクルームに納まるように開発されたとの事。重量を調べてみると42kg。原付としては軽いものの、このフィギュアのような女性がトランクから出し入れできる重さではありません。
ソアラと並べると、全高があるものの小さい!赤いボディカラーも微妙に異なります。ちゃんと塗料を分けているようです。ソアラより少し出来が良い感じ。
72分の1スケールになると、ミニカーとしては細部のディティールに無理が出てくる気がします。金属製のミニカーに比べてエッジが甘くなりがちです。仕方ないのでしょう。
我々世代から見て懐かしい車のシリーズはこれからもドンドン出して欲しいものです。もうちょっとメリハリつけたモデルにして欲しいですが。
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コメント
フェンダーミラー、オプシオンでもないのが解りません。 老人にとってはタクシーのミラーが羨ましいです。 とくに左後面と車体幅の目安です。
投稿: honest | 2013年8月 2日 (金) 22時19分
honestさん、こんばんは。
私もフェンダーミラーで免許を取ったので、取得後に実際に乗るのがドアミラー車で戸惑ったのを覚えています。
フェンダーミラー安全性が高いですが、結局格好良いドアミラーに駆逐されてしまいましたね。
投稿: YUJI | 2013年8月 2日 (金) 23時09分
YUJIさん こんばんは
私は免許取得以来、ホンダ車をかなり長い間乗り継いでいたので、今でもトヨタ車には縁がありません。しかし、ソアラは憧れでした。
ところで、講談社より、気になるDMが届いておりました。いずれYUJIサンにも、配達されるでしょうから、内容はお楽しみということで・・
投稿: マーボウ | 2013年8月 2日 (金) 23時52分
懐かしのソアラ&シティ今見ても良いですね♪年の離れた従兄弟がシティのターボⅡに乗っていたのを思い出しました。
家にも講談社から往復ハガキが来ました。何でも次のシリーズは◯◯みたいですね。
投稿: 三日月 | 2013年8月 3日 (土) 05時11分
81年頃は社会人になってしばらくした頃で初めて新車を買いました。
2代目のシビックでしたがそれ依頼私もホンダとの腐れ縁が始まりました。確かその頃はまだフェンダーミラーだったと思います。
シティも2代目ですがカミさん乗っていました。
ウチには講談社からのDMは届いていません。ちょっと気になります。(往復ハガキというのが)
投稿: カズキ | 2013年8月 3日 (土) 12時31分
>マーボウさん、こんにちは。
ソアラもシティも日本車史上に輝く名車ですね!
講談社のDM、私のところにも届いていました。
12月発刊の新シリーズの案内を送ってよいかとの確認を往復ハガキで行うという回りくどいものですね。とりあえずは返信しておこうと思いますが・・・。
>三日月さん、こんにちは。
我々世代には懐かしい80年代のミニカーのシリーズ、これからの拡大を期待しています。第2弾が楽しみです。
講談社の新企画、すんなりパンフレット送ってくれれば良いのに、と思いますね。
>カズキさん、こんにちは。
講談社からの往復はがき案内、きっと週刊SLの購読者プレゼントの住所に送っていると思うので、間もなくカズキさんにも届くかと存じます。
12月発売の全20巻の零戦企画ですが、大型模型じゃなくて72分の1のバリエーションの異なるプラモを4機、空母の甲板上に並べるものとのことです。
投稿: YUJI | 2013年8月 3日 (土) 17時12分
零戦ですか。鉄道模型じゃなかったのですね。(終わったばっかりなのでそれはないか)
零戦と言えば昨日BSで特番をやってましたね。
ジブリや永遠の・・今年は零戦ブーム?
投稿: カズキ | 2013年8月 4日 (日) 09時18分
カズキさん、こんばんは。
BSの零戦の番組、私も見てしまいました。来週後編ですね。零戦の優位性が失われてきたところからのスタートなので、後編は見るのが少々辛そうです。
デアゴの零戦は少し時代を先走っていたようですね。
投稿: YUJI | 2013年8月 4日 (日) 21時20分