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2013年9月25日 (水)

郡上のヤナ場で「ものすごい鮎」賞味する幸福!

  9月に入ってからずっと仕事が詰まっていて、先週末も休み無く徹夜に近い状態。若い頃は多少の徹夜は何てことは無かったのですが、中年になると堪えます。デアゴスティーニのロビや、新創刊のカウンタックLP500Sも手付かずで溜まっています。毎晩深夜帰宅では開封する余裕もありません。

もう限界!他のメンバーには迷惑を掛けるが、今日は無理やり休みを取りました。大人しく家で寝ていれば良いのに、旬の落ち鮎を食べに出かけます。過労にも勝る落ち鮎の魅力。矢も盾もたまらない。まあ1週間以上前に予約してはいたので急に思い立ったわけではありません。

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今日賞味したのは岐阜県長良川の郡上鮎。
生の天然鮎しか供さないという「杉ケ瀬ヤナ」です。

杉ケ瀬ヤナ
http://www.xwns.co.jp/yamato/yana/sugigase.html

私の住んでいる岡崎市からは150kmくらい距離がありますが、東海北陸道のぎふ大和ICから程近いので交通は便利です。作業小屋のような素朴なお店は、平日なのに昼時には満員になりました。地元の岐阜ナンバーの車が多いようです。

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お店の前には、今が最盛期のヤナ場が見えます。今日は重機を川に入れて補修作業を行っていました。川から苔生したスイカのような芳しい生の鮎の香りが立ち上ってきます。気持ちが盛り上がります。

「営業中」との看板が出ていたので予約の時間よりかなり早めに店内に入ると、店のご主人から、
「お客さん、今日はものすごい鮎が一つだけあるけど、焼きますか?」

「ものすごい鮎」って表現がいいです。このヤナで、今年一番の大物らしいです。

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早速見せてもらうと、何とも巨大な鮎!キレイに色づいたメスです。もちろん正真正銘の天然鮎。
今朝ヤナに上がった鮎で、計ったら28cm強。こんなデカイ鮎、見たことありません私。もちろん食べたいです。大型の鮎が多いことで名高い清流長良川でも、これだけのサイズはめったに上がらないとのことです。有難い事に、「ものすごい鮎」を注文させて頂く幸運に恵まれました!

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超特大サイズの鮎塩焼きは別注文として、セットメニューを注文します。
セットメニューは2種類。鮎は中サイズながら煮付があるAセット。締めのご飯は鮎めしか雑炊。妻と私でそれぞれ一つずつ注文します。

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そして、特大サイズの塩焼きを2つ追加。その内の一つは先程見せてもらった超特大鮎です。特大サイズは上がったときだけの限定品です。1つ1890円と安くはありませんが、都会で「天然鮎塩焼き」を注文したら、15cmサイズの可愛い鮎でもそれ以上になってしまうものです。結果的に相当のボリュームとなりますが、大好物ならばすんなり食べてしまえるものです。

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塩焼きと魚田は店先の焼き場で炭火焼にされています。我が超大型サイズは後列左端。この店の鮎は中サイズでもかなり大きいのですが、一際でかくて別種の魚のようです。

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塩焼きは時間が掛かるので、まずは煮付けが出てきます。
甘露煮ではなくて、醤油であっさりと煮てあります。鮎の香りが損なわれない仕上がりで、しっとりと柔らかくて美味しい。

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次にフライです。ソースをかけていただきます。
開きになっているのは珍しい。頭からバリバリ食べられます。このフライが絶品。普段、鮎のコース料理でフライは要らないと思うことが多いのですが、こののフライは別です。

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コースに入っている魚田と塩焼きです。これは二人分です。
素焼きに味噌ダレを掛けた魚田は、味噌とはらわたを絡めて食べる味が最高。鮎料理の王道の塩焼きは、言葉も発せずに食べ進みます。

木串が刺さったままテーブルに運ばれますが、簡単に抜けるので心配ありません。また天然鮎らしく、骨からの身離れが非常に良いです。

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追って今日の真打の超特大サイズの鮎が登場!
2匹とも特大サイズで価格は一緒なのですが、普通の特大鮎が小さく見えます。超特大サイズのメスは、たらこかと見紛うくらいの卵を抱えていました。もう一方はオスで、発達した白子を持っており、ちゃんと両方味わわせてもらうことが出来ました。それぞれ微妙な風味の違いはあるものの、最高の鮎の塩焼き。何も言えない逸品。

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鮎めしです。鮎の香りを損なわない薄味です。

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鮎雑炊。
鮎とご飯、塩しか使っていない潔い鮎雑炊です。普通の鮎雑炊は醤油などで味付けしてから葱などの薬味を振るのですが、ここの鮎雑炊はシンプルです。いい加減な鮎でこんなことをすると生臭くなってしまうものです。良い鮎でしか作れない味でしょう。
この鮎雑炊は病みつきになりそうです。

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次から次へと渋滞無く料理を持ってきてくれるので、食事時間は1時間ほどで終了します。帰り際には店内は満席。どんどん鮎が焼かれ続けています。

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食べ終わって、目の前の簗場を覗くと、竹のスノコの上にキラキラと輝く鮎が時折落ちてきます。

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すぐ後に串を刺されて焼かれる運命の鮎。ぴんぴんと跳ねています。
簗の仕掛けの上のよどみ部分には、たくさんの鮎が泳いでいるのが見えます。うようよいます。来シーズンも必ず訪れたいものです。

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おみやげに買ってきた鮎の干物と鮎うるか。この杉ケ瀬ヤナで作っているものです。近くの郡上八幡に立ち寄って買ってきた地酒と共に愉しむ予定です。

好物の食べ疲れは心地よい。同じ疲れでも、これから元気をもたらすもののように思えます。

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コメント

見事な大鮎素晴らしいですね。 天草でよく、グラム計算のの生つくりのひらめなど食べにきますが、見た目2倍は、値段は8倍になるので、注意が必要です。

投稿: honest | 2013年9月25日 (水) 22時52分

honestさん、こんばんは。

伝説の球磨川の尺鮎には届きませんが、これまでの生涯で見た最大の天然鮎でした。見事に色づいていて美しかったです。きれいな料理店よりも、素朴なヤナ場で食べる方が好みです。
グラム計算なら凄い値段になるはずでしたね。メニューの特大鮎の価格で焼いてくれてとてもラッキーです。

投稿: YUJI | 2013年9月25日 (水) 23時15分

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