「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」4号・5号
デアゴスティーニの「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」の製作の話題です。4号と5号が到着しました。デアゴスティーニ直販の通販を申し込んでいると、奇数号の発売日付近にその前の偶数号と2冊まとめて配送されます。
シリーズ序盤のためか、これまではあまり時間の掛かる作業はありません。ボディの組み付け等始まったら、それなりに手が掛かってくるでしょう。
ますは4号から開封します。
前号までは書店の店頭でパーツ確認が出来ましたが、4号から、シュリンクパックの簡易梱包になりました。内部にダンボールの緩衝材が入っています。パーツは簡単にビニール袋に納められています。ゴミの処分が楽になります。
しかしこのダンボールを重ねた梱包材、開封時に気をつけないと指を切ります。私はそそっかしいので、デアゴスティーニの他のシリーズで怪我をしたことがあります。それからは慎重に開けるようにしていますので、アホの過ちは繰り返していませんが・・・。
パーツを確認します。
シリンダーヘッドカバーSR×1、シリンダーヘッドカバーSL×1、ヘッドカバーボルトA×1、ヘッドカバーボルトB×1、フロントバンパー×1、フォグランプレンズ×2、M2.3×5mm(銀) ワッシャー付きタッピングビスです。
フロントバンパーはプラの素材丸出しで安っぽいですが、実車のバンパーも同じ様な質感なのでしょうか。傷が付きやすそうなので、車体に組み付けるまで大切に保管したいものです。
今回の作業は、シリンダーヘッドカバーSR&SLと、フロントバンパーの組み立てです。
今号では、シリンダーヘッドカバーSR&SLにヘッドカバーボルトを差し込み、シリンダーヘッドに取り付けます。また、フォグランプをフロントバンパーに取り付けます。
今回のパーツに加え、前号で組み立てたシリンダーヘッドのパーツを用意します。道具はニッパーとプラスドライバー、割箸、そして写真に写っていませんがぷんセットも使います。
前回同様に、ヘッドカバーボルトをシリンダーヘッドカバーに取り付けます。
ヘッドカバーボルトは長短2種類ありますが、今回も短いタイプのもののみ使用します。
私はヘッドカバーボルトを一気に16本ニッパーでランナーから切り離してしまいました。でも小さくて失くし易いので、はめ込む際に一つずつ切り離すか、塗料皿等の小皿に入れた方が良いでしょう。
シリンダーヘッドカバーにはめ込むのにピンセットを使用します。前号に付属してきたものだとボルトを飛ばしてしまいかねないので、手持ちのタミヤのピンセットにしておきます。
シリンダーヘッドカバーの裏側のウレタン製のガスケットは、作業前に一旦はずして置きます。
左右のシリンダーヘッドカバーの表面の、それぞれの8つの穴にボルトを差し込みます。前号の作業の時よりも簡単に指で押すだけで差し込めるような気がします。緩ければ接着剤を塗らなければなりませんが、とりあえずは差し込むだけにしておきます。固い箇所は割箸で押し込みます。
16箇所の穴にボルトを差し込みます。
ボルト取り付け前に外しておいたガスケットを再び取り付けます。
シリンダーヘッドにシリンダ^ヘッドカバーを取り付けます。
前回取り付けたシリンダーヘッドカバーの外側になります。
裏側から、今回付属のM2.3×5mmネジで固定します。
以前のトヨタ2000GTのシリーズに付属してきた握り部分の太いドライバーが重宝します。
それぞれ3箇所、合計6箇所のネジを締め付けます。
フロントバンパーにフォグランプを取り付けます。
フロントバンパーの取り付け位置に、フォグランプのリフレクターをはめ込み、更にレンズを取り付ける手順です。ここも接着剤は必要ありません。
ヘッドライトは内部にLEDを入れて点灯する仕組みですが、フォグランプはダミーです。点灯しません。中には自前でLEDを仕込んで点灯させる方もおられるでしょう。私も好きな工作ですが、今回は大人しく手順どおりダミーで仕上げます。
フォグランプのリフレクターには上下があるので、間違えないように差し込みます。まあ間違えたら差し込めないのですぐに気付きます。
表面にフォグランプのレンズを取り付けます。
レンズの表面にはCARELLOのロゴが描かれているので、確認して上下逆にならないようにします。
これで今回の作業は終了です。
どの作業にも接着剤の使用指示はありませんが、今のところ差し込んだパーツが脱落する心配は無さそうです。
次回、5号のパーツは、フロントタイヤです。
フロントタイヤとフロントホイールが同時に配布されます。ホイールにタイヤをはめ込む作業を行います。リヤタイヤに比べてサイズが小さいので、はめ込み作業は簡単に終わるかと思います。
続いて、5号の組立作業を行います。
5号の付属パーツは、フロントホイールとタイヤです。
これまでのデアゴスティーニのモデルカーのシリーズのフェラーリ・グランツーリズモやトヨタ2000GTでは、タイヤとホイールはそれぞれ別々に配布されて、最後のタイヤは最終盤になりました。今回も同じパターンならば、5号をもう一冊購入すると前輪だけは早々と揃うことになります。しかしそうはうまく行かず、後輪が最後になるかもしれません。
パーツを確認します。
フロントタイヤ×1、フロントホイールセンターキャップ×1、フロントホイール×1です。
タイヤのゴムの香りがたまりません。しばし手にとって弄んでしまいます。
今回の作業は、フロントタイヤを組み立てです。
フロントホイールにフロントタイヤを被せる作業です。内容的にはリヤタイヤの際と同じです。
リヤタイヤと同様に、タイヤの内部には空気代わりのウレタン性のインナースポンジが組み込まれています。組み立てガイドには一旦このインナースポンジを取り外してからタイヤ表面を歯ブラシで磨いて剥離材を剥がす旨、指示があります。しかし触って判るような剥離材の残りかすは見えないので、軽く表面を拭き取るだけにして作業を進めます。
フロントホイールをタイヤにはめ込みます。
タイヤの回転方向の区別は無いので、裏表を確認する必要はありません。
大体はめ込んでからリムの部分をきれいに整え、ゴムを馴染ませて今回の作業は終了です。センターキャップを仮にはめ込んで確認します。
リヤタイヤとの比較です。
直径、幅共に大きく異なります。
センターキャップを取り付ける作業は最終盤となるので、失くさない様にジッパー付きビニール袋に入れておきます。前後のタイヤでキャップの違いは無さそうです。
次回、第6号のパーツは、フロントスポイラーです。
4号で組み立てたフロントバンパーの下に、フロントスポイラーを取り付けます。またA/Cコンプレッサーブラケットにブラケットボルトを取り付けます。また細かいボルトの圧し込み作業があるようです。
その次の7号では、エンジン周りの細かいパーツが多数付属します。
A/Cコンプレッサーブラケットの取り付けや、オイルセパレーターなどを組み立てます。
長丁場のシリーズなので、チマチマとした作業が続くことがあります。カーモデルがカタチになってくるには相当の期間が必要です。気長に続けたいものです。
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コメント
YUJIさん、こんばんは。
フロントタイヤ1個組み立てました。予告で分かっていることではあります。さすがにタイヤ1個作業の連続はやらないでしょうが、部品が増えていくのは、楽しいです。
来年中にシャーシはこないでしょうが、トヨタ2000GT作業を見ていて、大きいシャーシを書店で受け取るのが、どんなもんなんだろうと待ち遠しいです。点灯部分とか含めて。
消費税も8%から、10%になっていて、影響を受けていると考えておくべきだし。部品がうまく組み合わさっていくかが、問題でしょうね。
投稿: K2E | 2013年10月29日 (火) 20時00分
K2Eさん、こんばんは。
シャーシの配布の号は、特別パッケージが大きくなりそうですね。カウンタックのバードゲージフレームは見事な造形だと思うので、楽しみです。
トヨタ2000GTの時は通販での配達でしたが、その前のフェラーリ。グランツーリズモでは書店でシャーシの大きな箱を受け取って電車で持って帰りました。取っ手が付いていましたが、やたらと嵩張りました。
投稿: YUJI | 2013年10月30日 (水) 21時52分
一隅をお借りして、少年時代の郷土の先輩、ヒーロー川上哲治氏の想い出を。
遠征先の旅館の部屋にもあげてくれて、サインなどやさしく応じてくれました。 10の平方根など、巨人のクリーンアップ、千葉・川上・青田(3.1623)と今でもすらすら出てきます。
ご冥福をいのります。
投稿: honest | 2013年10月31日 (木) 14時52分
シャーシでなく、フレームですね。(フェラーリの28号より)
本日、カウンタックヒストリーイラスト来ました。(Web サイトからでないので、ふせんはありません。)
投稿: K2E | 2013年10月31日 (木) 18時10分
>honestさん、こんばんは。
川上さん、マスコミには厳しかったという伝説がありますが、ファンには暖かかったのですね!
>K2Eさん、こんばんは。
読者プレゼントのイラスト、小さいながらも詳細で楽しいですね。あえてウィングを書いていないのでしょうが、細部の変遷が良く判りますね。
私のところにもふせんはまだ届いておりません。
投稿: YUJI | 2013年11月 1日 (金) 22時12分