「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」22号・23号 フロントコンパートメントのフェーズへ
デアゴスティーニの「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」の製作の話題です。
普段と同様、奇数号である23号の発売日の2日前の3月2日の日曜日に22号と共に配達があったのですが、日曜日は一日出かけていたので再配達の受け取りが翌日になりました。でも今回は作業量が少ないので、平日の夜でも十分に作業できます。
ますは22号から開封します。
今回のパーツは、フロントタイヤです。
これでカウンタックの4つのタイヤが揃いました。もう一つのフロントタイヤが付属してきた5号では、タイヤとホイールが同時に提供されるという豪華版でしたが、今回はタイヤ単品のみです。パートワークの付属パーツの内容がだんだんショボくなっていくことを実感できる号です。
パーツを確認します。
フロントタイヤ×1です。
今回の作業は、フロントタイヤの組み立てです。
17号に付属してきたフロントホイールに、今回付属のタイヤを被せます。リヤタイヤに比べて幅が狭いので、はめ込みは簡単です。
今回付属のパーツと共に、17号のフロントホイールが必要です。組み立てガイドには、使い古した歯ブラシを使用してタイヤ表面を擦り、剥離剤を剥がす旨、指示があります。しかし剥離剤の残りは見ても確認できず、この作業は省略しました。
タイヤの内部には、車体の重さで潰れない様にインナースポンジが入っています。
スポンジを弄びつつ、タイヤのゴムの芳しさをしばし楽しみます。
17号付属のタイヤホイールをタイヤの内側に押し込みます。
リヤタイヤは少々コツと力が必要でしたが、フロントタイヤへのはめ込みは簡単なので、表からでも裏からでも大丈夫です。
タイヤにホイールを押し込んだら、リムにぴったりとはまるように調整します。
これで今回の作業は終了です。
24号に付属するスペアタイヤがありますが、一応これでカウンタックの4輪のタイヤが揃いました。ホイール内部には、ちゃんとバルブ部分の塗装がなされていて、なかなか良い感じです。シリーズ終盤まで取り付けは行わないので、このまま当分保管となります。
次回、23号のパーツは、フロントコンパートメントです。
車の前部に位置して、スペアタイヤを収めるフロントコンパートメントに小パーツを取り付けます。22号同様にすぐ終わる作業です。
続いて、23号の組立作業を行います。
今号は軽いのに、非常に分厚いパッケージです。
パッケージを開けると、内部に製作ツールのオプション販売の案内パンフレットが入っていました。表紙は、既にマフラーやエンジンルームのグレードアップ方法等で紹介されている塗料の紹介です。
まあ、近隣に模型屋があれば、どれも必ず置いてあるものばかりではあります。塗料については、水性塗料が紹介されています。ラッカー系の塗料の方が綺麗に仕上がって換装も早いのですが、臭いを考えると水性塗料の方が時代に即しているでしょう。私は鼻炎アレルギー持ちで、模型ファンのくせにラッカー系塗料を使用するとてきめんに反応するので、最近は安全な水性塗料の方を多用しています。
パンフレットの内部には、デアゴスティーニのオリジナル工具の案内があります。ドライバーについては、軸が太くて使いやすそうです。このシリーズではねじ込みに力が要る箇所が多いので、軸がある程度太いドライバーを用意したいものです。
ドライバー、ピンセットやニッパーは、デアゴスティーニのシリーズに付属してくることが多いのですが、シリーズ付属のものではなくて、ちょっと良いものを使用した方が作業が格段に楽になります。
今回のパーツは、フロントコンパートメントです。
フロントのボンネットの内部となるパーツです。パーツ自体に厚みがあるので、パッケージも分厚くなってしまったのでしょう。
パーツを確認します。
フロントコンパートメント×1、ベルトストッパー×2、ボンネットロック×1、A/Cドライヤーフィルター×1です。
フロントコンパートメントには、内部にあらかじめパイプのパーツが取り付けられています。
今回の作業は、フロントコンパートメントメントの組み立てです。
組み立てとはいっても、2つの小パーツを穴に押し込むだけです。前号に引き続き、5分作業です。
付属パーツの内、2つのベルトストッパーは今回使用しません。小さなパーツなので、失くさない様にジッパー付の小袋に入れて号名を書き、保管しておきます。
後で使うパーツについては別の小袋に入れておいてほしいものだと思います。
まず、フロントコンパートメントの後部の穴にボンネットロックを差し込みます。
取り付け穴がD字形になっているので、形状を合わせて押し込みます。
続いて、A/Cドライヤーフィルターを左後部の穴に差し込みます。
これも取り付け穴と突起の形状を合わせて押し込みます。今回の二つのパーツは取り付け後に外れやすいので接着したくなります。しかし後で取り外す可能性があるようなので、差し込んだだけにしておきます。
組み立てガイドには、「取り付けたパーツを“やむをえず”一時的に外すこともある」と記載されています。それはパーツの提供順や組み立ての手順の問題だろうと思うのですが、デアゴスティーニのシリーズでは毎度のことなので、あまり気にしてはいけません。
これで今回の作業は終了です。
またもや大きな仕掛品が一つ増えました。
次回、第24号のパーツは、スペアタイヤです。
フロントコンパートメントに搭載するスペアタイヤを組み立てます。実際に外してスペアとして機能するのではなく、タイヤの表面を表現したものであると思われます。
その次の25号の付属品は、フロントコンパートメントに取り付ける小パーツの詰め合わせです。
25号から27号にかけて、フロントコンパートメントの組み立て作業を集中して行います。
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コメント
240Zのタイヤはかなり固いです。
これくらい硬いと車重で潰される事はないと思います。
おかげでそのままではホイールにはめ込めず毎回、熱湯のお世話になっています。
先週号の部品に欠陥がありました。ステアリングピニオンギアの穴が欠けていたためこのままではロッドと連結できないのでカスタマセンターに連絡しました。
デアゴのカスタマセンターには何回かお世話になっていましたがイーグルモスは初めてです。
開封後に気付いたのですが代替部品を送ってもらえる事になりました。
不良品そちら送る必要はないのかと確認したら要らないという事でした。
デアゴの場合はその号のパーツを全部送ってくれたのですがこちらは該当パーツのみです。
こちらは手間はかかりますが郵送代と当該パーツ以外も使えるのでコストは押さえられます。
これからも何回かお世話になると思います。
投稿: カズキ | 2014年3月 4日 (火) 07時59分
いつも拝見させて頂いてます。
スペアタイヤは2000GT同様、
半割の物なのでしょうかね?
パーツ配布の感じも2000GTを彷彿させます。
投稿: よっちゃん | 2014年3月 4日 (火) 17時48分
>カズキさん、こんばんは。
カウンタックの模型、フェラーリよりはよく出来ている感じです。今のところ、トヨタ2000GTと同様のクオリティかと思われます。
240Z製作、進んでいますね。偶然、カウンタックの23号に240Zの記事がありました。なんだか誇らしいです。
イーグスモスのサポート、きめ細かいようで何よりですね。
>よっちゃんさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
私も、次号のスペアタイヤはスペースの関係上、表面だけのものになると予想しています。デアゴスティーニのパートワークは、どれもあちこちつまみ食いしながら、最終盤にバタバタと組み上げるパターンですね。
投稿: YUJI | 2014年3月 4日 (火) 21時41分
こんばんは。
分かる範囲だと、23号から26号まではフロントコンパートメント工程ですね。(つい帆船模型などを見ていて、すさまじいむずかしさを感じますが、これからどうなるでしょう、車、初体験中)240Z-Lは、右サイドロッドが2つあって、左がなかったので、郵送待ちです。(もしかしたら、次の車は、ロイヤルクラシックカーで、蒸気機関車はC57、バイクはイージーラーダーキャプテンアメリカ号の創刊?)
投稿: K2E | 2014年3月 5日 (水) 00時11分
K2Eさん、こんばんは。
240Zの細いタイヤとの対比が楽しいですね。
私は英国型SL模型(フライングスコッツマンかマラード号)を期待していますが、あまり需要が無いでしょうね・・・。
投稿: YUJI | 2014年3月 5日 (水) 21時44分
今の自動車大量生産の原点、T型フォードはどうでしょうか? 当話題の名車と比べ、手作りでない自動車メカの原点が勉強できそうですが。 展示用としてもカッコ良さそうですね。
投稿: honest | 2014年3月 6日 (木) 17時41分
PS 助手席から降りて、二人協力のクランク点火など、わくわくします。
投稿: honest | 2014年3月 6日 (木) 17時59分
honestさん、こんばんは。
T型フォード、小さい車なので6分の1スケールくらいの大迫力でやって欲しいですね!当然、クランクは可動式で。
投稿: YUJI | 2014年3月 6日 (木) 21時13分