「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」42号・43号 巨大模型を実感できるシャシーパーツの合体!
デアゴスティーニの「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」の製作の話題です。
7月の3連休の中日の20日に42号と43号が届きました。2号とも大型パーツが付属するので、非常に大きなパッケージとなっています。
夏休みに工作を本格化させる方に水を差すような、刊行スケジュール変更の案内が同梱されていました。デアゴスティーニの一部のパートワークのパーツを生産している中国の工場で火災が発生したために、このカウンタックのシリーズも影響を受けます。44号と45号の2号は隔週での発売となってしまいます。
次回、私の手元に44号と45号が届くのは。4週間後の8月19日頃となってしまうようです。かなり間が空いてしまいます。
工場の火災は不幸な出来事ですが、最近のデアゴスティーニさんは、納期を守るというビジネスの基本を軽く考えているような気がしてなりません。同時に購読中の「週刊ロビ」でも、ソフト部門の仕上がりの遅れの為に、最終盤になって隔週販売に変更となっていました。
とはいえ、読者側としては待っているほかありません。ワクワクするような大型パーツの組み立てに入ってきただけに、余計に待ち遠しく感じます。
ますは42号から開封します。
今回のパーツは、アンダーパネルです。冊子のサイズよりも少し大きめのダンボール箱に、軽い樹脂製のパーツが入っていました。
パーツを確認します。
アンダーパネルB×1、インサイドホース×2、クーリングエアホースジョイントL×1、クーリングエアホースジョイントR×1、M2.3×5mmワッシャー付きタッピングビス×3(※1本は予備)です。
アンダーパネルは樹脂製でした。金属パネルでないのは残念ですが、これだけの大型パーツなのでコスト的に仕方なかったのでしょう。
アンダーパネルの底面には、結構丁寧にマット塗装が施されています。但し、大きなフォントでの「MADE IN CHINA」の文字は気になります。「ON-OFF」の表記はギミックの動作スイッチかと思われますが、玩具の様に見えてしまいます。
今回の作業は、左右リアハブへのダンパーの取り付けです。付属パーツのアンダーパネルは次回に持ち越しです。
39号から41号で組み立てた左右のリアハブを、31号で組み立てたリアダンパーブラケットに取り付けていきます。
今回付属のパーツは一切作業に使用しません。
代わりに、これまでに組み立てたパーツを使用していきます。
31号で組み立てたリヤダンパーブラケット。39号で組み立てた左リヤハブ、41号で組み立てた右リヤハブ、38号に付属してきたM2.6×8mmビス4本、M2.6×12mmビス2本が必要です。前回の時点にて、既に揃っているパーツばかりです。
左右のリヤサスペンションを接続していきます。
まず31号のリヤダンパーブラケットと39号の左リヤハブを接続します。左リヤハブの金色のアッパーアームの先端を、リヤダンパーブラケットの取り付け部に差し込んでネジ穴を合わせます。
上方からM2.6×12mmビスを差し込んでねじ込み、固定します。
リヤダンパーの先のネジ穴をリヤダンパーブラケットの穴に合わせ、M2.6×8mmビスを使用して固定します。
反対側のもう一本のダンパーも、ネジ穴を合わせてM2.6×8mmビスで固定します。
右側も同様の作業の繰り返しです。
右リヤハブのアッパーアームの先を取り付け部に差し込んで、ビスで固定します。
右リヤハブのダンパーも固定していきます。
上下ともにネジ穴を合わせてM2.6×8mmビスを使用して固定します。
これで今回の作業は終了です。左右のリヤサスペンションが繋がりました。内部構造を一部簡略化してあるとの事ですが、残念ながらどこが変更されているのか私には判りません。
動力ユニット部分にリヤサスペンションを仮組みして様子を見ます。ドライブシャフトをユニット部に差し込む構造です。
リヤサスペンションのユニットはしばらく使用しないので、パーツ袋に入れて保管となります。
次回、43号のパーツは、引き続きアンダーパネルです。
今回付属のものと合体させます。大型模型の迫力を垣間見ることが出来ると思います。
続いて、43号の組立作業を行います。
今回のパーツは、アンダーパネルです。
前回に引き続き、巨大パーツが付属します。但し樹脂製なので軽くなっています。
パーツを確認します。
アンダーパネルA×1、M2.6×6mmタッピングビス×29(※1本は予備)です。
今回の作業は、アンダーパネルの組み立てです。
モデルのシャシー裏面となるアンダーパネルを組み立てます。カウンタックの実車のシャシーは、クロームモリブデン鋼の頑丈なチューブラースペースフレームが車体骨格を成しており、アンダーパネルは応力を分担しない構造となっています。それに倣ったのか、この模型でもアンダーパネルは脆弱な素材で出来ています。金属製のシャシーを期待したのですが、残念ながらスカスカの樹脂製でした。
今回付属のパーツに加え、前号に付属してきたパーツを全て用意します。
まず、前回付属のアンダーパネルAに、クーリングエアホースジョイントを取り付けます。クーリングエアホースジョイントには左右の区別がなされており、それぞれ「L」と「R」の刻印があります。
まず、右側のクーリングエアホースジョイントを取り付けます。
ネジ穴のある方を下にして、42号付属のアンダーパネルAの取り付け部に差し込みます。
アンダーパネルAをひっくり返して42号付属のM2.3×5mmワッシャー付タッピングビスをねじ込んで固定します。
左側のクーリングエアホースジョイントも同様にネジ穴を下にして差し込みます。
ワッシャー付タッピングビスで固定します。
42号付属のインサイドホースを、アンダーパネルAの内側の左右の突起部分に押し込んで固定します。前後2つの突起に位置合わせします。軟質素材なので、差し込むだけである程度固定されます。すぐに外れそうなら、最終的に接着しようと思います。
前後のシャシーを合体します。
接合部分の4つのネジ穴を重ね合わせます。
今回付属のM2.6×8mmタッピングビスの内、4本だけを取り出して使用します。
4本のビスを、4か所のビス穴に合わせて差し込んでねじ込み、前後シャシーを連結固定します。
これで今回の作業は終了です。
巨大なシャシー部分はパーツの保管箱に入らなくなってしまいました。でも模型のスケールを感じることが出来る楽しい工作でした。
前後を繋いだ2ピースのシャシーは、片側を持って持ち上げるとヘナヘナとたわみます。余った大量のビスは、サイズと号名を袋に記載して大切に保管しておきます。ビスなんて、必要な号に必要な分だけ付属させてほしいものです。
次回、第44号のパーツは、シャシーフレームです。
今回組み立てたアンダーパネルにリヤサスペンションとシャシーフレームを取り付けます。
その次の45号には、フロントアンダーガード等が付属します。
久しぶりにフロントスポイラーを引っ張り出して、アンダーパネルに取り付けます。
サスペンション周りの地味な作業がいったん終了してから、シャシーの大型パーツが続いています。突然の隔週発刊というアクシデントはありましたが、これからの作業は大がかりな内容が多そうなので楽しみです。
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コメント
梅雨明けしましたが、近年、すごしてきた暑さを考えると、恐怖です。
43号で、アンダーパネルをつなげましたが、240Zより、一回り大ですね。ここまでくればと言う感じ。(240Zが終わるまで、次のクルマは出ないでね、と願ってます。他の”垂涎もの”が出ても困りますが。)
投稿: K2E | 2014年7月23日 (水) 18時49分
K2Eさん、こんばんは。
梅雨明けしてから猛烈な暑さが続いていますね。
カウンタックのシャシーが繋がり、模型の巨大さを実感できるようになってきましたね。これまで地味な作業が続いていただけに、これからの大型パーツの組み付けが楽しみです。
投稿: YUJI | 2014年7月26日 (土) 19時58分
猛暑が続いてますね。
44号は、リアタイヤ周辺です。最後は、テープで仮止めしますが、シャシーフレーム、リアダンパーブラケット、リアサスペンションロワアーム、ラジアスアームを付けます。作業量、大でしょうか。(待てなくて、タイヤを付けたりしてますが、ワイルドですね。)
投稿: K2E | 2014年8月 7日 (木) 20時51分
K2Eさん、こんばんは。
いよいよシャシの組み立てが本格化してきますね。
Zの方はエンジンが載って、かなり車らしくなってきていますね。同時進行の具合が楽しそうで羨ましいです。
投稿: YUJI | 2014年8月 8日 (金) 21時52分