「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」44号・45号 4週間振りのカウンタック工作
デアゴスティーニの「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」の製作の話題です。デアゴスティーニのパーツを生産している中国の工場で火災が発生した影響で、一部の号が隔週刊となったために、今回は約1か月ぶりのカウンタックの工作です。
同時に購読しているロビクルと一緒に日曜日の午後に配達されましたが、ロビクルを先行したためにカウンタックの開封が遅れました。同時に4号分の作業を行うのは忙しいですし、勿体無い。特にシャシー部分の大型工作となってきたカウンタックの組み立てはゆっくり慎重に行いたいものです。そんなに難しくは無いものの、今回は結構やりがいのある作業でした。
ますは44号から開封します。
今回のパッケージは、少し横長になっています。付属するシャシーフレームが冊子のサイズよりも少し長いからです。ずっしりと重みがあります。アンダーパネルは樹脂製でしたが、シャシーフレームはちゃんと金属製でした。
パーツを確認します。
シャシーフレーム×1、M2.6×6mmビス×8(※1本は予備)、ルームランプシールA×1、ルームランプシールB×1です。
ルームランプシール二つは今回の作業で使用しません。号名を書いて保管しておきます。細かい仕掛品は失くしやすいので、できれば作業の号に付属して欲しいものです。
今回の作業は、アンダーパネルへのシャシーフレームとリアサスペンションの取り付けです。
43号で組み立てたアンダーパネルに、42号で組み立てたリアダンパーブラケットと、今号提供のシャシーフレームを取り付けます。
今回付属のパーツに加え、シャシー周りの多くのパーツが必要です。
31号付属のリアサスペンションロワフレーム、39号付属の左ラジアスアーム、41号付属の右ラジアスアーム、42号で組み立てたリアダンパーブラケット、そして43号で組み立てたアンダーパネルが必要です。
ビス止め箇所が多いですが、全て今回付属のビスしか使用しないので間違う心配がありません。
まず、アンダーパネルの後部にリアダンパーブラケットを取り付けます。
リアダンパーブラケットのフレームがぴったりアンダーパネルの取り付け部にはまります。
更に上から31号付属のリアサスペンションロアフレームを被せる様に設置します。
アンダーパネルを裏返し、左右のネジ穴二つを合わせて今回付属のビスで固定します。
リアダンパーブラケットから伸びている2本のリアクーリングエアホースを、前方にあるジョイント部分に差し込みます。
次に、今回付属のシャシーフレームに左右のラジアスアームを取り付けます。
39号と41号に付属してきたラジアスアームには左右の区別があります。微妙に形状が異なるので要注意です。
このパーツ、作業する今回付属してくれればよいのに、と思います。
ラジアスアームの取り付け部から少し中央寄りには、線上の突起があります。これが上に来るように差し込みます。
左右ともに線上の突起を上にして差し込みます。このままではすぐに外れたり、回転してずれたりするので気を付けます。
シャシーフレームをアンダーパネルに取り付けます。
案であーパネルの5か所のネジ穴に合わせて被せる様にシャシーフレームをはめ込みます。先ほど取り付けたラジアスアームが外れやすいので、両手で押さえながら行います。
この模型は、前作のトヨタ2000GT同様にパーツ精度が高いので、大抵ぴったりはまります。
シャシーフレームをアンダーパネルに固定します。
まず後部の二つのネジ穴に今回付属のネジをねじ込みます。
アンダーパネルをひっくり返し、前方のネジ穴を合わせてねじ込みます。
中央部の左右のネジ穴にもネジを使用して、ガッチリとシャシーフレームを固定します。
左右のラジアスアームは、リアハブに差し込んでマスキングテープで仮止めしておきます。
これで今回の作業は終了です。
次回、45号のパーツは、フロントアンダーガード等です。
続いて、45号の組立作業を行います。
今回のパーツは、フロントアンダーガードです。
前回までの大型パーツと打って変わり、今回は軽くて小さなパーツだけです。
パーツを確認します。
スプリングストッパー×1、ロッドA×1、ロッドB×1、コイルスプリング×1、フロントアンダーガード×1です。
今回の作業は、フロントスポイラーをアンダーパネルへのフロントスポイラーの取り付けです。電池ボックスの取り付けも行います。
付属の中では主要パーツともいうべきフロントアンダーパネルは、今回の作業で使用しません。号名を書いて保管です。
今回付属のパーツに加え、6号で組み立てたフロントスポイラー、28号で組み立てた電池ボックス、電池ボックスカバー、前号で組み立てたアンダーパネル、43号に付属してきたM2.6×6mmタッピングビスが必要です。
今回使用するビスは、全てM2.6×6mmタッピングビスとなります。
電池ボックスを久しぶりに取り出したら、マイナス側のケーブルが外れていました。半田ごてと半田を取り出して修復します。
このケーブル、非常に細くて弱いので、取扱い注意です。もう少ししっかりしたものを使ってほしいものです。
今回付属のロッドにスプリングを入れ、スプリングストッパーをはめ込みます。
ロッドを組み合わせたら、43号付属のM2.6×6mmタッピングビスを使用して固定します。
組み立てたロッドをアンダーパネルにはめ込みます。
2本のビスを使用して固定します。
電池ボックスをアンダーパネルに取り付けます。
電池はアンダーパネルの裏側から簡単に取り出せる構造となっています。
前後を合わせて電池ボックスを被せたら、前後の2か所のネジ穴にビスを入れてねじ込みます。
アンダーパネルをひっくり返し、電池ボックスカバーを被せてビスを仮締めしておきます。
ケーブルの半田付け部分を保護するために、マスキングテープで電池ボックス面に貼っておきます。
組み立てガイドにはビニールテープを使用するとの記載がありますが、まだケーブルの取り回しが判らない現段階ではすぐに外れるマスキングテープにしておきました。
アンダーパネルの前方に、これまた久しぶりに引っ張り出したフロントスポイラーを差し込みます。
アンダーパネルの下側からビス4本を使用してフロントスポイラーの左右を固定します。
中央部の二つのネジ穴にもビスをねじ込んで固定します。
これで今回の作業は終了です。
次回、第46号のパーツは、フロントサスペンションフレームです。アンダーパネルにフロントサスペンションフレーム、ステアリングタイロッドを取り付けます。
その次の47号には、テールエンドアンダーパネルが付属します。アンダーパネルではありますが、久しぶりのボディーパーツです。でもこの塗装済みのテールエンドアンダーパネルは作業に使用せず、フロントサスペンションの組み立て作業を行うようです。
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コメント
こんにちは。
私も、電池ボックスの黒リードでは、ありますが、断線してしまったので、半田付けして、テストしました。240Zのライト点灯のスイッチは1つで全てONにする仕様?とは予想外でしたが、改良できる腕はないです。
投稿: K2E | 2014年8月21日 (木) 09時32分
失礼しました。赤のリードでした。
投稿: K2E | 2014年8月21日 (木) 09時40分
K2Eさん、おはようございます。
電池ボックスのリード線は脆すぎると思います。多くの方が半田付けを強いられているのではと考えます。
K2Eさんのカウンタック、フォグランプが眩いですね!
投稿: YUJI | 2014年8月22日 (金) 06時14分
K2Eさん、おはようございます。
実は240Zがライト点灯する事は知りませんでした。(中身もよく見ず飛びついたもので)
フロントライトとブレーキランプだけの割に6本もコネクターがあるのでメイン以外にON/OFF制御できると思います。ブレーキランプはブレーキと連動するんじゃないでしょうか。
この基板をシャーシ―に固定する時にまたネジを折ってしまいました。折れる可能性のあるネジは注意書きして欲しいですね。
YUJIさんブログお借りしてゴメンなさい。
投稿: カズキ | 2014年8月22日 (金) 07時39分
カズキさん、ありがとうございます。
なるほど、コネクタ、全部ライト直かと思ってしまいましたが、カウンタックと同様なスイッチですね。ネジが弱いのか、気を付けていても、すぐ折れますね。今回は、取り出し時に削りすぎで、1本太いネジになってしまいました。
YUJIさん、私の場合、次回、仮止めでフロントタイヤを付けてしまえるかもです。
投稿: K2E | 2014年8月22日 (金) 09時17分
カズキさん、フォローありがとうございます。K2Eさん、大型模型の電子ギミック楽しいですね。前後のタイヤが付けば自動車模型の雰囲気が盛り上がりますね。
トヨタ2000GTの時はライト点灯などなかったのですが
アクリルケースのベースにサウンドユニットが載っていたのでつい買ってしまったものです。
投稿: YUJI | 2014年8月22日 (金) 20時33分