「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」48号・49号 いよいよエンジン搭載
デアゴスティーニの「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」の製作の話題です。
前回は少し到着が遅れたこのシリーズですが、今回は通常通りの配達となっています。同時進行のロビのバギーのロビクルと一緒に届くので、2週間に1回は工作に追われます。
カウンタックのシリーズは、シャシーの組み立てのフェーズです。毎回それなりに手応えのある工作内容となっています。
ますは48号から開封します。
今回のパーツは、ホース等です。
パーツを確認します。
ホースA×1、ホースB×1、M2.6×10mmタッピングビス×3(※1本は予備)、M2.6×8.5mmビス×3(※1本は予備)です。
2本のホースはプラスチック製です。今回使用するのは左側のホースAだけで、右側のホースBは保管指示となっています。
今回の作業は、シャシーフレームへのエンジンの取り付けです。18号で組み立ててずっと保管していたエンジンを、47号で組み立てたアンダーパネルに取り付けます。
エンジンブロックの取り付けの際には、左右のリヤサスペンションに取り付けたドライブシャフトをブロックの穴に差し込む必要があります。少々難易度の高い工作になっています。パーツ破損の恐れがあるので、組み立てガイドには一旦リヤサスの一部を分解する作業方が書かれています。私もそれに倣います。
今回付属のパーツに加え、アンダーパネル、18号で組み立ててずっと保管してきたエンジンブロック、14号に付属してきたウォーターホース、34号で組み立てた左リアフェンダー、43号に付属してきたM2.6×6mmタッピングビスが必要です。
組み立てガイドには、38号に付属してきたM2.6×8mmタッピングビスの予備1本も用意する様に記載されています。工作手順の中で、一部分解の必要があるので、ネジの頭を痛めた際に、この予備のビスを使用することになるからです。分解の為に外したビスがそのまま使用出来れば、当然この予備ビスは必要ありません。
まず、今回付属のホースAに、14号付属のウォーターポンプホースを取り付けます。
差し込むだけではすぐに抜けてしまうので、私は瞬間接着剤を使用して接着しました。
エンジンブロック後部にホースAの先の突起を押し込みます。
プラスチック製のホースは折損しやすいので、慎重に穴の位置を確認しながら突起を押し込みます。
ウォーターポンプホースをエンジン前部に引き出します。
エンジンブロックの右側のサイドの穴に、ウォーターポンプホースの先を差し込みます。
34号で組み立てた左リアフェンダーを、アンダーパネルの左後ろのホイールアーチの上に取り付けます。ネジ穴を合わせて、43号付属のM2.6×6mmタッピングビス2本で固定します。
アンダーパネルにエンジンを搭載する前に、右リヤサスペンションのアッパーアームを取り付けているM2.6×8mmビスを一旦抜きます。
ここを外しておかないと、ドライブシャフトをエンジンブロックに差し込むことが困難です。
エンジンブロックをアンダーパネルの後部にはめ込んでいきます。
アンダーパネルを裏返しにして、ドライブシャフトをエンジンブロック後部の左右の穴に差し込んでいきます。
まずは左側のドライブシャフトから差し込みます。
続いて、右側のドライブシャフトも差し込みます。
こちらは一部分解してあるので、サスペンション部分がかなり動くようになっています。ドライブシャフトの位置を調整することができます。
ドライブシャフトを差し込んだら、エンジンブロックの位置を調整します。前後2か所のネジ穴に、M2.6×6mmタッピングビス2本を使用して固定します。
先ほど取り外した右リヤサスペンションのアッパーアームを再び固定します。
左右のロワアームを固定します。
ロワアームの先端の輪を、シャシーフレームの溝にはめ込んでから、M2.6×8.5mmビスを後方からねじ込んで固定します。
左右のラジアスアームを固定します。
ラジアスアームの先端の輪をブラケットに挟み、M2.6×10mmタッピングビスで固定します。
これで今回の作業は終了です。
このシリーズは今回にて全体の6割の進捗です。
次回、49号のパーツは、左ラジエーターです。
35号で組み立てた右ラジエーターと対になる左ラジエーターを組み立てます。
続いて、49号の組立作業を行います。
今回のパーツは、左ラジエーターです。
パーツを確認します。
左ラジエーターA×1、左ラジエーターB×1、ラジエーターファンガード×1、ラジエーターファン×1、左ラジエーターC×1、左ラジエーターD×1、バルブホース×2、M2.0×5mm皿タッピングビス×6(※1本は予備)です。
今回の作業は、左ラジエーターの組み立てと、マフラーのアンダーパネルへの取り付けです。
34号で組み立てた右ラジエーターと対になる左側のラジエーターパーツには、内部にスピーカーがはめ込んであるようです。ケーブルが出ていることが判ります。パーツの厚みをうまく有効活用出来ています。
今回付属のパーツに加え、アンダーパネル、14号で組み立てたマフラーが必要です。
組み立てガイドには、46号で提供したM2.3×6mmワッシャー付タッピングビス2本が必要と書かれていますが、46号でそんなビスは配布されていません。公式ページには誤記載であると解説があります。
まず、左ラジエーターから組み立てます。
左ラジエーターCと左ラジエーターDのパーツを組み合わせます。
ラジエーターのファンの部分を組み立てます。
ファンをファンガードに取り付けてから、左ラジエーターAのパーツに取り付けます。
裏側の中央のネジ穴から、今回付属のM2.0×5mm皿タッピングビス1本を使用して固定します。
ラジエーターAとBを組み合わせ、2本のM2.0×5mm皿タッピングビス2本で固定します。
先ほど組み立てたラジエーターCのパーツを組み合わせます。ラジエーターの工作はここまでです。次々号での車体への取り付けまで保管しておきます。
エンジンブロックから伸びている、オレンジ色の2本のハイテンションコードを、リアフェンダーのイグニッションコイルに取り付けます。
長さを合わせてニッパーで切断します。
ハイテンションコードをイグニッションコイルの穴に差し込みます。
すぐに抜けてしまうので、瞬間接着剤で接着しました。
今号付属の2本のバルブホースを、エンジン後部のACバルブ先端に差し込みます。ここも接着剤の力を借りました。
最後にマフラーを取り付けます。
エンジン側のマフラーの取り付け位置は、エキゾーストパイプの先端にあります。ここを組み合わせるのが面倒な作業です。
エキゾーストパイプとマフラーの接続は、ピンセットで位置を合わせてからラジオペンチで押し込みました。目立つ場所ではありませんが、気を付けないとパーツに傷が付いてしまう方法ではあります。
組み立てガイドには、マフラーは2本のM2.3×6mm3ワッシャー付タッピングビス2本で仮固定するとの記載がありますが、そんなビスは無いので今回はマフラーの突起を挿しこむだけにしておきます。保管時に脱落する心配はないでしょう。
これで今回の作業は終了です。
次回、第50号のパーツは、メイン基盤です。
モデルの電飾ギミックを制御する基盤をアンダーパネルに取り付けます。
その次の51号には、ダッシュボードなどが付属します。
作業としては、今回組み立てたラジエーターの取り付けを行うようです。
アンダーパネルにどんどんパーツが取り付けられています。しかしまだボディパーツが配布されていないので、6割を超える進捗を感じることはありません。
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コメント
こんばんは。
明日、49号ですが、マフラーをつけてみました。(先端部分の突起は、エンジン取り付け前に試しつけをしてみた方が良かったと思いましたが、後戻りしたくないので、狭い部分を苦闘して合わせました。外れもするので、接着剤注入。)また、M2.3×6mmワッシャー付タッピングビス2本は、このマフラー固定用で、54号で提供らしいですね。
投稿: K2E | 2014年9月15日 (月) 20時17分
K2Eさん、こんばんは。
マフラーの基部の取り付けの難しさは、きっと作業手順が間違っていたのでしょうね。今回の作業は強引過ぎたと思います。それもデアゴスティーニさんのいつものことだと思って楽しみます。
240Zと同じ様な進捗になってきて楽しそうですね!
投稿: YUJI | 2014年9月15日 (月) 21時01分
yujiさん、ご無沙汰です。
デアゴからしばらく離れておりまして、暫くぶりにyujiさんのHPを拝見させて頂きました。
ロビとカウンタックを同時進行されているのは存じておりましたが、ロビは完結されたようですね。
おめでとうございます。
もう、ご存知かも知れませんが、デアゴの新製品情報をゲットしました。
その名も”週刊マイ3Dプリンター”、自宅で3Dプリンタ本体を作る企画です。
デアゴのHPではまだ載っていなかったので、地方先行かも知れませんが、何が作れるのか興味があります。
暫くぶりにデアゴに戻ろうかと考えている次第です。
またご連絡します。
投稿: みさえ | 2014年9月17日 (水) 05時56分
みさえさん、はじめまして。
デアゴは、コレクションもの方面に舵を切ってしまったのかと思っていましたが、3Dプリンタとは驚きました。LP500Sの終了か、近くであることを願いたいですが。(YUJIさんの意見も気になります。悩み中。)
投稿: K2E | 2014年9月17日 (水) 19時21分
>みさえさん、お久しぶりです。
3Dプリンターの創刊号を押さえておこうかと書店を巡りましたが、名古屋では売っていませんでした。一部地域での先行発売だったのですね。
ハードとしては黎明期の3Dプリンターに、パートワークとしてどれだけの情報の付加価値を付けられるかがポイントになりそうですね。
>K2Eさん、こんばんは。
全国発売の際には創刊号は買うと思います。模型にも使用できそうな感じですし。でもシリーズ中に完全に形遅れになってしまいそうで不安ではあります。
投稿: YUJI | 2014年9月19日 (金) 22時06分
3Dプリンター、私の知識を超えています。 tryしてみたいとも思いますが?。 また、カズキ先生が頼りですね。
投稿: honest | 2014年9月19日 (金) 22時17分
そろそろデアゴから足を洗おうと思っていたのですが当分無理ですね。
カミさんに言ったら「ダメヨダメダメ」かも(URL)
3Dプリンターはランニングコストが気になる所です。
材費でも稼ごうって?
ロビの病院も繁盛しているようです。(保険きかないから高そうです)
投稿: カズキ | 2014年9月20日 (土) 13時48分
>honestさん、こんにちは。
3Dプリンター、お仕着せのデータだけでなく、3Dモデリングの簡単なソフトウェアがあったら欲しくなりますね。
>カズキさん、こんにちは。
関西のノリのロビ君!カズキさんにかかるといつまで経っても飽きない素材になりますね。凄い!
3Dプリンターのランニングコスト気になりますね。消耗品がずっと買えるのかも心配ですし。完成時には高性能でランニングコストも安い市販品が出ている可能性が高いでしょうね。
投稿: YUJI | 2014年9月20日 (土) 17時34分
K2Eです。
http://www.j-cast.com/s/2014/09/17216106.html?p=all
によると、”2015年4月以降に一般販売する”そうなので、決まったようなものでした。(自分にとっては、買い。)
投稿: K2E | 2014年9月21日 (日) 06時27分