「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」52号・53号 コクピット部分の組み立ては楽しい
デアゴスティーニの「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」の製作の話題です。昨日の昼下がり、同時に購読しているロビクルの10号、11号と一緒に届きました。
昨日は穏やかな日でしたが、今日は台風19号の影響で昼前から風雨が強まってきました。JR東海道線は20時頃から終日運休の案内がなされています。平日だったら職場から帰宅するのに難渋したところでした。3連休の最終日、家にこもってテレビで台風情報を見ながらのんびりカウンタックの工作を進めます。
ますは52号から開封します。
今回のパーツは、ステアリング・ハンドルです。
パーツを確認します。
ステアリング・ハンドル×1 、イグニッションキー×1 、M2.3×4mmワッシャー付きタッピングビス×2(※1本は予備)です。
ステアリング・ハンドルはかなり丁寧なつくりに思えます。中央部にウルフのエンブレムが燦然と輝いています。予想以上のクオリティでした。
イグニッションキーは、実際にハンドルコラムに差し込んでエンジン音のギミックを作動させるためのものです。8分の1サイズなので、非常に小さいパーツです。完成後に失くしそうです。挿しっぱなしで固定できればよいのですが、デフォルトではすぐに抜けてしまいます。
ステアリングハンドルの中央部には、ホーンボタンはありません。デアゴスティーニの前々作のモデルカーのフェラーリ・グランツーリズモでは、ホーンボタンの配線が切れる故障が相次いだものですが、今作では心配ありません。但し、ホーンのギミックが無いのは少々寂しくはあります。
今回の作業は、ダッシュボードへのステアリング・ハンドルの取り付けです。
51号に付属してきたダッシュボードに、ステアリング・ハンドルを取り付ます。
今回付属のパーツに加え、アンダーパネル、47号付属のコーションシールA、28号付属のLEDテスター、51号付属のA/Cウインドアウトレット3個、ダッシュボード、単3アルカリ電池3個が必要です。
まず、電池ボックスに単4電池3個を入れます。
この電池ボックス、完成後に開けるのが面倒なほど蓋が取りにくく、また端子の素材が悪いのか、既にマイナス側のスプリングが錆びてしまいました。この状態では、その内ポロリと破損しそうです。
ステアリング・ハンドルのスイッチの作動テストを行います。
アンダーパネルの電池ボックスから伸びている電源ケーブルを、LEDテスターのBATTERYのソケットに差し込みます。
ステアリング。ハンドルから出ているケーブルの内、まず茶色のケーブルをSWITCHのソケットに差し込みます。
ステア輪舞・ハンドルの左側のレバーを手前に引くと、LEDテスターのLEDが点灯します。スイッチの動作を確認したら、ケーブルを抜きます。
次に、青いケーブルをSEITCHのソケットに差し込みます。
先程と同じレバーを奥に押し込むと、通電してLEDテスターのLEDが点灯します。
次に、オレンジ色のケーブルを差し込んでテストします。
イグニッションキーをキーシリンダーの穴に差し込み、軽く回すとスイッチが入り、LEDが点灯します。エンジン始動音のギミック作動を単なるスイッチとせず、わざわざキーを挿しこませるという演出が心憎い!但しイグニッションキーのパーツは小さいので保管に留意です。
私のパーツの3つのスイッチは正確に動作するようです。
47号付属のコーションシールを、アンダーパネルの後方のイグニッションコイルの下側に貼り付けます。
こんなのイグニッションコイルを取り付ける前に貼っておくものだろうと思います。ピンセットで正確な位置に貼るのは結構面倒です。前回はパイプの取り付け位置を間違って解説していましたし、デアゴスティーニさんはどのシリーズでも、多かれ少なかれ組み立て順の矛盾があります。
ダッシュボードにA/Cウインドアウトレット3個を取り付けます。
穴の形状に合わせて差し込むのですが、差し込んだだけだと外れそうなので、接着剤の力を借りました。
ステアリング。ハンドルをダッシュボードに取り付けます。取り付け位置を合わせて、今回付属のM2.3×4mmワッシャー付タッピングビスで固定します。
これで今回の作業は終了です。
電池ボックス内の電池は取り外す指示となっています。でも次回も使用するので、今のところは入れっぱなしにしておきます。
次回、53号のパーツは、メーターパネルです。
メーター内部にはLEDが取り付けられ、光るようになっています。子供っぽいギミックですが、楽しいものです。
続いて、53号の組立作業を行います。
今回のパーツは、メーターパネルです。
パーツを確認します。
メーターパネル×1です。
ステアリング・ハンドル同様、メーターパネルも丁寧なつくりです。スピードメーターとタコメーター内部にLEDが仕込まれており、点灯する仕組みになっています。
今回の作業は、ダッシュボードへのメーターパネルの取り付けです。
メーターパネルの点灯実験を行った後、前号でステアリング・ハンドルを取り付けたダッシュボードの上にメーターパネルを取り付けていきます。
今回付属のパーツに加え、アンダーパネル、ダッシュボード、50号に付属してきて余っている2.6×6mmタッピングビス2本、28号付属のLEDテスター、単4アルカリ電池3本が必要です。電池は前回から入れっぱなしにしています。
まずはメーターパネルの二つのLEDの点灯実験です。
アンダーパネルの電池ボックスのケーブルをLEDテスターのBATTERYのソケットに差し込みます。メーターパネル下部から出ている二組のケーブルを、順にLEDテスターのSWITCHソケットに差し込んで点灯テストです。
スピードメーター、タコメーター共に問題なく点灯しました。完成後には二つのメーターは同時に点灯します。ちゃんとメーターの表記もなされています。
創刊号のシリーズガイドを見ると、8連メーター全てが光っているように見えます。しかし製品版ではスピードメーターとタコメーターの二つだけ点灯するようです。
ダッシュボード上部にメーターパネルを取り付けます。
二組のケーブルを、ステアリング・ハンドル上部の左右の穴にそれぞれ通してから、突起と穴を合わせてセットします。
メーターパネルを隙間なくセットしたら、ダッシュボードを裏返して2か所のネジ穴に50号付属の2.6×6mmタッピンギビス2本をねじ込んで固定します。
これで今回の作業は終了です。
ダッシュボードだけの時は、プラスチックの生地丸出しで安っぽく見えたものですが、ステアリング・ハンドルとメーターパネルを取り付けたら、かなり良い雰囲気になってきました。
アンダーパネルの上にコクピット部分を載せて様子を楽しみます。どんな乗り物の模型でも、運転者が乗る部分はワクワクするものです。
ダッシュボードのパーツからはケーブルがたくさん出ており、断線の危険性があります。車体への取り付けまではビニール袋に入れて保管しておきます。
次回、第54号のパーツは、エンジンフードです。その次の55号と合わせてエンジンフードを組み立てます。ボディの塗装パーツの配布は楽しみです。もっとも、車体への取り付けはずっと先のことになるでしょう。
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コメント
こんばんは。
関東ですが、現在、台風19号の影響は、当初より大きくなさそうな?感じです。
明日、53号の予定で、スピードメーターとタコメーターの点灯ですか。
先日、突然、ビデオカメラの電源が入らなくなり、寿命だと思ってあきらめ(生産終了のもので、1回修理)、ネットで注文しましたが(2万以下で充分な感触)、喜んだのもつかの間、ACアダプターが欠品していて連絡待ちです。
また、ネットで目についたレゴ・テクニックシリーズ(組み立て動画など)をあれこれ見ているとつい時間の経過を忘れます。
投稿: K2E | 2014年10月13日 (月) 18時39分
電装品の工作は楽しいですね。
イグニッションキーのスイッチですか、私だったら本物のキーでもなくしそうなのに絶対なくしますね。
しかしカウンタックの本物のキーっていくらぐらいするんでしょうね。ハワイのフェラーリショップに行った時、土産にキーのレプリカを買ってこようとしたのですが中古車が買えそうな値段(ちとオーバー)に手が出ませんでした。
今日やった240Zはブレーキがスイッチと連動していてブレーキランプが点くようです。
投稿: カズキ | 2014年10月13日 (月) 19時01分
>K2Eさん、こんばんは。
台風の休日は、家で工作しているのが最適でしょうね。どこにも大きな被害が無いことを祈りつつ・・・。
東海地方では夜半に通り抜けそうで、明日の朝は台風一過の秋空が拡がりそうです。
>カズキさん、こんばんは。
カウンタックはイグニッションキーも8分の1サイズなので、完成後の保管に気を遣いそうです。
>中古車が買えそうな値段(ちとオーバー)に手が出ませんでした。
!!!
レプリカのキーでですか!
そういえば、フェラーリ・グランツーリズモのシリーズでマスコットのキーが付属してきましたね。原寸大かと期待したのに、小さめでした。原寸大ならキーホルダーに付けて遊べたのに。
最近の車のキーは鍵の部分が無くてボタンだけですし、キーを差し込んで回すという操作もないので、ちょっと味気なく感じますね。
投稿: YUJI | 2014年10月13日 (月) 20時44分