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2015年2月 1日 (日)

デアゴスティーニ「蒸気機関車C57を作る」塗装クオリティーの良さが光る!

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先週、新創刊となったデアゴスティーニのパーツ付きクラフトマガジン、「週間蒸気機関車C57を作る」の創刊号を買ってきました。

24分の1の巨大スケール蒸気機関車模型シリーズとしては、C62、D51に続いて第3弾となります。完成後は巨大模型となるので、私はC62の1両で十分です。でも創刊号だけは気になるのでチェックしておきます。

完成後は動輪が回転したり、汽笛が鳴ったり、前照灯が点いたりといったギミックはこれまでの2種類と同じながら、今回のC57の特徴は、パーツの大部分が塗装済みで提供されるといったところです。

全100号にて、創刊号は特別価格の999円、2号以降は1,998円です。消費税の税率がシリーズ中で変わるでしょうから、総額ははっきりしませんが、8%で計算すると〆て198,801円となります。税率が変わるとして、20万超えのシリーズとなるかもしれません。でも塗装済みパーツを使った大型蒸気機関車模型キットとしては格安と言えます。少量生産の大型鉄道模型は高価なのです。改良、改造を前提とした大型のC57模型の素材としても活用できるでしょう。

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創刊号からしばらくは、書店でパーツの内容が確認できます。梱包材越しではありますが、ちゃんとマットブラックに塗装されたパーツを見ることが出来ます。今回も、いのうえこーいちさんが模型設計をされています。

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開封します。
今回はスタートアップDVDは付属していません。かつてはお約束だった創刊号のDVDですが、最近のシリーズでは無くなってしまいました。関連動画はオンラインで見る時代になってきたのでしょうか。

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このシリーズで組み立てるのは、C57 117号機です。九州特有の、上部だけの小さな除煙板(門デフ)を取り付けた機関車です。C62、D51とくれば、人気度合いからいって次はC57になるのは予測の範囲です。しかし、順当に考えれば現在も動態保存されているC57 1号機か180号機、或いは鉄道博物館に静態保存されている135号機になるだろうと思っていたので意外でした。

お召し列車の先頭にも立ったことのある栄光の機関車との事ですが、現在はナンバープレートと動輪しか残っていないそうです。C62 2号機、D51 498号機の時の様に、工作中に実機を確認に行くという楽しみはありません。

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創刊号では、蒸気機関車シリーズのお約束である煙室扉が付属します。パーツはマットブラックに塗装されており、その品質はなかなかのものです。艶消し塗装は難しく、これだけきれいに塗装することは困難です。このシリーズを作る価値は十分にありそうです。もちろん、細部の塗装は読者が行うことになるでしょう。

私としては、C62の時にこのくらいやって欲しかった。でも仕方ありません。読者の要望に応えて改良していったということに敬意を表したいと思います。

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読者プレゼントは魅力的です。
アクリルのケースは有料提供ながら、今回は1/24フィギュアがもらえます。我が家のC62に乗せたい、って思わず思いましたが、そのためには創刊号から15号まで買わないといけません。諦めます。

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続けるわけではありませんが、創刊号の工作はやってみることにします。今回は、煙室扉にナンバープレートを取り付けます。

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真鍮線のナンバープレートステーを4分割します。正確に4分の1にする必要はありません。適当にニッパーで切断します。

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ニッパーで切った断面は潰れているので、サンドペーパーを当てて平らにします。

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ナンバープレートを裏返し、四隅の穴にナンバープレートステーを接着します。ナンバープレートステーの先に瞬間接着剤を少量付けてから差し込みました。

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煙室扉の穴に合わせて、ナンバープレートステーを差し込みます。

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付属の治具を使用して、ナンバープレートに角度を付けて取り付けていきます。煙室扉は婉曲していますが、プレートは地面と直角に取り付けられているからです。

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治具で支えたまま、煙室扉の裏側から飛び出ているナンバープレートステーの根元に瞬間接着剤を着けて固定します。爪楊枝を使いました。

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治具が無くてもナンバープレートの角度は付けられますが、昔のC62の時よりも今回付属の治具はよく出来ているので、使用した方がきっちりと付けられそうです。

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最後に、飛び出たナンバープレートステーをニッパーで切り取って今回の作業は終了です。

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煙室の円筒部分は今回使用しません。
きれいにロール加工が施されているので、工作は難しくなさそうです。金属製ではありますが、煙室扉に比べてかなり軽い素材です。

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C62、そしてこの間組み立てたディズニートレイン創刊号の煙室扉との比較です。C57のスリムさが良く判ります。C62は煙室の公式側の筒部分を傷つけたので作り直しを行いました。まだ処分できずにいる、その余りパーツです。完成後はデフレクターで隠れてしまう部分なのに傷モノになってしまったのが気になって、8,000円位の追加購入をしたものです。今考えると真剣に作っていたなあ、と思います。これまでのデアゴスティーニのパーツ付きクラフトマガジンの中でも、最も思い入れのある模型です。

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長らく玄関に鎮座しているC62の前に今回のC57ナンバープレートを置いて比べてみます。
今回のシリーズ、きっと完成後は品質の高いものになるでしょう。但し塗装済みということは、接着剤のはみ出しを磨き取ることが出来ないので、より慎重な作業が求められます。

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第2号は煙室と煙突パーツ、3号は第一動輪、その後序盤では蒸気機関車の特徴的なパーツを組み立てていきます。やたらと仕掛品ばかりになるのもデアゴスティーニのシリーズの特徴。きれいな塗装面を痛めないよう、パーツの保管に気を遣うことがポイントとなりそうです。

約2年という期間は長く、完成させるためには忍耐力が試されますが、非常に魅力的なクラフトマガジンだと思います。これまでのC62、D51よりも品質は向上しているでしょう。

私としては、大型蒸気機関車ならそろそろハリボテではなく実際に火を入れるライブスチームのシリーズが始まらないか、と思いますが、多くの読者が挑戦するものとしては相応しくないでしょう。ハリボテなら日本型ではなく、英国のフライングスコッツマン等の外国型はどうでしょうか。或いは満鉄あじあ号のパシナ型とか。魅力的だと思うのですが。

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コメント

機関車の創刊号のお約束は煙室扉とナンバープレートですね。

今度は黒く塗装されているのですか、前のC62が塗装されていたら私もやっていたかも知れません。
今回・・・ちょっといろいろやっていいるので無理です。

投稿: カズキ | 2015年2月 1日 (日) 13時46分

カズキさん、こんにちは。

無塗装のキンキラキンC62も味があるし、玄関に置くには目立って良いのですが、やっぱり黒い蒸気機関車は良いですね。

C62の時は完成後の塗装指示だったので、かなり難しいことを強いられたと思います。きれいに仕上げられた方はかなりのテクニックをお持ちだったと思います。零銭の様にパーツごとに塗る方法の方が良かったでしょう。煙室扉のナンバープレートの裏側など、完成後には絶対に塗れません。

塗装済みパーツC57、羨ましいですけれど、私も諦めます。

投稿: YUJI | 2015年2月 1日 (日) 14時09分

創刊号買われましたね。黒塗装なんですね。

我が家のc62は金ピカのまま玄関に鎮座してます。ちょっと黒ずんできたような気もしますけど。

私の方といえば、3Dプリンタ発売をお知らせしていながら購入せず、アシェットのトムキャットを初めてしまいました。
浮気性ですみません。
また伺います。

投稿: みさえ | 2015年2月 1日 (日) 16時37分

こんにちは。
情報提供、ありがとうございます。(いつも、新しいものが出るたびに、やらねばと思ってしまいますが、その時になると、ブレーキがかかっております。)YUJIさんも、カウンタックとロビクルが終われば、何かしら、次のものをやられると予想しておりますが。

投稿: K2E | 2015年2月 1日 (日) 16時55分

>みさえさん、こんばんは。

今回のC57、とてもきれいなマット塗装がなされています。この塗装面を傷つけたり、接着剤をはみ出したりしない様に、神経を遣うでしょうね。私もC62金ピカ無塗装です。黒ずんでくるのも味わいが増すと思っています。

トムキャット32分の1サイズなのですね。デアゴ零銭の半分のスケール。いかに近代の戦闘機が大きいかを実感できそうですね。私も創刊号、今の内に買っておかないと。


>K2Eさん、こんばんは。

C62を作った経験上、デアゴスティーニの金属製の蒸気機関車模型は、同じくデアゴのモデルカーのシリーズよりもかなり難易度が高いと思います。但し、作業手順は進化していると思いますので、きっと組み立てやすくなっているでしょう。でも、デカい機関車模型2両はさすがに・・・。

カウンタックの配達が、関東の雪の影響なのかいつもよりも遅れているようです。週末作業できませんが、ゆるゆる組み立てようと思います。

投稿: YUJI | 2015年2月 1日 (日) 17時41分

トムキャット、アシェットお得意のゴールが見えないシリーズのようですね。 国産名車、約六年でリタイアしました。小学一年生が中学にいけなかったことになります。

投稿: honest | 2015年2月 1日 (日) 21時45分

honestさん、こんばんは。
32分の1スケールの戦闘機模型でゴールが見えないとは、かなり凝った構造なのだと解釈しましょう。カーク・ダグラスとマーティン・シーン出演のファイナルカウントダウンを懐かしく思い出します。今はF14退役してたとは時代を感じます。

投稿: YUJI | 2015年2月 1日 (日) 22時05分

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