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2016年1月

2016年1月31日 (日)

「マイ3Dプリンター」完成後の初出力は苦労の連続!

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デアゴスティーニのパーツ付き組み立てマガジン「マイ3Dプリンター」の話題です。

先週発売の最終号の55号にて、ハードとしての3Dプリンターは完成となりました。1年以上掛かりの工作は、組み立てガイドに沿って行えば難しいものではありません。しかしこれまでに作ってきた乗り物の模型などとは異なり、完成後に初めて能力を発揮するというシリーズのために、これからがスタートとも言えます。1分の1スケールの3Dプリンターの模型を作ったって事にならないよう、ちゃんと動作するものに仕上げないといけません。

今回、3Dプリンターを稼働実験を行いました。思った以上に3Dプリンターの運用にはノウハウが必要であることが理解できました。はっきり言って、苦労しています。シリーズ55号の間、殆ど3Dプリンターの事やモデリング等の勉強をしてこなかったことも原因ではあります。

3Dプリンターというハードウェアを動かすためには、ドライバーや出力ソフトが必要です。それらは、デアゴスティーニのマイ3Dプリンターの公式サポートページからダウンロードします。これまでに冊子内で紹介された3Dモデリングに使用するデータもダウンロードできます。

マイ3Dプリンター公式サポートページ
http://deagostini.jp/site/mtp/pretop/download/index.html

Idboxドライバーのインストールには、PC環境によってトラブルが生じる様です。私が使用している64ビットのWindows10では、ドライバーインストール時にエラーが出ました。スキップしたら問題なくインストール出来ましたが、今後修整が入るかもしれません。

出力ソフトのRepetier-idboxについては、不具合があったために調整中との事。今日現在にてダウンロードのリンクが一旦外されています。とりあえず先週までアップされていたRepetier-idboxでも出力出来ましたが、修正版がアップされたら再インストールしてみたいと思います。現在ではWindows10では動作の検証対象外とのこと。現在発売されているパソコンで問題なく動作するよう、早く対応して頂きたいものです。

また、マイ3Dプリンター公式サポートページで紹介されているテンプレート素材の3Dデータの内、123D Design用の.123dx拡張子のデータは、Windows10のEdgeかIEを使用してダウンロードすると.zipデータとして落ちてくるので、123D Designで読むことが出来ません。.123dx拡張子のデータの中身は圧縮zipデータなので、自動的に勝手に拡張子を変えて保存されるのかと思います。ダウンロード後、ファイル拡張子.zipから.123dxに無理やりリネームすれば使用できました。FireFoxかChromeならば問題なく.123dxでダウンロードできます。私は最初訳が判らず、理解するのに時間を要しました。

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また、カズキさんからの情報にて、Repetier-idboxの初期設定で3DプリンターのCOMポートがCOM1になっていることを伺っていました。私のPC環境では3DプリンターはCOM3に接続されていたため、まずRepetier-idboxのプリンター設定でCOMポートをCOM3に変更しないと接続出来ませんでした。55号に付属していた「Repetier-idboxの使い方」という冊子にその旨書かれていましたが、そんなのソフトウェアで最初から自動認識させろよと思います。現在の接続ポートの確認には、デバイスマネージャーを使用しました。

ソフトをインストールしてから、55号の指示に沿って動作確認とホットエンドの増し締め、ノズルと造形テーブルの隙間調整です。調整に小一時間要します。

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54号のベーシック講座で紹介されているタブレットケースから試しに出力してみます。動き始めるのは感動!しかし最初はなかなか造形テーブルにフィラメントが張り付いてくれません。剥がれてヘッドに絡みついてしまいます。ヘッドを掃除して再チャレンジです。

掃除するにもヘッドは熱い!危うく火傷するとことでした。

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読者プレゼントのフィラメントはスプール(糸巻き)に巻かれていないので、取り回しが面倒です。本体背面のスプールホルダーに直接引っ掛けておくと、だんだん引っ張られていきます。放置しておくと途中からフィラメントが折れてしまいました。最初からやり直しです。

フィラメントの巻きの状態に余裕を持たせるように、たまに緩めておかなければなりません。これが面倒。スプール付きのフィラメントを購入した方が良さそうです。

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1時間半程掛けて、タブレットケースが出力完了です。3Dプリンターって、想像以上に出力に時間が掛かるものだと思いました。

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出力始めの個所が少し歪んでいるような気がしますが、内側から見ると問題なく出来ています。idboxのロゴがきれいに出ています。

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上は途中でフィラメントが折れてしまった失敗作。
完成品は、かなり硬度が高くしっかりしています。

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フリスク買って来て、蓋の部分を交換してみたいものです。

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123D Designのギャラリーにあった高さ22mmの小さなR2D2も出力して見ましたが、細かい部分が保護材で埋もれてしまい、あまりきれいに出力されませんでした。底部に凹凸が多いと上手く出ないようです。3Dプリンターの特性を理解してデータを使用しないといけないようです。

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さて、フィラメントをホワイトに交換して、ロビの頭部を出力します。サポートページの52号のデータを使用します。

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初期設定の正対した位置では接地面が小さすぎてフィラメントが貼り付かないので、横倒しにして出力します。

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積層を初期設定の0.1mmから0.2mmに変更し、サポート材なし、スカートあり、ラフトなしにてGコード作成して出力。まずは荒い設定にして試し、出力時間を節約しようという算段です。それでも印刷予想時間は2時間20分程度。

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実際には2時間30分以上掛かって出力完了。積層を0.1mmから0.2mmに変更したので、かなり側面がガタガタしています。

仕上げのやすり掛けを考慮すると、形状によってはこのくらいの粗さでもいいのではないかと思います。

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しかし、造形テーブルの接地面は表面が荒れてしまいます。
カズキさんは、ロビの頭部を左右に分割して出力後に接着されていましたが、それが正解ではないかと思います。

接地面が平らな方がうまく張り付いて出力できます。上部のオーバーハングした部分はどうしてもきれいに出せません。特性を考えた出力方法が必要の様です。

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本物のロビと比べるとこんな大きさです。プラモのロビくらいの大きさはありそうです。52~55号の全てのロビのデータを出力して組み立てるとロビが出来上がるわけです。出力にかなりの時間を要しますし、後のやすり掛けにも手間を掛けねばなりませんが、長い線状のフィラメントがこうした造形物に変化していくのはちょっとした感動です。

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この写真は3Dプリンター出力のイメージ図。こんな向きではフィラメントが造形テーブルに貼り付かないので出力出来ません。

読者プレゼントの2つのフィラメントはすぐに使い果たしてしまいそうです。きちんとスプールの付いたフィラメントを購入する必要ありです。パラパラとプリンターの後部で暴れるフィラメントの取り回しはかなり面倒。スプール付きなら始終世話しなくても出力し続けてくれるでしょうか。

前回はこちら
「マイ3Dプリンター」54,55号 最終号ながら、ソフト配信されていないので完成はお預け

次回はこちら
「マイ3Dプリンター」56、57号 プリント実践編のフィラメントはちょびっとサイズ

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2016年1月25日 (月)

週刊「ディズニー・ドリーム・シアター」創刊号のシンデレラの使いみち?

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先週、新創刊となったデアゴスティーニの「週刊ディズニー・ドリーム・シアター」の創刊号を買ってきました。

ディズニーのコンテンツは根強い人気があります。最近、ますます盛り上がっており、このシリーズもきっと多くの方が創刊号を手に取られていることでしょう。書店の店頭でが、分厚いパッケージが山積みになっており、非常に目立ちます。パートワークの創刊号好きとしては、とりあえず買ってみたくなるものです。499円という安さにも惹かれました。

もちろん安いのは創刊号だけで、2号は1,190円、3号以降は1,590円です。デアゴスティーニから最近創刊される組み立て系のパートワークは1号あたり1,980円程度まで値段が上がってきているので、ちょっとお安めの価格設定です。ディズニー大好きのお子様でも何とかお小遣いで買えるかもしれません。全100号のシリーズなので、完成までは2年掛かりです。

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書店でパッケージを手に取ると、おまけのシンデレラのフィギュアを確認することが出来ます。結構大きい!全高は118mm。キラキラと光るドレスが印象的です。人形のことについての知識はありませんが、顔も丁寧に描かれているので、到底499円の雑誌のおまけには見えません。

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開封します。
頑丈な梱包材に包まれたシンデレラのフィギュアと冊子を取り出します。

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このシリーズは、ディズニー映画の名作を舞台で再現するというシリーズです。舞台セットはオルゴールとライトの演出に合わせて動作します。完成後は「シンデレラ」、「リトルマーメイド」、「美女と野獣」という3つの物語を再現できるとの事です。舞台は一つだけ提供され、それぞれ舞台セットとフィギュアを取り換えて楽しみます。

バックはシンデレラのままにてフィギュアをリトルマーメイドと美女と野獣、なんていう不思議な楽しみ方をする人が多そう・・・。

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創刊号の付属品のシンデレラのフィギュアとシアターの前壁の一部です。フィギュアのサイズは全長118mm、幅70mm、奥行き55mm。スケールの記載はありませんが、大体14分の1位かと思われます。ディズニーのシンデレラは小顔ですね。私らが子供の頃に読んだ絵本のシンデレラよりもずっとお姉さんに見えます。

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舞台上で王子様とダンスをしながらクルクル回るという設定なので、後ろ姿も丁寧に作られています。ライトに照らされて、ドレスが美しく光ることでしょう。

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作業台に立たせると、どうも安定が悪くてぐらぐらすると思ったら、底部にはフィギュアのベースに立たせるための突起が二つありました。

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冊子を見ると、5号に付属のフィギュアのベースが来るまでは、今号に付属の簡易フィギュアスタンドを使用するとの事。
そんなもんあったっけ?と思って梱包材を見ると、ペット素材のペコペコのスタンドがありました。気付かないで嵩張る梱包材と一緒に捨ててしまいそうでした。

但しこのスタンド、突起部分が凹んでいるだけで素材自体ペコペコなので安定しません。両面テープなどで仮固定したくなります。まあ購読する方は5号までの仮のスタンドとなるので問題ないのでしょう。

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スタンドに立たせると安定します。私は両面テープで貼り付けました。
不自然に右手を上げているのは、3号に付属する王子様のフィギュアと組み合わせてダンスをしているからでしょう。

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組み立てには、2号に付属するドライバーを使用するだけとの事です。フィギュアには最初から彩色してありますし、かなり簡単なシリーズと思われます。序盤は豪華なフィギュアが付属しますが、何にせよ100号の長丁場でたった3つのステージを作っていくわけなので、だんだん付属品はショボくなっていくことは仕方ありません。

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購読者の読者プレゼントは、ミッキーとミニーのフィギュア。これでをステージに立たせれば、ディズニーランドのステージの再現も出来そう。これだけ欲しいって人が多いでしょう。でもそのためには25号までの購読が必要です。

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シンデレラのフィギュアのスケールは、概ね14分の1程度です。一般的な模型との共存は難しい。そんなスケールのものは無いからです。ダンスパーティーのドレス姿なので、私が作るような武骨な乗り物の模型とはハナから合いませんけれど。

ロビとのツーショットはこんな感じ。愛らしいロビが巨大ロボットに見えてしまいます。

Robito

かといって、身長85mmのガチャロビ君ではシンデレラの相手として小さすぎます。

「ちっちゃいわねえあなた。せめてこのくらいにおなりなさいよ」「なんとか言ったら。ロボくん」
「が~~ん!」

意地悪シンデレラ。いつも明るくポジティブなロビ君も形無し。

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10分の1のデアゴスティーニのトヨタ2000GTとは良い感じ。エレガントなトヨタ2000GTのスタイルとドレス姿は似合わないではありません。もうちょっとフィギュアが大きければなあ。

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一番スケール的にピッタリくるのは、12分の1の模型です。でも12分の1の模型はあんまり持っていないのです。
手元にあったホンダ12分の1スケールのVT250Fのプラモと並べてみると、スケール的には良くても絶望的に似合いません・・・。30年前の青春の中型バイクとシンデレラ。何でも並べてみれば良いってものではありません。

16分の1スケールのデアゴスティーニ零戦と並べてみようかと思いましたが。全くダメなことは明白なのでやめました。

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先週購入したアシェットの「甦る古の時計」創刊号に付属してきた懐中時計を右腕にぶら下げてみましょう。
ダンス姿にて不自然に上げている右腕もこれで寂しくない。アンティーク調の懐中時計とはそんなに悪い組み合わせでは無かったはずですが、時計が大きすぎてシンデレラ可愛そう。これでは銅鑼(ドラ)を提げているかのようです。フィギュア自体はしっかりしているので重い時計をぶら下げても安定感はバッチリですが、酷いことをされているのに笑顔を絶やさない健気なシンデレラ。ミスマッチな雰囲気は否めません。

それに長く吊るしていると、フィギュアの右腕が破損するかもしれません。

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蓋を開けると時刻が判ります。この状態でも安定感があります。でも首を左に90度傾けて見ないと時刻が読めません。
鉄道時計の様に竜頭の位置を12時に改造しないと、シンデレラの時計スタンドとして役に立ちません。虐めるのはこの程度にしておきましょう。

上げた腕に何かを掛けて役に立たせようとかではなく、まずは3号の王子様を待ってあげたいものです。でも創刊号でリタイヤする私のところにやってきたのは、永遠に孤独なシンデレラ。絶えない笑みを見せてくれているのがせめてもの救いでしょうか。本来は、王子様と見つめ合っている幸せな笑顔ですけれど。

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2016年1月24日 (日)

「マイ3Dプリンター」54,55号 最終号ながら、ソフト配信されていないので完成はお預け

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デアゴスティーニのパーツ付き組み立てマガジン「マイ3Dプリンター」の話題です。

一年以上に亘って続けてきたこのシリーズも、今回配布の55号をもって終了です。3Dプリンターが完成するはずでしたが、ハードの調整や動作に必須のソフトウェアがまだデアゴスティーニのサイトにアップされていないので、持ち越しとなりました。調整にはかなりの時間を要しそうなので、作業は今週末くらいになりそうです。

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今回の梱包の中に。2月9日から始まる新シリーズの隔週刊「第二次世界大戦傑作期コレクション」の紹介チラシが入っていました。毎号、大戦時代の軍用機の模型が付属します。一部地域で昨年からテスト販売されていたものが、今回全国発売となるようです。

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全80号予定にて、毎号72分の1スケールのダイキャスト製模型が付属します。アシェットからも同じ様なシリーズが以前売られていましたが、あちらはちょっとスケールが小さめだったため、今回は少し迫力があると思います。小さな零戦も大きなP-38も同じ72分の1スケールのようなので、並べて違いが楽しめるでしょう。

創刊号は日本海軍の紫電改。999円なので、創刊号だけ買ってみようと思います。大量に売れる創刊号が零戦では無くて紫電改という微妙なチョイスがデアゴスティーニらしい。ちゃっかり2号はポピュラーで人気のある零戦五二型となっています。

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さて、3Dプリンターの工作を始めます。
54号と55号を開封します。最後にはたくさんの調整パーツが付属すると思っていましたが、そんなにたくさんありませんでした。動作させるのに必須の電源コードは最終号に付属しています。

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まずは54号から始めます。
今回は冊子以外の付属パンフレットが付いていました。

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52号にて組み付けたパーツに一部不具合が見られたとの事にて、今回対応パーツが付属していました。私のところのパーツは問題ありませんでしたが、ネジ穴が小さくて入らない場合は今回のパーツに交換します。

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同封されてきたオプション販売のパンフレットです。
まずは3Dプリンターの着せ替えシールドです。内部の温度を保つという実用効果もあるようです。

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ハンドベルド3Dスキャナーです。
こんなので3Dスキャンが出来ることに驚きです。どんな仕組みなのか私には理解不能ですが、非常に興味があります。3Dプリンターを動かしてみて、欲しくなったら買ってしまいそうです。

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54号の組み立て開始です。
付属パーツを確認します。底面カバーパネルは次号にて使用しますが、保護シートは早めに剥がしておきました。結構面倒なのですシート剥がすの。さっさと剥がしておきたい。

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何だこのアクリル棒は、と思ったら、フィラメントを固定しておくスプールホルダーでした。先端のネジ部分に取り付けられたナットを外しておきます。

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前号までに組み立てたエクストルーダーを本体に取り付けます。
取り付け部にナットをはめ込み、落ちない様にマスキングテープを貼っておきます。

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エクストルーダーの位置を合わせ、突起を本体背面に差し込みます。

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本体内側からビス止めして固定します。
エクストルーダーは大きめのモーターが入っていてかなりの重量です。この細い2本のビスで固定できるのか心配になるほどです。

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エクストルーダーのモーターの端子にモーターケーブルを差し込みます。

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次に、スプールホルダーを取り付けます。
背面にこんなに長いものが飛び出すとは考えていませんでした。アクリル製なので、ものに当ててしまって折れそうです。それに使用しない時は邪魔です。内側からナットで固定するので、気軽に取り外し出来ません。

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内側からナットで固定します。六角レンチで締めますが、あまりきつく締めるとネジ部分を壊してしまうそうです。軽く締めるだけにしておきます。

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各ロッドにグリスを塗ります。グリスは47号に付属してきた容器入りのものを使用します。ロッドスクリューにも塗るとの指示がありますが、次号にてテーブルを上げる必要があるので、その後に塗った方が良さそうです。

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54号の作業は以上です。
エクストルーダーの出っ張りも相当のものですが、スプールホルダーのアクリル棒の出っ張りはかなりの邪魔です。しかも壊れやすそう。この部分は金属製にして、上部に折りたたむ仕様であるべきではないかと思います。

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続いて55号の作業を行います。
今回の付属品は少ないですが、今までのパーツを用いて完成にもっていくために、作業は非常に多くなっています。しかも必要なソフトウェアは本日現在ではまだアップされていないので、完成させることは出来ません。

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今回、パソコンと接続して確認と調整を行うことになっており、それがメインの作業となっています。出力用ソフト「Repetier-idbox」が配布されるまで、まずはハードをほぼ完成状態までにしておこうと思います。

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造形テーブルを作成します。
読者プレゼントにてフィラメントと共にもらったBuildTakを使用します。

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BuildTakの裏面の剥離紙を剥がし、今回付属の造形テーブルの表面に貼ります。剥離紙を少しだけ剥がし、位置を合わせながら貼っていきます。当然、造形テーブルの保護紙は剥がしておきます。

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位置を合わせ、剥離紙を少しずつ剥がしながら貼っていきます。最初の位置さえずれなければ、BuildTakは固い素材なので簡単に貼っていけます。

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造形テーブルをテーブルベースに載せて、左右をクリップで挟みます。冊子の表紙の写真にはこんなクリップは写っていませんでしたが、どうやらクリップで都度固定して使用するものの様です。格好は良くないですが、実用品だから取り外し便利な方が良いでしょう。

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今回の組み立てガイドでは、底面カバーは電源を入れて動作確認と調整を行ってから取り付けることになっています。しかし動作確認が出来ないので、一旦仮固定してしまうことにします。必要があれば、また取り外せばよいでしょう。

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48号と54号に付属してきた底面カバーを仮取り付けします。
ナットが落ちないよう、マスキングテープで仮止めします。

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まず、背面側の底面カバーの取り付けです。
シャフト部分を避けて背面に突起を合わせて差し込みます。

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左右2か所をビスで固定します。

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続いて手前側の底面カバーも取り付けます。
左右をビスで固定したら、ナットをとめていたマスキングテープを剥がします。

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54号付属のフィラメントガイドチューブをチューブ継手に差し込んだら、3Dプリンターの形状は出来上がりです。多分、これからの調整にかなりの時間が掛かると思います。今週末までお預けとなります。

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次回からは、完成した3Dプリンターの実践編が始まります。ハードとして完成しても、使用できなければ仕方ありません。毎号フィラメントも付属するので、スキルのない私はこれからの20号で学んでいきたいと思います。

前回はこちら
「マイ3Dプリンター」52,53号 年始の工作始めも小作業 ピンセットよりヤットコが便利!

次回はこちら
「マイ3Dプリンター」完成後の初出力は苦労の連続!

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2016年1月23日 (土)

TVCMがしつこいから結局買っちゃうアシェット「甦る古の時計改訂版」創刊号

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今日はやけに冷え込む土曜日でした。夕方になってから、愛知県の岡崎市では冷たい雨が降ってきています。明日は雪になるかもしれません。

外出ついでに、アシェットから発売となった「甦る古(いにしえ)の時計」の改訂版の創刊号を買ってきました。今回は買うつもりはなかったのですが、とにかくテレビを点けるとCMがしつこく流れてきます。余程儲かるんだなあこのシリーズ、と感心します。TVCMに影響され、書店に行ったら手に取ってしまいました。創刊号は799円(税込)です。

公式ページ
http://www.oldtokei.jp/home.html

毎号、マガジンにアンティークを模したオリジナルの懐中時計が付属するシリーズにて、以前刊行されていた時には全120号の予定が延長され、150号になって終了したようです。

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我々中年の世代だと、時計って雑誌のおまけに付くような安いものではないという感覚があると思います。でも実際には、安く作ろうと思えば十分に出来てしまうのでしょう。書店の店頭でおまけの時計を見ていると、お得な気がします。

実際、創刊号はお買い得価格にして読者を掴まねばなりません。799円で時計が買えるなら安いもの。でも私は2号以降を買ったりしないので、アシェットとしては困った読者なのでしょう。2号以降は1,999円(税込)となります。

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開封します。
懐中時計一つとマガジンが入っています。マガジンはアシェットの特色の、ジャンルごとにまとめてバインダーに綴じる方式です。箱から剥がすとページがバラバラに別れてしまいます。

30号まで定期購読すると、ケースと機械式の懐中時計がもらえるとの事。冊子内には全号数が書かれていませんでしたが、公式ページを見ると全120号の予定であるようです。終了したら、前回の様に延長するかもしれません。隔週刊なので、もし150号まで購読したら、掛かった費用は30万円程度になります。期間は6年!
それだけ出すならば、ある程度良い時計が買えそうなので、それを一つ買った方が良さそう、なんて言われそうですけれど、それはコレクション趣味を理解していない考えなのかと思います。

長く購読を続けていると、初期の号の時計は確実に電池が切れているでしょう。時計の管理だけで大変だろうと思います。こういった安物のクオーツは壊れやすいので、たとえ電池交換したとしてもシリーズ終了後にいくつ稼働しているでしょうか。たくさんの時計の管理って大変なのです。一つ一つ価値が高ければ良いのですけれど、雑誌のおまけにどれだけ長期間、情熱を掛けられるかが問題でしょう。

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さて、創刊号付属の時計は「ナポレオン」1894年型とのことです。ビロードを模したようなケースに入っていて、一見宝飾品のようです。

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実際に全く同じ型の時計が17世紀に作られていたわけでは無いようですが、蓋を開けなくても時間が判るように窓が空いている仕様というのはナポレオン一世の考案との事。馬上で時刻を見るのに蓋を開けるのが面倒で、ナイフで蓋の中央部に穴を穿っていたそうです。それでは蓋の意味があるのか判りません。後に穴にガラスをはめ込むようになったのでしょう。

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アンティーク調の装飾が施されており、実際に手に取るまではとても799円の雑誌のおまけには見えません。

最初は竜頭を引いて針を停めた状態です。開封後に竜頭を回して時刻を合わせ、押し込んで動作させる必要があります。

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ケースの裏側です。
ちょっときれいすぎるので、スミ入れすると雰囲気が良くなるかもしれません。

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ケースの表と裏の中央部には保護シートが貼られています。特に小窓の部分は保護シートを剥がさないとくっきりと文字盤が見えません。

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竜頭の中央部を押すと「チャカッ」と蓋が開いて文字盤の全体が見えます。蓋を開ける時の感触が楽しい。必要も無いのにチャカチャカ遊んでしまいます。ダイヤルは大きなローマ数字の表記にて、時刻は読み取り易い。しかし竜頭と針の連動がイマイチで、時刻を合わせるのに苦労します。一旦合わせても竜頭を押し込んだら針がずれてしまうのです。典型的な安物の機械の感触です。こういった時計は壊れやすいものです。

ムーブメントはスイス製のクオーツとの事。ムーブメントが小さすぎて、この大柄なケースに合わないのでしょう。ケースを手に取った感触は良いのですが、竜頭を操作するとガッカリします。

何か物足りないなあ、と思ったら、文字盤のブランド名が入っているであろう箇所は空欄になっています。モデルとなった時計の本物がどんなものなのか知りたくなります。

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冊子には電池交換の方法について書かれていませんでしたが、公式ページにはちゃんと記載がありました。裏蓋を取り外して交換するとの事です。
買ったばかりにて電池交換の必要はありませんが、とりあえず裏蓋を外して内部を見てみたいものです。裏蓋の取り外しには、この画像にあるような「コジアケ」という時計用具が必要です。先の細いプラスドライバーでも開けられないことは無いでしょうが、時計のケースに傷が付いてしまいます。

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ケースを外すためにコジアケを入れる箇所は、時計の3時部分辺りにありました。公式ページでは4時から5時の位置が示されていましたので、配布される時計によって位置が異なるのかもしれません。

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正確な位置にコジアケを入れると、裏蓋はパッカンと外れます。大きなケースの中央部に小さなクオーツムーブメントがあり、巨大なスペーサーが周囲を覆っています。

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スペーサーを丁寧に外します。無理をすると針が外れて面倒なことになります。針が外れてしまったら、ムーブメントから伸びる巻真を抜いて、文字盤をケースから外さなければなりません。電池交換する時など、蓋を外したらできるだけ振動を加えない慎重な作業が必要です。

何とも可愛いムーブメント。そして竜頭から伸びる巻真の長いこと!これじゃ長く不正確なマジックハンドを介して針を動かしているようなもの。正確に時刻を合わせるのが難しいのも無理はありません。

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電池はSR626SW。普通に安価に手に入るボタン電池です。amazonでも安く買えます。
ムーブメントはスイスのETA製でした。安物ではありますが、スウォッチと同じムーブメントと思えば、そんなに悪くないでしょう。ムーブメントはダイヤル裏面に固定されており、交換や流用は困難です。

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内部を確認したら、再びスペーサーを入れて裏蓋をはめ込んで復元します。チェーンを付ければ十分に実用に耐える時計です。チェーンはシリーズに付属していません。ちゃんとした専用品を買えば多分、時計よりも高くつくでしょう。チェーンが無ければ紐でもOKです。

同じ様な安物時計がいくつもあっても世話が大変なので、私は創刊号だけで終了です。でも2号付属の「モレスク」という時計はちょっと格好良いと思ってしまう。来週、書店で実物を見て満足することにします。

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2016年1月11日 (月)

「マイ3Dプリンター」52,53号 年始の工作始めも小作業 ピンセットよりヤットコが便利!

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デアゴスティーニのパーツ付き組み立てマガジン「マイ3Dプリンター」の話題です。

今年最初の組み立てとなりました。次回の54号、55号にて3Dプリンター本体は完成となるので残り僅かです。その後、20号のプリント実践編が始まることになります。

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今回は、前回に引き続きエクストルーダー部分の組み立てです。プリンター本体の組み立て作業はありません。そのために作業時間は大したことがありません。

53号に大きくて重いエクストルーダーモーターが付属しているので、ずっしりと重みのある状態で配達されました。

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まず52号から組み立てます。
エクストルーダーのドライブ部とアームの組み付けです。

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今回のパーツに加え、前号で組み立てたエクストルーダーのドライブ部と、49号で組み立てたアームを用意します。また道具としてプラスドライバー、そしてピンセットかラジオペンチなどが必要との事です。結局ピンセットでは役に立たず、ラジオペンチではパーツに傷を付けそうだったので、私はヤットコ(平ペンチ)を使用しました。

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エクストルーダードライブ部に、今回付属のアクリルパーツを取り付けます。
まず、ナット4個を溝の部分にはめ込みます。

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アクリルパーツをはめ込み、ワッシャーを入れたビスを使用して軽くねじ込みます。本締めは次号のパーツの取り付け後に行います。

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次に、アーム部分の取り付けです。
ドライブ部にアーム部分を差し込み、長いM4トラストネジで固定します。

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組み立てガイドを見ながら取り付け部にアームを差し込み、ネジ穴を合わせてM4トラストネジを差し込みます。

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今号のパッケージの中に、「今号の作業についての注意」と称する注意事項を記載したB5用紙が入っています。それによると、この作業の際にM4トラストネジが入っていかないことがあるとの事。アーム部分のネジ穴が小さいものがあるようです。次回以降、ネジ穴部分を大きくしたアーム部分のパーツを配布して対応するそうですが、それには組み立ててあるアーム部分を分解しなくてはいけません。

幸いな事に、私のパーツは問題なくネジを通すことが出来、動作についての支障はありません。このまま作業を続けることにします。

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ヤットコ(平ペンチ)を使用して、スペーサーを入れます。ピンセットではスペーサーが飛んでしまって上手くいきません。

このヤットコ、デアゴスティーニの零戦のシリーズに付属してきたものです。アルミパイプの先端を潰すための道具でしたが、シリーズ終了後も他の工作で便利に使用しています。ラジオペンチに比べて挟んだパーツに傷が付きにくいのが良いのです。しかし材質が良くないのか、かなり錆がきています。

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これで52号の作業は終了です。

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続いて53号の組み立てを行います。
モーター部分を取り付けて、エクストルーダーを完成させます。

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今回のパーツに加え、昨年末から組み立て続けているエクストルーダー部分を用意します。プラスドライバーと一番細い1.5mmの六角レンチ、52号で使用したヤットコ、そしてコピー用紙などの薄い紙も必要です。

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今回付属のネジにナットやワッシャーを差し込んでおきます。

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エクストルーダーの取り付け部にチューブ継手とキャップボルトを取り付けます。

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エクストルーダーモーターの回転軸にギアを取り付けます。
ギアの横のネジ穴に、予めホーローセットを軽くねじ込んでおきます。

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モーターの回転軸にギアを差し込みます。位置はエクストルーダー本体のギアとかみ合わせてから固定するので、今は仮止めです。

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エクストルーダーにモーターを取り付けます。
丸い穴からモーターのギアを差し込み、上下の位置を合わせてホーローナットを締め込んで固定します。

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3本のネジをねじ込んでモーターを仮止めします。正確な位置はギアの噛み具合を調整して決めるので、一旦は軽くねじ込むだけです。
奥の1本のネジは、ヤットコを使用してねじ込みました。

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モーターの回転軸のギアと、エクストルーダー本体の大ギアとの噛み合わせの位置を調整します。二つのギアの間に薄い紙を挟みこんでいきます。組み立てガイドではコピー用紙等が指定されていますが、大きさを合わせてカットするのが面倒なので、ポストイットを使用しました。

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紙一枚を挟みこんだ状態で二つのギアを押し付けて位置決めし、3本のネジをねじ込んでモーターを固定します。締め込んだら紙は抜き取ります。

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エクストルーダーの外郭を固定するネジを本締めします。
アームに取り付けられているテンションスプリングの先端をキャップボルトに掛けます。
これで今回の作業は終了です。

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次号、54号と55号にて3Dプリンターは完成です。エクストルーダーをプリンター本体に取り付け、最後の仕上げを行っていきます。動作テストを含め、最後は結構な作業量になることでしょう。

いよいよ次回で本体は完成です。3Dプリンターという道具は完成後に初めて本領を発揮する、というか完成してからが始まりと言えるでしょう。今まではハードを組み立てガイドの指示に沿って組み立てていたに過ぎません。

前回はこちら
「マイ3Dプリンター」50,51号 小作業で終わる年内最後の配布分

次回はこちら
「マイ3Dプリンター」54,55号 最終号ながら、ソフト配信されていないので完成はお預け

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