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2016年2月11日 (木)

「マイ3Dプリンター」56、57号 プリント実践編のフィラメントはちょびっとサイズ

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デアゴスティーニのパーツ付き組み立てマガジン「マイ3Dプリンター」の話題です。

今週の日曜日の2月7日にプリント実践編の1号と2号、シリーズ通算56号、57号が届きました。3Dプリンターは完成してからが活用の本番となります。私を含む購読者は、1年以上掛けてアクリルキューブのメカメカしいオブジェを作っていたのではありません。道具としての3Dプリンターの活用を望んでいます。それに応じてデアゴスティーニから活用方法をレクチャーする20号分が延長になったわけです。

マイ3Dプリンターのシリーズの読者だけ、それも一部しか購読しないので、そんなに発行部数は望めないでしょう。でも、1冊辺り1500円の情報価値は期待してしまいます。今回の2号分については、私にとっては微妙なところでした。

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まず56号から開封します。
56号は、新シリーズの序盤の様に、外装の状態で冊子や付属品が確認できるようになっています。書店に並べるようなものではありませんので、意図は不明です。57号は簡素なシュリンクパックになっていて、開封しないと中身が確認できません。

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56号にはフィラメント用スプールとイエローのフィラメントが付属しています。プリント実践編では、毎号様々なフィラメントが付属してきます。今回は読者プレゼントと同様のPLA素材ですが、イエローの風合いが異なります。

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最初からスプールにセットされているように見えますが、ただはめ込んであるだけで、一旦スプールの蓋を外してセットしないといけません。

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57号も開封します。
57号に付属するフィラメントは、PLA素材のクリアタイプです。プリント実践編の付属フィラメント、やけにちょびっとです。

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57号のクリアーのフィラメントには要目が書かれていました。重量はたった40g。読者プレゼントのホワイトとイエローのフィラメントがそれぞれ80Gだったので、その半分だけです。こんなのすぐに使い切るでしょうし、途中でフィラメントが無くなる心配ばかりしなければなりません。ケチンボ。
毎号の課題をこなす分だけあれば良いという事なのでしょうか。

56号ではアヒルのスマホスタンドをコピーしてイエローのフィラメントで二つ一緒に出力、57号では雪だるまをクリアーのフィラメントで出力する内容です。3Dプリンターの特性やテクニックを学ぶにはそのまま実行すれば良いのでしょうが、出力には時間が掛かるので、私は2号分の課題をこなすことは遠慮しておきます。

造形物に合った温度、速度の設定等の出力ソフトの使用方法やテクニック、造形テーブルとヘッドのクリアランスの調整方法等、ちょっと役に立つ情報はありましたが、20号に分割せねばならないので、情報を小出しにしている感じです。

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付属のスプールにフィラメントをセットするのは、そんなに簡単にはいきませんでした。簡単にセットできる説明は書かれていましたが、一旦ほぐして巻き直しました。フィラメントのカラーを替える度に巻き直す必要がありそうです。

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56号のイエローのフィラメント、クリアがかっています。読者プレゼントのイエローのフィラメントとは大きく風合いが異なります。すぐ使い果たしてしまうような量なので、何に使用するかは考えなければなりません。

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58号にはPLAのレッドのフィラメントが付属するようです。
やっぱり40gだけなのでしょう。大量にスプールに巻くのは面倒で、弾力に乏しい素材のために途中で切れたりするので、このくらいがせいぜいではあります。

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ロビの各所のパーツを読者プレゼントのフィラメントで出力していると、造形テーブルに貼ったビルドタックというシートが傷んできました。造形テーブルとヘッドとのクリアランスの調整が上手くいっていないまま出力をしてしまったので、表面が傷んだのでしょう。

このビルドタックやオプションの保護シートは別途購入できますが、届くまでに時間が掛かりますし、結構高価です。

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それで、しばらくマスキングテープでしのぐことにします。
フィラメントの定着をよくするために、ヘアースプレーも買ってきました。ヘアースプレーなんて買ったのは、10代の頃以来でしょう。でも今回は本来の用途とは異なる使い方をします。

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マスキングテープを造形テーブルの上のビルドタックの上に貼り、その上からヘアースプレー吹きかけます。3Dプリンターにヘアースプレーを使用するなんてどなたが発見されたのでしょうか。素晴らしいアイデアです。フィラメントがガッチリ食いつきます。

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ロビの胴体を出力。ラフトを出力したこともあり、非常に強固に貼りつきました。

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しかもすんなりと剥がせます。ビルドタックを追加しなくても、このマスキングテープをヘアースプレーで十分だとも思えました。しかしこの方法で、どんな造形でも上手くいくとは限りません。

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ロビのパーツやクリアランス調整等の出力テストを繰り返して、読者プレゼントのホワイトのフィラメントが殆ど無くなってしまったので、スプール付きのフィラメントをamazonで注文しました。PLAで1kgです。結構な重みがあります。

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3Dプリンター完成直後は安いフィラメントがたくさん見つかりましたが、3000円以下のものは売り切れが多くなってきました。私が購入したものも3000円を超えています。きっとデアゴスティーニのシリーズが影響しているのかと思います。急に大量の3Dプリンターが世に放たれたわけで、既存のユーザーに迷惑を掛けていることでしょう。

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1kgのフィラメントはかなりの量があります。本体背面にスプールをセットします。

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フィラメントの送り出しは自動で行われるので、読者プレゼントの時の様に、常に気にしている必要は無くなりました。購入したばかりで殆ど使用していませんが、読者プレゼントのものよりも素材が柔らかくて造形も上手くいくような気がします。

しかし、今日は突然造形中にずれたりして、満足なものがなかなか出来ません。ずれはモーター部分のベルトが緩んでいたためと判明し、モーターを固定する部分を調整してネジを締め直したら元に戻ったようです。自分で組み立てた3Dプリンター、まだまだ完成品と言えません。

プリント実践編のシリーズでは、ハードウェアのメンテナンスについても少しずつ紹介されていくことでしょう。次号ではフィラメント詰まりも対処方法の紹介があります。必ず直面する問題でしょうから、期待したいと思います。

前回はこちら
「マイ3Dプリンター」完成後の初出力は苦労の連続!

次回はこちら
「マイ3Dプリンター」小さなロビ作るのは大変だ!

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コメント

デアゴの掲示板を見るとモータープーリーのネジの緩みによる造形の不良やリミットスイッチのハンダ付不良による誤動作は結構あるようですね。
両方共私も経験しました。

ビルドタック、私もアマゾンで購入しましたが高いですね。
そこで20cm×20cmのものを10cm×10cmの4枚に切って使っています。(URL)
そんなに大きい物を造形しないので10cm×10cmでも十分です。
写真では造形テーブルの中央に貼ってしまいましたが少し左寄りで造形されるので貼る位置は実際の造形位置で調整した方がいいと思います。

投稿: カズキ | 2016年2月13日 (土) 09時04分

カズキさん、こんばんは。

作動中に少しずつ稼働部のネジが緩んでしまうようですね。私のはベルトがダラダラになっていました。常に点検が必要にて手が掛かりますね。

ビルドタック、私まだ買ってません。なんだかマスキングテープとケープでもまあまあいけますし。ケチンボはデアゴスティーニじゃなくて私かもしれません。

造形テーブルに定着させる当初はヘッド温度を230度で、引っ付いたら少しずつ温度を下げていく方法にて乗り切っています。PLAはいいですが、ABSだとどうなるでしょうか。楽しみです。

投稿: YUJI | 2016年2月13日 (土) 20時12分

3Dプリンターも終わって鉄道模型だけになったので2週分ためて今日取に行ったのですが3Dプリンターの実践編も2週分たまってました。
頼んでないのですがそのままだと自動継続されるという事でした。
慌ててキャンセルをしましたがホームページを見ると定期購読は申込まないと55号で終了扱いになると書いてあります。
たまたま鉄道模型があったので早めに気が付きましたが何もやってなかったら全号ためるとこでした。

投稿: カズキ | 2016年2月15日 (月) 19時38分

デアゴスティーニ、各地の書店でプリント実践編溜め込んでいるかもしれませんね。今のところ、3Dプリンターのノウハウはあまりに小出しで中身が薄いので、スキルがあればパスしても問題ないかと思います。付属のフィラメントはあまりに少なすぎて使い勝手が悪いです。使用データは購読者じゃなくてもダウンロードできますし。

スプール付きのフィラメントだと夜間に造形できるかと思ったのですが、200度の熱源を放置しておけないので、休日以外はあまり稼働できないのが残念です。かといってPCと共に枕元まで運んでくるとうるさくて寝れませんね。

投稿: YUJI | 2016年2月15日 (月) 21時03分

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