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2016年8月

2016年8月15日 (月)

引越し準備のお盆休みとなっております

今月の終わりに引越しを致します。

ブログのサーバー引越しとかではなく、リアルに住む場所を移動する引越しです。私は父親が銀行員だったので転勤族であったたために、幼いころから引越しばかりでした。引越し作業自体は慣れています。しかし結婚してからはずっと妻の実家がある愛知県の岡崎市に住んでいます。生まれてから最も長く居住しているのが岡崎の今の家になってしまいました。長年住んでいると、荷物が増えてくるものです。ゴミの日には毎回、不要物を大量に処分しています。粗大ゴミは来週、岡崎市のクリーンセンターに持っていきます。

今は妻のピアノのレッスン室に隣接したマンションにて便利で、かつグランドピアノ2台を置く防音室や生徒さんたち等、動かすことが困難な状況にて長く住み続けてしまったわけです。JRの岡崎駅から程近く、名古屋に勤める私にとっても交通の便が良かったという事もあります。構造や周囲の環境などは良くないので決して住みやすい家ではありませんが、まあ夫婦二人が普通に暮らすには問題ありませんでした。私の趣味モノも大量に置いておくことが出来ました。

しかし今後の事を考えると、そろそろ真剣に対策せねばならなくなりました。現在のレッスン室も住んでいる家も賃貸だからです。毎月結構な固定費が掛かっているのです。私が現役世代の内は良いですが、これから長くここに住み続けられるかというと、先行きは不明です。という事で、今後身の丈に合わせた生活をする為に引越す決断をしました。この1年半程、まあいろんな事があって悩んだのですが、最後は自分たちの人生は自分たちで決定していかなければならないのです。いざ長年親しんだ岡崎を離れると決めたら気持ちはスッキリしています。妻の生徒もかつてほど多いわけでは無いので、レッスン日の曜日を集中させて、妻の実家に通う方式に徐々に変えていきました。

引越し先は、私の実家のある愛知県の半田市のマンションの一室です。実家から2.5km程度の距離なので、現在実家で一人で住んでいる母親も、少し安心してくれるでしょう。

そのマンションは自己所有の物件にて、長らく知り合いの会社の支店長さんの社宅として使ってもらっていたのですが、定年退職されて郷里に帰られたのを機に、リフォームして自分で住むことにしました。ピアノを持ち込むので、完璧な防音工事等、かなり大規模なリフォームが必要です。でも最初に費用が掛かるものの、今後は毎月の多額な賃貸料からは解放されると思うと、かなり気が楽です。

通常の荷物は引越屋さんにお願いしますし、ピアノはカワイ楽器さん紹介の専門業者に運んでもらいます。現在レッスン室にあるボストンGP-215PEとカワイGX3という2台のグランドピアノの内、小さい方のカワイGX3は妻の実家に運び、大きい方のボストンGP-215PEを半田の引越し先に持っていきます。デカ過ぎてマンションのエレベーターに載らない為、クレーン車を使って5階の部屋のベランダから搬入するとの事。ピアノ以外を運ぶ引越屋さんに支払う費用よりも、ピアノ2台の移動料金の方が高くなってしまいました。ピアノ運送は専門の仕事です。仕方ありません。しかも防音室設置工事は桁が一つ上になります。

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私にとって重要なのは、長年作ってきた模型たち。
いざ出してみると、どうやって狭い部屋に置いていたのかとビックリする量になっています。模型などの壊れやすいものは、プロに頼むと特別料金になってしまいます。運搬にお金が掛かるのはピアノの運搬と一緒ですが、模型はモノが小さいので自分で運べます。その分、かなり節約できます。

講談社のNゲージジオラマシリーズやデアゴスティーニの大型のモデルカー等は自家用車を使って半田に行く度に少しずつ運んで一旦実家に置いてもらっています。新居は今住んでいるところより狭いので、当分実家に保管となるものも多いかもしれません。でも何一つ捨てたくないものなのです。

大方の趣味のものが片付き、あと残っているのが、デアゴスティーニの24分の1スケールのC62と、16分の1スケールの零戦二一型です。

C62は重量がある上に、台座の強度に問題があって容易に動かせません。完成直後から約7年間、玄関の下駄箱の上に鎮座したままずっと過ごしていました。

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機関車のみ別途梱包する方法もありましたが、レールに固定したまま台座ごと運ぶことにしました。まずはレールから外れない様に固定します。特に軽いテンダー部分は、僅かな横揺れで外れてしまいます。

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次に、専用のアクリルケースと機関車との間に緩衝材を詰めます。引越し準備をしていると、廃棄するシャツやタオルがたくさん出てくるので有効活用します。これで、台座ごと横転したりしない限り、レールから外れないかと思います。

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ケースの周囲を保護材で包みます。また、台座の下に板を敷きます。
台座は4分割されており、その結合部が弱くて重い機関車模型を支えきれていないのです。ちょっと板のサイズが短いですが、台座の継ぎ目はカバーしているので大丈夫でしょう。

これで自分で運べる算段が出来ました。

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残るは、これまた大きな16分の1スケールの零戦二一型。C62模型よりも繊細なので、容易に包めません。でも重量が軽いので、保護材で軽く包めば乗用車のトランクに固定して運べるでしょう。自分の趣味の模型の運搬で多額の引越しオプション費用が掛かるのは勿体ないため、自己責任にて運びます。

問題なのは、新居に置く場所があるかどうかです。

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引越し先は、ごく普通の3LDKの間取りのマンションです。リビングルームに隣接した6畳の和室を改造してピアノを設置する防音室を作ります。持っていくピアノのサイズが長さ2150mと大きいため、既存品の防音室をはめ込むことが出来ません。実際に設置する部屋に合わせてオーダーメイドで作ることになりました。集合住宅で楽器を弾くには、防音設備は欠かせません。先月初めからカワイ楽器さんと打ち合わせを繰り返し行ってきて、何とか来週から設置工事が始まります。

6畳の部屋の内側に、概ね4畳半強程度の部屋を作ります。床、天井、側壁は全て防音壁、窓は2重サッシ、入口も防音ドア。中に入ると息が詰まるような空間かもしれません。

今までは倍以上の広さのレッスン室に2台のグランドピアノとソファーのセット等を置き、良い環境でピアノを弾いていた妻にとっては、狭い部屋にパンパンにピアノを詰め込み、楽譜棚と椅子くらいしか置けない防音室になるのは辛いかもしれませんが、これからも長くピアノを続けていくために、早めに決断しなくてはならないと納得させています。いつまでも重装備の今のレッスン室を維持できる保証は無いのです。

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和室には天袋付きの押入れがあります。防音室を作ると、ここは壁で覆われて押入れがデッドスペースになってしまいます。ただでさえ収納スペースが少ないマンションの貴重なスペースが奪われるのはきつい。

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押入れの奥の壁の向こう側は、洋室のクローゼットです。壁一枚を隔てて、2つの部屋の収納スペースがあるわけです。

このクローゼットの奥の壁を抜いて、和室の押入れと繋げば有効活用できるのではないかと考えました。素人の浅知恵ですが、何とかデッドスペースを失くしたいと思う次第です。

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この洋室側のクローゼットは奥行き600mm。せいぜい洋服を掛けるくらいの幅です。暑い日が続く中、まだエアコンを設置していない部屋で大工さんが頑張ってくれました。壁をぶち抜いて一体にするって基本的な方針以外は全てお任せしてしまいました。

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これが完成後。
入口よりも奥の方が広い小部屋が出来上がりました。奥行きもたっぷり。写真には写っていませんが、ちゃんと電気の配線も引いてあるので、照明も取り付けられます。こういう配慮が嬉しい。

和室側の押入れは畳の厚みの分だけ高くなっていたのですが、床部を取り外して洋室の床の高さと揃えてくれました。壁も床もきちんと整えられています。私は押入れのべニア板そのままかと思っていたのに、部屋の壁のクロスと揃えられています。

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押入れの中棚、天袋の棚も全てを取り外すのではなく、一部を残して棚として活用できるようにされています。これはちょっと感激。ナイスアイデアです。普通にウオークインクローゼットの様になるかと思っていたのですが、これならかなり有効な収納スペースとなります。というか、私ならここで暮らせそう・・・。十分寝るスペースがあるし、棚に模型も置けるしね。

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収納スペースの入口のある洋室は寝室として使用するので、とりあえず購入した新品のベッド2台が据えられました。6畳半程度の広さしかないので、ベッドの他には鏡台や整理棚くらいしか置けませんが、大物は隣の収納スペースに逃がせます。夫婦ケンカしたら、私がクローゼットに逃げ込む事になるでしょう。

まだリフォーム工事に時間が掛かるので、実際に引越すのは再来週です。かなり梱包作業を進めてしまい、模型も搬出してしまったので、趣味ごとはまだ当分オアズケです。休日は宝物の移動や諸手続き、荷物梱包の貴重な時間となってしまいます。落ち着いたら復活したいと思います。

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