週刊バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアン第2号、第3号 フロントフェンダーとリアセクションの質感の差
デアゴスティーニの週刊バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアンの話題です。創刊号を購入して20日ほど経ち、ようやく次の号がやって来ました。
本日2月19日の夕方に2号と3号が配達されました。デアゴスティーニの週刊のパートワークは奇数号の発売日付近に2号まとめての配達となりますが、書店発売日の火曜日よりも少し早い日曜日に届けられるのはありがたいことです。ずっとこのまま日曜日の夜の楽しみとなればよいと思います。
2号、3号共に重くて分厚いパッケージです。序盤は贅沢なパーツが付属するので大きくなるのです。
まだどちらも書店の店頭で付属品の内容が確認できます。その分、処分するパッケージのゴミが多くなってしまいます。2号はボディ外装のパーツが付属するので、書店で求める際には表面の質感のチェックをして、より良いものを選ぶことが出来ます。
まず2号から開封します。
ボール紙の外箱はサッサと捨てたくなるものですが、読者プレゼントの応募券が付いているので要注意です。書店で購入している方は、この応募券を切り取って、創刊号付属の専用ハガキに貼り付けて応募しないと読者プレゼントがもらえません。気が付かずに結構捨ててしまっているものです。
しかし私の様にデアゴスティーニの直販の通販で購入している場合はこの応募券は必要ありません。プレゼントは勝手に配達されてきます。多分、25号と同時にデロリアンナンバープレートとバインダーが届くでしょう。
だからと言って、通販で求めている方が応募券を送れば二つもらえるという事ではありません。当然違反行為ですし、応募には購入している書店できちんと購読の番線印をもらう必要があります。
今回のメインは左フロントフェンダーのパーツです。ボディ外装は金属パーツの為に、かなりの重みを感じます。
パーツが入っているパッケージの裏には、EAGLEMOSSの文字が見えます。この表記、創刊号では気が付かなかったのですが、このシリーズ、英国のイーグルモスのシリーズのパーツをほぼそのまま活用しているようです。
パーツを取り出します。
フロントフェンダーに加え、創刊号で組み立てたリアライトのパーツです。
フロントフェンダーは金属製です。表面は実車と同様にヘアライン加工が施されています。なかなか良い質感です。創刊号のリアセクションがテッカテカの光沢塗装であったことに比べると、手間が掛けられています。素材はステンレスではありませんが、樹脂に塗装した模型には無い風合いがあります。パーツ取り付け部やエッジ付近には多少のバリが見受けられるので、ヤスリで補正するこ必要がありそうです。
フロントフェンダーにサイドモールを取り付けます。サイドモールは硬質プラスチックです。
長い方のサイドモールをボディパネルの側面にはめ込みます。
裏側からビス2本で固定します。
短い方のサイドモールを取り付けます。
こちらは位置決めの突起を差し込むので、モールがボディから浮かないように、ちょっと力を加えて押し込みます。
こちらも裏側からビスをねじ込んで固定します。
創刊号で組み立てたリアセクションに、今号付属の左側のテールランプを取り付けます。左右対称なだけで前回行った作業と同じなので、スイスイ進みます。
テールランプの裏側からライトのレンズをはめ込みます。
はめ込んだレンズが脱落しない様に気を付けてリアセクションにはめ込みます。
リアセクションのライト取り付け部にバリがあって、パーツを差し込めませんでした。精密ヤスリでバリを削り取りました。このシリーズ、精密ヤスリは必須と思います。
ライトを差し込んだら、裏側からビスで固定します。
創刊号で組み立てたナンバープレートを取り付けます。
こちらは表面にはめ込み、裏側から2本のビスで固定するだけです。
ナンバープレートランプが点灯する様に改造するのも楽しそうです。あまり明るすぎてもいけないので、輝度の調整が必要でしょう。ナンバーライトの取り付けスペースは十分にありそうです。
これで2号の組み立て作業は終了です。
リアセクションの金属部分は光沢塗装、フロントフェンダーは艶消しのヘアライン仕上げと、同じボディパーツでもかなり質感が異なります。以前、トヨタ博物館の特別展示でデロリアンの実車を見た時には、ボディ外装はリアセクションも含めてヘアライン加工であったので、この模型の光沢仕上げには問題がありそうです。
※トヨタ博物館ではデロリアンを収蔵していますが、常設展示されていないので要注意です。
まあ組んでしまえば後部のタイムマシンの追加パーツがごちゃごちゃしていて気にならなくなるのでしょう。艶を出す塗装は容易なのですが、ヘアライン加工は素人の手に余ります。私には無理です。
続いて3号の組み立てを行います。
3号も書店でパーツを確認できます。でもタイやパーツなので、あまり個体差は無さそうです。
メインパーツは、グッドイヤータイヤーイーグルGTのロゴが入ったタイヤです。
パーツを取り出します。
白くロゴが入ったタイヤパーツはゴム製ですが、あまり臭いはありません。ホイールの内側は金属製ですが、応力の掛からない外側のキャップはプラスチック製です。
タイヤのパーツは、実車と同様に内部が空洞になっています。完成後は相当に重量があるので、経年でタイヤが潰れてしまうことが心配です。タイヤが潰れないようにジャッキアップできるパーツを作ってやりたいものです。
ホイールの二つのパーツでタイヤを挟みこんでビス止めします。
タイヤに裏表は無さそうです。大きい方のホイールパーツをグッと奥まで差し込みます。
3か所のネジ穴を合わせて、ホイールの表面のキャップ部分を取り付けます。
ホイール裏側からビス3本で固定します。
ホイール表面の中央部にハブキャップを差し込みます。
まずワッシャーを入れてから、キャップ本体を穴に合わせて押し込みます。この部分はビス止めは無く、差し込むだけで固定されます。
タイヤの完成です。
前輪のもう一つのタイヤも同じパーツとなるでしょう。後輪含めて4輪揃うのは、シリーズがずっと進行してからとなります。まだ序盤なのでタイヤとホイールが一緒に付属しましたが、シリーズ中盤以降なら、タイヤとホイールは別の号に小分けになっていそうです。
これで3号の組み立ては終了です。
序盤は、車体のあちこちのパーツが何の関連もなく付属するようです。リアセクション、フロントフェンダー、タイヤが同じ車体に取り付けられて固定されるのはいつのことでしょうか。
次回、第4号の付属パーツはリアクターとミスターフュージョンです。
ミスターフュージョンなんて、映画のパート1のラストシーンから登場するので、創刊号付属のナンバープレートとは同時に取り付けられていることはありませんが、まあ固いことを言わずに楽しそうなパーツから組み立てていくことになります。
まだ組み立てパーツも少なく、毎回すぐに終わってしまいますが、長丁場をゆっくり楽しみたいものです。
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コメント
こんばんは!初めまして。
カウンタックの頃から楽しく拝見しておりました。
デアゴ模型のリアセクションの色の差を気にしてるようですが、
通常こう↓なので心配しなくて大丈夫ですよ~。
https://i.ytimg.com/vi/xIlEkIzaOgU/maxresdefault.jpg
トヨタ博物館のデロリアンは見た事ないですが、
むしろそっちが稀なデロリアンなのかも?です(^^;)
投稿: LsKaz | 2017年2月21日 (火) 23時16分
LsKazさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
タイムマシンのデロリアン車両の写真、ありがとうございます。デアゴスティーニの模型のイメージはかなり近いですね。安心して模型を製作できます。バーコードのナンバープレートを製作したいですね。
トヨタ博物館ではタイムマシンに改造していない原型?のデロリアンが収蔵されていますが、常時展示していないので特別展かバックヤードツアーでの公開やイベント貸出しを狙うしかありません。DMC-12のボディを手掛けた日新製鋼が寄贈した車体であったと思います。
投稿: YUJI | 2017年2月22日 (水) 10時03分
YUJIさん、こんばんは。
2000GTにするか迷っていましたが、ヘアライン仕上げの風合いと大きなタイヤの存在感に背中を押され定期講読を決めました。2号では、個体差があるのかフェンダーのサイドモール取付穴の縁がモールからはみ出てしまうのが気になりましたが、完成写真を見ると車体を這うコードに丁度隠れそうです。今のところ、各号の組立はあっと言う間に終わってしまうので、次号を待つ間、YUJIさんのC62のブログを読み返しながら珊瑚模型のパーツを少しづつ買い集め、C57のディテールアップを楽しんでいます。
投稿: ウッシー | 2017年2月22日 (水) 21時02分
ご無沙汰しています。
このシリーズ、気にはなっていたのですが始められたのですね。
私は諸事情で製作は出来ませんが、YUJIさんのブログを楽しみにしております。
カウンタック以上の長丁場となりますが、是非完成までこぎつけて頂けたらと思います。
また拝見させて頂きますね。
投稿: お茶のみづ博士 | 2017年2月22日 (水) 23時31分
>ウッシーさん、こんにちは。
いよいよデロリアンに決められましたね。このシリーズ、序盤からヤスリ等での補正が必要になってきていますので、手をかけて丁寧に仕上げたいものですね。
>お茶のみづ博士さん、こんにちは。
2年半以上掛かるシリーズは初めてです。パーツを溜めないようにしたいと思います。
4月から講談社から鉄腕アトムシリーズが始まるようなので、そちらも気になっておりますが・・・。
投稿: YUJI | 2017年2月23日 (木) 07時40分
今、アカデミー賞授賞式のLiveを見ていますが、すこし老いたマイケルがデロリアンと一緒に舞台に登場しました。 タイミングいいですね。
投稿: honest | 2017年2月27日 (月) 12時42分
honestさん、こんにちは。
マイケル・J・フォックス55歳ですが相変わらずハンサムで若いですね。長い闘病を経て元気そうで、嬉しいです。8分の1デロリアン、楽しんで作ります。
投稿: YUJI | 2017年2月27日 (月) 17時45分
やっぱり金属パーツはいいですね。
イーグルモスは240Zをやったのですがパーツに関しては割と好印象でした。
ただネジが粗悪品で途中で折れて、心まで折れそうになりました。
改善されているかも知れませんが。
まだ細かい金属パーツはなさそうですがボンネットのヒンジを何回も折りました。気を付けてください。
ロビ2が出るので控えていると言いましたが今度はアトムです。
鉄道模型の講談社ですが鉄道模型よりハードルが高いと思うのですが・・・成功するんでしょうかね。
投稿: カズキ | 2017年2月28日 (火) 11時02分
カズキさん、こんにちは。
イーグルモスの240Z情報、ありがとうございます。まだ3号までなので様子が掴めませんが、デアゴのモデルカーのシリーズに比べてビスが小さくて細く、より丁寧な作業が必用そうに思いました。
私もアトム、気になっています。4匹目のドジョウのロビ2との2択なら、ビジュアルは微妙ながら講談社アトムになりそうですが、まだ細かい仕様について不明な部分があるので創刊号を買って考えます。費用的、時間的にデロリアンとの並行が出来るかも問題。VAIOの安曇野の工場で作るのならAIBOの系譜と言えますので、私にとっては外せないのですけれど。
でもパーツを安曇野で作っているのではなく、組み立て代行を頼むとAIBOと同じ故郷で組み立てるってだけでしたね。
投稿: YUJI | 2017年2月28日 (火) 18時25分