週刊バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアン第10号、第11号 モチベーションが上がるシャーシパーツ!
デアゴスティーニの週刊バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアンの話題です。
16日の日曜日の午後に、デアゴスティーニからダンボールが届きました。今回は序盤の最大のヤマ場を迎えたとも言ってよいシャーシのパーツが付属します。普段はビニール袋に入ったチンマリしたパッケージではありますが、今回は違います。
工作も結構な作業量がありました。しかし難易度は高くなく、パーツの精度も高いので、楽しい休日の午後が過ごせました。但し、ほんの一部にパーツ加工の不具合があったので、手持ちのドリルで穴あけ作業を行って補いました。
外装のダンボールを開けると、10号と11号が出てきました。11号は通常のパッケージですが、10号はダンボールです。
キャッシュバックキャンペーンの案内チラシが入っていました。10号の代金から500円を差し引くとの事。私にとっては使い勝手の悪いクオカードよりもありがたいサービスです。
さらに10号のダンボールを開けると、中から10号の冊子と取っ手の付いた10号付属品が出てきました。書店で受け取る時はこの状態になるのでしょう。
かつて書店で引き取っていたデアゴスティーニのフェラーリ・グランツーリズモのシリーズでも、ボディフレームの巨大なパーツを同じような状態で受け取りました。取っ手を持って電車に乗って帰ってきたことを思い出します。
とにかく今回は梱包材のゴミの量だけでも相当なものになります。箱の中の箱をどんどん開けていって、パーツを取り出していきます。
シャーシが分割されておらず、一体になっていることは嬉しく思えます。今回はドライバーも付属していました。
今回付属のドライバーは創刊号に付属していたものとそっくりではありますが、先の大きさが異なります。ネジ山を切りながら金属パーツにねじ込んでいく作業には創刊号のドライバーはちょっと小さすぎたので、もっと早く今回のドライバーを付属させればよかったのに、と思います。
しかし今回のようなシャーシにグイグイとねじ込んでいくような作業の際には、このドライバーでも力不足だと思えます。所詮オマケの道具なのか、ドライバーの先の素材が弱すぎると思います。手持ちのもう少し高品質のドライバーを使うだけで、作業がかなり楽になります。
ネジ山のない金属パーツにビスをねじ込みながらネジ山を切って固定していく作業が続きます。ネジ切りタップを使うとネジ切り作業が正確に行えそうではありますが、私はタップを使わずに組み立てを行っていこうと思っています。
シャーシは金属パーツではありますが、大きさに割には重量感がありません。裏返すと、鉄板パーツをコの字型にして強度を保っているようです。十分に頑丈そうに思えます。
今回のシャーシのパーツには、これまでに組み立ててきた足回りのパーツを全て取り付けていくことになります。
まず、左右のフロントサスペンションの取り付けです。
5号と6号で組み立てたフロントサスペンションパーツを用意します。
左右を間違わない様にして、それぞれ2本のビスで固定します。
力を入れてネジ山を切りながらビスをねじ込み、ガッチリとシャーシに固定します。
続いて、フロントプレートとステアリングロッドを取り付けます。
7号に付属して保管してきたフロントプレートを3本のビスで固定します。
ステアリングロッドに取り付けたコントロールアームとサポートアームをフロントプレートの下部から通してアームのネジ穴にはめ込みます。
コントロールアームとサポートアームを固定します。ネジ穴にビスをはめて、それぞれビス止めします。
ステアリングロッドの左右の先端とサスペンションアームのネジ穴を合わせてビス止めします。
今回はビスでネジ穴を切っていくという力を込めた作業が必要です。怪我防止のために、左手だけに作業用の手袋を使用することにしました。細かい作業の際には手袋をしていると感覚が鈍りますが、左手でネジ止めの際に支えているだけなら問題ありません。力を込めたドライバーの先が左手の指に刺さったら相当に痛いので、保護するわけです。
ペラペラの手袋では保護にならないので、作業用の刃物が刺さらない程度の、しかも指先である程度の細かい作業が出来るタイプのものが便利です。
ステアリングロッドを固定したらシャーシを裏返し、8号付属の下部プレートを取り付けます。
ここでも左手だけに手袋をはめて、ビスをグイグイとねじ込んで固定します。
8号付属のアンチロールバーを取り付けます。
ここは創刊号付属の小さな方のドライバーの出番です。
フロントタイヤを取り付けます。
フロントタイヤの中央に、仮にはめ込んであるハブキャップを取り外さなければなりません。内側からドライバーを差し込んで押したくなりますが、パーツの破損が怖いので、一旦ホイールを分解して取り外すことにしました。
タイヤの中央にビスとワッシャーをはめ込んで、フロントサスペンションにねじ込んでいきます。
タイヤの取り付け作業にもある程度の力が必要なので、保護のために左手には手袋です。
タイヤをフロントサスペンションに取り付けたら、再びハブキャップをはめ込みます。
左右のフロントタイヤを取り付けたら、10号の作業は終了です。
シャーシにタイヤを取り付けることにより、カーモデルの組み立てを実感できるようになりました。作業台からはみ出さんばかりの大きさです。床に置いて全容を見ることになりました。
続いて11号の組み立てです。
11号にも結構な量のパーツが付属しているのですが、10号のパーツが豪華すぎたために、今回はついでのように見えてしまいました。
今回の付属パーツは、シャーシに取り付けるエンジンサポート部分のパーツです。
まず、エンジンサポートベースに取り付け金具とロッドを取り付けます。
取り付け金具とロッドに左右の違いはありません。
エンジンサポートベースに金具をビス止めする作業でも、ドライバーを手に刺さない様に再び左手のみの手袋の使用となりました。
ロッドを取り付ける際には、ネジ穴を順に合わせてねじ込んでいく必要があります。いずれもネジ山を切りながら、ネジ穴に垂直を保って力を込めて慎重にねじ込みます。
左右のロッドが取り付けられました。
ネジの先端が、取り付け金具の内側のネジ穴をきちんと貫通していることを確認しておきます。
エンジンサポートベースに、エンジンサポートの左右のパーツを取り付けます。
シャーシに取り付けるエンジンサポート部分を取り付けました。
エンジンサポートの取り付け金具の内側に、樹脂製のパネルパーツを取り付けます。
組み立てたエンジンサポートのパーツを、10号で組み立てたシャーシの後部に取り付けます。
しかし私のところにきたパーツは、どうもピッタリを収まりません。エンジンサポートのパーツには位置決めの突起が出ているのですが、それがシャーシにはまらないのです。
一旦エンジンサポートのパーツを取り外してシャーシをよく見てみると、位置決め突起が位置するところのシャーシの穴が貫通していないことがわかりました。これでは突起が途中までしか入っていかず、エンジンサポートパーツにがたつきが生じます。
穴が途中までしか空いていなかったのは片方だけで、もう一方は問題なく貫通していました。
手持ちのピンバイスと1.5mmドリルを使用して、フレームの位置決めピンの入る場所の穴を貫通させました。
これでピッタリとパーツが取り付けられるようになりました。左右それぞれ2本のビスでガッチリと取り付けます。
これで今回の作業は終了です。
一気に制作のモチベーションが上がりました。しかしまだ長丁場130号の内の11号までしか到達していません。
問題なのは、タイヤがすぐに横になってしまうこと。
これは完成後に飛行状態のデロリアンを再現できることになっており、そのギミックです。しかし固定している磁石パーツの磁力が弱いので、すぐに外れるのです。この部分の改良は望めないので、読者が何とか工夫するほかありません。
次号、12号には左リアサスペンションとブレーキが付属します。今回組み立てたシャーシにどんどん足回りのパーツを取り付けていきます。
一気に保管場所に苦労する様になったこのシリーズ。高品質のドライバーの使用と支える手を刺さないよう気を付けることが重要かと思います。
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