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2017年8月19日 (土)

横着ズームレンズの買い替えニコンレンズAF-S DX 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR

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久しぶりにニコンのデジタル一眼レフのレンズを買い足しました。AF-S DX 18-300mm f/3.5-6.3G ED VRという普及価格の高倍率のズームレンズです。3年も前に発売になったレンズです。このところ安くなっていて、定価は10万8千円ですが、店によっては6万円以下で入手できる様になっています。

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デジタル一眼レフ、私は今だにニコンのD90を使用しています。実に9年前に購入したカメラです。デジカメの進化は激しく、完全に時代遅れではありますが、私は特にこれで不便を感じておらず、思うままに操れるので今のところ十分なのです。新しいカメラは使えば当然良いのでしょうが、あくまで道具として考えればこの古いD90でも私の用途には十分応えてくれます。ブログの写真も、8割方はD90と18-200mmズームレンズで撮影しています。

ところが普段使用しているズームレンズにガタがやってきました。
AF-S DX VR 18-200mm f/3.5-5.6G IF-EDという11.1倍の倍率を持つ横着ズームレンズ、最近ピントを合わせようとすると、ギアが空回りするような「ガガガッ!」という音が出るようになってきました。このレンズ、カメラ本体より古い2005年に買ったものです。当時使用していたニコンD70から付け替えて使用を続けており、既に12年選手。

毎日使っているわけでは無いものの、長い間ハードに使い続けてきたから壊れてきたのでしょう。全く使用できないわけでは無く、適時手振れ補正機能のスイッチのON-OFFを切り替えたりして胡麻化せば異音は一時収まるのですが、効果は長続きしません。こんな古いレンズ、修理するより買い替える方が安いので、いろいろ探していたら、更に高倍率のレンズが候補に挙がったわけです。

レンズと同時にカメラ本体も買い替え時期なのかもしれませんが、それは次の機会にして、まずはストレス無く撮影が出来るレンズに買い替えることに致しました。

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ズッシリと重い割に小さな箱から出てきたのは、今までの18-200mmと代わり映えしない大きさのレンズ。それでも永年の使用で鏡筒部分の表記が剥げ、元来艶消し部分だったところがツルツルになっている古いレンズと比べ、新品は良い。

でもなんか、最初の印象が安っぽい・・・。実際にずっと安いレンズなんだから仕方ありません。

ニコンDXフォーマットで18-300mmのズームレンズとは、FXフォーマットの35mmサイズの27-450mmズームに相当します。広角レンズから超望遠までを1本でカバーするという、かなり無理のある設計であるといえます。

このAF-S DX 18-300mm f/3.5-6.3G ED VRというレンズ、16.6倍という更なる高倍率レンズです。その代り望遠側のF値が6.3と、今までの5.6よりも半絞り暗くなっています。昔のフィルムカメラ時代にはF6.3なんて暗いレンズはあまり使い物になりませんでしたが、高感度に強いデジカメ時代となって、問題が無くなってきたようです。もちろん明るいレンズの方が撮影の幅が拡がりますが、その代り大きくなって持ち歩きが億劫になってしまいます。ニコンにも18-300mmのズームで望遠側のF値が5.6のレンズがありますが、今回購入したレンズよりも一回り大きくて重くなっています。

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古い18-200mmレンズと、今回購入した18-300mmレンズを並べて比べます。長さも太さも似ています。少し18-300の方が太く感じますが、こちらの方が軽いです。距離計窓が省略されているなど、全体的に簡略化しているようです。

データ上の重量は、18-200mmが560g、18-300mmは550g。10gほど軽くなっています。16.7倍もの倍率を持ったレンズながら、コンパクトに軽くまとまっているものです。

ニコン純正じゃなければ、タムロンから18-400mmというレンズが出ています。付けっぱなしで用が足るというこの類のモノ、用途に応じてレンズ交換が出来るという一眼レフの特徴を無視しているようなものかもしれません。でも私はこういった一見万能レンズ、好きなのです。決して写りが良いわけではありませんが、すぐにシャッターチャンスに備えられること、持ち歩きの際に荷物を減らせることというメリットがあります。

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古いD90ですが、ちゃんとこのレンズも使えます。本体古びていてレンズだけがピカピカの新品ですが、一見今までとあまり見た目は変わりません。少々太くなったものの、重量バランスは変わらず、かえって左手のおさまりは良くなったように感じます。

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カメラに取り付けた感じも殆ど変わりません。但し、ズームリングの動きが適度に固くなっていて、操作しやすくなっています。私が使用していた18-200mmレンズは最初期のものなので、ズームリングが軽く、すぐに動いてしまって操作にコツが必要だったのです。後期型では改良された点ですが、ちゃんと後発のレンズにも引き継がれています。

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レンズのサイドのスイッチも少し変更になっています。ズームの鏡筒が延びる部分をロックするスイッチが取り付けられ、不用意にビヨーンと延びてしまっていたこれまでの欠点が解消されています。手振れ補正のVRのON-OFFスイッチはそのままですが、NORMALモードとACTIVEモードの切り替えスイッチは省略されてしまいました。殆ど切り替えたことが無かったスイッチなので、私としては別に問題ありません。これで小型化とコストダウンがなされたのなら歓迎します。

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このレンズ、中国製です。レンズの構造からしてタムロンのOEM生産かもしれないとのことですが、ガワがニコン純正なのだから、つくりと写りがしっかりしていれば、これも私は問題ありません。タムロンの同等のレンズだと、16-300mmと高角側が少し広くなっていて使い勝手が良さそうです。でも私はガワが純正の方が持った時の満足感があるのでニコンを選びます。

ちなみに、これまで使用していた18-200mmレンズは日本製でした。ニコンでは今は長い間モデルチェンジをしていないものか、高級ラインしか日本製のレンズは見当たりません。

但しこのレンズ、コストダウンの影響で、レンズ本体の他にはレンズキャップと裏ブタしか付属していません。普通レンズを買うと同梱されているレンズポーチやレンズフードはありません。カメラに付けっぱなしのレンズなのでレンズポーチは要りませんが、レンズフードは欲しい。屋外で使用する時、ゴーストやフレアを防いでくれるしレンズの保護にもなる。そして何より格好良くなるからです。

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別売りのレンズフードも購入しました。こちらは2000円少々。レンズ本体を安くするには省略されても仕方ない価格です。
18-300mmレンズのフード経は67mmです。以前、NikionD70で使用していたAF-S DX 18-70mmF/3.5-4.5G EDレンズと同じ口径です。そのレンズフードが使用出来ないかと思いましたが、残念ながら取り付け部の形状が微妙に違っていて取り付けられません。専用品を購入することにしました。

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やっぱりある程度の大きさのレンズにはレンズフードがあった方が格好良いです。ガツンとぶつけた時の保護にもなります。あと好みの問題ですが、私は保護用のレンズフィルターも取り付けておきます。

屋内で使用する時は必ず外します。内蔵フラッシュを使用する時に、フードの影が入り込んでしまうからです。

最短撮影距離は0.48mと、以前の18-200mmレンズの0.5mmとほぼ同等。でも感覚的に18-300mmレンズの方が近距離に強く、模型などを撮影しやすく感じます。尤も、模型撮影にはマクロレンズを買った方が良いのは間違いありません。

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良く晴れていた日に、家のベランダから外を試し撮りします。オリジナルサイズだと画像サイズが大きいので、640×425ピクセルに縮小しています。

まず18mm時での撮影です。こういう風景写真では周辺部の歪曲は目立たないのかもしれませんが、普通に広角レンズとして優秀。ISO400でF値はF11、シャッタースピードは1/250。明るい光の下のせいもありますが、シャープな写りです。

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35mm時です。歪曲が完全に消えて、かなり自然な写りになります。

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75mm時です。35mm換算で112.5mm。中望遠の域です。

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105mm時。

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200mm時。

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最大望遠の300mm時です。
望遠側でもかなりシャープです。この写真は三脚で固定していますが、35mm換算で450mmの超望遠ですが、軽いので手持ちでも楽勝です。お出かけの際にはこれ1本で十分。それなら高倍率ズームのコンデジでもいいじゃないかと言われそうですが、やっぱりデジタル一眼レフの方が反応がずっと早いし失敗が少なくなります。思うような画像が撮れるのはやっぱり一眼レフの方です。

果たしてこんなに小さくて本当に300mmもの望遠レンズの撮影が出来るのかと疑問に思ったので、以前の18-200mmレンズと付け替えて撮影してみました。

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これが18-200mmレンズでの200mm時の画像。
18-300mmレンズの200mm時と殆ど変わらないので、本当に300mmの撮影が出来るレンズだったようです。

カメラ本体がD90という古物なので、色んなものを写してみましたが、写り自体は以前の18-200mmとの差が判りません。ピントが合う速度はズーム全域で速く、手振れ補正もヘタっていた前のレンズに比べて新しい分優秀という印象です。ニコンが謳う、手振れ補正効果4段というのは眉唾ですが、電子補正無しのレンズ側の光学補正だけで目に見える効果があります。

また、取り付けるカメラがD90だと、昼光下では問題ありませんが、夜景など暗い場所ではやっぱりF6.3という望遠側の暗さが影響して、ピントが合う際に少し迷う時があります。このレンズを活かすためには、高感度に対応したニコンの新しいカメラが欲しくなるところです。今だとD500とかD7500といったところでしょうか。

そして屋内でもフラッシュ撮影の時に鏡筒の太さのために高角側では近距離時にレンズの影が下部に写り込むことがあります。近距離時には少し望遠側にするという工夫が要ります。

私の場合、テーブルの上の模型などを撮影する際に、このレンズははっきり言って不向きかもしれません。35mmとか40mmマイクロ等の単焦点レンズをいつか買う、と言って久しいのですが、ずっと万能ズームを使っていてやめられません。付け替えるのが面倒なんですね。私の様な横着ものにピッタリのレンズ、前任のように長く使い続けたいものです。

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