週刊バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアン第42号、第43号 タイムサーキットの組み立てだ!
デアゴスティーニの週刊バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアンの話題です。11月26日に42号と43号が到着しました。朝から外出していたので、受け取りが夕方になってしまいましたが、何とか週末の内に手掛けることが出来ました。
前回よりコクピット部分の工作が始まっています。これまでのシャシー周りの地味な作業と異なり、樹脂パーツの組み付けなど細かい作業が多く、工作の難易度は少々高い箇所もあります。組み立てガイドの通りに作業が進まない場合は、読者がそれぞれ工夫するところもあるかもしれません。
まず42号から開封します。
「第42号の組み立ての前にお読みください」と書かれた用紙が入っていました。樹脂パーツの成型上仕方ない場合があるため、組み立てガイドの指示の通りに進まないかもしれない箇所について、丁寧に解説されています。
恐らく、編集部のスタッフの方が先行組み立てをした際に気が付いたことを、急いで列記して資料を作成したのかと思います。樹脂のパーツは組み付けの際にそのままでは合わず、削ったりしないといけないことはよくあります。プラモデルなどを組み立てた経験があれば当たり前の事なのですが、今の時代ではすぐに苦情となって上がってしまうので、丁寧な対応が必要なのでしょう。ご苦労が偲ばれます。
今回の作業は、コクピット内のセンターコンソールに配置するタイムサーキットです。タイムトラベルをする際に目的の日時を表示するパーツです。
前回組み立てたセンターコンソール部分も用意しておきます。
タイムサーキットディスプレーを組み立てていきます。
まず赤いコードをヒートシンク部分に裏側から差し込みます。
この赤いコードは通電するわけではないダミーでしょう。
コードを通したヒートシンクを、オーディオのパーツに組み合わせます。
オーディオの裏側から2本のビスでヒートシンクを固定します。
オーディオの両端の穴にオーディオスイッチを差し込みます。
このスイッチの軸の部分が長いので、パーツによっては奥まで入っていかないものがあるようです。私のものも少し長めだったので、ニッパーで先の方を切って瞬間接着剤を着けて差し込んで固定しました。
オーディオのパーツをディスプレーボックスに合わせ、2本のビスで固定します。
オーディオの右側の穴にコンパスのパーツを取り付け、裏側からビスで固定します。
タイムサーキットのディスプレーボードの裏側にLEDボードを取り付けます。
LEDボードの穴をディスプレーボードの突起に差し込みます。
ケーブルをディスプレーボックスに入れながら、ディスプレーボードを取り付けます。1本のビスで固定します。
LEDボードから出ているケーブルを上側にグッと押して曲げる必要があるので、その際に断線していないかが心配です。今の段階では点灯テストは行えません。
ディスプレーベースにタイムアジャスターを取り付けます。ビスで固定します。
ディスプレーベースの穴からケーブルを出してディスプレーボックスに取り付け、2本のビスで固定します。
コネクターの付いたケーブルを、センターコンソールの取り付け部の穴に通します。
ケーブルを穴に差し込んだらタイムサーキットディスプレーを固定します。
これで今回の作業は終了です。
タイムサーキットディスプレーは映画の効果的なギミックで、実車のコンソール部分にゴテゴテと取り付けてあることが判ります。これは運転時に邪魔だったことでしょう。
タイムサーキットの表示部分は、LEDボードへの通電によって光ります。今のところは実験できないのが残念です。
続いて43号を開封します。
今回も組み立てガイドに記載されていない注意箇所を記した用紙が入っています。樹脂パーツの個体差があるのは素材の性質上仕方のないことではあります。
今回の作業は、前回に引き続きタイムサーキット周りの組み立てです。
センターコンソールに配置するタイムサーキットを組み立てていきます。
タイムサーキットボックスの穴に金色のタイムサーキットのパーツを取り付け、裏側からビスで固定します。
タイムサーキットカバーを被せます。
この透明のパーツ、突起部を下に差し込むのですが、位置が合わないものがあるようです。私のパーツは位置はうまく合うのですが、すぐに外れてしまいます。少量の瞬間接着剤を使用して固定しました。瞬間接着剤は透明パーツがすぐに白くなってしまうので、極めて少量の使用に留めなければなりません。
タイムサーキットカバーの穴にハンドルを差し込み、ボックスの上面にリセットボタンを差し込みます。
これらも瞬間接着剤を使用して固定した方が良さそうです。
スイッチボードにスイッチブラケットを固定します。
スイッチボード側からビスを差し込んで固定します。
スイッチボードをタイムサーキットボックスに固定します。
スイッチパネルの裏側に貼られた両面テープの剥離紙を剥がします。
スイッチパネルの穴にスイッチボードのスイッチの突起を通して貼り付けます。
センターコンソールにタイムサーキットボックスを取り付けていきます。
ケーブルをセンターコンソール中央の穴から下に通します。
裏側からビス2本でタイムサーキットボックスを固定します。
更に後ろ側に電源装置を取り付けます。
ケーブルの保護の為にセンターコンソールの裏側からマスキングテープでケーブルを仮固定します。
これで今回の作業は終了です。
ゴチャゴチャしたデロリアンのコクピット部分の雰囲気が判るようになってきました。
マイケル・J・フォックスが撮影の際に腕を車内にぶつけていたとの事でしたが、確かにこれではどんなに小柄なマイケルでもガシガシと当たったことでしょう。
次号ではダッシュボードを組み立てます。
内装パーツの組み立てが続きます。樹脂パーツの組み付け時には組み立てガイドの解説通りに入っていかないこともあります。今回は外国製のキットが基本となっているので、製作者自身がある程度工夫しなければならないところもあるでしょう。
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コメント
Y UJ Iさん、こんにちは。
タイムサーキットのスイッチパネルの白地に太い赤数字が気になってしまい裏返してアルミ面を表にしてみました。その時にテープの粘着跡を落そうとシンナーで拭くと裏にも回ってしまい赤字が薄くなり少し焦りましたが、思い切って軽く拭いてしまうと下地は侵されず綺麗に落ちて白一色になりました。どちらの面を表にするか迷っています。
投稿: ウッシー | 2017年11月30日 (木) 13時30分
ウッシーさん、こんばんは。
確かにあの赤い数字、映画の場面とはかけ離れていますね。なにやら文字が書かれていたように思います。映像をじっくり見てみないとわかりませんが、きっと改造される方が多いことと思います。
文字を消すと雰囲気が良くなるかもしれませんね!
投稿: YUJI | 2017年11月30日 (木) 20時19分
LEDの点灯実験ができなくて残念ですね。
映画では気がつかなかったのですが、オーディオが付いていたのですね。
カセットテープのようですね。
スピルバーグも近い将来カセットが姿を消すのは予想してたのかしてなかったのかは分かりませんが、ちょっと中途半端な気がしておもしろいです。
投稿: カズキ | 2017年12月 4日 (月) 19時11分
カズキさん、こんばんは。
実車に後付けしたタイムマシンのギミックの仕組みも良く再現されているように思います。ただ、いつものデアゴらしくケーブルが弱っちいので断線が心配です。
Part2の2015年ではではレーザーディスクも出てきますが、現実の世界ではカセットテープよりも先に過去の遺物として忘れられてましたね。
投稿: YUJI | 2017年12月 4日 (月) 21時12分