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2020年9月15日 (火)

デアゴスティーニ週刊スカイライン2000GT-R[KPGC110] ケンメリGT-R創刊号はDVDだけでも楽しいぞ!

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デアゴスティーニから新創刊となった「週刊スカイライン2000GT-R[KPGC110]」の創刊号を買ってきました。同じ時期に創刊されたアシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」も一緒に買ってきたので大荷物です。今は書店でも袋が有料化されているので、大きなマイバッグを持っていきました。今は車で移動しているので多少の荷物は問題ありませんが、歩いて持って帰るには、二つのシリーズの創刊号同時はかなり嵩張ります。

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8分の1のビッグスケールのモデルカーのパートワークは、カテゴリーの一つとして定着しています。どの車を出すかの選択センスの問題となってきています。

このケンメリGT-Rのシリーズ、デアゴスティーニではなくアシェットでテスト販売されていたようです。事情は分かりませんが、結局デアゴスティーニになった様子。製作しているのは京商。ケンメリの前のハコスカのKPGC100のシリーズはアシェットから発売されていて、やはり制作会社は京商でした。

作っている会社は同じでも、発売元が異なるわけです。概ね対応はアシェットよりもデアゴスティーニの方が良いので、安心して購読できるかと思います。

書店でパーツの内容確認が出来ます。
創刊号はやはり車の顔であるフロント部分です。創刊号は特別価格の税込290円。

2号以降は1,860円。全100号で全号の総額は184,430円。2年掛かりの組み立てとなります。このサイズのモデルカーで100号は少々冗長になると思いますが、総額が決まっているのでパーツを小分けにしていくのでしょう。シリーズ100号というのが定着してしまった感があります。作業がほんの少しの号も多いことと思います。

デアゴスティーニの創刊号で290円は珍しい。アシェットの299円の値付けはよくあることですけれど。ともあれスタートアップDVDが付属しての290円は破格値。パッケージを処分しなければならない手間は掛かりますが、とりあえず買っておきます。

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開封してみます。
冊子とパーツ、そしてスタートアップDVDです。
このDVDはなかなか楽しめます。非常に状態の良いケンメリGT-Rの走行シーンがたくさん入っていますし、レーシングドライバー松田次生氏のインタビューがタップリ入っています。シリーズを続けなくても、このDVDの中のGT-Rを見ているだけでもワクワクします。

富士型キャビン、サイドのサーフィンライン、丸目4灯のリアコンビランプなど、「スカイライン」を印象付けるすべての要素はこのケンメリ型で確立されました。って自動車評論家の福野礼一郎氏の文章の受け売りではありますが・・・
この後に登場するスカイラインはこのケンメリ型が作ったイメージを踏襲しています。その中でエポックメイキングなモデルであるといえるでしょう。

私が子供の頃には非常によく見たケンメリ型ですが、僅か197台しか作られなかったGT-Rは見ることは無かったでしょう。「GT-R仕様」というのはたくさんいましたけれど。

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全100号の完成後は8分の1スケール、全長56cmの大きなモデルカーが出来上がります。大きいとはいえ、モデルカーのシリーズは割と置き場所に困らないので、「気軽」に始められるかもしれません。

以前、アシェットで販売されていた、同じく京商製の「ハコスカGT-R」KPGC100のシリーズでは、試作品では一体成型だったボディが、製品版ではリアのCピラーの真ん中で斜めに分割されてしまっていました。組み立てていた方は対応に困ったと思います。もし私がやっていたら、分割線の部分をパテ埋めして塗装するという手間を掛けざるを得なかったと思います。

今回のシリーズでは、「ボディは大迫力の一体成型」と強調されているので心配はないかと思います。ボディ配布の号についての特別価格の表記は今のところ見当たりません。

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創刊号のパーツを取り出します。
フロントグリル、バンパーとも樹脂製ではありますが、非常に丁寧に塗装やメッキが施されており、良い印象です。
創刊号には小さなドライバーが付属しています。柄を継ぎ足して延長できるタイプです。長い柄が入らない細かい部分はこの小さなドライバーが役立つでしょう。しかしちゃんとしたドライバーを買った方が良いのは間違いありません。ピンセットも今後付属しますが、ちゃんとしたものが必要でしょう。

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創刊号の組み立ては10分も掛かりません。ケンメリの顔が出来上がりました。バンパーはきれいに光っています。今後ヘッドライトやウィンカー、ポジションランプにはLEDが入れられて光るようになります。

組み立てはビス止めやはめ込みが中心の様で、難易度は低そうです。毎回の作業時間も短くて済みそうなので、気軽なシリーズと言えそうです。このスケールのモデルカーで100号と長いので、毎回の作業はすぐに終わることが多いと思います。

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2号以降、リアやタイヤなどバラバラのパーツを組み立てていきます。ケンメリGT-Rの特徴的な部分を序盤に組み立てていって読者を掴むわけです。

私は今回は創刊号限りとなりますが、DVDを見るだけでも買った価値は存分にありました。290円ですから。

単身赴任一人暮らしの無聊を慰めるエンジンサウンドを楽しませて頂き、感謝する限りです。

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