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2021年6月21日 (月)

週刊「ナイトライダー」2号・3号 巣篭もり期間にて結局定期購読申込みました

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デアゴスティーニの週刊「ナイトライダー」の話題です。

80年代にワクワクして観ていたドラマ「ナイトライダー」に登場するドリームカー「ナイト2000」の8分の1スケールのモデルカーを製作していくシリーズです。

先日書店で創刊号を求めました。その後、結局デアゴスティーニの直販の定期購読を申し込んでしまいました。現在私は埼玉県朝霞市に単身赴任中であり、今年の4月から3年目に入っています。快適な自宅でのんびり製作するのではなく、道具が無くて狭くて設備が整っていない社宅での工作はとにかく不便です。第一、趣味の工作するために自宅を離れて単身赴任しているのではありません。でもシリーズの魅力に勝てず、アシェットのブルートレインと同時進行で進めることにしました。

転勤が決まってから、こちらに来たらせっかく東京のすぐ近くなので、週末は時間を作って東京見物をする予定でした。最初の内は美術館や博物館に出かけ、クラシックコンサートや歌舞伎観劇など楽しんでいましたが、程なくコロナ禍となり、ステイホームの世の中になってしまいました。近いので足繁く通う予定であった鉄道博物館でさえ3回行っただけです。最近は人混みに危険を感じて行っておりません。外食もずっと控えています。味気なく寂しい毎日です。

また月に1~2回、愛知県に帰省していましたが、一時はそれさえもままならない状態。単身赴任というのは、次の帰省日を指折り数えて待ち、それをリズムとして生活するようなものだったのですが、その楽しみさえ奪われる始末。

ひたすら閉塞感に満ちた生活ですが、感染予防のためには一度の油断が命取りになります。ステイホームながら、工夫すれば、不便な単身赴任生活でも趣味の工作くらいはゆるゆると楽しめるはず、ということで、アシェットのブルートレインを始めました。しかし、もっと発刊を望んでいたナイトライダーが発売されるとわかっていればブルートレインは見送っていたはずでした。

二つのシリーズを同時進行するのはそれなりに忙しいものです。それに全く帰省できなかった時期とは異なり、最近は細心の注意を払って定期的に帰省しています。新幹線は昨年からずっとガラガラに空いていますし、自家用車で帰るにも高速道路は混んでいません。

単身赴任は結構忙しく、工作できない期間も結構あります。少し貯め込んでしまうこともあるでしょう。でもとにかく無理ないペースで続けていこうかと思います。

大きなパッケージで届いた2号と3号。金属製の外装パーツが入っているので、かなりの重量感があります。6月20日の日曜日に配達されました。週末は帰省していて夜に再配達をお願いしています。一人暮らしは配達物を受け取るのに苦労します。宅配ボックスが欲しいところです。朝霞は治安が良いところなので、置き配でも構わない感じではあります。

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今後の号のお届けスケジュールが入っていました。
11号までは2週間ごとに2号ずつまとめての配達ですが、その後は12号から14号までは3号まとめて、15号から18号まで、19号から22号までは4号まとめて、23号以降は5号まとめての配達になるようです。

これまで購読したデアゴスティーニのシリーズは、ずっと2号まとめての配達でした。ですが今後はもっと多くの号をまとめての配達になってしまうようです。5号まとめての工作はかなりのボリュームはある可能性があります。特に終盤は週末をかけての作業となるかもしれません。だからこそ無理をせずに自分のペースで取り組んでいく必要がありそうです。

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今回の2号と3号は書店でも販売される状態で届きます。その為に梱包材がたっぷり入っています。その内簡易梱包になるでしょう。

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2号では、フロントバンパーに3つのフォグランプとスキャナーのレンズを取り付けていきます。特徴的なナイト2000のノーズ部分の工作です。

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フロントノーズには左右6個のフォグランプが仕込まれます。今回は左側の3個を取り付けていきます。後の作業でLEDを仕込むことになるために、反射板側には丸い穴があけられています。

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ドラマのシリーズによっては、フォグランプ部分にガード用のルーバーが取り付けられていることがありますが、このシリーズで製作するナイト2000はルーバーが無いライトレンズがむき出しになっているタイプです。今度DVDをよく見てどのシーズンのものを再現しているのか確認してみようと思います。

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スキャナーレンズを取り付けます。これもナイト2000の特徴的なパーツです。

ビス止めの際、ビスのねじ山でフロントノーズの取り付け位置の穴にねじを切っていきながらねじ込んでいく作業となりました。タッピングしながらビス止めするわけです。
今回は少し力を込めるだけでネジが入っていきましたが、今後の作業ではねじ山を切るタップが必要な作業が出てくるかもしれません。次回の帰省時にねじ切りタップを探して持ってきたいと思います。こうして狭い社宅にどんどん道具が増えていってしまうわけです・・・

ねじ切りタップが無くても、ビスを使って予めねじ穴にビスをねじ込んでねじ山を切っていく方法でも乗り切れるとは思いますが、タップがあると作業が楽になるわけです。

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フロントノーズにフォグランプが片側だけ、それにスキャナーのレンズだけ組み込みました。

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スキャナーが光るのはずっと先のことでしょうが、これだけ見てもナイト2000の雰囲気がバッチリ伝わってきます。

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続いて3号も開封して組み立てます。
3号では左側のフロントタイヤを組み立てます。

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タイヤは硬質プラスチック製です。きちんといたゴムタイヤの雰囲気が表現されています。グッドイヤーイーグルのロゴが刻まれており。サイズは215/65r15です。直径こそ215と大型ですが、ホイールサイズは15インチ、スポーツタイプなのに扁平率は65%と時代を感じます。今見るとファミリーカーのタイヤみたいです。

ナイト2000のベースとなっているのは、1982年式のGMの3代目ポンティアック・ファイヤーバードの最上級モデルのトランザムです。当時の日本でもヤナセが正規輸入していて500万円以上の価格で売られていました。当時の国産高級車のクラウンやソアラ、セドリックなどよりもずっと高価でした。日本では相当な高級車としての存在でしたが、本国のアメリカではポニーカーと呼ばれるティーンエイジャーが免許を取って最初に運転するような類の車です。今も昔もアメリカのとてつもない豊かさを感じる次第です。

劇中のナイト2000はドリームカーですが、ベースとなったトランザムは、フェラーリやランボルギーニの様なスーパーカーではありません。プラットフォームは乗用車そのもの。スポーツカーっぽいボディが被さっているだけです。タイヤもセダンと同等のものなのは当然かもしれません。

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タイヤにホイールをはめ込みます。
ホイールは表裏二つのパーツを合わせてねじ止めするのですが、タイヤが固くて挟めません。組み立てガイドに描かれている通り、タイヤを60度くらいの熱めのお湯に5分程度漬けて柔らかくしてから作業を行うとうまくはめ込めました。タイヤは4輪ともお湯に漬ける作業を行うことになるでしょう。

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ブレーキディスクとキャリパーを仕込んで車軸を取り付けます。足回りはセダンと共通とはいえ、ちゃんとベンチレーテッドディスクブレーキを備えています。

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最後にナイト2000のホイールの特徴的なボーリングのボールのような穴の開いた黒いホイールキャップを被せて終了です。このホイールキャップは、モデルとなった82年式ポンティアック・ファイヤーバードトランザムの純正のものだったようです。

但しこの模型の場合、5個のホイールナットの部分にプラスねじの頭が見えて萎えます。多分完成したら気にならないのでしょうが、タイヤ単体で見たら気になります。このサイズでは難しいのでしょうが、せめて六角ナットのモールドにしてもらいたかったものです。こんな小さなサイズの六角ナットなんてないでしょうから、諦めざるを得ないと思っています。

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創刊号から3号まで、特徴的なナイト2000の様々な外装パーツを組み立てました。この3号分だけで結構な重量があります。もちろんこれからスカスカに軽い号が延々と続くことは判っていますが、最初だけはパーツを手にして高い満足を得られるようにしてくれています。

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次号、4号のパーツはダッシュボードです。特徴的な電飾の施されたメーターパネルに加え、ステアリングパーツも付属します。序盤は例によってワクワクするパーツのオンパレードとなります。5号以降の付属パーツについては公式サイトにも記載されていないので不明ですが、おそらく書店販売がなされる内は購読者を掴むために魅力的なパーツが続くものと思われます。

後先深く考えずに定期購読を申し込んでしまいましたが、何とかステイホーム中の楽しみとして続けていければと思います。コロナ禍が去って通常の生活に戻った際、週末は出掛けてしまってパーツをため込むことになってしまうことが心配ではありますが、そんなことを気にしていられるるような世の中に、早く戻って欲しいものだと願っております。我々現役世代のワクチン接種はまだまだ先のことなので、今しばらくは毎週末ステイホームが続きそうです。

前回はこちら
週刊「ナイトライダー」創刊号 大きいぞ重いぞ楽しいぞ!

次回はこちら
週刊「ナイトライダー」4号・5号 早くもスキャナーの点灯実験

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コメント

YUJIさん、こんばんは。単身赴任、もう3年経ったんですね。その内半分弱が想像も出来なかったコロナ禍、参りましたね。お家時間の癒しになったのがディアゴやアシェット。「ナイト2000」いっちゃいましたね〜😁。やはり世代的にハマるものが…マジンガーZ等もそうですね。私的には1mサイズの「海底軍艦」が発売されたら堪らないですが多分無理でしょうね。試験販売中で気になっているのはフェラーリ250GTOやミウラです。74式も後6ヶ月程で終わり、正月明けが楽しみです。

投稿: ウッシー | 2021年6月24日 (木) 18時34分

ウッシーさん、こんばんは。
単身赴任は4月で丸2年、その内大半はコロナ禍です・・・。3年目はあちこち出掛けられる世の中になることを祈っております。
ナイトライダーは待っていたシリーズなので楽しみなのですが、まさか単身赴任の社宅で手掛けることになるとは思っていませんでした。引越す時の移動の心配は、今はしないでおきます。

いろいろ魅力的なシリーズの紹介ありがとうございます。気になっているのはミウラですね。スーパーカーブームの頃に小学生時代を過ごした身としては、カウンタックと並べたいです。出来れば幻のイオタの方が良いですが、今の方は知らないかもしれませんね。

マジンガーZは毎週テレビの前に正座して観ていましたが、さすがに手を出すことはありませんでした。

投稿: YUJI | 2021年6月24日 (木) 20時28分

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