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2022年1月24日 (月)

アシェット「トヨタ2000GTダイキャストギミックモデルをつくる」創刊号 続けられないのがツライ!

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アシェットの「トヨタ2000GTダイキャストギミックモデルをつくる」の創刊号を買ってきました。現在書店の店頭に大量に平積みされています。TVCMが入っているのでイヤでも気になります。

トヨタ2000GTと言えば日本が世界に誇れる名車中の名車。そのモデルカーを作るパートワークは安定した人気を得ることが出来るでしょう。

私もかなり以前にデアゴスティーニのトヨタ2000GTのシリーズを購読して組み立てました。スケールが10分の1という、模型としては中途半端なサイズでしたが、それなりに精密で良く出来ており、満足していました。

モデルカーのスケールとしては、国際的には10分の1サイズは少数派で「ノンスケールモデル」と言われる主流ではないものになります。10進法に慣れた日本人向けの模型とも言えます。ヤード、ポンド法の英国で発達した車の模型は、12インチが1ヤードという12進法の方が彼らが感覚的に大きさを感じやすいのです。

大型模型としては4分の1、8分の1の方が一般的の様で、パートワークの模型も8分の1が多くなり、二輪車は4分の1サイズとなっています。完成品を並べて比べるにはスケールが同じである方が比較しやすくなります。

デアゴスティーニでは茨城と栃木のテスト販売で、同じトヨタ2000GTの6分の1サイズという大きな模型を作るシリーズが発売されましたが、残念ながら休刊になってしまいました。アシェットとネタが被って今回は取り下げたのでしょうが、また機会を見て再販されるかもしれません。以前ケンメリGT-Rのシリーズが被った時にはアシェットの方が手を引きました。

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アシェットの8分の1スケールのシリーズ、創刊号は299円と安価なのでまずは買ってみました。以前のデアゴスティーニの10分の1サイズと数値上はあまり変わらないような感じもありますが、このスケールは全長とか全幅とかいう2次元的な寸法の何分の1ということです。模型は立体的な3次元なので、体積としては8分の1スケールは10分の1スケールの1.95倍になります。つまりデアゴスティーにの10分の1のトヨタ2000GTの約2倍の容積、同じ素材なら2倍の重さになるわけです。実際には大きくなればパーツの厚みが薄くなり少し比重は軽くなるので、重さが2倍にはなりませんが。

デアゴスティーにが試験販売していた6分の1サイズなんてのは10分の1サイズの実に4.62倍もの容積を持つ巨大な模型で、実物のトヨタ2000GTが小さな車とはいえ、ちょっと大き過ぎたのかと思います。

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アシェットの創刊号にはスタートアップDVDが付属していることが多いのですが、このシリーズは付属していません。ネット上にムービーが公開されています。モノとしてのDVDは手にすると満足感はあるものの、映像はネット配信でも十分かと思います。

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完成品の全長は52.2cm。
現在私が手掛けているデアゴスティーニのナイトライダーよりも10cmほど小さいですが、十分に巨大です。全100号予定で、これも最近のモデルカーのパートワークとしては一般的です。一体成型ボディが売りのようです。

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プレミアム定期購読を申し込めば、オリジナルディスプレイケースが付属します。コントロールパネルが木目調で良い雰囲気です。

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創刊号ではフロントグリルとリトラクタブルライトを組み立てます。まずはモデルとなった車の特徴的な部分を組み立てて、次号以降を買っていこうという気にさせるわけです。フロントに取り付けるプレートも付属しています。

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組み立てはそれほど難しくありませんが、組み立てガイドをよく見ても、リトラクタブルライトのパーツの左右の違いが分かり難かったように思いました。またビス止めだけでなく、接着も必要な模型であるような様子です。

組み立てをビス止めにした方が組み立ては容易になるのですが、パーツを作るのは難しいのでしょう。今回もバンパーのゴムパーツは接着しないと外れてしまいそうでした。

私が現在組み立てているアシェットのブルートレインでは、多くのパーツは接着で組み立てます。同時進行しているデアゴスティーニのナイトライダーではほとんどビス止めによる組み立てなので、難易度に相当の差があります。

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フロントグリルだけ見ていても、この模型は中々のクオリティであることを感じさせます。今度愛知に帰省するときに、このパーツを持って帰ってデアゴスティーニの10分の1模型と比べたいものです。大きさだけでなく、かなりクオリティーが上がっていると思います。

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次の2号ではフォグランプとヘッドライトカバーを組み立てます。またホイールとエンジンのヘッドカバーも一つ付属します。序盤にはあちこち興味を引くパーツを付属させるわけです。

私は残念ながら挑戦する余裕がありません。既にアシェットのブルートレインとデアゴスティーニのナイトライダーの二つのパートワークを同時進行しているからです。それも不便な単身赴任の社宅での作業です。模型を作るために単身赴任しているわけではないので、そんなにあれこれオフタイムにやっておれません。

こういうシリーズは人気が高ければ、また時期をおいて再販されることもあるので、その時には既に挑戦中のシリーズが無くなっていることを願う次第です。デアゴスティーニが6分の1のシリーズを再開するかもしれませんしね。

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