« 2022年11月 | トップページ | 2023年1月 »

2022年12月

2022年12月11日 (日)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」第114号~117号 怒涛のパーツラッシュ!

Bt11400701

アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。12月6日火曜日に114号から117号までの4号分が到着しました。中国の工場からの出荷遅れで最終盤になって隔週刊化しているこのシリーズ、今回は多少進度が遅くなっても問題ないほどの怒涛のパーツラッシュとなりました。115号、116号の作業量は凄まじいものとなっています。
 
元々作業量の多いこのシリーズですが、これまではあまりにのんびりと進め過ぎだったのでしょう。120号で終わらせるためにはこの段階でのパーツラッシュとなってしまいます。今回の4号分はズッシリとした大型の段ボール箱で届けられました。今回は一度に片付けようと思わず、のんびりと工作を楽しんだ方が良いでしょう。どうせもうすぐシリーズ終了です。新しいパーツが来てどんどん溜まっていく心配もありません。
 
Bt11400702
 
今回の梱包の中に、シリーズの延長案内が入っていました。
延長分の50号で24系寝台車のA寝台車オロネ24を作るとの事です。なぜあさかぜのオロネ25ではなく解放式寝台車のオロネ24なのかという理由は判りませんが、多分個室寝台車がズラリと並ぶオロネ25では組み立ての面白みに欠けて延長しない読者が多いと思われたのかと想像します。
 
Bt11400703
 
120号掛けて3両を作った後、50号も掛けて1両を作るとはなぜかと思いましたが、パンフレットを見るとこのオロネ24の模型、シリーズで作ってきたオハネフ25やオシ24に比べて細部のディティール表現が細かくなっているようです。
 
Bt11400704
 
プレミアム購読を申し込んでいれば、ひな壇式のディスプレイ台の最下段をプラスして飾れるとの事です。でも1両だけ表現の細かい客車となって違和感が無いかと心配です。
 
私はプルマン式のA寝台車に特に思い入れはありませんし、長期間購読してきて結構お腹いっぱいの気分です。次回の120号までのパーツとディスプレイ台を受け取った後、このシリーズは解約の手続きを取ろうかと思います。
 
放置しておくと121号以降、自動的に継続となってしまうので、ネットのフォームで解約手続きをするか、サービスセンターに電話する必要があります。
 
私はシリーズ延長で乗客や乗務員、食堂車クルー等のフィギュアが付属してくることを密かに期待していました。しかしその夢は儚く散ってしまいました。食堂車の椅子や料理などのパーツを取り付けずに保管していましたが、時間を見つけて固定していこうと思います。
 
Bt11400705
 
各号の付属パーツの量が非常に多いので、手を付けるのに気合が必要です。114号から開封していきます。
 
Bt11400706
 
今号では食堂車のテーブルに料理などを配置する他、ディスプレイ用の線路の枕木を作成を行います。
 
Bt11400707
 
食堂車の料理を確認します。
和食と洋食があります。食堂車に乗客を配置するかもと思ってこれまで配布された料理や食器などを配置していませんでしたが、フィギュアが付属しないとわかったのでそろそろ設置を進めようと思います。ただ今回は作業が多いので、食堂車の椅子や料理の固定は後日とします。
 
Bt11400708
 
ディスプレイ用の線路の組み立てです。
今回は枕木とレール締結具が大量に付属しています。ランナーからパーツを切り取ります。
 
Bt11400709
 
枕木に締結具を差し込んで接着します。
車輪載せ台にベアリングを固定します。
 
Bt11400710
 
長い方の枕木14本、短い方18本に締結具を差し込み、車輪載せ台二つを組み立てました。一度に大量に作ったような気がしますが、まだまだ数が足りません。でもシリーズは間もなく終了する為、この線路パーツは毎号組み立てていくことになります。
 
Bt11400711
 
115号に進みます。
115号と次の116号には大量の車体パーツが付属しています。組み立て作業量も非常に多くなっています。
 
Bt11400712
 
今号ではEF66の屋根と側板、オハネフ25の寝台内設備と外装板、ディスプレイ用の線路の組み立て等を行います。
パーツの欠品が無いかを最初にチェックするのですが、多すぎて作業台に載せられません。
 
Bt11400713
 
まずEF66の屋根パーツを組み立てます。
3つのパーツを接合し、屋根上のパーツを組み付けます。
 
Bt11400714
 
屋根板の側面にマグネットを接着します。
今回の組み立てガイドでは、マグネットの極性を揃えて取り付けるよう指示がありました。側板のマグネットに吸着させるからです。
 
Bt11400715
 
屋根板の裏側にLEDケーブルを取り付けます。LEDの付いた基盤の裏側はシールになっているので剥離紙を剥がして貼り付けます。
 
Bt11400716
 
EF66の側板にマグネットを貼り付けます。
先ほど天井板に貼り付けたマグネットに吸着する様、極性を合わせます。
 
Bt11400717
 
オハネフ25の天井を組み立てます。
照明カバーを差し込んで接着します。
 
Bt11400718
 
天井パーツに上段寝台用の転落防止ベルトとカーテンを取り付けます。
カーテンは生地が硬いので思うように垂れてくれません。しかもカーテンを開けた状態には出来ません。せっかく組み立てた寝台が見えなくなってしまいそうです。
 
転落防止ベルトは上段寝台に接着することになるのでしょうが、その作業は細かくて厄介になると思います。
 
Bt11400719
 
寝台に設置する掛け布団と枕を接着します。掛け布団の上に枕が載っている状態を表現します。
 
Bt11400720
 
下段寝台のカーテンを設置します。
上段寝台が外れるところは取り付けが簡単なのですが、既に外れない場合は難しい作業となってしまっています。
 
Bt11400721
 
下段寝台のカーテンを取り付けていきます。掛け布団と枕のセットは寝台の窓際に接着していきました。
でも全ての寝台にカーテンを取り付けてしまったら、布団など見えなくなってしまいます。
 
Bt11400722
 
通路側の仕切り板を取り付けます。
カーテンが閉まっていて、完全に真夜中の就寝モードです。
 
Bt11400723
 
オハネフ25の床パネルにコネクター基盤を取り付けます。
寝台車の読書灯に通電する為の基盤は今回の付属分で最後となりました。
 
Bt11400724
 
オハネフ25の外装板にB寝台車の車標を接着します。
一応素材は行燈の様な仕組みになっていますが、残り号数を考えると発光する仕組みは期待しない方が良いかもしれません。
 
Bt11400725
 
出入口ドア周りを組み立てます。
ドアの上部が開いているので、ここにLEDを仕込む仕組みがあれば車標が光らせることは出来そうです。
 
Bt11400726
 
ディスプレイ用線路に置く車輪載せ台を二つ組み立てます。
これでようやく今回の作業は終了です。
 
Bt11400727
 
続いて116号に進みます。
今回も前回に引き続き、パーツ量が多くなっています。115号、116号は冊子の記事が全て組み立てガイドです。
 
Bt11400728
 
今号ではEF66の前頭部、屋根回りとオハネフ25の寝台内設備、外装板等を組み立てます。パーツの確認を実施しましたが、あまりに多いのでパッケージの梱包材に戻して必要な分だけ取り出して作業台に載せていこうと思います。
 
Bt11400729
 
後部の運転台の側面に区名標2枚を接着します。
 
Bt11400730
 
EF66の運転台側面に梯子や手すりを接着していきます。
5号に付属してきてずっと保管していた梯子パーツも今回取り付けていきます。
 
Bt11400731
 
後部運転台には雨どいや扉の横の手すり等も取り付けます。
 
Bt11400732
 
EF66の屋根パーツの裏側に機器を接着します。
 
Bt11400733
 
屋根上にはモールドされた配線パーツを取り付けます。
ごちゃごちゃして機関車の屋根らしい雰囲気になりました。

Bt11400734

屋根パーツの側面にマグネットを接着します。
こちらも極性が一定になるように方向を揃えて取り付けました。
 
Bt11400735
 
側板パーツにもマグネットを接着します。
屋根パーツに吸着するよう、方向を確認して取り付けます。
 
Bt11400736
 
オハネフ25の寝台設備の組み立てです。
寝台車の通路側の仕切り壁を組み立てます。きちんと小テーブルが回転する様になっているのが楽しい。大型模型の醍醐味です。
 
Bt11400737
 
寝台部分にカーテンを取り付けます。通路側の仕切り板を取り付けるとカーテンを閉じて就寝中の雰囲気になります。
 
Bt11400738
 
オハネフ25の室内壁面を組み立てます。
窓ガラスと窓枠を取り付け、テーブルと梯子等を接着します。梯子は展開した使用状態と格納状態の両方のパーツが付属していて好みで選ぶようになっていました。カーテンを取り付けて就寝中の佇まいの為、全て梯子は使用状態としておきました。
 
Bt11400739
 
外装板に列車名・行先表示機を接着します。
行先は下関、博多、東京のいずれかを選択する様になっていました。食堂車を連結したあさかぜ、やっぱり博多行きを選択しました。私が実際に乗ったことのあるあさかぜは全て東京行きでしたが、乗ってみたかったのは博多行きです。
 
Bt11400740
 
今回もディスプレイ用の線路に設置する車輪載せ台を二つ組み立てます。
これでようやく116号の膨大な作業は終了です。
 
Bt11400741
 
117号に進みます。
今回もずっしり大量のパーツが付属しています。
 
Bt11400742
 
今号ではディスプレイ用の線路を組み立てます。
車両の組み立ては一旦休止し、ひたすら枕木や写真載せ台を組み立てます。
 
Bt11400743
 
全てのパーツをランナーから切り取ります。
 
Bt11400744
 
枕木にレール締結具を接着します。
長い方を14本、短い方を22本です。
 
Bt11400745
 
車輪載せ台を二つ組み立てて今回の作業は終了です。
今回の4号分の内、114号と117号は一緒に組み立て作業を行った方が効率が良いでしょう。
 
Bt11400746
 
次号118号では、EF66のパンタグラフと機器室搭載装置、オハネフ25の寝台内設備などの組み立てを行うようです。もちろんディスプレイ用の線路は引き続き少しずつ組み立てていきます。シリーズは残り3号となりましたが、まだまだ大量の組み立て作業が残っています。今回以上の巨大な梱包で届けられることでしょう。
 
前回はこちら

| | コメント (0)

2022年12月10日 (土)

週刊「ナイトライダー」75号~79号 今や懐かしリトラクタブルヘッドライト

Kr07607901
デアゴスティーニの週刊「ナイトライダー」の話題です。
 
80年代のドラマ「ナイトライダー」に登場するドリームカー「ナイト2000」の8分の1スケールのモデルカーを製作していくシリーズです。12月4日の日曜日に75号から79号までの5号分が到着しました。
 
到着したらすぐに開封して組み立てを開始したいのですが、何かと忙しく今週末まで持ち越しになってしまいました。週刊パートワークとはいえ実のところは月に1回まとめて届く形式なので月刊ではあります。その為にひと月かけてゆっくり作業を行っていった方が良いでしょう。でもあまり溜め込みたくないものです。
 
今週は同時進行しているアシェットのブルートレインも4号分届いています。最終版を迎えていることもあり、怒涛のパーツラッシュです。後に相当の作業が控えているので、割とライトな工作であるナイトライダーはサクッと進めてしまいます。
 
Kr07607902

今回からデアゴスティーニの配送業者が日本郵便から佐川急便に変更になっており、その旨をお知らせする説明文が入っていました。現場の対応についてはヤマト運輸と佐川急便が優れていると思うので、私にとってはありがたい変更です。
 
Kr07607903
 
まず75号から開封します。
前回は重たいドアのパーツなど大型パーツの回が多かったのですが、今回は小パーツ詰め合わせが多くなっています。今回もチマチマした内容です。
 
Kr07607904
 
今号ではボンネットのヒンジ部分を組み立てていきます。
 
Kr07607905
 
創刊号で内外のパーツを組み合わせて以来、ずっと1年半に亘って保管してきたボンネットのパーツを取り出します。序盤はシリーズで組み立てる模型の特徴的な部分のパーツを付属して工作意欲を湧き立て、読者を獲得する役割があるので、どうしても大型パーツとなります。
 
今回はこのボンネットの内側にヒンジを取り付けていきます。
 
Kr07607906
 
ヒンジ部分は大型模型らしく、実車と同様の2重構造です。
 
Kr07607907
 
創刊号でベース部分だけ片方取り付けていたものも今回付属のパーツを取り付け、ヒンジ部分を完成します。細いパーツではありますが、力が加わるところは金属製なので十分に大きなボンネットを支えることが出来ると思います。
 
Kr07607908
 
今回はヒンジを組み立てるだけでエンジンコンパートメントフレームへの取り付けは後の号での作業となります。試しに組み合わせてみましたが、問題無く取り付けられそうです。
 
Kr07607909
 
続いて76号に進みます。
今回到着した5号分の内で唯一の大型パーツであるフロントガラスが付属しています。
 
Kr07607910
 
今号ではボディフレームにフロントガラスを取り付け、エンジンコンパートメントフレームとボディフレームを合体させて一体化します。大掛かりな作業となります。
 
Kr07607911
 
フロントガラスを傷つけないように気を付けて取り付けます。突起を合わせてはめ込んで3か所ビス止めします。
 
Kr07607912
 
エンジンコンパートメントフレームの内側に左右のフレームステーをビス止めします。
 
Kr07607913
 
メインフレームとエンジンコンパートメントフレームを合わせてビス止めします。
組み立てガイドには左右側面のビス穴から固定するとありますが、まずきちんとフロントガラス下のビス穴をしっかり合わせていくべきかと思います。ここを最初に合わせておかないと、きちんと組み合いません。
 
Kr07607914
 
前後のボディフレームをしっかりと固定したら、ワイパーを差し込みます。接着する指示は無いので私は差し込んでいるだけですが、後に外れてくるようであれば接着しようと思います。
 
Kr07607915
 
いよいよ前後のボディフレームが組み合わされて一体化しました。多くのビスで固定されているのでかなりしっかりとしたボディになっています。
 
ドアのパーツはパカパカと開いて作業性が悪いので、マスキングテープで仮固定しています。糊の跡が残るかもしれませんが、ボディが組み上がった際に磨き上げるので問題無いでしょう。
 
Kr07607916
 
77号に進みます。
 
Kr07607917
 
今号では左側のヘッドライトを組み立ててボディフレーム前部に取り付けます。ナイト2000の特徴的なリトラクタブルライトの組み立てです。
 
Kr07607918
 
ボディ側の配線から二つのLEDが取り付けてあるmのケーブルを外して今回のライトのパーツに差し込みます。LEDのサイズとピッタリの大きさなので、差し込むだけで固定されます。LEDの裏側のコードは差し込んでから慎重に折り曲げます。
 
Kr07607919
 
ヘッドライトカバーとヘッドライトサポートのパーツを取り付けます。
 
Kr07607920
 
ボディフレームの最前部の左側にライトを取り付けます。ケーブルアタッチメントの固定ビスもしっかりとボディにねじ込まれるので、かなりガッチリと固定できます。
 
Kr07607921
 
ライトが軽く動くかを確認して今回の作業は終了です。
 
Kr07607922
 
78号にすすみます。
 
Kr07607923
 
今号では右側のヘッドライトを組み立ててボディフレームに取り付けます。
 
Kr07607924
 
左右の違いはあるものの、前回と同様の作業となります。
ケーブルの先に取り付けられたLEDをライトのパーツに差し込んで固定します。
 
Kr07607925
 
ボディフレームの右側にライトを取り付けて固定します。
 
Kr07607926
 
左右ともライトが動くことを確認して今回の作業は終了です。
 
Kr07607927
 
79号に進みます。
 
Kr07607928
 
今号では車体前部のリトラクタブルヘッドライトの可動部分の組み立てを行います。
 
Kr07607929
 
まずリトラクタブルロッドを組み立てます。
中心にギアを差し込んで固定し、レバーを取り付けてビス止めします。ギアが樹脂製なのが心配ではありますが、軽く動くようになっていればギアが欠けることは無いでしょう。
 
Kr07607930
 
ボディフレームにリトラクタブルロッドを取り付けていきます。ロッドが触れる部分にシリコングリスを塗布するとの指示がありました。しかし社宅にそんなものは無く、一応シリコンスプレーを吹いておきました。これでも結構効果はあると思います。
 
Kr07607931
 
リトラクタブルヘッドライトは取り付けるスプリングの力で閉じるようになっています。このスプリングをリトラクタブルロッドの後ろを通すように配置するのはポイントの様です。でもスプリングの張力はあまり強くないので。きちんとライトが閉じるか心配ではあります。
 
Kr07607932
 
これで今回の作業は終了です。
 
Kr07607933
 
前後のフレームを固定したので、シャーシに被せて保管しておくことが出来るようになりました。まだまだ先は長いのですが、完成形の大きさが明らかになりました。まだボディ外装は多くが取り付けられていませんが、現状でも相当の重量感があります。
 
Kr07607934
 
次号、80号でもリトラクタブルライトの組み立てが続きます。モーターを固定する作業があるかと思われます。動作実験も行ってみたいものです。
 
前回はこちら

| | コメント (0)

« 2022年11月 | トップページ | 2023年1月 »