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2023年2月18日 (土)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」ディスプレイボード組み立てと設置

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アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。
 
1月27日に118号から120号までのシリーズ最終の配布がありました。その後、2月2日にプレミアム購読者に配布されるプレミアムディスプレイボードが到着しました。最終号とほぼ同時に届けられるとの事でしたので、ほぼ予定通りです。
 
118号から120号までも相当の大きさの荷物でしたが、ディスプレイボードもかなりのボリュームです。しかも重量もあります。コーナーに保護材が貼られていて、梱包がしっかりしています。
 
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開封すると、発泡スチロールで保護されたパーツが出てきました。組み立て説明書はコピー用紙1枚です。なんだか組み立て家具を買ったかのような思いがします。
 
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パーツを取り出すと、木製組み立て家具の雰囲気は更に深まります。大量のビスで金具と板を固定していく感じです。
 
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組み立て自体は全く難しくないのですが、とにかくドライバーを回す作業が繰り返されるので、インパクトドライバー等があればかなり楽が出来そうです。私はもちろん社宅にそんなもの置いていないので、翌日の前腕部の筋肉痛を覚悟しながら、ひたすら手動で回し続けました。
 
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ひな壇状に枠を組み立てた後、天板を3枚載せたら完成です。作業は小一時間。天板に丸い穴が開いているのは、ここから線路から出ているケーブルを通すためです。
 
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前回、オシ24とオハネフ25の車輪と線路の車輪載せ台との位置が合わないと書きましたが、私がディスプレイ線路の道床の組み合わせ方を間違っておりました。裏面にそれぞれA、B、Cの記載があり、それを二つずつ組み合わせれば車両の車輪とピッタリ合うようになりました。やれやれ。よく確認せず、完成を慌ててしまいました。
 
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ディスプレイボードに線路と車体を載せてみます。ディスプレイボードのサイズは横幅65cm、奥行き52cmです。車体を載せた高さは50cm近くになるので、相当に迫力のある模型となりました。但し、スピーカー/電池ボックスと接続するケーブルの長さは結構ギリギリです。ディスプレイケースの中にスイッチを仕込んで、このスピーカー/電池ボックスと一体化すると見栄えが良くなるような気がします。
 
コントローラーはワイヤレスなのですが、結局このスピーカー/電池ボックスはケーブル付きなので中途半端な気がします。
 
この模型の特徴である電子ギミックの実験です。
コントローラーは鉄道車両の運転台を模しています。しかし電気機関車の運転台ではなく、マスコンとブレーキは電車のものの様です。逆転器のレバーが無いので、前進と後退を切り替えるところがありません。
 
このコントローラー、実はマスコンとブレーキに似たものは本物の鉄道車両のものとは異なる動きで模型を操作します。
 
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この写真の状態が機関車の前進状態です。
ブレーキ解除してマスコンのノッチを入れているので、これは違和感はありません。
 
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しかしこれが後退状態です。ノッチを戻して軽くブレーキ掛けた状態です。
もうなんというか・・・デタラメなレバー操作ですが、これは単なるスイッチということと理解しておきます。
 
前進の時はヘッドマーク側のヘッドライトが点き、後部はテールランプが灯ります。車輪が回って走行音が鳴ります。後退の時はランプは前進の時の逆ですが、走行音は鳴りません。
警笛のスイッチを押すと、実車から収録された汽笛が鳴ります。アナウンスのスイッチを押すとハイケンスのセレナーデのオルゴールが鳴った後、車掌のアナウンスがあります。下りの横浜発車後なのか、次の停車駅は熱海との事。アナウンスのパターンは一つだけです。
 
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車輪載せ台の上で車輪が回って機関車は少しガタガタ揺れるので、かなり大きな走行音と相まって割と迫力があります。前後の運転台の照明と中央部の機械室の照明がスイッチを押すと灯ります。
 
オシ24はレストラン部がかなり明るくなります。
 
オハネフ24は非常に多くのLEDが取り付けられています。但し、通路灯の光が少し外に漏れるのが気になります。何とか改良せねばなりません。とても気になるほどではないので、しばらくはこのまま楽しみます。
 
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行燈型のトレインマークの点灯と連動して、側面の列車表示も光ります。テールランプは非常に明るく灯ります。トレインマークも含めて明るすぎるのですが、模型なので少々オーバーに光っても良いでしょう。
 
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EF66前面です。
大型模型なので、寄ると迫力があります。
 
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こちらは鉄博に保存されている実車です。庇の無い初期型なので少し顔つきが異なりますが、模型は実車の雰囲気をよく捉えていると思います。このアシェットの模型、あちこち気になるところが多いのですが、機関車の顔だけは良いと思っています。
 
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照明を点けたオシ24のレストラン部分を窓から覗きます。
無人なのが残念ですが、在りし日の食堂車の情景が蘇ってくるようです。
 
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オハネフ25も窓から車内を覗きます。
カーテンは省略してしまいましたが、寝台の上に置かれたリネン類や床のスリッパ等、リアルさを表現するのに一役買っています。窓際の梯子で上段に上っていきたい気持ちになります。
 
ディスプレイボードの組み立てをもって、一応このシリーズは終了となりました。1月27日に最終号が届いてから、時間を見つけては工作ばかりしていたような気がします。まだ細部の改良など作業は残っていますが、一区切りしたいと思います。しばらくは毎夜スイッチを入れて、単身赴任社宅の狭い部屋の中で一人、手酌で酒を傾けながら夜汽車での妄想旅を楽しんで参ります。いつも横浜を出たばかりの状態なのは仕方ないのですが・・・
 
前回はこちら

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コメント

YUJIさん、こんにちは。完走おめでとうございます🎊雛壇は文字通りお雛様も似合いそうですね😁ブルトレ眺めて飲むお酒はさぞ美味い事でしょう😋アシェットからは同じ1/32で0系新幹線が試験販売中です。乗客人形が沢山乗っていて、売り子が通路を動くギミックもあり面白そうです。タイミング的には全国販売になると丁度いいですが…いかがでしょうか😆

投稿: ウッシー | 2023年2月19日 (日) 13時13分

ウッシーさん、こんにちは。

何とか完成して、眺めて妄想夜汽車旅を楽しむことが出来ました。あちこち気になるところはありますが、1番ゲージの大型模型はやっぱり迫力があります。

0系新幹線、一部地域でテスト販売中ですね。乗客フィギュアも入っているのが羨ましい限りです。楽しそうですが、ブルートレインと同じようなクオリティだとちょっと手を出すのに二の足を踏んでしまいそうです。転換クロスシートを一つずつ毎号の様に組み立てていくのもちょっと・・・。全国販売になった暁には、創刊号だけはとりあえず買ってみようと思っています。

投稿: YUJI | 2023年2月19日 (日) 15時31分

初心者です。ブルートレインに挑戦しています。3車両の屋根がうまくはまらないですが、何かいい方法があれば教えてください。

投稿: tax1516 | 2023年11月24日 (金) 16時26分

tax1516さん、コメントありがとうございます。

工作終わって久しいので模型を見て思い出しています。屋根がはまりにくかったのは寝台車オハネフ25だったように思います。屋根部分と天井パーツを無理やり合わせて組み合わせると、屋根が反って浮いてしまった問題が生じました。結局アルミテープで光漏れを隠しました。

食堂車は問題ありませんが、寝台車の方は天井と屋根の組み合わせ部分の突起を削って改造しないと真っすぐに取り付けられない様に思いました。でも私自身が実施していないので、具体的にアドバイスできず申し訳ありません。

機関車も少しきつかったですが、こちらも一部突起を削って対応しました。素のままでは組み立てが困難な、かなり難易度の高いパートワークでありました。

投稿: YUJI | 2023年11月24日 (金) 21時26分

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