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2023年3月

2023年3月12日 (日)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」オハネフ25光漏れ対策と大移動作戦!

アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。
 
既に1月末に最終号まで到着し、ディスプレイ台も2月初めに届いています。オロネ24を1両追加で組み立てる延長は申し込んでいないので、私は3両を組み立ててシリーズ終了となりました。
 
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多くの電飾を組み込んでいるこのシリーズ、完成後に気になるのは寝台車のオハネフ25の車体側面上部と屋根との間の光漏れです。完成直後はあまり気にならなかったのですが、毎夜点灯してアナウンスを鳴らし、部屋の中で妄想夜汽車旅を楽しんでいると、やっぱり何らかの対策が必要であると思ってくるものです。
 
この光漏れの原因は、屋根パーツが反っているためです。
外側の屋根と内側の天井パーツの長さが少し異なっており、無理にはめ込んで固定すると曲がるようです。それが判っていれば、ビス止めをやめて突起を削って接着処理にすれば良かったのですが、後の祭りです。天井を剥がして直すという大工事はやめて、今回は簡単な方法で済まそうと思います。後述しますが、これからしばらくの間、個人的に非常に忙しくなるので週末工作を楽しんでいる時間の確保が困難なのです。
 
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今回はアルミテープでお手軽に光漏れ対策をします。ジオラマの電飾でもよく使う方法です。水回りの隙間に貼るアルミテープは100均でも売っていますが、薄くて使い物にならないものが多いので、ちゃんとホームセンターでそれなりの価格のモノを入手する必要があります。私はこのスコッチのアルミテープが厚手で使いやすいのでお気に入りです。
 
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屋根部分のLEDの光が漏れていそうな箇所にアルミテープを切って貼っていきます。マグネットの部分は吸着が弱くなるので避けて貼りました。
 
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工作時間は30分くらいでしたが、かなり光漏れは収まりました。B寝台を示す行燈部分の上部にまだ光漏れがありますが、これは後日丁寧に処理が必要そうです。また隙間から
アルミテープが見えるような感じではありますがこれはグレーで塗装したいものです。
 
このシリーズは、コロナ禍で週末も外出や帰省さえままならない中、狭い社宅で何とか楽しむために始めたものでした。4年近く前に埼玉県朝霞市に転勤となり、単身赴任を始めました。当初はしばしば東京見物を楽しむつもりでしたが、思うように外出出来ないため、アシェットのブルートレインの組み立ては大いに慰めになったものです。
 
4月より名古屋に転勤となり、3月末に愛知県に帰ることになりました。ようやく自宅に帰れるわけです。単身赴任とはいえ、4年間も経つとそれなりに荷物は増えるものです。4年前に誂えた大型家電品はリサイクルショップに引き取って頂き、間に合わせに用意したベッドなどの家具は粗大ゴミで処分するので、実際に持って帰る荷物はそれほど多くはありません。しかし最も運ぶのに厄介なのは、このブルートレインの模型です。
 
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完成後は社宅の隅にディスプレイボードを置いて鎮座しています。かなりの存在感ではあるのですが、組み立ては接着ベースの脆い部分が多い為、粗雑に扱うと簡単に破損させてしまいます。
 
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1両ずつプチプチで包みます。車端部は特に破損しやすいので丁寧に処理します。
 
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引越し業者さんの段ボールでは小さくて入らないので、大きめの箱をホームセンターで購入してきました。コントローラーやパーツ一式もひとまとめに収めることが出来ました。
 
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同時進行で組み立てていたデアゴスティーニのナイトライダーの組み立て中の模型も同様に梱包します。
こちらはまだ完成までにしばらく掛かりますが、車体部分はほぼ完成しています。ブルートレインに比べてずっと頑丈な模型の為に、移動は簡単です。次回の発送分は4月の初めごろとなりますが、そちらは愛知県の自宅に届けて頂くよう、デアゴスティーニさんには依頼済みです。
 
模型については引越し業者さんに預ける荷物ではなく、自分の乗用車に乗せて運びます。そこまで気を遣う必要があるのかとも思えますが、やっぱり長期間掛けて組み立てた大切なものは、自身の手で持っていきたいものです。運ぶよりも大きな問題は、自宅に帰ってからの置き場所を確保することではありますけれど・・・。
 
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2023年3月 5日 (日)

週刊「ナイトライダー」89号~92号 後ろから見なけれ完成形?

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デアゴスティーニの週刊「ナイトライダー」の話題です。
 
80年代のドラマ「ナイトライダー」に登場するドリームカー「ナイト2000」の8分の1スケールのモデルカーを製作していくシリーズです。3月5日の午後に89号から92号の4号分が到着しました。
 
このシリーズ、単身赴任先の朝霞市の社宅で製作しています。部屋が狭い上に道具が思うように揃っていないので不便ではありますが。デアゴスティーニの模型は近年組み立てやすくなってきているので、月に一度、休日に一人部屋に籠って楽しむのに丁度良い作業量になっています。コロナ禍で外出自粛の中で始めた工作でした。先日、同時進行していたアシェットのブルートレインが終了したので、このナイトライダーのシリーズが製作中の唯一のパートワークとなっています。今回も、日曜日の午後にのんびり組み立てました。
 
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まず89号から開封します。
 
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今号ではボディのルーフに二つのガラスパネルを取り付けます。
劇中のナイト2000では、Tバーフールのトランザムのルーフガラスは取り外し式ではなく、バタフライ式に上に開く構造になっています。それを再現するようです。
 
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ルーフのガラスのパーツは樹脂製です。僅かに透過するようになっています。
 
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ボディパーツをひっくり返し、内側からセンターステーをビス止めします。
 
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ボディを元に戻し、ルーフガラスフレームを被せます。
前方の突起を差し込んで、後部は溝に這わせておきます。今回は指定場所に置くだけとなり、後の号の作業で固定となります。
 
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続いて90号に進みます。
 
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今号では左側のリアフェンダーを組み立てていきます。
 
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ドアとの接合部にエアグリルとドアロックピンを取り付けます。
ドアロックピンは頑丈な金属パーツでした。ドアをロックする重要なパーツですが、これなら丁寧に扱えば折損することは無いでしょう。ドアはサイズが大きくて重量がありますが、これなら安心です。
 
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今回の作業はここまでです。ボディへの取り付けは次号となります。
 
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続いて91号に進みます。
 
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今号ではルーフリアパネルと前号に付属してきた左側のリアフェンダーをボディに取り付けます。
 
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まず、今回付属のルーフリアパネルをボディに取り付けます。
ビス穴を合わせて差し込みます。
 
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ルーフガラスフレームが外れないように支えながらボディをひっくり返し、内側から3か所ビス止めして固定します。
 
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前号で組み立てた左側のリアフェンダーにフューエルリッドを取り付けます。ヒンジを固定してからビス止めします。
 
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外側から開くと内部にフューエルキャップが見えます。大型模型だけに細かい部分まで作り込んであります。しかもビス止めしていくだけの簡単工作なのは優れた設計であると思います。
 
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左側のリアフェンダーをボディにはめ込みます。ドアもロックピンにはめ込んで閉めておきます。
 
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内側から5か所ビス止めしてリアフェンダーを固定します。
 
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これで今回の作業は終了です。
リアフェンダーが取り付けられることにより、ドアも閉めたまま固定できるようになりました。
 
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続いて92号に進みます。
 
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今号では右側のリアフェンダーを組み立ててボディに取り付けます。
 
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左側と同様に、リアフェンダーのドアとの接合部にエアグリルとロックピンをビス止めします。
 
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ボディにリアフェンダーをはめ込み、内側からビス止めして固定します。
 
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右側のリアフェンダーも取り付けられたことにより、後部を除いて大型のボディパネルがほぼ取り付け終わった状態になっています。

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ルーフガラスフレームは上部に跳ね上げる構造です。でも完全に開かないので、劇中のナイト2000のように座席の人物を射出するような状態にはなりません。
 
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シャーシ―にボディを被せると、前方からはほぼ完成状態になっています。シリーズはまだ18号を残しているので、先日完成したアシェットのブルートレインのように、最終盤に怒涛のパーツラッシュにはならない様子です。
 
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後部のリアバンパーやコンビネーションランプ等はまだこれからです。
 
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次号、93号のパーツはドアスカートです。
そういえばドアの下の部分はまだ取り付けられていない状態でした。適度な工作量での気楽な進行は続きそうです。
 
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