アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」オシ24外装板交換パーツ
アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。
このシリーズは1月末に最終号まで到達し、2月にディブプレイボードも組み立てて完成となっています。単身赴任先の埼玉県朝霞市の社宅でコロナ禍の無聊を慰めるために始めたシリーズ、工作道具など不足する中、何とか赴任中に完成まで持ち込みました。
今年の4月より名古屋へ転勤となって自宅に帰ることになり、1両ずつ丁寧に梱包して自家用車で運びました。お陰で大きな破損も無く移動できたのですが、新しい部署の仕事が多忙でなかなか完成している模型の世話まで手が回らない状態でした。結局5月の連休明けに漸く梱包を解いて車両を取り出した次第です。
先月、アシェットから食堂車オシ24の外装板等の交換パーツが到着していました。車体側面の業務用扉の銀帯が無かったり、業務用の表記が無いという不備に応えた形です。扉は既に外装板に接着してしまっているので扉だけ交換すればよいという事にならず、結局外装板ごと作り直すという大掛かりなものになりました。不具合の対応としてはかなりコストが掛かったことでしょう。
続編のA寝台車のオロネ24がありますが、私は3両完成で満足して継続していません。既に終わってしまったシリーズではありますが、パーツがあれば工作を続けて満足のいく状態で完成させたいものです。
外装板に加え、銀帯塗装された扉と「業務用」表記のある窓パーツ、号車札枠など付属しています。
外装板を再度作り直すのはちょっと、という方向けに、簡単に修正するためのシールも付属していました。銀帯と業務用表記のシールです。アシェットさんとしてはこのシールの配布で済ませても良かったのかもしれませんが、今回はちゃんと外装板まで作り直すという対応となっています。最終盤はあまりに作業が多いというバランス欠いたシリーズ構成でしたが、きちんと予告の120号で終了して更に修整用の大型パーツを配布したという誠実な対応には感謝する次第です。単身赴任でしかもコロナ禍の休日の外出自粛時に大いに慰めになりました。
業務用扉と号車札枠を接着するだけなので、大型パーツながら作業はすぐに終わってしまいました。銀帯と業務用表記が入ってよりリアルな感じになりました。
反対側の側面の外装板にも扉を取り付けます。
私は完成後も業務用扉の帯と窓の表記については全く不備に気付いていませんでした。同車両の模型を持っていない上に、あまり24系25形の車両についての知識が無かったのです。
外装板を交換すると、側面の端から端まで銀帯が続いている状態はやっぱり良いと思います。終盤は怒涛のパーツラッシュで大量の検品の山であり、出荷段階で気づかなかったのでしょう。
反対の外装板も交換します。
外した当初の外装板に、試しに付属のシールを貼ってみました。結構シールでも十分に仕上がるようです。でもやはり帯の塗装の質感が異なるので違和感を覚えます。シール対応だけでは読者に今後のシリーズを買ってもらう事に対して影響があると思ったのかもしれません。
1カ月以上、運搬用の箱の中に入ったままであったブルートレインはようやく新たな設置場所に落ち着きました。今後は埃を被らない様に、上から被せるアクリルケースを計画したいものです。
パーツの不具合について全く気付いていなかった私にとっては、思わぬ工作が出来た事に感謝する次第です。末永く妄想夜汽車を楽しみたいものです。
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