トイラジヘリコプターに夢中!ジャイロ内蔵のカワイイminiX
この間、電子パーツ屋さんで何気なく1980円の赤外線コントロールのヘリコプターを購入してから、初めての操作でも長時間空中に浮かせていられることに感動し、毎日部屋の中でホバリングして楽しんでいました。近年のイラジ(ラジコンじゃなくて赤外線コントロールですが)の世界の発展は凄いものだと思います。
しかし、浮かせていられるのと自由自在にコントロールしているのは違います。
1980円の格安ヘリは姿勢を安定させるジャイロを積んでいないので、ホバリングしている状態で機体がクルクル旋回してしまい、それを調整している時間が大半となっているのです。もうすこし値段の張るジャイロ内臓のヘリコプターの方がもっと楽しそうなのです。
というわけで、名古屋の大須の第2アメ横ビルにあるラジコン専門店、「OHSU HOBBY PLAZA」で3980円で売っていた「miniX」という赤外線コントロールヘリコプターを購入しました。
大型の本格ラジコンを扱っているこの店では、最も安価なヘリコプターかもしれませんが、一応ジャイロを内蔵しています。
これもトイラジの仲間ですが、先日の1980円ヘリに比べると、ずっと質感が上質です。中国製ではありますが、取扱説明書はちゃんと日本語でした。
これも同軸に2組のローターを備えたタイプです。非常に安定したホバリングが期待できます。全長約11cmと非常に小型です。重さは約15g。
掌に収まってしまう小ささ。こんなので本当にちゃんと飛ぶのか心配になりますが、内部には村田製作所製造のジャイロが内蔵されているとの事です。
先日衝動買いした1980円のジャイロの無いクルクル回るヘリコプターと比べると、その小ささがわかります。狭い部屋で飛ばすには、機体が小さいほうが良いでしょう。
同じ空モノ仲間として、先日完成したデアゴスティーニの飛ばない零戦との比較です。
プロポはSFチックで、ちょっと格好悪いです。おもちゃっぽさを演出しているかのようです。
持ちやすい形状でもありません。
電源は、アルカリ単3電池6本です。
プロポから伸びるケーブルをヘリ本体に接続して、リチウムポリマー電池を充電するという方式です。
しかし、USBケーブルからの充電も可能となっており、そのケーブルも付属しています。充電器は付いていないので、パソコンやUSB充電器を用意しなければなりません。でもプロポの電池を使用しなくても充電できるのは便利です。
USBケーブルでの充電が完了すると、ケーブルの根元のランプが点灯します。
機体の両サイドには合計8個ものLEDが設置されており、イルミネーションのように輝きます。部屋を暗くしての飛行が楽しい仕様です。
予備パーツとして、上下のローターのブレード1枚ずつと、テールローターが一枚付属しています。また、OHSU HOBBY PLAZA ではパーツ販売もしていました。
充電が終わったので早速飛ばしてみると、小さいのにとても安定しています。これまでのクルクル旋回をトリムで調整しているばかりだったヘリコプターはナンだったのか!と思うほどの空中での静止ぶりです。ジャイロの効果は絶大です。
空中でホバリングしている状態から、プロポのレバーを横に倒すと、サッと小気味良く旋回してくれます。非常にキビキビした動き。操縦はかなり簡単です。
片手でカメラを構えながら飛ばしても安定してくれます。
上昇・下降、左旋回、右旋回、前進、後退の操作が出来る3チャンネルです。
テールローターが小さいためか、前進・後退のスピードは緩やかです。でも狭い部屋で飛ばすにはピッタリの仕様かも知れません。音が小さいので、夜中に遊んでも気になりません。機体が小さいので連続飛行時間は3~4分なのが寂しいですが、仕方ないでしょう。充電時間は20分程度かかるので、もう1機入手して充電中でも少し遊べるようにしたくなるほどの楽しさです。
零戦工作終わってから新しいものを作り出す意欲が沸かず、モヤモヤしているうちにはまってしまったトイラジヘリコプター。このままどんどん増えていきそうなのが怖いところです。どれも似ていて見分けが付かないだろうから、妻にも気付かれないだろうとは思いますが・・・。
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