アシェットブルートレイン3車両をつくる

2023年5月14日 (日)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」オシ24外装板交換パーツ

アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。

このシリーズは1月末に最終号まで到達し、2月にディブプレイボードも組み立てて完成となっています。単身赴任先の埼玉県朝霞市の社宅でコロナ禍の無聊を慰めるために始めたシリーズ、工作道具など不足する中、何とか赴任中に完成まで持ち込みました。

今年の4月より名古屋へ転勤となって自宅に帰ることになり、1両ずつ丁寧に梱包して自家用車で運びました。お陰で大きな破損も無く移動できたのですが、新しい部署の仕事が多忙でなかなか完成している模型の世話まで手が回らない状態でした。結局5月の連休明けに漸く梱包を解いて車両を取り出した次第です。

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先月、アシェットから食堂車オシ24の外装板等の交換パーツが到着していました。車体側面の業務用扉の銀帯が無かったり、業務用の表記が無いという不備に応えた形です。扉は既に外装板に接着してしまっているので扉だけ交換すればよいという事にならず、結局外装板ごと作り直すという大掛かりなものになりました。不具合の対応としてはかなりコストが掛かったことでしょう。

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続編のA寝台車のオロネ24がありますが、私は3両完成で満足して継続していません。既に終わってしまったシリーズではありますが、パーツがあれば工作を続けて満足のいく状態で完成させたいものです。

外装板に加え、銀帯塗装された扉と「業務用」表記のある窓パーツ、号車札枠など付属しています。

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外装板を再度作り直すのはちょっと、という方向けに、簡単に修正するためのシールも付属していました。銀帯と業務用表記のシールです。アシェットさんとしてはこのシールの配布で済ませても良かったのかもしれませんが、今回はちゃんと外装板まで作り直すという対応となっています。最終盤はあまりに作業が多いというバランス欠いたシリーズ構成でしたが、きちんと予告の120号で終了して更に修整用の大型パーツを配布したという誠実な対応には感謝する次第です。単身赴任でしかもコロナ禍の休日の外出自粛時に大いに慰めになりました。

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業務用扉と号車札枠を接着するだけなので、大型パーツながら作業はすぐに終わってしまいました。銀帯と業務用表記が入ってよりリアルな感じになりました。

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反対側の側面の外装板にも扉を取り付けます。
私は完成後も業務用扉の帯と窓の表記については全く不備に気付いていませんでした。同車両の模型を持っていない上に、あまり24系25形の車両についての知識が無かったのです。

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外装板を交換すると、側面の端から端まで銀帯が続いている状態はやっぱり良いと思います。終盤は怒涛のパーツラッシュで大量の検品の山であり、出荷段階で気づかなかったのでしょう。

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反対の外装板も交換します。

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外した当初の外装板に、試しに付属のシールを貼ってみました。結構シールでも十分に仕上がるようです。でもやはり帯の塗装の質感が異なるので違和感を覚えます。シール対応だけでは読者に今後のシリーズを買ってもらう事に対して影響があると思ったのかもしれません。

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1カ月以上、運搬用の箱の中に入ったままであったブルートレインはようやく新たな設置場所に落ち着きました。今後は埃を被らない様に、上から被せるアクリルケースを計画したいものです。

パーツの不具合について全く気付いていなかった私にとっては、思わぬ工作が出来た事に感謝する次第です。末永く妄想夜汽車を楽しみたいものです。

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アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」オハネフ25光漏れ対策と大移動作戦!

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2023年3月12日 (日)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」オハネフ25光漏れ対策と大移動作戦!

アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。
 
既に1月末に最終号まで到着し、ディスプレイ台も2月初めに届いています。オロネ24を1両追加で組み立てる延長は申し込んでいないので、私は3両を組み立ててシリーズ終了となりました。
 
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多くの電飾を組み込んでいるこのシリーズ、完成後に気になるのは寝台車のオハネフ25の車体側面上部と屋根との間の光漏れです。完成直後はあまり気にならなかったのですが、毎夜点灯してアナウンスを鳴らし、部屋の中で妄想夜汽車旅を楽しんでいると、やっぱり何らかの対策が必要であると思ってくるものです。
 
この光漏れの原因は、屋根パーツが反っているためです。
外側の屋根と内側の天井パーツの長さが少し異なっており、無理にはめ込んで固定すると曲がるようです。それが判っていれば、ビス止めをやめて突起を削って接着処理にすれば良かったのですが、後の祭りです。天井を剥がして直すという大工事はやめて、今回は簡単な方法で済まそうと思います。後述しますが、これからしばらくの間、個人的に非常に忙しくなるので週末工作を楽しんでいる時間の確保が困難なのです。
 
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今回はアルミテープでお手軽に光漏れ対策をします。ジオラマの電飾でもよく使う方法です。水回りの隙間に貼るアルミテープは100均でも売っていますが、薄くて使い物にならないものが多いので、ちゃんとホームセンターでそれなりの価格のモノを入手する必要があります。私はこのスコッチのアルミテープが厚手で使いやすいのでお気に入りです。
 
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屋根部分のLEDの光が漏れていそうな箇所にアルミテープを切って貼っていきます。マグネットの部分は吸着が弱くなるので避けて貼りました。
 
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工作時間は30分くらいでしたが、かなり光漏れは収まりました。B寝台を示す行燈部分の上部にまだ光漏れがありますが、これは後日丁寧に処理が必要そうです。また隙間から
アルミテープが見えるような感じではありますがこれはグレーで塗装したいものです。
 
このシリーズは、コロナ禍で週末も外出や帰省さえままならない中、狭い社宅で何とか楽しむために始めたものでした。4年近く前に埼玉県朝霞市に転勤となり、単身赴任を始めました。当初はしばしば東京見物を楽しむつもりでしたが、思うように外出出来ないため、アシェットのブルートレインの組み立ては大いに慰めになったものです。
 
4月より名古屋に転勤となり、3月末に愛知県に帰ることになりました。ようやく自宅に帰れるわけです。単身赴任とはいえ、4年間も経つとそれなりに荷物は増えるものです。4年前に誂えた大型家電品はリサイクルショップに引き取って頂き、間に合わせに用意したベッドなどの家具は粗大ゴミで処分するので、実際に持って帰る荷物はそれほど多くはありません。しかし最も運ぶのに厄介なのは、このブルートレインの模型です。
 
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完成後は社宅の隅にディスプレイボードを置いて鎮座しています。かなりの存在感ではあるのですが、組み立ては接着ベースの脆い部分が多い為、粗雑に扱うと簡単に破損させてしまいます。
 
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1両ずつプチプチで包みます。車端部は特に破損しやすいので丁寧に処理します。
 
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引越し業者さんの段ボールでは小さくて入らないので、大きめの箱をホームセンターで購入してきました。コントローラーやパーツ一式もひとまとめに収めることが出来ました。
 
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同時進行で組み立てていたデアゴスティーニのナイトライダーの組み立て中の模型も同様に梱包します。
こちらはまだ完成までにしばらく掛かりますが、車体部分はほぼ完成しています。ブルートレインに比べてずっと頑丈な模型の為に、移動は簡単です。次回の発送分は4月の初めごろとなりますが、そちらは愛知県の自宅に届けて頂くよう、デアゴスティーニさんには依頼済みです。
 
模型については引越し業者さんに預ける荷物ではなく、自分の乗用車に乗せて運びます。そこまで気を遣う必要があるのかとも思えますが、やっぱり長期間掛けて組み立てた大切なものは、自身の手で持っていきたいものです。運ぶよりも大きな問題は、自宅に帰ってからの置き場所を確保することではありますけれど・・・。
 
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2023年2月18日 (土)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」ディスプレイボード組み立てと設置

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アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。
 
1月27日に118号から120号までのシリーズ最終の配布がありました。その後、2月2日にプレミアム購読者に配布されるプレミアムディスプレイボードが到着しました。最終号とほぼ同時に届けられるとの事でしたので、ほぼ予定通りです。
 
118号から120号までも相当の大きさの荷物でしたが、ディスプレイボードもかなりのボリュームです。しかも重量もあります。コーナーに保護材が貼られていて、梱包がしっかりしています。
 
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開封すると、発泡スチロールで保護されたパーツが出てきました。組み立て説明書はコピー用紙1枚です。なんだか組み立て家具を買ったかのような思いがします。
 
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パーツを取り出すと、木製組み立て家具の雰囲気は更に深まります。大量のビスで金具と板を固定していく感じです。
 
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組み立て自体は全く難しくないのですが、とにかくドライバーを回す作業が繰り返されるので、インパクトドライバー等があればかなり楽が出来そうです。私はもちろん社宅にそんなもの置いていないので、翌日の前腕部の筋肉痛を覚悟しながら、ひたすら手動で回し続けました。
 
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ひな壇状に枠を組み立てた後、天板を3枚載せたら完成です。作業は小一時間。天板に丸い穴が開いているのは、ここから線路から出ているケーブルを通すためです。
 
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前回、オシ24とオハネフ25の車輪と線路の車輪載せ台との位置が合わないと書きましたが、私がディスプレイ線路の道床の組み合わせ方を間違っておりました。裏面にそれぞれA、B、Cの記載があり、それを二つずつ組み合わせれば車両の車輪とピッタリ合うようになりました。やれやれ。よく確認せず、完成を慌ててしまいました。
 
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ディスプレイボードに線路と車体を載せてみます。ディスプレイボードのサイズは横幅65cm、奥行き52cmです。車体を載せた高さは50cm近くになるので、相当に迫力のある模型となりました。但し、スピーカー/電池ボックスと接続するケーブルの長さは結構ギリギリです。ディスプレイケースの中にスイッチを仕込んで、このスピーカー/電池ボックスと一体化すると見栄えが良くなるような気がします。
 
コントローラーはワイヤレスなのですが、結局このスピーカー/電池ボックスはケーブル付きなので中途半端な気がします。
 
この模型の特徴である電子ギミックの実験です。
コントローラーは鉄道車両の運転台を模しています。しかし電気機関車の運転台ではなく、マスコンとブレーキは電車のものの様です。逆転器のレバーが無いので、前進と後退を切り替えるところがありません。
 
このコントローラー、実はマスコンとブレーキに似たものは本物の鉄道車両のものとは異なる動きで模型を操作します。
 
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この写真の状態が機関車の前進状態です。
ブレーキ解除してマスコンのノッチを入れているので、これは違和感はありません。
 
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しかしこれが後退状態です。ノッチを戻して軽くブレーキ掛けた状態です。
もうなんというか・・・デタラメなレバー操作ですが、これは単なるスイッチということと理解しておきます。
 
前進の時はヘッドマーク側のヘッドライトが点き、後部はテールランプが灯ります。車輪が回って走行音が鳴ります。後退の時はランプは前進の時の逆ですが、走行音は鳴りません。
警笛のスイッチを押すと、実車から収録された汽笛が鳴ります。アナウンスのスイッチを押すとハイケンスのセレナーデのオルゴールが鳴った後、車掌のアナウンスがあります。下りの横浜発車後なのか、次の停車駅は熱海との事。アナウンスのパターンは一つだけです。
 
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車輪載せ台の上で車輪が回って機関車は少しガタガタ揺れるので、かなり大きな走行音と相まって割と迫力があります。前後の運転台の照明と中央部の機械室の照明がスイッチを押すと灯ります。
 
オシ24はレストラン部がかなり明るくなります。
 
オハネフ24は非常に多くのLEDが取り付けられています。但し、通路灯の光が少し外に漏れるのが気になります。何とか改良せねばなりません。とても気になるほどではないので、しばらくはこのまま楽しみます。
 
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行燈型のトレインマークの点灯と連動して、側面の列車表示も光ります。テールランプは非常に明るく灯ります。トレインマークも含めて明るすぎるのですが、模型なので少々オーバーに光っても良いでしょう。
 
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EF66前面です。
大型模型なので、寄ると迫力があります。
 
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こちらは鉄博に保存されている実車です。庇の無い初期型なので少し顔つきが異なりますが、模型は実車の雰囲気をよく捉えていると思います。このアシェットの模型、あちこち気になるところが多いのですが、機関車の顔だけは良いと思っています。
 
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照明を点けたオシ24のレストラン部分を窓から覗きます。
無人なのが残念ですが、在りし日の食堂車の情景が蘇ってくるようです。
 
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オハネフ25も窓から車内を覗きます。
カーテンは省略してしまいましたが、寝台の上に置かれたリネン類や床のスリッパ等、リアルさを表現するのに一役買っています。窓際の梯子で上段に上っていきたい気持ちになります。
 
ディスプレイボードの組み立てをもって、一応このシリーズは終了となりました。1月27日に最終号が届いてから、時間を見つけては工作ばかりしていたような気がします。まだ細部の改良など作業は残っていますが、一区切りしたいと思います。しばらくは毎夜スイッチを入れて、単身赴任社宅の狭い部屋の中で一人、手酌で酒を傾けながら夜汽車での妄想旅を楽しんで参ります。いつも横浜を出たばかりの状態なのは仕方ないのですが・・・
 
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2023年2月 1日 (水)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」第118号~120号 まずは全号制覇!

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アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。1月27日の金曜日の夜に最後の3号分が配達となりました。
 
2020年の9月9日に創刊号が発売になってから2年4カ月半程経過しています。最終盤の115号以降は怒涛のパーツラッシュとなりました。最後は隔週刊に変更になりましたが、そりゃ毎号物凄い量のパーツを用意して梱包するだけでも相当な手間だったことでしょう。中盤以降、あまり工作が無い号が多かったので、もう少し計画的な配分をすれば良かったのにと思う次第です。パートワークでは最後にパーツラッシュとなる事はよくありますが、私の経験ではこのブルートレインのシリーズほど極端なものはありませんでした。
 
今回の残り3号、特に最終号の120号はそれだけで何万円ものキットを買ったかのような満足感を得られます。この残り3号分の工作には相当の時間が掛かりそうです。とりあえずは120号まで何とか一通り終わらせたいと思います。
 
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佐川急便のいつものドライバーさん、まずインターホンを鳴らしてから在宅を確認の上、トラックから荷物を運んできてくれました。とても大きな段ボール箱です。何を買ったのか!と思われるような大きさですが、内部は雑誌とそのオマケです。
これまでは4号分合わせても片手に乗るような量の時も多かったのに、最後はとてつもないものになりました。
 
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このシリーズは120号で終了ですが、121号から50号分の延長が決まっています。シリーズ中で製作する3両に加え、A寝台車のオロネ24を追加で製作するという内容です。120号で3両作り、延長分の50号で1両だけというのはちょっと計算が合わないですが、その分延長のA寝台車は様々な部分が細かい造形になっているようです。
 
しかし私は延長はしません。前回、延長の案内を頂いた後、WEBページのフォームを通して120号で終了する旨、申し込んでいました。
 
今回の梱包には121号も入っていました。既にまとめて梱包されているので省くことが出来なかったのでしょうか。4号分同梱しているが請求は3号分と箱の外のシールや内部の明細に記載されています。延長しない読者にも、一応A寝台車のクオリティの一端を見せてくれるようです。
 
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さて、とりあえず先に進みます。
118号から開封します。とにかく大量のパーツが入っていますし、冊子はまるごと組み立てガイドとなっています。ブルートレイン関連の情報記事は全く無くなりました。
 
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作業台に広げられないくらいの大量のパーツ。いつもは冊子のパーツリストと照らし合わせて欠品や不良が無いかを確認しているのですが、今回は組み立てながら見ていくことにします。全部確認していたらなかなか作業に入れません。
 
今号ではEF66をほぼ完成させ、オハネフ25も完成間際まで持っていきます。組み立て作業の一つ一つを解説していくと非常に長い記事になってしまうので、相当に端折って記録していきます。それでも相当の長さになります。何とか最後までお付き合いの程、宜しくお願いします。
 
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まず牽引機関車のEF66のパンタグラフを組み立てます。画像ではいきなり完成していますが、このパンタグラフの組み立てが地味に複雑です。かなりの時間を要します。EF66俊工時の菱形のPS17形のパンタグラフです。ちょっとバネの力が強すぎてパンタグラフが立ちすぎている感じではありますが、全体的にはシャープで良い感じです。
 
次号の119号で下枠交差型のPS22形パンタグラフも作成するので、両方を確認してどちらが良いかを決めたいと思います。パンタグラフを2種類も提供するなんて、このシリーズ、妙なところで凝っています。
 
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EF66にメイン基板を取り付け、床板を貼ります。3つの台車、前後の運転台からのケーブルをソケットに接続します。この後、床板の上にはギッシリと機器を接着していきます。何かトラブルがあっても取り外せません。
 
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EF66の屋根板を取り付けるのですが、運転台の後部の穴に屋根板の突起をはめ込むのが厄介です。六角形の穴に同径の丸い突起をはめ込む訳なので最初から無理があるんですが、きつくはめ込んで外れないようにするためにあえて穴の方を小さくしてあるわけです。
 
このEF66の模型は床板がヤワなので、この屋根板をしっかりと固定しないと両端の重い運転台が下がり気味になってしまいます。この突起と穴はしっかりとはめ込まないといけません。
 
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無理やりはめ込めないことも無かったのですが、樹脂製の屋根板を誤って破損させてもいけないので、突起を穴の形状に近づけてヤスリで六角形に近い形に削ることにしました。はめ込むだけでなく、多用途接着剤を使ってガッチリと接着していきます。
 
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EF66の屋根板の接着剤が乾く間にオハネフ25の方を組み立てていきます。寝台ユニットに布団や枕を設置します。カーテンも取り付ける指示があるのですが、このカーテンの質感があまり気に入りません。生地がしなやかでない上に、せっかく作り込んだ寝台部分がまるで見えなくなってしまいます。私は思い切ってカーテンは省略することにしました。これまでに取り付けたカーテンも全て撤去しました。冊子の試作品にもカーテンは取り付けられていないので、模型としてはそれでも十分に楽しめるでしょう。
 
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床パネルに最後の基盤を取り付けていきます。トレインマークの行燈を取り付けてある妻面を床板に取り付けます。しかし床板をかなり削らないと取り付けることが出来ません。あちこち削って取り付け、とりあえずは先に進みます。
 
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床パネルに寝台ユニットを全て取り付けます。床のコネクターに順次接続していきます。
 
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壁面や通路パーツ、屋根パーツなどを組み立てていきます。3両の内で最も進度が遅れていたオハネフ25も、ようやく完成が見えてきました。もうあと2号しか無いので完成間際なのは当たり前ではありますが。
通路のヒーターカバーが金属製エッチングパーツだったりして、やはり妙なところで凝っているシリーズです。
 
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118号でEF66はほぼ完成となりました。後はパンタグラフの接着とディスプレイ線路への設置です。ディスプレイ線路に置く車輪載せ台も二つ組み立てます。
 
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EF66の側面の形式番号の部分の帯がずれています。この部分の改良パーツが今回の配達分に同梱されています。簡単に交換できる部分なので、後日組み立ててみたいと思います。
 
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119号に進みます。
今回も冊子に情報記事は無く、全て組み立てガイドとなっています。
 
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今号ではEF66の下枠交差型のパンタグラフに加え、オハネフ25の全体を組み立てていきます。今回もパーツの照らし合わせによる確認は大変なので、組み立てながら見ていきます。とにかく、シリーズ中盤のチマチマした僅かなパーツだけの頃の何倍の量なのかと思います。
 
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地味に難しく時間の掛かるパンタグラフの組み立てからです。今回は下枠交差型のPS22形パンタグラフです。
模型で作っているEF66 43号機は、竣工時は菱形のPS17形が取り付けられていたのですが、晩年は下枠交差型のPS22Bに換装されていたようです。但し交換された時期は1990年頃と他の同型機関車に比べ比較的遅いので、この模型で製作している食堂車付きのあさかぜ号の頃は菱形パンタグラフでも良いような気がします。
 
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造形としては下枠交差型の方が格好良いような感じもあります。私は冊子の表紙の菱形のパンタグラフをずっと見ていたのでイメージ的にはPS17形なのですが、接着したら外せないので迷います。
 
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オハネフ25を組み立てていきます。前回に引き続き、壁面にパーツを取り付けます。壁面の椅子は座面を出して使用中の状態も表現できるという細かさです。
 
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車端部のエアコンの内部に照明の基盤を取り付けます。方向幕部分も光るようです。
 
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屋根部分に接続するコネクター基盤を固定します。
台座部分はビス止めではなくて接着なのが構造上の手抜きの様に思えます。
 
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通路側の壁面など組み立てていきます。外装を吸着させるマグネットも接着します。この部分はマグネットの極性を揃えなければなりません。
 
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一応側面と天井内側はマグネットで吸着させて仮固定できる状態になりました。車体が箱状になると完成状態が見えてきます。
 
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今回も最後にディスプレイセントの車輪載せ台を二つ組み立てて終了です。
 
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いよいよシリーズ最終号の120号です。
この120号のパーツが入った箱だけで、大きなキットを購入した気分になれます。一応特別価格で税込3999円となっていますが、パーツのコスト的には何万円分にもなりそうな気がします。とてもパーツを広げて確認できません。今回は箱に入れたまま、必要なものだけ取り出して欠品やエラーを都度確認していきます。
 
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まずオハネフ25の屋根周りから組み立てていきます。天井照明を取り付けます。LEDの位置が天井内側の丸い発光部分と合うようにします。
 
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天井照明、通路照明を作り込み、屋根と天井部分をはめ込んでいきます。
 
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寝台のユニットごとの丸い照明、通路の長い蛍光灯の照明がそれぞれ発行する仕組みです。
 
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寝台車内の備品をセットしていきます。スリッパとハンガーが付属しています。細かい小物の設置は楽しい作業です。
 
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浴衣も付属しているのですが、これがあまり良い感じではありません。カーテンと同様、質感が硬いのです。もっとしなやかなら良いのですが、これはあまり使いたくないので保留としておきます。
 
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ハンガーは上段寝台部分のみ設置しました。スリッパは見える範囲に設置します。寝台の踏み台もあるのですが、なかなか置く場所が無いのでとりあえず保留しました。
 
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屋根板と側板をマグネットで吸着させて取り付けます。
 
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あとは外装板の取り付けですが、マグネット吸着させる前に梯子や号車札枠を接着します。
 
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いよいよオハネフ25の外装板を車体に吸着させて取り付けます。
一番進度が遅かったオハネフ25は、一応これで完成形となりました。
 
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次に、完成間際で取り残されたオシ24の仕上げに入ります。
今号に付属されているオシ24の外装板の外側から業務用の扉や号車札枠を接着します。
 
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オシ24の壁面を取り付ける前に、椅子やテーブル等の備品を固定してしまいます。食堂車の内装部分はシリーズ延長やオプション販売でフィギュアの追加を期待していましたが、その望みが無くなった為に接着してしまうことにします。
 
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40脚の椅子の脚の底部分に接着剤を盛ってから床板に接着していきます。ピンセットを使って一つずつ慎重に置いていきます。
 
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椅子を置くだけで固定しないと、少し車体を動かすだけであちこちに飛んで行ってしまいます。これでようやく落ち着きました。
 
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花瓶やメニューや灰皿、料理などを適当に配置していきます。メニュー位はテーブルごとに設置したいものですが、それぞれ足りないので飛び飛びに設置します。
 
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食堂車の備品を固定出来たために、壁面の取り付けに移ります。
 
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側板にマグネットを接着します。車体側に吸着する様に極性を確認してから取り付けていきます。
 
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側板を車体に取り付けてから外装板をマグネットに吸着して仕上げます。これでオシ24は完成状態となります。オハネフ25は側面と妻面とのずれが気になりましたが、オシ24はピッタリと合いました。
 
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3両分のディオスプレイ台座を組み立てていきます。
6つの台座のパーツは組み立てガイドと照らし合わせて間違わないようにしないといけません。それぞれ微妙に形状が異なります。
 
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枕木を台座に接着していきます。
 
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3両分の接続コネクターは、EF66とオハネフ25は同じパーツですが、オシ24だけ配線の順番が逆になっています。ケーブルの色をよく見て区別するほかありません。
 
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台座に接続コネクターと車輪載せ台を固定します。客車2両の車輪は回転しませんが、車体の位置を正確にするために車輪載せ台を使用します。
 
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金属製の線路を台座の端から差し込んでいきます。一つの台座ごとに6本のレールを使用します。接着しなくても適度に固定しており抜けそうになることはありませんでした。
 
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車体をレールに載せます。
車輪載せ台の台車の車輪がピッタリ合うように載せると、接続コネクターの端子が車体の端子とピッタリ合うようになります。
 
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しかし車体のもう一つの台車との距離と車輪載せ台の位置が合っていません。オシ24だけじゃなくてオハネフ25の方も車体の方が台車間が長くなっています。接続端子の無い方の車輪載せ台は外した方が良いように思えます。
 
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結局、客車2両のディスプレイ線路は車輪載せ台を片方しか取り付けずに組み立てました。レール幅は少し広めですが、車輪はきちんと載るので滑車状の車輪載せ台が無くても問題ありません。
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ディスプレイ線路に一応完成した3両を載せました。
まだプレミアム購読の特典のディスプレイ台やカバーなどが届いていませんが、これで完成形がはっきりと見えてきました。
 
並べておくだけで相当の場所を取ります。これを3両連結して展示できるなんて場所のある読者はそんなにいないでしょう。早くひな壇状の展示台が欲しいものです。
 
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EF66のパンタグラフは菱形のPS17形にしました。あさかぜ号に今回製作した食堂車が連結されていた時分にはおそらくPS17形であった期間が長かったと思われますし、シリーズ中ずっと冊子の表紙で見てきたのでこの方が馴染みがあります。普段は畳んだ状態にしておきます。とはいえまだ接着していないので、次回の工作時間に固定する予定です。
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1両ずつ模型を眺めていきました。EF66は適当に設置したらディスプレイ線路に固定した通電の為の端子の場所が合いません。慎重に6軸全て車輪載せ台に載るように置けば端子はピッタリの位置になるようでした。
 
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最後の工作となるのは、ギミックをコントロールするワイヤレスコントローラーとスピーカー/電池ボックスです。コントローラーはマスコンハンドルとブレーキを模した形状で、結構質感が高くて凝っています。
 
しかしこのマスコンとブレーキ、電気機関車のものではなく電車のものです。模型で運転台を製作したので、これじゃ全然違うぞって判ってしまいます。まあそこまで細かい事言わなくてもよいでしょう。
 
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コントローラーはかなりの大きさですが、中身は殆ど空っぽです。基盤が一つとスイッチ、電池ボックスだけです。
 
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コントローラーに使用する電池は単4電池2本です。ワイヤレスになっているので、このコントローラーから伸びるケーブルはありません。これも無駄に凝っているところです。スピーカーと一つにまとめてしまえばワイヤレスにする必要もなくローコストに出来たようにも思えます。
 
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続いてスピーカー/電池ボックスを組み立てます。
動力は単2電池4本。単2電池はあまり使用しないので、新たに購入しました。
 
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コントローラーとスピーカー/電池ボックスが出来ました。
電池ボックスからはケーブルを伸ばしてディスプレイ線路から出ているケーブルに接続するのですが、今回は時間が無いので次回ゆっくり検証します。
 
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EF66のパンタグラフを上げると、あまりに立ちすぎていて不自然です。スプリングの力が強すぎるのかと思います。そのため、まだパンタグラフを接着出来ないでいます。
 
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EF66側面です。
 
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オシ24側面です。
この時は設置方向を間違えており、非公式側がこちらを向いています。
 
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オシ24については、天井や側面、妻面もピッタリと合っています。外装板は金属製なので、なかなか質感も良いように思えます。
 
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オハネフ25側面です。
通路側の窓から見える内装部分が良い感じです。
 
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問題なのは、後端部の妻面と側面の銀帯が合っていないことです。妻面は床板にビス止めしてあるので、ビス部分にスペーサーを入れて少し上に上げたいものです。
 
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オシ24の公式側の側面です。
テーブル上に置いた花瓶やメニューが良い感じに見えています。
 
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とりあえずは120号組み立てました。ディスプレイ台やケースがまだ届いていませんし、調整作業や仕上げを行う必要がありますが、一区切りとなりました。延長される方はまだ1年工作が続きますが、私は続けないのでこれ以降、新しいパーツはやってきません。
 
長く続けたパートワークの最終号を迎える際は、いつも本当に唐突です。結局、完成を目指して毎号楽しみに待って組み立てている時が一番楽しいのかと思います。
 
今後届く予定のディスプレイ台を待ちながら、細部の調整など進めていきます。
 
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2022年12月11日 (日)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」第114号~117号 怒涛のパーツラッシュ!

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アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。12月6日火曜日に114号から117号までの4号分が到着しました。中国の工場からの出荷遅れで最終盤になって隔週刊化しているこのシリーズ、今回は多少進度が遅くなっても問題ないほどの怒涛のパーツラッシュとなりました。115号、116号の作業量は凄まじいものとなっています。
 
元々作業量の多いこのシリーズですが、これまではあまりにのんびりと進め過ぎだったのでしょう。120号で終わらせるためにはこの段階でのパーツラッシュとなってしまいます。今回の4号分はズッシリとした大型の段ボール箱で届けられました。今回は一度に片付けようと思わず、のんびりと工作を楽しんだ方が良いでしょう。どうせもうすぐシリーズ終了です。新しいパーツが来てどんどん溜まっていく心配もありません。
 
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今回の梱包の中に、シリーズの延長案内が入っていました。
延長分の50号で24系寝台車のA寝台車オロネ24を作るとの事です。なぜあさかぜのオロネ25ではなく解放式寝台車のオロネ24なのかという理由は判りませんが、多分個室寝台車がズラリと並ぶオロネ25では組み立ての面白みに欠けて延長しない読者が多いと思われたのかと想像します。
 
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120号掛けて3両を作った後、50号も掛けて1両を作るとはなぜかと思いましたが、パンフレットを見るとこのオロネ24の模型、シリーズで作ってきたオハネフ25やオシ24に比べて細部のディティール表現が細かくなっているようです。
 
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プレミアム購読を申し込んでいれば、ひな壇式のディスプレイ台の最下段をプラスして飾れるとの事です。でも1両だけ表現の細かい客車となって違和感が無いかと心配です。
 
私はプルマン式のA寝台車に特に思い入れはありませんし、長期間購読してきて結構お腹いっぱいの気分です。次回の120号までのパーツとディスプレイ台を受け取った後、このシリーズは解約の手続きを取ろうかと思います。
 
放置しておくと121号以降、自動的に継続となってしまうので、ネットのフォームで解約手続きをするか、サービスセンターに電話する必要があります。
 
私はシリーズ延長で乗客や乗務員、食堂車クルー等のフィギュアが付属してくることを密かに期待していました。しかしその夢は儚く散ってしまいました。食堂車の椅子や料理などのパーツを取り付けずに保管していましたが、時間を見つけて固定していこうと思います。
 
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各号の付属パーツの量が非常に多いので、手を付けるのに気合が必要です。114号から開封していきます。
 
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今号では食堂車のテーブルに料理などを配置する他、ディスプレイ用の線路の枕木を作成を行います。
 
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食堂車の料理を確認します。
和食と洋食があります。食堂車に乗客を配置するかもと思ってこれまで配布された料理や食器などを配置していませんでしたが、フィギュアが付属しないとわかったのでそろそろ設置を進めようと思います。ただ今回は作業が多いので、食堂車の椅子や料理の固定は後日とします。
 
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ディスプレイ用の線路の組み立てです。
今回は枕木とレール締結具が大量に付属しています。ランナーからパーツを切り取ります。
 
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枕木に締結具を差し込んで接着します。
車輪載せ台にベアリングを固定します。
 
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長い方の枕木14本、短い方18本に締結具を差し込み、車輪載せ台二つを組み立てました。一度に大量に作ったような気がしますが、まだまだ数が足りません。でもシリーズは間もなく終了する為、この線路パーツは毎号組み立てていくことになります。
 
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115号に進みます。
115号と次の116号には大量の車体パーツが付属しています。組み立て作業量も非常に多くなっています。
 
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今号ではEF66の屋根と側板、オハネフ25の寝台内設備と外装板、ディスプレイ用の線路の組み立て等を行います。
パーツの欠品が無いかを最初にチェックするのですが、多すぎて作業台に載せられません。
 
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まずEF66の屋根パーツを組み立てます。
3つのパーツを接合し、屋根上のパーツを組み付けます。
 
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屋根板の側面にマグネットを接着します。
今回の組み立てガイドでは、マグネットの極性を揃えて取り付けるよう指示がありました。側板のマグネットに吸着させるからです。
 
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屋根板の裏側にLEDケーブルを取り付けます。LEDの付いた基盤の裏側はシールになっているので剥離紙を剥がして貼り付けます。
 
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EF66の側板にマグネットを貼り付けます。
先ほど天井板に貼り付けたマグネットに吸着する様、極性を合わせます。
 
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オハネフ25の天井を組み立てます。
照明カバーを差し込んで接着します。
 
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天井パーツに上段寝台用の転落防止ベルトとカーテンを取り付けます。
カーテンは生地が硬いので思うように垂れてくれません。しかもカーテンを開けた状態には出来ません。せっかく組み立てた寝台が見えなくなってしまいそうです。
 
転落防止ベルトは上段寝台に接着することになるのでしょうが、その作業は細かくて厄介になると思います。
 
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寝台に設置する掛け布団と枕を接着します。掛け布団の上に枕が載っている状態を表現します。
 
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下段寝台のカーテンを設置します。
上段寝台が外れるところは取り付けが簡単なのですが、既に外れない場合は難しい作業となってしまっています。
 
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下段寝台のカーテンを取り付けていきます。掛け布団と枕のセットは寝台の窓際に接着していきました。
でも全ての寝台にカーテンを取り付けてしまったら、布団など見えなくなってしまいます。
 
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通路側の仕切り板を取り付けます。
カーテンが閉まっていて、完全に真夜中の就寝モードです。
 
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オハネフ25の床パネルにコネクター基盤を取り付けます。
寝台車の読書灯に通電する為の基盤は今回の付属分で最後となりました。
 
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オハネフ25の外装板にB寝台車の車標を接着します。
一応素材は行燈の様な仕組みになっていますが、残り号数を考えると発光する仕組みは期待しない方が良いかもしれません。
 
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出入口ドア周りを組み立てます。
ドアの上部が開いているので、ここにLEDを仕込む仕組みがあれば車標が光らせることは出来そうです。
 
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ディスプレイ用線路に置く車輪載せ台を二つ組み立てます。
これでようやく今回の作業は終了です。
 
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続いて116号に進みます。
今回も前回に引き続き、パーツ量が多くなっています。115号、116号は冊子の記事が全て組み立てガイドです。
 
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今号ではEF66の前頭部、屋根回りとオハネフ25の寝台内設備、外装板等を組み立てます。パーツの確認を実施しましたが、あまりに多いのでパッケージの梱包材に戻して必要な分だけ取り出して作業台に載せていこうと思います。
 
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後部の運転台の側面に区名標2枚を接着します。
 
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EF66の運転台側面に梯子や手すりを接着していきます。
5号に付属してきてずっと保管していた梯子パーツも今回取り付けていきます。
 
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後部運転台には雨どいや扉の横の手すり等も取り付けます。
 
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EF66の屋根パーツの裏側に機器を接着します。
 
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屋根上にはモールドされた配線パーツを取り付けます。
ごちゃごちゃして機関車の屋根らしい雰囲気になりました。

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屋根パーツの側面にマグネットを接着します。
こちらも極性が一定になるように方向を揃えて取り付けました。
 
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側板パーツにもマグネットを接着します。
屋根パーツに吸着するよう、方向を確認して取り付けます。
 
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オハネフ25の寝台設備の組み立てです。
寝台車の通路側の仕切り壁を組み立てます。きちんと小テーブルが回転する様になっているのが楽しい。大型模型の醍醐味です。
 
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寝台部分にカーテンを取り付けます。通路側の仕切り板を取り付けるとカーテンを閉じて就寝中の雰囲気になります。
 
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オハネフ25の室内壁面を組み立てます。
窓ガラスと窓枠を取り付け、テーブルと梯子等を接着します。梯子は展開した使用状態と格納状態の両方のパーツが付属していて好みで選ぶようになっていました。カーテンを取り付けて就寝中の佇まいの為、全て梯子は使用状態としておきました。
 
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外装板に列車名・行先表示機を接着します。
行先は下関、博多、東京のいずれかを選択する様になっていました。食堂車を連結したあさかぜ、やっぱり博多行きを選択しました。私が実際に乗ったことのあるあさかぜは全て東京行きでしたが、乗ってみたかったのは博多行きです。
 
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今回もディスプレイ用の線路に設置する車輪載せ台を二つ組み立てます。
これでようやく116号の膨大な作業は終了です。
 
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117号に進みます。
今回もずっしり大量のパーツが付属しています。
 
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今号ではディスプレイ用の線路を組み立てます。
車両の組み立ては一旦休止し、ひたすら枕木や写真載せ台を組み立てます。
 
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全てのパーツをランナーから切り取ります。
 
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枕木にレール締結具を接着します。
長い方を14本、短い方を22本です。
 
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車輪載せ台を二つ組み立てて今回の作業は終了です。
今回の4号分の内、114号と117号は一緒に組み立て作業を行った方が効率が良いでしょう。
 
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次号118号では、EF66のパンタグラフと機器室搭載装置、オハネフ25の寝台内設備などの組み立てを行うようです。もちろんディスプレイ用の線路は引き続き少しずつ組み立てていきます。シリーズは残り3号となりましたが、まだまだ大量の組み立て作業が残っています。今回以上の巨大な梱包で届けられることでしょう。
 
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2022年11月 6日 (日)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」第110号~113号 完成間際の発売日変更!完成は越年となりました

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アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。11月5日の土曜日に110号から113号までの4号分が到着しました。
 
全120号のこのシリーズ、いよいよ最終盤となっています。でも3車両とも本当にあと数号で完成というのが信じられない程の遅い進捗です。今回は大型パーツが付属しています。これからも配布パーツは多くなることでしょう。
 
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全長66.5㎝もの大型の段ボール箱に入って届けられました。110号に寝台車オハネフ25の外板パーツが付属しているからです。
 
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梱包の中に、今後の発売日変更のお知らせが入っていました。次回の配達分となる114号からしばらくの間、隔週刊に変更するとの事です。原因は中国での新型コロナウィルスの影響によりパーツ製造の遅れが生じているからということです。もうすぐ完成というタイミングでの発売日変更は残念ですが、仕方ありません。
 
次回の114号から117号までの4号分の到着は、12月7日(水)頃になるとの事。4号分が隔週刊となるにしては早いタイミングですが、実際にはもっと遅れることを覚悟しておいた方が良いでしょう。これで完成は確実に来年に持ち越しとなります。
 
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気を取り直して作業を開始します。
まずは110号からです。今回は特別価格の3990円(税込)です。長い持ち手付きの大きいパーツ箱に入っています。書店注文していると、これを持って帰るということになるわけです。デカデカとシリーズ名が書かれているので、持って電車に乗っていたら、ああ2年くらい前に見たCMのあのブルートレイン、本当に作っている人いたんだね、って一人くらい思ってくれるかもしれません。
 
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開封します。
今回はEF66の機器室内搭載装置類とオハネフ25の車内の洗面台の組み立てです。
 
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オハネフ25の側板はきれいに塗装されています。実車ではステンレス板貼り付けのラインは、模型では塗装となっています。形式名も割ときれいに印刷されています。
今回はこの側板は使用しません。保管指示となっているので、長いパーツ箱は処分せずに保管用として取っておこうと思います。
 
作業進行度合いからして、完成に近いオシ24の側板の方を先に配布してくれればよいのに、何とも保管が面倒なパーツ配布順にしているものです。
 
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EF66の機器室搭載装置を組み立てます。
前号で組み立てた箱型のパーツと組み合わせ、今回付属のメッシュのパーツを接着していきます。何の装置かはさっぱりわかりませんが、模型では普通再現しないものまで組み立てるのは楽しいものです。
 
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オハネフ25の洗面台を組み立てます。
1車両定員32名が使用する洗面台は2台だけ。満員の時は洗面台行列が出来たことでしょう。上方に斜めに鏡が設置されているのも再現されています。凝る方は塗装されていることでしょう。私は社宅には塗装道具を何にも持ってきていないのでこのまま素組みします。
 
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デッキと客室との隔壁にコネクター基盤が付いているケーブルを通します。
 
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通路扉の付いた隔壁の客席側には端部の寝台ユニットを取り付けます。取り付ける際、コネクター基盤付きケーブルの位置が後で調整できるように、少し床板の穴を削っています。
 
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オハネフ25の床パネルにコネクター基盤を一つ取り付け、今回の作業は終了です。
 
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オハネフ25の寝台ユニットは、残すところあと一つの組み立てとなってきました。
 
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続いて111号にすすみます。
全号とは打って変わって小さなパーツの配布です。
 
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今号ではオシ24の客室テーブルに料理や備品を配置します。また車体の側面にマグネットを取り付けていきます。
 
オシ24の料理や備品については今後も配布が続くので、全て揃ってからバランスをみて配置しようと思います。
 
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料理はステーキと和定食でしょうか。やけに大きなフォークとナイフも付属しています。今回はひとまとめにして一旦保管としておきます。
 
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オシ24の側壁にマグネットを取り付けます。
今回は取り付けの際にマグネットの極性を調査する必要があります。まず車体側にマグネットを吸着させて確認してから接着を行いました。
 
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天井部分もマグネットの極性を調査してから接着しています。かなり強力なマグネットなので、油断するとすぐに他のマグネットのところに飛んで行ってしまいます。
 
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マグネットを取り付けた側板は屋根と車体とにかなりしっかり貼りついきます。ズレは無さそうです。
 
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今回付属してきたオハネフ25の外板をオシ24に取り付けてみます。車体の半分しかマグネットは取り付けていないのに、しっかり貼りつきました。窓の位置は合っていませんが、外板パーツがあると一気に模型が完成に近づくような感じです。
 
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112号に進みます。
 
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今回はEF66の機器室搭載装置、側板、外板にパーツを取り付けます。またオハネフ25のトイレなどを組み立てます。
 
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箱型の機器室搭載装置に今回付属のメッシュパーツを二つ取り付けます。メッシュは金属パーツなので雰囲気は良好です。
 
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EF66の側板に通風口板と窓を取り付けます。
窓のパーツはABS樹脂の為、ABC用接着剤を使用した方がしっかりと貼りつきます。通風口板はプラモデル用接着剤で貼り付けます。
 
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オハネフ25のトイレを組み立てます。
ステンレス製の和風便器が懐かしい。
 
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通路とトイレを隔てるドアがありませんが、今後付属するのでしょう。
 
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今回も床パネルに一つコネクター基盤を足していきます。
 
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今号の作業は終了です。
 
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続いて113号に進みます。
 
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今号では前号に引き続きEF66の側板、外板にパーツを取り付け、オハネフ25の最後の寝台ユニットを組み立てて床板に取り付けます。
 
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EF66の側板、外板にパーツを接着します。
前回と同じ作業となります。
 
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オハネフ25の端部の寝台ユニットを組み立てます。
通路扉を取り付けた壁面も組み立てていきます。
 
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端部の寝台ユニットを床板に取り付けます。
通路のトイレの扉が無いのが気になります。開閉しない仕組みではあるものの、今後の取り付けは結構面倒な作業になりそうです。
 
 
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床パネルにコネクター基盤を一つ足して、今回の作業は終了です。1号に一つずつゆっくり取り付けてきたコネクター基盤も残りあと一つとなっています。
 
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次号114号ではオシ24の客室テーブル料理などを配膳します。今までに配布されたものと合わせてそろそろ設置を考えないといけません。
 
長丁場のシリーズの残り7号となってから、次号からは予告通り隔週刊となり、ペースが大きく落ちます。まあここまで来たら焦っても仕方ありません。最後は相当の作業量となる事が予測されますが、最終号以降は続きが無いわけなのでゆっくり作業を進めればよいでしょう。今のところシリーズ延長のお知らせはありませんが、果たしてどうなることでしょうか。私としては、何度も書いていますがオプション販売か延長で食堂車クルーや乗客等のフィギュアを販売して頂きたいと思っていました。但しまだ予告が無いので望み薄です。その有無を見届けてから食堂車オシ24の客室備品や料理などを配置していく予定です。
 
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2022年10月 2日 (日)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」第106号~109号 今回は大型パーツはありません

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アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。10月2日の日曜日に106号から109号までの4号分が到着しました。
 
ちょうど同じタイミングでデアゴスティーニのナイトライダーも到着しました。二つのシリーズともに月に1回くらいのペースでの4号まとめての発送となっていて、デアゴスティーニは5号まとめての月があるので、周期が合ってしまうと今回の様に同じ時期に受け取ることになってしまいます。この調子だと来月も月初に二つ同時になってしまいそうです。
 
組み立て式のパートワークは長丁場でも1号あたりの作業量はそれほど多くないものです。でも合計8号分ともなると相当なボリュームになってしまいます。そんなの次が来るまでにノンビリ組み立てればよいではないかということなのですが、何となくため込むのは抵抗があるのです。
 
とりあえず時間を要す、ブルートレインの方を先に手掛けることにします。今回の4号分にはボディなどの大型パーツは無く、割とコンパクトに梱包されていました。でも内容は目新しいものもあるので楽しめます。
 
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まず106号から開封します。
 
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今号では機関車EF66の機器室搭載装置類などと寝台車オハネフ25の妻面と床パネル配線などを組み立てていきます。
 
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まずEF66の機器室に設置する電動送風機を組み立てます。
機関士か整備士にでもならない限り見ることが出来ない機器類も、大型モデルらしくきちんと表現しています。
 
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オハネフ25の妻面に梯子などのパーツを接着していきます。
基本的にオシ24の妻面と似たような感じです。
 
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妻面の客室側の壁を接着します。
 
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オハネフ25の床パネルにコネクター基盤を一つ取り付けたら今号の作業は終了です。
 
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107号に進みます。
 
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今号ではEF66の機器室搭載装置類とオハネフ25の通路扉などの組み立てです。
 
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前号で組み立てた電動送風機に更にパーツを接着していきます。
 
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電動送風機は後部運転台のすぐ後ろに接着します。
なんだか機器室がゴチャゴチャしてきて良い感じです。
 
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オハネフ25の通路扉を組み立てます。
この斜めに設置された扉、何とも懐かしいものです。取っ手を引いて、寝台車の通路内に入っていったことを思い出します。内部からは押し開けたものでした。
 
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これで今号の作業は終了です。あっさりと終わってしまいました。
 
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108号に進みます。
 
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今号では食堂車オシ24の客室テーブルに食器や備品を設置します。しかし私の場合、これは今後の最終段階に行うのでパーツは取り置きとなります。
 
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テーブルに置くメニューやグラス、コップ、ナイフフォークなどが付属しています。ナイフとフォークは明らかに大きいと思いますが、それとわかるものじゃないといけないので少々デフォルメしたサイズになっています。
 
今後フィギュアの設置を検討する段階で食堂車の椅子や備品類をどこに配置するか決めた後、接着固定したいと思います。
 
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オシ24の側面にボディ外板を吸着させるための磁石を接着して今回の作業は終了とします。食堂車備品類はひとまとめにして保管します。
 
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109号に進みます。
 
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今号では前号に引き続きEF66の機器室搭載装置の組み立てに加え、オハネフ25の寝台ユニットを組み立て行きます。
 
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何の装置なのかはわかりませんが、箱型の機器ボックスを組み立てます。今回は設置はしないので、このまま次回まで保管となります。
 
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オハネフ25の寝台ユニットを組み立てます。
これが最後のユニットとなるのですが、今回でもまだ完成しません。あと1号を要すことになります。配線を組み込んだらLEDの点灯テストを行っておきます。
 
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オハネフ25の床パネルにコネクター基盤を一つ取り付けて、今号の作業は終了です。
 
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次号110号でも今回同様にのんびりとEF66車内機器とオハネフ25車内などを組み立てるようです。このシリーズも残り11号。そろそろ1両くらいは完成しても良いところなのですが、最終号で3両とも揃って最後の仕上げを行うようになるのでしょうか。まだディスプレイ用線路や客車の車輪回転装置、音声ギミックなど手つかずの部分も最終盤に組み立てるようです。
 
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2022年9月11日 (日)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」第102号~105号 EF66の車体が繋がりました

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アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。9月10日の土曜日に102号から105号までの4号分が届きました。

残り少なくなってきたこのシリーズですが、まだ不明な部分がたくさんあります。今回はようやく機関車EF66の車体部分が繋がり、食堂車オシ24の屋根部分が完成しています。毎号の作業がそれなりに多く、時間のある週末に手掛けないと進みません。終盤に入って新たな部分の組み立てが続くので、飽きない展開となりそうです。

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まず102号から開封します。ボール紙のパーツ箱です。
今回は食堂車オシ24の内壁と屋根のパーツが入っています。

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今回は、オシ24の厨房側の側壁内側と屋根を組み立てていきます。屋根のパーツは樹脂の素材そのままの無塗装でした。

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窓枠に窓ガラスをはめ込んで窓枠を接着します。
端の丸い窓は厨房のトイレ部分の窓となっています。

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屋根の内側には鉄製の丸板をはめ込んで接着します。
車体側に仕込んだ磁石とこの鉄板が吸着するという仕組みです。

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厨房の窓には保護の為に窓の桟が横に入っています。側面には磁石を仕込む丸い穴があるので、今後外壁を固定する為の磁石をはめ込むことになります。

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続いて103号に進みます。
 今回は機関車EF66の機器室の搭載装置類の組み立てを行い、3分割されている車体を接合します。また寝台車オハネフ25の床パネルに読書灯の基盤を取り付けます。また、これまでに仕込んできた読書灯の点灯実験を行うことが出来ます。

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まずEF66の車体内に設置する装置類を組み立てます。
全く未知の部分の機械類なので、非常に楽しい作業です。プラモデル用接着剤で接着していきます。

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EF66の中間台車にチューブを取り付けます。これは前回行っておいても良さそうな作業ですが、なぜかパーツを取り置いて今回実施の指示となっています。

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EF66の3分割された車体を接合していきます。
中間台車の動力ケーブルの取り回しについて、101号までを見返しても良くわかりません。組み立てガイドの図ではこの動力ケーブルが見当たりません。

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先の作業で分解することを覚悟の上、とりあえず他の前後の台車と同様に、床板の穴から上部に通しておきました。きちんと解説されていないので、今後の展開次第で作業をやり直す必要があります。いざ完成したのに、せっかく仕込んだモーターが回転しないのでは残念だからです。

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先頭部の床パネルのサイドに磁石を仕込み、12号で組み立てて保管されていた機器室搭載装置を取り付けます。
ケーブルの取り回しによっては分解の可能性があるので、現状では接着は控えておきました。

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最後の寝台ユニットの客室壁を組み立てます。
読書灯は前回付属してきて保管していたものです。

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今回付属のコネクター基盤を使用して、寝台車のベッド脇に仕込んだ読書灯の点灯実験を行うことが出来ます。全ての寝台の読書灯が点灯することを確認しました。パーツ不良で光らない場合でも、今さら分解して組み直すのは困難なため、安心しました。このコネクター基盤は序盤に配布しておくべきだと思います。

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点灯実験に使用したコネクター基盤は、そのまま車体の床面に取り付けます。デイジーチェーン式に基盤を接続していく方式の様です。

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3分割されていたEF66の車体がようやく一つに繋がりました。また、仕込んだもののずっと点灯実験を行えなかった寝台車の読書灯も無事光ることが確認できたので、大きく前に進んだ号であったと思います。

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続いて104号です。

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今回は、EF66の機器室搭載装置の組み立てと、オハネフ25の妻面の組み立て、及び床面へのコネクター基盤の取り付けです。

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まずEF66の機器室搭載装置の組み立てです。
コンプレッサーなどを組み立てていきます。

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後部運転台のすぐ後方に設置する装置は今回で完成となります。

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搭載装置は今回は接着せずに載せておくだけにしておきました。まだ分解する可能性があるからです。ケーブル類の接続基盤の設置が決まってから固定したいと思います。

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オハネフ25の妻面に、貫通扉と幌などを取り付けていきます。

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床パネルにコネクター基盤を取り付けます。
接続ケーブルが長すぎるので、寝台の床パネルを取り付ける際に取り回しを工夫しなければなりません。

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2ユニットの寝台の読書灯を同時に点灯実験してみました。
全てのLEDが点灯した時はさぞ壮観な事と思います。

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これで今回の作業は終了です。
オハネフ25のコネクター基盤は今後順次付属してくるものと思われます。

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105号に進みます。今回もボール紙製のパーツ箱です。

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今回は、オシ24の屋根を完成させていきます。また客室の車体側面の内壁に窓ガラスをはめ込みます。

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102号で組み立てたオシ24の屋根部分と今回付属のものとを接続します。

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99号で室内灯を仕込んだオシ24の内天井部分を屋根の内側にはめ込んで接着します。ケーブルは屋根の溝にはめてカバーを接着します。

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オシ24の客室部分の側壁内側に窓ガラスをはめ込んで、窓枠を接着します。窓ガラスの透明パーツには、両面とも保護フィルムが貼られているので、セロテープを使用して剥がしました。

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窓ガラスとブラインドのハンドルを接着します。

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これで今回の作業は終了です。
食堂車の内壁は前面揃いました。後は外壁を取り付ければこの車両は完成となりそうです。そろそろ食堂車の椅子の固定を考えたいものですが、搭載フィギュアがオプション販売される望みをまだ捨てていないので、もう少し待ちたいと思います。

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今回の4号分の作業量は相当なものでしたが、変化も大きかったと思います。EF66は車体が一つに繋がり、オシ24は屋根が載せられて完成間際となりました。また唯一点灯実験が実施できていなかったオハネフ25の読書灯も今回行えました。

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次号、106号ではEF66の機器室搭載装置類とオハネフ25の妻面、床パネルの組み立てを行います。完成間際のオシ24はしばらく放置してEF66とオハネフ25を急ピッチで組み立てていくのでしょう。残り15号しか無いので、これからは毎回相当の作業量となる事が予測されます。

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アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」第98号~101号 今回の4号で一気に進んでいます

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アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」第106号~109号 今回は大型パーツはありません

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2022年8月 7日 (日)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」第98号~101号 今回の4号で一気に進んでいます

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アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。8月2日の土曜日に98号から101号までの4号分が届きました。

今回届いた内、区切りとなる100号は税込3998円と特別価格になっています。EF66の外装パーツが入っているのでパーツのパッケージも特別版です。また99号もオシ24の天井などの大型パーツの為に、全体的な梱包は大きなものとなっていました。

これまでシリーズの進行が遅いと思っていましたが、それを取り戻すかのように一気に進行させているように思えます。

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まず98号から始めます。

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今回はEF66の中間台車と寝台車オハネフ25の寝台ユニットの組み立てです。内容的には目新しいものは何もありません。

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オハネフ25の寝台の壁面に小物を取り付け床板に固定し、背もたれやクッション部分を接着します。

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EF66の中間台車のギアボックス周りのパーツを接着し、ブレーキ装置を片方だけ取り付けます。

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これで今回の作業は終了です。
EF66の台車は相当に長期に亘って少しずつ組み立てていますが、そろそろ完成が近づいて来たようです。

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続いて99号に進みます。
樹脂製ではありますが、大型パーツが入っている号です。

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今回はオシ24の屋根上機器などの組み立てです。客室側にはLEDによる照明も取り付けていきます。全く新しい作業であり、オシ24がかなり組み上がっていきます。

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まず、オシ24の厨房内に流し台を取り付けます。厨房の狭さに拍車がかかります。誰かが洗い物をしていたら調理室からパントリーの方に移動出来なさそうです。ステンレスを表現したシルバー塗装は良い感じですが、ナベカマ食材が無いのでリアル感に乏しいのが残念。器用な方なら自分で作ってしまうかもしれません。

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オシ24の屋根部分を組み立てていきます。屋根の内側パーツには磁石を接着します。

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厨房部分の屋根内側パーツを固定し、車端部にクーラーを取り付けます。クーラーが無塗装の樹脂丸出しなのが残念ですが、単身赴任先の社宅には塗装道具が無いのでこのまま進めます。

食堂車の客室部分の天井を作っていきます。
天井の中央には蛍光灯照明があり、きちんと光る仕組みになっています。

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LEDの付いた基盤に電池ボックスを接続し、点灯テストを行います。
私のところに来たパーツはきちんと光りました。

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天井パーツにLED基板を貼り付けます。予め両面テープが貼られているので剥離紙を剥がして貼るだけです。

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蛍光灯カバーのパーツを貼り付け、再び点灯実験を行います。
光っているのはLEDですが、きちんと蛍光灯照明に見えます。照明があるのは客室部分のみで、厨房に照明はありません。

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まだ天井パーツは取り付けないので載せて様子を見ます。
既にオシ24は完成後の大きさになりました。外板は今後の特別号での配布になります。

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続いて100号に進みます。
100号は税込3998円の特別号です。通常号のほぼ倍の価格となっており、EF66の外板パーツが付属しています。模型の3両の外板パーツが付属する号は特別価格になります。
パーツを入れた箱は、書店での予約購入の際には持ち帰りやすいようにバッグの様な取っ手が付けられています。

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今回はEF66の中間台車とオハネフ25の寝台周りの組み立てです。
メインの付属パーツであるEF66の外板は今回は使いません。作業内容としては目新しいものではありません。

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EF66の外板パーツです。金属製できれいに塗装されています。運転台部分のクオリティが結構高いので、それに合わせて丁寧に仕上げられているように思えます。傷つけたり曲げたりしない様に大切に保管しておきます。

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前回に引き続きEF66の中間台車の組み立てです。今回はブレーキ装置の片方や砂箱、ブレーキシリンダーを接着していくだけです。なかなか完成させません。残りは次号以降の組み立てとなります。

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寝台車の内装の組み立てを行っていきます。

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区切りとなる100号ではありますが、作業内容は何度も行ってきた作業の繰り返しでした。

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101号に進みます。

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今回はオハネフ25の寝台ユニット組み立てとEF66の中間台車の組み立てです。繰り返しの作業ではありますが、EF66の中間台車には前後の台車には無いパーツや台座から電源を取る端子部分の取り付けがありました。

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まずオハネフ25の寝台ユニットの組み立てです。
序盤から繰り返し行ってきた作業ですが、今回手掛けるユニットが最後となります。しかしまだ完成までには数号を経ていきます。

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前回に引き続き、EF66の中間台車を組み立てていきます。
中間台車にはATS車上子や台座からギミックの電源を取る端子部分が取り付けられます。

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台車の下部中央には4個の端子があります。ここから動輪の回転や照明用のLEDの電源を取るわけです。

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台車に床パネルを取り付け、今回の作業は終了です。
寝台車の読書灯、及びコネクターケーブル4本は次回まで取り置きとなります。

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EF66の床パネルが全て揃いました。これで完成後の姿や大きさが判るようになりました。かなり大きい上に、意外とクオリティが高い。このシリーズでは3両の模型を組み立てますが、機関車EF66のみ客車2両に比べて品質が高いように思えます。
まだ100号付属の外板の取り付けまでには少し作業がありそうです。

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今回の4号分で、オシ24とEF66がかなり完成に近づきました。これまでノンビリ進行だったのを一気に畳みかけるような感じでした。EF66の外板が金属製で精密なのが嬉しい。取り外し可能は客車2両の外板も金属製で磁石で吸着させる仕組みとなるので金属製でしょう。但し後ろ側の顔とも言うべきオハネフ25の行燈の付いた妻面が樹脂の生地丸出しのパーツなのが惜しい。中間部の妻面は細かい造形の金属パーツなのに、なぜ最後尾のみ安っぽくしたのかは不明です。

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次号102号ではオシ24の車体などの組み立ての様です。もう完成が近いオシ24。そろそろ3両中1両くらいきれいに完成させればよいのにと思いますが、全て最終号で出来上がるようにしていくのでしょうか。
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アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」第94号~97号 厨房にトイレがあったとは!

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アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」第102号~105号 EF66の車体が繋がりました

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2022年7月20日 (水)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」第94号~97号 厨房にトイレがあったとは!

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アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。7月18日の月曜日に94号から97号までの4号分を受け取りました。7月15日に配達があったのですが3連休は愛知に帰省していたので再配達して頂いています。組み立ては書店発売日から少々遅れてしまいました。

全120号のこのシリーズ、既に終盤に掛かっています。もう3両とも仕上げの段階に入っているはずなのですが、まだ先が長い様子です。

寝台車のベッドや台車の組み立てなど同じような作業の繰り返しがありますが、今回の4号分では96号の食堂車の組み立て部分のみが目新しい内容になっています。

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まず94号から始めます。

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今回はEF66の中間台車とオハネフ25の寝台周りの組み立てです。機関車の台車の組み立ては3回目、寝台は7回目です。

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まずEF66の中間台車を組み立てます。前回中途半端な状態で作業が終わって1か月間保管していましたが、今回ようやく組み立てを再開できます。軸箱の内側は少々ヤスリで削っておくとスムーズに車輪が回転する様になります。

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寝台車のベッドを組み立てます。これまでたくさん組み立ててきた部分なので組み立てガイドを見ることなく進めます。

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ベッドのクッション部分を多目的接着剤を使って接着します。EF66の台車はまだ車軸が抜けてしまうので取り扱い注意です。

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続いて95号に進みます。

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今回も前回に引き続き、オハネフ25の寝台ユニットとEF66の中間台車の組み立てです。代り映えのしない内容なので、サッサと作業を進めます。

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寝台ユニットに読書灯を接着し、下段寝台に保護柵を取り付けて壁面部分にはめ込みます。

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EF66の中間台車に梁を接着し、ようやく車軸が抜けなくなりました。この段階で車軸が軽く回るようになっていないといけません。回転が渋い場合、軸箱の内側をヤスリで削って調整します。

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これで95号の組み立ては終了です。
中間台車のギアボックスは今回は確認するだけです。作業手順としては次の96号を後回しにして97号を先に組み立てた方が良いでしょう。

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続いて96号に進みます。

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今回は食堂車、オシ24の組み立て作業です。先に97号を済ませた方が機関車の中間台車や寝台部分の組み立てが進むのですが、一応号数に忠実に作業を進めます。

食堂車の厨房内に厨房設備や乗務員用トイレなどを取り付けていきます。また今回で食堂部分の椅子が全て揃います。

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厨房部分に設備を接着していきます。
乗務員用トイレを組み立てて取り付けます。厨房内にトイレがあったとは知りませんでいた。確かにコックやウェイトレスが客室のトイレに行っていてはおかしいので専用のトイレは必要です。但し窓から中が丸見えです。実車には摺りガラスが入っていたのでしょうか。

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車端部にトイレが付きました。客の立場で乗っていたら知らない空間です。厨房内の設備も接着して固定しました。

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冷蔵庫なども接着して今回の作業は終了です。
客室部分の最後の椅子も4個付属していました。

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厨房部分はほぼ完成となっています。ただ食材や調理道具等が無いので厨房としての雰囲気はまだありません。それにしても狭い。こんな狭い厨房で大勢のお客の料理を作っていたのかと思うと過酷な労働環境であったことが伝わってきます。

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続いて97号に進みます。

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今回はEF66の中間台車のギアボックスまわりとオハネフ25の寝台ユニットの組み立てです。95号の作業の続きを行います。

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EF66のギアボックスにモーターを固定して電池ボックスに接続し、ギアボックスがスムーズに回転するかを確認します。ギア部分には少しシリコンスプレーを吹き込んでおきました。

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中間台車にギアボックスをはめ込み、動輪の回転を確認します。電池ボックスを載せて走り出せるくらいに軽く回るよう調整しました。

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オハネフ25の寝台部分の壁面にLED回路を組み込みます。フロアへの固定は次回へ持ち越しです。

これで今回の作業は終了です。

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現在の進行状況です。3車両、それなりに出来上がってきては要るのですが、本当にあと23号で完成できるのか、実感がありません。まだまだ多くの作業が残っています。

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食堂車の内装部分はほぼ完成となりました。椅子はまだ固定していません。置いてあるだけです。今後料理などの小物を置いてから固定を考えたいと思います。出来れば乗客や食堂車クルーのフィギュアのオプション販売を望んでいますが、まだ何の告知もありません。

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次号98号では、引き続きEF66の中間台車とオハネフ25の寝台ユニットの組み立てです。中間台車は次号で何とか完成まで行くと思います。しかし寝台の組み立てはもう少し続きます。

レールや台座部分の組み立て、そして車内放送や走行音などの音声ギミックについてはまだ全くパーツ配布がありません。車両が組み上がるのと同時進行となると思うので、100号を超えたらそろそろ少しずつ混ぜ込んでくるのではと思っています。

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アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」第90号~93号 食堂車厨房はピカピカのステンレス仕上げを再現

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アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」第98号~101号 今回の4号で一気に進んでいます

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