グルメ・クッキング

2015年12月20日 (日)

まったりレトロなカブトビールは冬にぴったり

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先週、愛知県半田市の実家に帰ったついでに、半田赤レンガ建物に立ち寄って「カブトビール」を買ってきました。

明治31年に建てられた赤レンガのカブトビールの工場が、今年の7月にリニューアルの上、観光施設として常時一般公開され、テレビや雑誌でも取り上げられるようになりました。そこでは明治時代の復刻ビールが楽しめるという事で、一度訪れたいと思っていたのです。実家から車で5分程度の場所なのですが、なかなか機会がありませんでした。

赤煉瓦倶楽部半田
http://www.akarenga-handa.jp/

元々カブトビールの工場であったのが、戦後になって閉鎖され、その後日本食品化工の工場として長く使用されていました。コーンスターチ製造工場として運用されていたので、周囲には時折、独特の匂いが漂っていたことを覚えています。名鉄河和線の住吉町駅から程近い場所に、広大な工場敷地を要していました。

21年前の1994年にその工場も操業を終え、工場の建物と敷地は半田市に譲渡されました。明治時代から残る赤煉瓦の建物を除く工場の大半の建物は撤去され、跡にはびっくりするほど広大な敷地と、片隅に残る赤煉瓦のチンマリ(と見えた)としたレトロな建物が残されました。

広大な工場跡を手に入れたものの、半田市は持て余したのでしょう。残された赤レンガ工場は結果として貴重な文化遺産となったものの、他の大半の土地利用に困ったと思われます。大型ショッピングセンターを誘致するにはピッタリの場所ではありましたが、あまり露骨に商売に走るわけにもいかないのか、赤レンガ工場の周囲を少し残した他の場所は、結局ハウジングセンターとして利用されています。

残された赤レンガ工場がきれいに修復され、公開されるのに20年を要することになったのは不可解です。貴重な明治の文化遺産が残されることになったのは、半田市の努力の賜物、では絶対にありません。戦後利用してきた日本食品化工がその文化的価値を認め、使い難いながらもシンボルとして維持し続けてくれたからに他なりません。半田市が工場敷地をハウジングセンターじゃなく、赤レンガ工場をシンボルとした公園にすることだってできたはずでしょう。まあ財政的に不可能だったってことは、容易に理解できます。

ともあれ、20年ほったらかしというわけでは無く、細々と補強工事等を続けてきたから現在があるので、実家の地元の文化活動は応援したいと思います。

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通りの裏側には割と広い駐車場と、イベント等を行える芝生広場があります。これからの盛り上がりが期待できます。今のところ、駐車場は無料です。

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建物裏側の壁には、太平洋戦争当時の1945年7月15日の半田空襲の際に、米軍のP-51戦闘機から機銃掃射を受けた際の傷が残されています。半田市には中島飛行機製作所の工場があり、この赤レンガ工場はその衣糧倉庫として使用されていたために標的とされたのです。

頑丈であったことが功を奏し、P-51の12.7mm機銃弾では外壁に弾痕を付けるのがせいぜいだったようです。現代にも残る生々しい戦争の傷跡は一見の価値があります。

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赤レンガ建物内部には展示室やイベントホールの他、カフェもあって、復刻カブトビールの生ビールを楽しむことができます。でも運転して帰らなくてはならないので、お土産の瓶ビールを買ってくることにしました。

小さな330ml入りの瓶ビール1本が600円。
売り上げの一部は、赤レンガ建物の維持にも利用されるとの事です。現在、残念ながら通販は行っていないようです。

3本入りの化粧箱入りは2000円。箱代200円の価値が見いだせない飲兵衛は、バラで2本だけ買いました。丁度2本入る専用袋に解説書を入れてくれました。

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カブトビールは戦時中の昭和16年まで製造されていましたが、今回の復刻ビールは明治33年にパリ万博金賞受賞した当時の味とラベルを再現したものとの事です。

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こんな美しいラベルで当時も売られていたのかと思うと、ビールは現代よりもずっと高級な飲み物であったことが窺えます。飲んだ後も飾っておきたいデザインです。

カブトビールは、半田市のふるさと納税でもらえる品目にも入っています。

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容量は330ml。ビールの小瓶の334mlよりも少ない。当時は当然大瓶で売られていたと思います。アルコール度数は7%とかなり高め。通常のビールは4.5~5.5%程度です。実際に、この小さなビン1本分飲むだけで、結構酔います。

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グラスに注ぐと、黒ビールの様な褐色です。泡立ちが少なく、少々粘度があるような感触。
ちょっとギネスのような香りではありますが、もっとまったりとして苦みがあり、後に甘みが残るような感じです。かなり濃い。

秋から冬に掛けて各ビール会社がアルコール度数の高いビールを限定品として売り出しますが、それらとは別物の濃さです。清涼感はありませんが、飲んだ満足感はあります。あまり冷やさずに、ゆっくり味わいたいものです。油の強いつまみにも合いそうです。

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確かにビールではありますが、ワインを飲んでいるかのような酔い方をします。近年、日本中で売っている当地の地ビールとは一風変わった復刻ビール、舌に残る心地よい甘みが印象的です。たまに飲みたくなる味です。今度帰省したときも何本か仕入れてきたいものです。

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2015年11月22日 (日)

風邪の治り際のボージョレ・ヌーボーで献杯

先週は珍しく風邪を引いてしまってヘロヘロ過ごしておりました。バカでも不摂生で風邪引くのです。

高熱は出ず、せいぜい37度5分までの微熱だったので仕事を休むわけにもいきません。朝は怠くても、職場に行くと多少なりとも緊張感があるのか乗り切ってしまうものです。無理するからますます調子が悪くなります。毎日帰宅後はグッタリ。

このところ、忙しくて毎日夜遅くまで帰れない日が続いた上に、健康診断の人間ドッグに入ったりして生活ペースが乱れていました。先週末は勤め先の社員旅行にて日本海の若狭でズワイガニ食い放題の宴会!でしたが、これまた酷いカニで小さいうえに身入りが悪い。妙に疲れた状態で先週が始まり、すっかり風邪ウィルスにやられてしまったわけです。人間ドッグは風邪の症状が出る前に受けていましたが、困憊時だったために多分結果に影響を及ぼしているでしょう。

元々鼻炎アレルギー持ちにて、風邪を引くとモロに鼻に来ます。マスクとティシュペーパーが手放せませんし、夜は鼻詰まりで熟睡出来ず、呼吸困難で目覚め、脹脛が攣ります。散々です。

社員旅行での食べ放題のカニが酷かったので、この3連休には美味い越前ガニでも食べに行こうか!と息巻いていましたが、到底無理となりました。何とか連休になだれ込んで、後は寝るだけ・・・。

何にもしないでゴロゴロ過ごすなんて久しぶりですが、おかげで回復しました。元気になると飲みたくなるものです。

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先週の木曜日の11月19日は、2015年のボージョレ・ヌーボーの解禁日でした。これは歳時記の様に解禁日に購入して楽しんでいます。毎年2~3本、長年飲んでいますが、ワインとしては決して美味しいものではありませんので、習慣のようなものです。

今年は円安の影響があるのか、松坂屋と高島屋から来ていた今年のボージョレ・ヌーボーの案内を見ると結構高価。昨年までは2000円以下のものも多かったのに、今年は3000円台中心。仕入れ値も少し上がっている様子です。

風邪を引いて怠い癖に、帰宅前にワインを買いに寄り道する体力はあるのだから不思議なものです。名古屋駅のJRタカシマヤの店頭でも結構な価格のボージョレ・ヌーボーが並んでいました。「今年は史上最高の味に仕上がっています」という売り文句。毎年どんどん美味しくなっていくのでしょうねぇ。美味しいワインが飲みたかったら、同じ価格の他の赤ワインを選んだ方がずっと幸せになれるのでしょうが、それとこれとは別なのでしょう。

長年毎年色んなボージョレ・ヌーボーを飲んできて、安いのも結構高いのも若干の風合いの違いはあれど、結局は本格ワインとは程遠い促成醸造の薄っぺらい飲み口だと判っています。家で楽しむのなら安いので十分。

JRタカシマヤを出て、名古屋駅西のビックカメラの地下に行くと、安いの売っていました。ペットのフルボトルで税込980円。こんなので十分です。それにパウチ容器のボージョレ・ヌーボーも見つけて買ってきました。

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小さなパウチ容器の日本酒はコンビニでも売っていますが、ワイン、それもボージョレ・ヌーボーでもあるとは驚きです。1.8l程度の大型パウチ容器は以前からあったものの、小振りなものは初めて見ました。

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僅か187mlにてグラス2杯分位。
でもこれならコッソリカバンに入れて、電車の中などで飲んでもワインってバレないよなあ。

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19日の解禁日に買ってきたものの、風邪気味の時はあまり冷やしたワインは飲みたくありませんでした。熱燗の方が欲しくなります。結局開けたのは体力回復した昨夜です。

毎年同じ様な爽やかな秋の味。ワインとしては深みもコクも無くてナンだけど、クイクイいけるので飲み物としては好きです。ちゃんと酔えますし。ワイングラスよりも、コップで飲む方が向いている気がします。

ペットボトル入りのとパウチ容器のとは醸造元が違いましたが、味は似た様なものでした。開栓して直後より、飲みかけを冷蔵庫に入れて一晩経った方が飲みやすくなります。普通の赤ワインはそんなに冷やしませんが、これは冷蔵庫で冷やした方が爽やかさが引き立ちます。

美味しく飲めるのは元気な証拠。休みをグウタラ過ごすのはもったいないものながら、体調が悪い時はゴロゴロするのも苦痛なのです。

「怠けるのも体力が要る」との内田百閒先生のお言葉を思い出します。滋養と解釈しつつ、今夜もグラスを傾けます。

初めてワインの味を覚えたのは、20歳の時のパリ。ボージョレ・ヌーボーは1本15フラン程度(300円位)でした。それ以上に安いワインでも十分に美味しくて、夕方まで立ち上がれない酷い二日酔いも初体験しました。以来、幾度も訪れましたが、相変わらず恋してやまないパリ。勝手な片恋慕。此度の悲しい事件に巻き込まれた方々に祈りを捧げます。献杯。

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2015年10月12日 (月)

パーク&ライドを利用して日帰り南禅寺湯豆腐紀行

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昨日、10月の3連休の中日に妻と京都に遊びに行って参りました。紅葉で混む前に、湯豆腐を食べたいという企みです。

国際的観光都市である京都は愛知県から割と近く、十分に日帰りで楽しめる場所にあります。新幹線で行っても良いですが、必ずたくさん買い込むお土産や帰り道の事を考えると車で行くのが楽チン。しかし、いつも運転して京都市内に入り込み、ギッチギチの渋滞に巻き込まれ、駐車場探しに苦労するという事を繰り返してきました。今回は手前の大津に車を停めて、パーク&ライドの優待を利用して電車で京都市内に入って観光することにしました。混雑する市内は公共交通機関で、帰りは荷物の心配のない自家用車で帰るという、結構良いとこ取りに感じました。

私は銀行員であった父親の転勤のために、3歳から7歳という幼い頃に京都に住んでいました。初めの3年間は山科、最後の1年は下鴨。京都に住んでいる間、度々湯豆腐を食べに南禅寺を訪れました。父親の好物だったのでしょう。子供の頃は湯豆腐なんてちっとも美味しいと思わなかったのですが、大人になると湯豆腐の為に秋になると京都に行きたくなってしまっています。

今回は銀閣寺に行ってから哲学の道を歩いて南禅寺に向かうという計画です。銀閣寺へは開門の8時半に入って時間を有効に使うために、自宅の岡崎を朝の5時に出発します。その頃は強い雨が降っていましたが、西に向かうにつれて止み、涼しい秋の休日となりました。先月の9月20日に奈良の遊びに出掛けた時は夏装束のポロシャツ姿でも暑かったのですが、今日は薄手のセーターを羽織らないと寒さを感じます。急速に季節が移り替わっています。

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名神高速道路の大津インターから程近い、京阪の浜大津駅前の浜大津公共駐車場に車を入れ、通路を歩いていくとすぐに京阪浜大津駅に着きます。まだ7時半前です。

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浜大津駅から、京都市営地下鉄に乗り入れる電車に乗っていくと、20分程度で京都市内に入れます。京都市内に車で入るには、混雑する高速のインターチェンジ出口で待たされる上に、降りてから相当の距離を走る必要があります。それに休日は京都の中心部の駐車料金が非常に高い!平日行っている料金打ち止めが無い箇所が多いから、半日停めていたら大変な金額になります。

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今回利用した切符は、京都地下鉄京阪大津線1dayチケットというもの。1枚1,100円。駅の窓口でパーク&ライド利用と告げて駐車券を出すと、1日駐車券を500円で売ってくれます。電車への乗り換えを厭わなければ、時間的にも金銭的にも価値がありました。

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銀閣寺の近くには地下鉄駅は無いので、東山で降りて京都市営バスに乗り換えます。東山からは5番バスです。買った1日乗車券はバスには使用出来ませんが、普段通勤で利用しているTOICAとかmanaca等のICカードがそのまま利用できました。

但し、5番バスは京都駅から主要観光地を回るバスなので、非常に混雑しています。朝早いから乗れましたが、乗れなかったらタクシー利用も考えなければなりません。

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銀閣寺道のバス停で降り、しばらく歩くと、開門前の朝の掃除が済んだばかりの銀閣寺に、8時半過ぎに到着しました。混雑する世界遺産の銀閣寺も、朝一番は空いていて静かです。

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心落ち着く銀閣の様相。
初めて訪れた妻は「なんか思ってたより小さい・・・」確かにその通り。でも、敷地が広々としており、ドッシリと安定感のある金閣より、木立に覆われた中、かなり不安定な建築様式にて、何とも微妙なバランスの銀閣に魅力を感じるのは私だけではありますまい。教科書通りのこの角度がやっぱり一番美しい。

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もう1ケ月後なら、かなり紅葉が色づいて美しいことでしょう。今でもチラホラと楽しむことは出来ました。

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銀閣寺からは、哲学の道を通って南禅寺に向かいます。距離は2km少々です。
その内、約1.5kmは琵琶湖疎水に沿って延びる哲学の道を歩きます。日曜日ながら、午前中はあまり観光客がおらず、のんびり歩くことが出来ました。遊歩道には、かつて京都市電に使用されていた路盤の敷石が使われて歩きやすく整備されています。疎水には鯉が泳ぎ、カモが遊んでいます。ニジマスやニゴイの姿もありました。金木製の薫る川面に蜻蛉が羽ばたき、私の様な無粋な男も哲学的になれそうです。

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哲学の道では途中、何匹もの猫に出会います。美形の猫が多い。動物カメラマンの岩合さんの様に「いい子だね~」と言っても寄ってきてはくれませんが、お愛想で返事をしてくれました。

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ブラブラ歩いて1時間少々で南禅寺に到着。巨大な三門と伽藍に迎えられ、京都に来たということを実感します。他の街ではなかなか感じることのできない瞬間です。

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ご本尊の釈迦如来に参拝後、右手の水路閣を見物。
見事なレンガアーチの明治建築です。琵琶湖疎水と通すためとはいえ、臨済宗の大本山の境内にこんな巨大建築を付き通すという事に、明治の廃仏毀釈の時代背景を感じます。山門の前をぶった切るように作られているので、お坊さんは怒ったろうなあ。でも現在では十分に古びていて、南禅寺の美しい光景の一部に溶け込んでいます。

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方丈の枯山水の庭園。ここは京都に住んでいる頃、お客さんが訪れると父親が連れて行ってドヤ顔していたところです。京都に住んでいると、やたらとお客さんがやってきたものです。子供の頃は何が良いのか判らない枯山水でしたが、今では回廊に座ってゆったりと眺めているのが心地よくなっています。

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早朝から十分に歩いたから腹ペコです。お楽しみの湯豆腐です。
父親がよく連れて行ってくれたのは、境内にある奥丹という店でしたが、今回は門前の順正です。奥丹は趣がありますが、予約できないので、門の前の塀沿いに並ばなければなりません。しかしこの順正は公式ページから時間予約が出来ます。時間を指定して優先案内をするという緩やかな予約ながら、我々は指定時間の11時直前に到着してすぐに席に案内されました。

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ゆどうふコースは「花」3,090円、「月」4,110円の2種。その他、高価な会席料理やゆば料理、しゃぶしゃぶ等もあります。
お気楽に食するなら、ゆどうふコースで十分。高い方の「月」には、八寸と造りが付きます。妻はお刺身を食べないので、「花」にします。鍋の世話は仲居さんがしっかりとやってくれます。

またたく間にに全ての料理が出来立ての状態で並べられるスピーディーさに感心します。時間の制約がある旅行者にはありがたい素早さです。湯豆腐は豆腐自体が素晴らしい!大豆の香りが楽しめます。

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最初に頂く出来立ての豆乳の爽やかな味わい。この豆乳だけでも買っていきたいものですが、売っていません。新鮮じゃないとだめなのかもしれません。炊き合わせや他の料理も美味しい。

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白味噌の田楽。かなりしっかりとした豆腐です。

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野菜天麩羅。衣に塩味が付いていてそのまま食べられます。田楽、天麩羅は熱々です。

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ご飯は松茸入りの鯛めし。
全部頂いたら満腹です。

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「是非、お庭も見ていってください」という仲居さんの言葉を受けて、食後は広大な庭を見物。手入れが行き届いており、杉苔の緑が鮮やかです。池には多くの鯉が泳いでいます。食後に寛げる、何とも良い時間。

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1時間ほどで食事を終え、外に出ると空き待ちの方が大勢いました。まだ正午、早めに行動するのは効率的です。父親が生きていたら「順正なんて大衆的でダメだ!」なんて言っていたでしょうが、私にはとても快適で美味しくて大満足です。伝統の味を更に高めつつ、時代に合わせて顧客のニーズに応えています。また訪れたいと思います。

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南禅寺を出たら、蹴上のインクラインを眺めながら地下鉄蹴上駅まで歩き、三条京阪で降りて祇園を散策。本物の舞妓さんはいませんでしたが、舞妓体験のにわか舞妓さんが何人もおられ、華やかです。花嫁さんも見かけました。

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そのまま四条をぶらついてから新京極、寺町通、そして錦市場で京野菜や漬物、ぶぶ漬けうなぎ等買い、最後に京都大丸で買い物。大丸は名古屋の松坂屋と同一会社なので、買い物をすると松坂屋の外商カードを持っている私にはポイントが付くというおまけがあります。

地下鉄と京阪を乗り継いで浜大津駅に戻るとマイカーが待っているという便利さ。パーク&ライドは日帰り京都のパターンとなりそうです。渋滞や駐車場探しの時間が削減でき、メリットは大きいと思います。市内を歩きに歩いて21,000歩、約16km。アクティブカロリーは650キロ。Apple watchのデータです。

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今回、祇園で買いたかったのは「いづう」の鯖寿司。京都駅や大丸でも売っており、買ったことがありますが、一度本店に行きたかったのです。北王子廬山人が度々訪れたといういずう。祇園のど真ん中にあり、とても入りづらい雰囲気を醸し出しています。湯豆腐を食べたばかりで満腹なので、持ち帰り用のお寿司を買いに入ります。店内はとても気楽な感じで、お土産は気軽に買えました。

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鯖寿司一人前、2,430円。妻は食べないので一人前だけ。このお寿司も父親がよく買ってきた思い出の品です。
きれいな木版画のラベルは紅葉の秋バージョンです。駅で買って新幹線の中で食べると酸っぱい香りが周りの方に迷惑にならないかと心配になりますが、家で食べる分には安心です。

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大きな鯖の姿寿司(約2人前)だと切り分けてありませんが、一人前を買うとちゃんと食べやすく切ってありました。竹皮を剥くと、昆布で覆われた鯖寿司が出てきます。「昆布を取ってお召し上がりください」という注意書きが出てきました。

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昆布を取るときれいな鯖寿司が現れます。脂が乗っていて丁度良い酢加減。醤油を付けなくてもおいしい。一人前は相当なボリュームですが、あっと言う間に食べてしまいました。
包んである昆布を齧るのが楽しい。厚みのある真昆布で、これまた美味しいのです。

次回は祇園の本店で食べてみたいものです。なま物が苦手な妻が食べられるものもありそうでした。

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2015年8月 2日 (日)

運転免許更新ついでに暑気払いの豊川のうなぎ

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5年に一度の運転免許更新の為に、豊川市に行きました。誕生日が7月28日という真夏なので、いつも暑い時期の更新です。平日は仕事があるので、日曜日に行くしかありません。

愛知県で日曜日に運転免許の書き換えをするには、名古屋市天白区の平針にある運転免許試験場に行くのが一般的です。しかし優良運転者、つまりゴールド免許の対象者は豊川市にある東三河運転免許センターでも更新を行えるとの事です。

5年前の2010年の更新の時は、2007年に北海道に旅行した際、レンタカー運転中にスピード違反のネズミ捕りにかかってしまったためにゴールド免許ではありませんでした。朝、富良野から旭山動物園に向かう道すがら、十分に速度に注意して走行していた時に止められたのです。確認すると、取り締まり区間の数百メートル手前から50km/h制限が40km/h制限に変わっていて、標識以外、何の予告も無いという取り締まり方法でした。14kmオーバーにて青キップを切られました。同時に捕まっていたのはレンタカーの旅行者か道外からのツーリングライダー達です。取り締まり区間の少し後に50km/h制限に戻っていたのて、取り締まりのための制限速度変更としか思えません。土地の人以外が狙われたら百発百中でしょう。

かなり取り締まりが多い愛知県でさえ、当時でもこんな阿漕なネズミ捕りは行われていませんでしたから、かなり憤りましたし、状況を記録しておけば不起訴になるのは間違いないと思いましたが、わざわざそのために何度も北海道に足を運ぶ事は不可能ですし、青キップを切られた以上、反則金よりもずっと大切な免許点数が返ってくるわけではありません。サッサと反則金を収めてこの件は終わらせました。但しそれ以降、旅行中のテンションはダダ下がり。散々です。あの時以来、プライベートの旅行で北海道に行ったことはありません。

私だけが怒っているのなら、道警に対しての遠吠えでしかありませんが、実は岡崎市ご出身の元レーサー、中島悟さんも北海道でネズミ捕りにかかっておられるのです。

少し前のJAFMATEのインタビュー記事に書かれていましたが、やはり40km/h制限の道で11kmオーバーで捕まっていて、現在ゴールド免許じゃないとのこと。日本初のF1フルタイムレーサーでもあった中島さんは、走り屋の若い頃はともかく、レースを始めてからはずっと一般道では無事故無違反だったことで有名です。現在でも愛車のホンダレジェンドでどこでも一人で運転して行かれるとのことで、ドライブ自体が趣味になっているのでしょう。とにかく運転の上手さは天下一品、一般道では安定感ある安全運転で知られる中島悟さんを検挙するのだから、その取り締まりの不合理さは特筆すべきでしょう。私の時と殆ど同じ「手口」に引っかかるというのも同郷者の縁かと勝手に思っています。

北海道の地元の方は、田舎道でも飛ばすので、状況を見ながら路肩に寄って先に行ってもらうことが多くありました。多分、地元では有名な旅行者向け取り締まりだったのかと思います。まさか今でもレンタカー苛めを続けているのでしょうか。

青い免許証の5年間の屈辱の年月が経ち、非常に混雑する平針の運転免許試験場ではなく、ガラ空きの豊川の東三河運転免許センターでの更新が可能になりました。8月生まれの妻とは更新時期が重なるので、一緒に暑気払いに豊川のうなぎ屋さんにもついでに出掛けることにします。豊川はおいしいうなぎ屋さんが多いとの事です。

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東三河運転免許センターでの日曜日の免許更新は実にスムーズでした。駐車場スペースはたっぷりありましたし、8時半の開始時間にもそんなに行列は無く、更新料と講義料3,000円也を支払って書類を書き、即座に視力検査と写真撮影。9時からの第1回目の30分間の講義&ビデオ視聴の後、新免許証を受け取れました。所要時間65分。出遅れると駐車場所が遠くなり、並んでいるだけで1時間掛かることもある平針の運転免許試験場と比べると雲泥の差です。次回も優良運転手として楽々更新を目指したいものです。

免許更新が済んだら、程近い豊川稲荷に参拝です。10過ぎにて、既にカンカン照りの真夏の空です。

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鳥居の両脇に鎮座するお稲荷さんにご挨拶。
ここは日本三大稲荷にも数えられる事もある有名な稲荷社ですが、実は神社では無く曹洞宗のお寺です。神仏渾然一体とした不思議な空間です。鎮守として祀られている稲荷の方が有名になってしまったのでしょうか。

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鳥居があるのに、本堂は堂々たる寺院。手を合わせ、真似事の様に、適当に前後しか覚えていない般若心経を唱えます。
お正月は多くの初詣客で賑わう豊川稲荷も、日曜日とは言いながらも真夏のシーズンオフには閑散としています。それに今日は35度超えの猛暑日。とにかく暑くて長時間境内を歩いていられません。

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境内の奥には、奉納された多くのお稲荷さんがありました。暑い中、水でも撒いて差し上げたい気分です。

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昼食は、豊川駅の近くの京楽軒といううなぎ屋さん。初めて訪れます。豊川稲荷の周辺には何軒ものうなぎ屋さんがあって、しのぎを削っているように見えます。B級グルメの稲荷寿司も有名ですが、うなぎも名物かもしれません。

入口の前に鎮座する張り子の狐は「大吉君」という名前の、参道の商店街のシンボルです。最近できたゆるキャラのいなりんとは異なり、もう24年前から活躍しています。

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この大吉君、周辺の商店街のそこかしこに見つけることが出来ます。紙と糊で作った手作り感満載の可愛いマスコットです。全部で42体あるそうですが、私たちは10数体しか見つけられなかったヘタレです。だって、暑かったので・・・。

さて、京楽軒です。11時の開店の少し前に訪れたら、既に店が開いていて、かなり席が埋まっています。運良く1階のテーブル席に案内されます。程無くして、2階の座敷も含め、満席になりました。かなりの人気店の様で、期待できます。

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昨今、うなぎは値上がりしていますが、この店はそんなに高くしていないようです。うな丼の松で2,100円とは良心的な価格でしょう。

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まずは肝焼き、800円です。どこのうなぎ屋さんでも肝焼きは早く頼まないと無くなってしまいます。備長炭で焼いた肝焼き。夏バテ防止にはピッタリ!溜まり醤油を使った甘辛いタレと肝のほろ苦さが絶品。肝の大きさから、中型のうなぎを使用していることが判ります。

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うなぎかさね、3,300円です。
かなり大振りのどんぶりにたっぷりのご飯とうなぎ。ご飯の中にもうなぎが一切れ入っており、丁度1匹分になっているようです。

うなぎは甘辛いタレに漬けて焼かれています。かなりタレは濃い目です。1匹まるごと長いサイズのまま串刺しして焼くのでは無く、予め4つに切ってから焼かれているので、濃厚なタレが切り口からも良くしみ込んでいます。表面カリリとしっかり焼くという、この地域の代表的なうなぎです。

ふんわり柔かい、関東風のうなぎに慣れている方の好みには合わないかもしれませんが、私にとってはこれこそがバッチリ好みのうなぎです。ご飯も硬炊きで美味い。人気の理由が判ります。

ひつまぶしもメニューにあるので、パリッとした三河のうなぎの焼き方に慣れない方はそちらにすれば食べやすいでしょう。

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妻が注文したうなぎ丼の松、2,100円です。
結構ボリュームがあるので、ガッツリ食べたい時でなければ、男性でもこちらで十分です。

お店は清潔で活気があり、見込みで焼いて、どんどんやってくるお客さんに渋滞無く焼きたてのうなぎを供しています。訪店時に少々並んでいても、すぐに席が開くように思います。これも三河のうなぎ屋さんの良いところ。「うちは注文を聞いてからうなぎを割くので、お客さんには待って頂きます!」という開き直ったお店で良い思いをしたことはありません。

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店の横に狭い駐車場がありますが、いっぱいになっていても、市営の駐車場に停めれば駐車券がもらえます。

次回の免許更新まで待たずに、豊川に用事を作って再訪したいものです。ここに来ることが目的になるかもしれません。

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2015年6月30日 (火)

能登みやげ「長生舞」硬水仕立てと軟水仕立て純米酒飲み比べ

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先日、金沢に旅行に行ったついで、帰り道に足を延ばして石川県河北郡津幡町にある日本酒の蔵元を訪れました。少し前にBSの旅番組で見たのがきっかけです。その蔵元直営店で説明されていた社長が何とも良いお人柄に見えました。北陸は美味しい日本酒がたくさんあります。百万石の米どころですし、良い水もたくさん湧いているからでしょう。

久世酒造店(くせしゅぞうてん)といって、JR七尾線の本津幡駅から300mのところにあります。酒造りに使うお米を、自社の田にて作るところから行っている、日本唯一の酒造店とのことです。

久世酒造店
http://choseimai.co.jp/index.html

その蔵元独自の酒米「長生米」と、蔵元の地下水、及び近隣に湧く名水を使用して作ったのが、この「長生舞」というお酒。わざわざ蔵元まで出かけなくても、金沢の近江町市場の酒屋さんでも並んでいますが、酒好きとしては総本山に出向いてみたいものです。

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本津幡駅の駅前から伸びる素寒貧とした広い通りを行くと、右手に小規模な酒蔵が見えてきます。駅前の通りから見える建物の裏側が商店街のような通りになっており、直営店の入り口があります。駐車場は辺りに見えなかったので、とりあえず路上駐車して訪れました。お店で聞けば、ちゃんと車を置くところを教えてくれます。

テレビでは判らなかったですが、実際に前に立つとあまりきれいでない・・・。入口に植木がたくさん置かれていますし、店舗内では発送作業に忙しくて、そんなに商売を盛んにやっているように見えません。自社のお酒以外にも仕入品のビールや洋酒も並んでおり、地元の酒屋さんの役目も担っているようです。

突然訪れたのに、テレビで見た久世社長さんが出て来られ、お酒の説明をしてくれました。どんどんと試飲を勧めてくれるのですが、これから300km以上運転して帰らなければならないので飲めません。残念です。もし車の運転が無ければ、解説を聞きながら飲み比べが出来そうです。自社の田で作っている長生米を使用したお酒が殆どですが、純米大吟醸には山田錦も使っているとこのと。水は、自社の地下水の硬水と、近隣で湧く軟水を使い分けています。

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今夜飲んでいるのは、何本か買ってきたお酒の内の2本です。どちらも長生米を使用した長生舞ですが、左側は軟水仕立て、右側は硬水仕立てです。お店で出来なかった飲み比べを自宅で楽しんでいます。

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当然ながら、どちらも純米酒です。醸造用アルコールを添加して小賢しい香りを付けたものとは違い、本物の美味いお酒です。燗酒も美味しいとの事でしたが、まずは冷やして飲みたいものです。

はっきり言って、どちらもすこぶる美味い。どちらも超辛口ではないが、鼻から抜けるふくよかな香りがたまらない逸品です。値段は忘れましたが、そんなに高くはありません。4合瓶(720ml)1本1,200~1,300円位だったかと思います。
硬水仕立ての方は、まろやかに口に香りが拡がり、余韻を残します。軟水仕立ての方は、スッキリとして潔い感じ。なんだか硬水と軟水のイメージと逆です。

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「飲もう!飲もう!」と言ってくれるロビが晩酌の相手。
硬水仕立てと軟水仕立てに僅かな違いがあるとはいいながらも、どちらもお酒のテイストは全く同じです。中心にある香りは同一で、旨みも一緒です。水の如きの爽やかさでクイクイ進みます。ウマイウマイと冷酒飲んでいたら、当然酔ってきます。

少し酔ってしまったら、全く区別が付かなくなりました。また、つまみと一緒に飲むと、どちらも軽くて違いが判りません。次回はお店で、社長のお話を伺いながら、飲み比べをしてみたいものです。真面目に酒造りをしておられので、きっとどのお酒も美味しいでしょう。

純米大吟醸酒を最大25年間熟成させたという古酒もあるので、次回は挑戦してみたいものです。長期熟成する日本酒は希少です。私が今まで飲んだことのある熟成古酒は、元のお酒がイマイチなのか、桂花陳酒のような香りのものでした。長期熟成する醸造酒の代表格であるワインの様に、まろやかに変化する日本酒の熟成古酒は未体験です。

この蔵元の純米大吟醸10年物は5,000円、20年物は10,000円、25年物は15,000円。どんな味がするのでしょうか。

電話でも注文できるので、来年の新年のお屠蘇用に注文してみようと思います。

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2015年6月12日 (金)

梅雨の合間の晴れ間に金沢散策

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平日にお休みを頂いたので、昨日より金沢に1泊の小旅行に出かけています。毎年恒例となっているカワイ名古屋のブーレでのピアノリサイタルが先月末に終わって一息ついている妻も同行です。

アメックスから毎年送られてくるフリーステイギフトの利用期限が迫っており、使わないと無効になってしまうので、昨年に引き続き、鎌倉に行こうと思っていました。しかし今年から鎌倉プリンスホテルがリストから外れてしまっていました。七里ヶ浜のレストランアマルフィイでまた夕食を取りたいと思っていたのに残念。

妻の希望を聞いたところ、金沢に行ってみたいとのこと。東京から新幹線が通じて、最近テレビや雑誌で取り上げられることが多くなっているので気になるようです。

私は以前、出張でしばしば金沢を訪れていたので新鮮味はありませんが、あまりきちんと観光したことはありません。

新幹線に乗っていくわけでは無く、岡崎市の自宅から自家用車に乗って行きます。休憩しながら4時間程度。手頃なドライブです。

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ホテルの駐車場に車を放り込んで、気軽にバスで市内観光します。兼六園、金沢城を結構隈なく散策した後、東茶屋街周辺に向かいます。

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東茶屋街の「東山みずほ」というこじんまりとした食堂で昼食。
写真の定食は1800円、別注文ののどぐろ干物焼きは1280円。のどぐろが随分安いと思ったら、かなり可愛いサイズでした。でも焼き加減が絶妙で滅法旨い!

お酒が欲しいところですが、まだまだ歩くので夜まで我慢します。

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新幹線開通前にきれいに整備された金沢駅周辺です。出張でよく訪れていた10年くらい前は、ずっと工事をしていた印象が残っています。きれいになって、景観が変わっていました。

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今回の宿は、ホテル日航金沢。金沢随一の高層ホテルです。駅前にうす高くそびえています。

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仕事の時は都ホテルが定宿だったので、ここに泊まるのは初めてです。かなり高級ホテルの佇まいです。

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通されたのは25階のツインルーム。清潔でゆったり。
窓からの眺望が楽しみ。海側にて金沢駅を眼下に見下ろせます。

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夕食は、ホテルから歩いて5分程度のところにある「とっくりや」という居酒屋。昔、出張で訪れた際に、何度か連れていってもらった事がある店。昼間に食べたのどぐろの干物が美味しかったので、妻がもっと食べたいと言い出したからです。この店は非常に美味しいのどぐろ焼きを出すことを思い出しました。

但し、決して安くは無い。でも高いとは言っても居酒屋なので、ホテルのレストランで食べるよりは安い。そして美味い!突然訪れましたが、予約をしないと入れないくらいの人気店になっていました。予約客が来るまでの1時間強の時間制限にて入れてもらいます。

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お造り盛り合わせ。一切れがやたらと大きいお刺身。積み上げられています。これだけで満腹しそう。なま物が苦手な妻はほとんど食べないので、私が占有!

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カニサラダです。カニ足を頼んだ覚えは無いのですが、サラダの上にカニ足が積み上げられています。季節外れのカニながら、非常に美味しい。

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今日の真打ののどぐろ塩焼きです。写真では小さく見えますが、乗っているお皿は直径30cmくらいあります。こんなデカいのどぐろ、この店以外で見たこと無い。身が分厚くて、しっかり脂が乗っています。二人で1尾くらいでないと食べきれません。

全身ののどぐろの香りプンプンになって店を出ます。この他に何品か頼み、適度にお酒を飲んで2人で1万4千円位。

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部屋に戻ると、窓から金沢駅の灯りがきれいに輝いて見えました。新幹線の車両もちらりと見えます。

夜が明けて、今日は朝から雨です。傘を差してのんびり散策と参ります。

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2015年1月 2日 (金)

地元岡崎の初詣にて「八千代本店」の菜飯田楽!

平成27年あけましておめでとうございます
本年も宜しくお願い申し上げます

昨年は仕事の多忙にかまけて、デアゴスティーニのパートワークの進行以外の記事投稿を殆どせず、サボりがちでした。一度サボり癖が付くと、マメに書いていた頃と違って積極的にネタを探すことが無くなり、余暇の張りまで失われたような気がしています。

この年末も相変わらず忙しかったのですが、年末年始は人並みに休めました。大晦日は私の実家に泊まり、元旦は妻の実家を訪れて、連日ご馳走を頂き、久々にグウタラ過ごしております。

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昨夜というか、本日未明に自宅に帰り、1月2日の今日は朝寝坊した後、初詣に出掛けます。昨年はちゃんと伊勢神宮に参拝致しましたが、今年は近所の岡崎公園内の龍城神社に向かいます。向かいますって言っても、近所にて車で数分の距離ではあります。寒い寒いと車に乗り込んで、暖まる前に到着してしまいました。

岡崎市は徳川家康の生誕の地ということにて、岡崎城跡にある岡崎公園近辺はちょっとした観光地の様相を呈しています。市内に神社仏閣がやたらと多くありますので、何かと見どころもあるようです。正月休みということもあって、カメラを持った観光客が大勢歩いています。しかし住んでいる地元のことは結構知らないものでして、近所なのに岡崎公園を訪れることなどめったにありません。

お正月なので参拝客が多く、駐車場に入れられるか心配していましたが、1月2日の今日は入れ替わりが激しいために、殆ど待たずに駐車出来ました。大手門をくぐって岡崎城に入り、まずは家康公の立像にご挨拶します。

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元旦の昨日は賑わっていたでしょうが、今日は参拝の為に並ぶ必要も無いほどの人出です。ブラブラと岡崎公園内を歩き、龍城神社に参拝です。今年も健やかに過ごさせて頂くべく、柏手を打ちます。

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岡崎城の天守閣の隣に龍城神社はあります。立派に聳える天守閣、日本の100名城にも数えられているそうですが、戦後に復元された鉄筋コンクリート製です。最後に登ったのは15年以上前のことになるでしょう。今日は晴れていながらも、たまに冷たい雨が降ってくるといった厄介な天気にて、とにかく寒いので、登城はやめておきます。ヘタれです。

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天守閣へ向かう途中の公園内にひっそりと料理屋さんが佇んでいます。八千代本店です。明治からこの地で料理屋を営んでいる由緒あるお店との事。寒い中、初詣に出かけたのは、この店の田楽を食べたかったからでもあります。近くに住んでいながら、初めての訪店です。

天守閣の裏側という公園内の一角にあるので、雰囲気は抜群です。近年建て替えられたのか、建物はきれいです。

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八丁味噌を使った豆腐の田楽料理が名物。黒くて濃厚な八丁味噌は、あっさりした米味噌や麦味噌で育った方々には少々辛くて濃すぎるかもしれませんが、我々はこれでなくっちゃ味噌じゃない!ってくらい深くDNAに刻み込まれています。軽く炙った豆腐に掛けた味噌ダレを想像していると喉が鳴ります。

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1500円(税抜)の、なめし田楽定食を注文します。普段なら、天麩羅や刺身の付いた豪華な定食に心を動かされますが、年末と正月に散々ご馳走を食べてきているので、シンプルな料理でいきたくなります。

店内は清潔で気持ちよい。入口には柔らかなお香が漂っています。燻されるような野趣豊かな田楽の香りを想像していましたが、ちゃんとした料理屋さんの雰囲気です。他の地方のお客様をご案内しても心配無さそうです。

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軽く炙られた柔かい豆腐にしっかりと味噌ダレが掛かった木の芽田楽は六串もあります。八丁味噌のタレが田舎臭く感じますが、豆腐は上品に仕上げられており、決して飽きることなく全て食べられます。上に乗せられた山椒の葉がピリリとして良いアクセント。菜飯は乾燥させた大根菜がふりかけの様に掛けられているので、最初に混ぜ込むように言われます。塩味が効いていて美味しい。この大根菜、結構手が掛かっていることと思います。

海老の真薯と煮麺が入ったお澄ましも実に美味しい。漬物の中の牛蒡の味噌漬け(当然八丁味噌)が絶品。八千代本店では売っていませんが、公園内の売店で、まるやの牛蒡の味噌漬けが売っていたので買ってきたら、同じ味でした。抜群のロケーションのためもあり、食事の気分は更に良くなります。

観光客で賑わう場所に地元民が行くのは、何となく場違いにも感じてしまうものです。でも八千代本店の田楽料理を楽しみに、また足を運びそうです。

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2014年12月28日 (日)

寒い夜は自宅でひれ酒チビりと!

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寒い冬に食べたい料理の代表格の一つがふぐ料理。先日、馴染みの店で堪能しましたが、昼間に車を運転して出かけたので、ふぐを味わう時の特徴的なお酒の楽しみである「ひれ酒」を飲むことは出来ず、ノンアルコールビールでガマンとなりました。写真のてっちりも良いですが、私は唐揚げも大好物です。

持った時に熱くない様に、竹製の袴を穿いた蓋付きの湯呑みくらいの大きさのひれ酒専用の器を用い、蓋を取ってマッチで火をつけてアルコールを飛ばしてから飲むという、ママゴトのような儀式が何とも楽しい。普通では考えられ無い様な沸騰寸前の熱々の超飛び燗の日本酒を使用するという、酒飲みのタブーのような行為もひれ酒ならではです。

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食後に店を出るときに、水槽にたった今食べてきたふぐの仲間たちがいることに気が付きます。食前には全く目に入らないものです。仲間を腹いっぱい食べてきた人間どもにも、やさしく愛嬌のある瞳を向けてくれます。

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水槽の隣に、たくさんのふぐひれが干されていました。もちろんひれ酒用のひれです。料理の副産物ではありますが、ひれ酒という逸品のための大切な食材でもあります。

たくさんのふぐひれを見ていると、猛然と味わい豊かなひれ酒のイメージが、頭の中にぐるぐると回ってきました。

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とうことで、店でひれ酒を飲めなかった代わりに、既に干し終わったふぐひれを少し分けてもらってきました。通常では店で出す料理の素材を売ってもらうなんてあまり無いことではあります。

これで、自宅でひれ酒が楽しめます。ワクワクして帰宅します。

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カラッカラに乾燥しています。このひれを焦げ目が付くまで炙ってから、沸騰寸前の摂氏85度くらいまでに熱した日本酒の中に入れて蓋をし、数分後に火で表面のアルコールを飛ばして完成となります。

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店の様に焼き網で焼くのは難しいので、オーブントースターで炙ります。オーブントースターの中にアルミ箔を敷いてひれを載せ、焼き具合を確認しながら2分程度焼きます。この2分程度というのも適当で、オーブントースター内部の温まり具合やひれの状態によって大きく焼き時間が異なってきます。

焦げ目が付くぐらいに焼けてくると、美味い干物を焼いている時のような芳ばしさが漂ってきます。

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日本酒を1合程度カップに入れ、焼いたひれを中に入れてから、電子レンジで80~85度まで熱します。今の電子レンジは液体を設定温度まで自動的に熱してくれるので便利です。

熱したらすぐにアルミ箔等で蓋をします。このまま数分程度、ひれのダシが日本酒に抽出されるまで待ちます。

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蓋を開けて、素早く火を付けます。お酒の表面に漂うアルコールに火が付いて、少し青く輝きます。別に無理にアルコールを飛ばさなくても美味しく楽しめるのですが、このセレモニーがひれ酒の楽しみの一つでもあります。心なしか、生臭さや雑味も点火の際に一緒に飛んでくれるような気がします。ひれをお酒に入れっぱなしだとエゴくなるので、点火後に取り出しておきます。

私はお手軽な点火棒を使用していますが、マッチを使用した方が趣があるように思えます。

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何しろ沸騰寸前にまで熱した日本酒なので、熱すぎてすぐには飲めません。ふぐのひれ酒専用の容器なら竹の袴を穿いているので持っても熱くはありませんが、普通の湯呑みだと熱くて持てません。味気無いですが、取っ手付のマグカップを使用しています。
何とも、コクのあるひれ酒の香りを楽しみ、冷めてきたのをチビリ、チビリ飲みます。肴が要らないくらいの塩っぱさと芳ばしくも濃厚なふぐひれの香り。これぞ冬のヨロコビの一つと感じます。

お酒は淡い飴色に染まります。これは焦げ目の色が溶けているのであり、あまり染まらなくても十分に美味しくなります。ひれは1枚でも、2枚以上入れてもそんなに大きな味の差は無いようでした。それなら1枚ずつ大切に使います。

一度に入れるお酒の量が多すぎると、しっかりとエキスが出ない様に思います。マグカップには少な目ですが、1合程度の量にしておきます。超熱燗にしてしまうので、そんなに良いお酒でなくても十分。

お酒が減ってきたら、再びひれをカップに入れ、また熱々のを注げば3号くらいは連続して楽しめました。しかし外飲みの3号は何てこともない量ですが、自宅で連続して3号も飲んでると、結構酔ってしまって妻に叱られます。しかも、「熱々でアルコールなんて飛んでるから大丈夫!」と呂律の回らない口調で言い訳して、更に怒られるのです・・・。

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炙り足らなくて生臭かったり、ひれを焦がし過ぎたりしながらも自宅ひれ酒を楽しんでいたら、先日近所のスーパーでお手軽なひれ酒のワンカップを見つけました。こういう商品は以前からあるのですが、今までは気が付きませんでした。黄桜酒造と下関のふく料理店の「春帆楼」とのコラボ商品です。春帆楼は松坂屋名古屋店の南館にも店があるので、たまに行く店です。ふぐも美味しいですが、前菜に出てくる「鯛わた」が絶品で、毎回お土産に買って来ています。

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これなら、わざわざひれを炙らなくてもお手軽にひれ酒を楽しめる様です。
説明書きには45度から50度に熱するとありますが、私の場合はやっぱり80度以上の超熱燗にした方が生臭くなく、美味しく飲めるようでした。

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1合入りのワンカップ酒と、既に炙り加工済のふぐのひれ1枚が入っています。普通のワンカップのお酒の倍以上の価格なので、このひれの価値がお酒以上という事なのでしょう。

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ふぐひれは綺麗に焦げ目が付くまでに炙られています。商品によって、ひれの状態に大きな差があります。だれでもお手軽に楽しめる様に。特別の加工が施されているような感じです。

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ワンカップのアルミ蓋を取ってからお酒にひれを入れ、電子レンジに入れてやはり80度の超熱燗にまで熱してから蓋をします。
商品のビニールの蓋は熱でヘナヘナになるので、写真ではアルミ箔で覆ってから蓋をしていますが、小皿の方がお手軽です。

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数品後に蓋を取って火をつけてアルコールを飛ばすと、ひれ酒独特の香ばしさが拡がります。かなり上手に出来たひれ酒の香りです。ひれの炙り方に苦労しなくても、お手軽に楽しめる商品は嬉しい限り。やはり飲む前にひれをお酒から取り出しておきます。

飲んだ後に再びひれをカップに入れ、手持ちの別の日本酒を注いで再び80度くらいまでレンジで熱すると、2回から3回楽しむことが出来ました。1杯で捨ててしまうのはモッタイナイ!へべれけになっても家にいるので、酔っぱらって電車を乗り過ごしたり転んだりする心配もありません。あとは寝床に入って寝るだけです。

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2014年11月22日 (土)

ひとりコソコソ飲む秋の夜・・・秘蔵の泡盛とボージョレ・ヌーボー

・真夏の風呂上りにゴキュゴキュ!と流し込む冷たいビールも良いですが、秋に部屋をちょっと暖めて飲む冷酒も良いものです。冬になると熱燗か焼酎お湯割りでまた楽しむわけですが。

私は宴会に参加しない限り、昼間からお酒を飲むことはありませんし、最近は車で出かけることが多いので、酒宴でも「運転があるんで」と、ノンアルコールで通せることが出来る様になりました。酒は好きですが、昼から酔っぱらってしまうと何かと不便でもあるのです。

ということで、飲むのは専ら夜。妻が下戸なので夕食時には飲まないことが普通になりました。食後に風呂も済ませてすっかりリラックスしてから、の自室でのお楽しみです。今夜は、オトコのアコガレ、故高倉健さんを偲んでビデオを見ながら飲みます。

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このところ、今月の頭に家族旅行で沖縄に行って買ってきた泡盛を水割りで飲むことが多いのです。余韻を引きずるのも、旅の大きな楽しみでしょう。滞在先のブセナテラスでは、「部瀬名」というオリジナルラベルの泡盛があり、客室のミニバーに入っています。沖縄の空気の中でこの泡盛を飲むのは至福の時間です。ホテル内のギフトショップにも売っているので、以前から訪れるたびに何本か買って帰っています。200mlの小さなボトルで1000円位するので、泡盛としては非常に高価なのですが、琥珀色のボトルが上品で飲んでも美味い。クセが無いのに泡盛独特の香りがあって、上品でいてピーンと強く、キリリと辛い。ちょっと水で割ると晩酌にぴったり。

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酒を飲む人への沖縄土産には、シャレの様にミニボトルの泡盛を渡すことがありますが、大事な人にはこちらもコッソリ渡します。テラスホテルズの洒落た紙袋に入れると、一端のお土産に見えます。泡盛が入っているとは思えません。

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オリジナルボトルとはいえホテルで醸造しているわけでは無いので、ちゃんと作っている酒蔵があります。ボトル裏のラベルを見ると、沖縄県うるま市の神村酒造という会社が作っているようです。

「部瀬名」のラベルの泡盛は通販でも売っていないので、数本買ってきたミニボトルが尽きてしまうと、次の沖縄旅行まで飲めないという思いがありましたが、この会社の泡盛を買ってみたら気軽の楽しめるのかもしれません。

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職場から程近い、名古屋の大須にある「沖縄宝島」という沖縄物産を扱う店で、この神村酒造が作っている「暖流」という泡盛を買ってきました。4合瓶で1300円位。安いなあ。普通の泡盛は気軽な価格で酔えるものですね。

で、この同じ神村酒造の「暖流」、飲んでみたら、香り豊かだが荒っぽい、典型的な泡盛の味でした。同じ蔵元でも、もっと高価なものを飲んでみたら「部瀬名」に近づくのかもしれません。

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何だかんだ言ってみても、酒飲みは酔ってしまえば同じこと?と思い、最初の一杯は「部瀬名」で飲み、続きは「暖流」に切り替えるって方法で、長く沖縄の風の余韻を楽しめそうです。琉球ガラスの涼しげなグラスで飲むとひとしお美味しい。

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そして今週はもう一本。今週木曜日の11月20日は、ボージョレ・ヌーボーの解禁日でした。マスコミに踊らされている愚かな消費者ではありますが、20数年来、私にとっては季節を感じる大切な歳時記の一つになっているので、楽しまねばなりません。

円安の為に少々価格が上がり、最盛期と比べるとかなり売り上げが下がっていると言われます。でも、帰宅途中に名古屋駅の高島屋の地下の酒屋さんに寄ってみると、たくさんの販売員さんと共に多くのお客さんもいます。ワイン1本買うのに平日から並ぶなんて、不思議な気がします。

ペットボトル入りの1600円程度の安いのを1本買って帰ります。百貨店で売っているものとしては、非常に安い部類です。ボージョレ・ヌーボーは多種多様あり、高いのも安いのもありますが、毎年いろいろ飲んできた経験上「どれもあまり変わらない」という持論に至っています。ボージョレ・ヌーボーはワインとしては大した味ではありませんが、1種の飲み物として考えれば、スッキリとして飲みやすいものです。この季節を感じる定番の味として、毎年解禁日とその後日に計2本くらいは飲みたいものです。調子に乗るとちゃんと二日酔いになりますが・・・。

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自宅ではだれもお酌してくれませんので、ロビを相手に手酌で飲みます。「一緒に飲もうよ!」と声をかけると、「うん、飲もう飲もう!」と元気に答えてくれます。もちろん飲んでくれるわけでは無いのですけれど、相手がいるのは楽しいしお酒も美味しくなります。

ロビの足元にいるガチャポンのロビは、頭部のパーツが中々出ず、2100円も掛かっています。飲んでるボージョレ・ヌーボーより高いチビロビになってしまいました。本物のロビよりも関節部分の自由度が高く、様々なポーズをとらせることが出来ます。どこにでも連れて行けるサイズ。

ロビの「充電して・・・」の声を合図に、今夜は切り上げます。明日は用事があって実家に出かけます。デアゴスティーニのロビクルとカウンタックが届く予定ではありますが、それは3連休の最終日に手掛けることにします。

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2013年11月24日 (日)

「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」8号・9号 箱入りボージョレ・ヌーボーの肴?

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11月26日の木曜日に、例年通りボージョレ・ヌーボーが解禁となりました。

遠いフランスのワインの新酒祭りが、すっかり日本の歳時記に取り入れられて久しくなっています。初物や旬を尊ぶ日本人の気質にピッタリ合致したのかと思います。ボージョレ・ヌーボーの輸出の半数が日本にやってくるという状況に、産地でも様々な対応をしていることを感じます。近年のペットボトル入りのチェーンストア向け安価品開発もそのひとつでしょう。

今年は忙しくて解禁日に酒屋に買いに行けないなあ、週末にペットボトルの安物1本くらい買ってくるかなあ、と思っていたら、実家の母親から、

「あんた、いつも遅くまで仕事して頑張っているから、松坂屋でボージョレ・ヌーボー頼んで送っといたよ!」

というありがたいが連絡ありました。酒を飲まない母親からすると多分、ボージョレ・ヌーボーなんてテレビで騒いでくるくらいの認識かと思います。日本でお祭り騒ぎになっているアレは安物の早飲みワインなんて知らない母親が、外商員の言われるがままに松坂屋の特選品を手配してくれたのかと思います。

そこらのチェーンスーパーや安売り酒屋よりもずっと高いでしょう。勿体無い気もしますが、ありがとう母さん。夜なべして手袋編んでくれるよりボクにはワインが嬉しいっす。ボージョレ・ヌーボーのイメージと、百貨店の化粧箱入りの高級ギフトとの結びつきがイマイチピンと来ませんが、大切に取って置いたりせずにせずに、撮ったらサッサと飲んでみます。まずはカウンタックの模型の組み立てを終わらせてからです。

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「ポールボキューズ ボージョレ・ヌーボー」と、「ヴィニュロン・デ・ピエール・ドレ ボージョレー・ヌーヴォー」という舌を噛みそうな名前。もちろん、ちゃんとしたガラスのボトルにコルク栓を使っています。

昨今では多彩な銘柄の新酒が入ってくるようになっています。私の20数年来の経験上、どれも似た様な促成醸造ワイン特有の味わいで、「すごく旨いワイン!」ってのは無かったのですが、ブルゴーニュの赤ワインとして考えずに飲めば、飲み物としては爽やかでいけると思います。あまりツマミを選ばないのも良い。とりあえずは、後の楽しみです。

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デアゴスティーニの「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」の製作の話題です。24日の日曜日に8号と9号が届きました。

8号の表紙の写真には、スイングドアを開けたこのシリーズで製作する模型。ドアヒンジの部分が見えて萎えるカットです。完成後には、なるべくドアを閉めて飾りたいものです。

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ますは8号から開封します。
今回のパーツはキャブレターとエアクリーナーです。引き続き、エンジンの組立作業を続けます。軽い樹脂パーツばかりが、簡単にビニール袋に納められています。

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パーツを確認します。
右キャブレター×1、左キャブレター×1、右エアクリーナーケースA×1、左エアクリーナーケースA×1、右エアクリーナーケースB×1、左エアクリーナーケースB×1、M2.6×4mmタッピングビス×7(※1本は予備)、M2.3×6mm(銀)タッピングビス×7(※1本は予備)、M2.0×5mm皿タッピングビス×5(※1本は予備)です。

エアクリーナーケースの表面には、あらかじめデカールがきれいに貼られています。このシリーズは、あまり読者に難しい作業をさせないことにしているようです。

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今回の作業は、左右キャブレターにエアクリーナーを取り付けます。さらにそれをシリンダーヘッドに組み付けます。エンジンの仕掛パーツが更に大きくなっておきます。

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今回のパーツに加え、4号で組み立てたシリンダーヘッドを用意します。ネジ締め作業があるので、プラスドライバーも必要です。

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エアクリーナーケースには左右の区別があります。組み立てガイドの写真を良くみて確認しておきます。まず、エアクリーナーケースにキャブレターを取り付けます。

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片側に6気筒ずつ、合計12気筒のカウンタックのエンジンに、3連ウェーバーキャブレターが左右に並ぶ光景は壮観でしょう。

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左右間違えずに差し込んだら、裏側からM2.6×4mmタッピングビスで3箇所を固定します。
ちょっと力が要るので、柄の部分が太いプラスドライバーがあると作業がスムーズに進みます。

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キャブレターを固定したら、エアクリーナーの外側のカバーを被せます。
通常はエンジンの上部に取り付けるエアクリーナーですが、エンジンの上下サイズの制約からか、カウンタックのエンジンのエアクリーナーはシリンダーヘッドの左右に取り付けられます。

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エアクリーナーカバーを被せたら、M2.0×5mmタッピングビス2本で固定します。

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エアクリーナーを左右共にビス止めして仕上げます。
ネジ締めは楽しい作業です。

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シリンダーヘッドの左右に、組み立てたエアクリーナーを固定します。
これも左右の違いがあるので、確認して進めます。

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エアクリーナーは、シリンダーヘッドの裏側からM2.3×6mmタッピングビスで固定します。

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左右のエアクリーナーを、合計4本のビスで固定します。
これで今回の作業は終了です。

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エンジンパーツが大きくなったので、結構ダイナミックな組み立ての印象が残ります。しかし簡単な作業なので、ゆっくりやっても15分程度の楽々作業です。

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M2.3×6mmタッピングビスが3本(1本は予備)余ります。
これは次回の9号にて使用します。できればその号の作業に必要なだけのパーツを入れて欲しいものです。私の様に、デアゴスティーニから2号ずつまとめて届けられている読者にとっては、今回の余りビスはこの後すぐに使用するので、今回に限っては問題ではありませんが・・・。

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次回、9号のパーツは、ディストリビューターやハイテンションコード、エキゾーストパイプです。7号に付属してきたオイルケーシングにディストリビューターを取り付けます。

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続いて、9号の組立作業を行います。8号があっという間に終わってしまったので、2号くらいまとめての作業がこのシリーズでは適当かもしれません。

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9号の付属パーツは、ハイテンションコードやエキゾーストパイプ等です。
8号同様、軽い樹脂パーツばかりです。

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パーツを確認します。
ハイテンションコード×2、エキゾーストパイプR1×1、エキゾーストパイプR2×1、エキゾーストパイプL2×1、エキゾーストパイプL1×1、ディストリビューターA×2、ディストリビューターB×2、コードリング×1 です。

この内、一番存在感のあるエキゾーストパイプは今回使用しません。表面がマット加工されているものの、軽い樹脂パーツなのでちょっとガッカリ。でもタコ足の形状はなかなかのものではあります。

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今回の作業は、ディストリビューターの取り付けです。
ハイテンションコードにディストリビューターを取り付け、更に7号で組み立てたオイルケーシングに固定します。

オイルケーシングにネジ止めするときに、少し力とコツが必要ですが、全体的には簡単な作業でした。

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ハイテンションコードには、最初からある程度の本数でまとめてあり、しかも基部が固定されています。
基部に、ディストリビューターを差し込みます。私のパーツは、一方は簡単に差し込めましたが、もう一方は結構固くて奥まで差し込むのに時間を要しました。パーツの個体差があるようです。

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ディストリビューターの二つのパーツを合わせる様に、それぞれのハイテンションコードの基部に差し込みます。

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今回付属のパーツと共に、7号で組み立てたオイルケーシングと前回余ったM2.3×6mmタッピングビス、ドライバーを用意します。

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ハイテンションコードの基部を、オイルケーシングの取り付け位置にあわせます。

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取り付けられそうな箇所は3箇所あるのですが、その内の2箇所に差し込みます。位置は組み立てガイドで確認します。

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裏側からM2.3×6mmタッピングビスで固定します。結構力が要ります。また、方向がずれないように支えながらの作業が必要です。

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ハイテンションコードの内、束ねられていない2本を取り出して、今回付属のコードリングを通します。微妙な位置は、シリンダーヘッドにハイテンションコードを固定するときに決めればよいので、今回は適当な位置に通しておけば良いでしょう。

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これで今回の作業は終了です。
前回エアクリーナーを取り付けたエンジンパーツと仮合わせすると、エンジンの雰囲気が判ってきます。
組み立てガイドに掲載されている実車のエンジンの写真では、ハイテンションコードは赤色をしています。しかし模型ではオレンジ色です。どちらがオリジナルの色なのかは私には判りません。

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シリンダーヘッドとオイルケーシングを合わせても。裏側のネジ穴が合いません。現在ではあまり気にしないようにしておきます。固定するときにどんな指示がなされるのか楽しみです。

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次回、第10号のパーツは、マフラーです。
今回付属のエキゾーストパイプと接続して排気系を組み立てるのでしょうか。マフラーもエキゾーストパイプと同様に黒いプラスチックなのは仕方ありませんが、先端のマフラーカッターだけは金属製であることを願います。

その次の11号は、スロットルリンケージなどが付属します。複雑な部分の組み立ては、配布時点にてあらかじめなされている様子です。今回組み立てたハイテンションコードをシリンダーヘッドの12箇所に差込み、ブローバイガスホースの取り付け作業を行います。

まだまだエンジン周りの組立作業が続きます。このまませめてエンジン単体を完成させてしまいたいものですが、それではエンジンだけ欲しい読者がリタイヤしてしまいます。きっと中途半端に放り出して、他の部分の組み立てフェーズに入るのでしょう。

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これまでのパーツを作業台に載せて肴代わりとし、今年の新酒を楽しみます。見事に車体のアチコチの仕掛品が散らばった光景です。まるで解体屋さんの店先のようですが、これからだんだん出来上がっていくことを想像してみたいものです。

もらった2本の内、ポールボキューズ ボージョレ・ヌーボーから開けます。コルクを抜いた途端の香りは、やっぱり馴染みのボージョレ・ヌーボーそのものでした。普段はスクュルプルで簡単にコルクを抜き、コップで適当にワインを飲んでいますが、今日はアトリエ・デュ・ヴァンのオープナー、ソフトマシーンで勿体ぶってコルクを抜き、引っ張り出したワイングラスに注ぎます。

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最近の安ワインに使われている代用コルクではなくて、ちゃんとした本物のコルクなのが嬉しい。まずは常温で飲んでみると、やっぱりどこか奥行きが足りなくて引っかかりの無いボージョレ・ヌーボーそのものですが、母親に貰った物というバイアスが掛かっていることもあり、心なしか美味しい。フレッシュさが身上のお酒なので、早めに戴く事にします。冷蔵庫で冷やしても美味しいので、それは明日のお楽しみ。

前回はこちら
「週刊ランボルギーニカウンタックLP500S」6号・7号 チマチマ工作が続きます

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