Nikon D7500 久しぶりのデジタル一眼レフ購入!
久しぶりにデジタル一眼レフを購入しました。Nikon D7500です。
最近は画像を撮影するのにスマートフォンがあれば十分というような感じになっています。でも現時点では、やっぱり思ったようにスバヤク画像を記録するには一眼レフカメラが最適な様に思っています。コンパクトデジカメはほぼ完全にスマートフォンに置き換えることが出来ますが、まだ一眼レフの代わりを務める程ではありません。
私のニコンのデジタル一眼レフ使用は2004年の3月に購入したD70からスタートしました。フィルムカメラ時代はキヤノン党でしたが、当時発表になったD70があまりに画期的で、対抗するキヤノンの初代EOS Kiss-Dより魅力的に見えたからデジタル切り替え時に乗り換えました。そして2008年の9月にD90を買って以来、それをずっと使い続けています。今となっては時代遅れのスペックとなっています。でもD90は非常によく出来ていて頑丈なカメラであり、私には使い慣れていて思ったように撮影できるので、これといって大きな不満が無かったのです。新しい機種の便利さを知らないので、それはそれで幸せだったのでしょう。
しかし昨年、常用するズームレンズをAF-S DX VR 18-200mm f/3.5-5.6G IF-EDからAF-S DX 18-300mm f/3.5-6.3G ED VRに買い替えて以来、少々ボディ側の古さを感じざるを得なくなってきました。それにWifi接続がボディ単体では出来ず、スマートフォンとの連携も面倒というのも時代に即さなくなってきました。現在はWifi対応のSDカードを使用していますが、都度設定が必要な上に転送が遅く、気軽に使用出来るとは言い難いのです。一眼レフで撮影した画像をSNSに投稿する際には若干の手順を必要としていて、結局スマートフォンで撮り直すという行動を取ることもあります。
今回購入したのはカメラのボディだけ。昨年の6月に発売になって既に1年が経過しているD7500、兄貴分のNikonD500と比較して割高に思われた発売当初よりも、かなりお手ごろになってきています。もちろん発売当初に購入すればもっと長く新機能を楽しめるわけで、進化の早いデジタルモノは「欲しくなった時が買い時」とよく言われるのはその通りだと思います。実際に過去のD70とD90は発表されると予約をして、発売日初日に割高に入手しています。
DXフォーマットの高級機のD500もお手ごろになってきていますが、店頭で実機を手に取ると、D90に比べてかなり重量感がありました。質感はずっと高くて魅力的だったのですが、重いと感じたら結局あまり持ち出さなくなりそうなのです。ヘタレの私にとってはこのD7500くらいが限界です。価格がボディ単体で10万円少々になってきましたし、8月末まではニコンのキャッシュバックキャンペーンにて1万円が帰ってくるというのも購入の後押しになりました。
さて、開封してカメラ本体と付属品を取り出します。
ピカピカのD7500ボディを取り出します。新しいものを手にすると気持ち良いものです。長年使い慣れたD90とあまり見た目は変わりません。カメラに疎い家族には買い替えた事さえバレないかも、と思わせるくらいです。
外観をパッと見た感じ、機能アップに伴って細部のコストダウンも行っているような印象を受けます。
専用バッテリーと充電地です。
充電器に取り付けるプラグはコードが無くてコンパクトですが、充電器自体が大きい。これまで使用していたD90やD70の充電器よりも一回り大型です。コンパクトデジカメの様に本体にマイクロUSBケーブルを差し込んでバッテリー充電するという事は出来ないので、旅行先でバッテリーの充電を行う時はこの充電器を持ち歩くほかありません。
D90は異常ともいえる程バッテリーの持ちが良かったので、数日間の旅行では充電の必要さえなかったものですが、高機能になって背面モニターも大きくなり、ライブビューも多用するであろうD7500の電池の持ちはまだ分かりません。状況によっては予備バッテリーの購入も考えたいものです。
バッテリーの最初の充電には数時間を要しました。開封したのが夜だったので、結局翌日の夜まで電源を入れることが出来ませんでした。まあ今後長く使用すると思うので、のんびり構えます。
D90から取り外したAF-S DX 18-300mm f/3.5-6.3G ED VRレンズを取り付けます。ようやく新しいレンズに適したボディがやってきたという感じです。
付属のストラップは、軽量化の為か若干簡略化して安っぽく感じます。ニコンの別売りストラップを探してみたくなります。
バッテリーを入れて電源を入れると、まずスマートフォンとの連携の為のSnapBridgeというアプリとの接続設定から始まりました。すぐにiPnoneにアプリをインストールしてセットアップを開始します。日時や位置情報などはスマートフォンから転送されるのでカメラで設定する必要はありません。もちろんスマートフォンと接続せずにカメラ単体で設定することも出来ます。
撮影後の画像もアプリを通じて非常に早くスマートフォンの写真フォルダに転送されるので、素早くメールやSNS投稿が出来ます。都度スマートフォン側のwifi接続先を設定しなければならなかったwifiSDカードを使用しての転送とはかなり手間が異なります。なにより転送速度が速いのに感心しました。浦島太郎状態です。
これまで使用してきたD90と大きさ的には殆ど一緒です。しかも操作系があまり変わらないので、違和感なく使うことが出来そうです。
重量感はほぼ同じ。少々角が角ばっていて、持ちやすくなったように思えます。
背面モニターは明るく大きくて、しかも可動式なので、ライブビュー時にハイアングルやローアングルでの撮影ができます。タッチパネル方式なのも便利。画像の拡大はタブレットやスマートフォトンの様に指で広げて確認できます。
殆ど使用しなくなったD70、そしてブログの工作写真の大方を撮影してきたD90も大切に手元に置いておきます。見た目はあまり変わらない3代のニコンデジタル一眼レフですが、大きな進化があることを感じます。特に高感度に強く、常用感度がISO51200というのに魅力を感じます。しかもISO 1640000相当まで増刊が可能との事。もちろんISO160万なんて使い物にならない品質でしょうが、暗くてもとりあえず記録に残せるってのは心強いものです。
フィルムカメラの時代にはISO400が高感度であったことを思うと、品質を落とさなくてもISO3200や6400、妥協すれはISO102400位まで十分に使えるなんて夢のような話です。多少暗いレンズでも、3脚を使用することなく望遠レンズで撮影が出来ます。しかしカメラをしっかり構えるといった基本的技術は低下するかもしれません。VRレンズの光学手振れ補正に加え、動画撮影時にはボディ側の電子手振れ補正も効かせることが出来るので、動画撮影にも多様出来そうです。
私は写真撮影というよりもカメラというメカの方に興味があるのですが、しばらくは機会があれば持ち歩いで撮影も楽しみたいものです。
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